町田康のレビュー一覧

  • 宇治拾遺物語

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    古典が苦手で(文法でつまづいた)古典を遠ざけてたんだけど現代語訳ならと思って読んでみた。
    町田康さんらしい訳でおもしろっ、こんな話がずっと伝わってるだと思って読んでた。この現代語訳シリーズ読みたいな

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    2024年07月09日
  • 入門 山頭火

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    実は山頭火のことをよく知らない。
    なんとなく、凄い詩人、俳人らしい、という知識がある程度。
    そこにこの本を読んでしまった。
    町田康さんの、べらんめえというか、話し言葉というか、思ったまま書くというか、
    すぐどこかに飛んで行ってしまう技法のもとで、山頭火の生涯を知る。

    薄い知識では哲学的な人のようなイメージがあった山頭火。
    町田さんの前でもろくもそのイメージは崩れました。
    ただの酒飲み、放蕩息子。そもそも親もダメ。財産潰しで息子山頭火も大学中退。
    九州に逃げ、家族を持つも、一念発起?家族を置いて東京に戻る。
    でもカネに困り、、、そう、このひと常に金には苦労している。
    そんななかついに仏門に入り、托鉢みたいなもんで凌ぐようになるが、
    それも続かない。
    今度は庵を構えようとするが、ここでもカネがいる。支援者を頼り、会費を頼るも
    会報を出すカネすらない、、、

    ぐだぐだ。
    そんな中で彼の詩は生まれる。

    人間、そんなもんだ。それでいい。

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    2024年06月16日
  • 宇治拾遺物語

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    成立に謎の多い「宇治拾遺物語」を町田康氏が現代語に訳した一冊。33篇収録。
    「こぶとりじいさん」や「わらしべ長者」など、メジャーな話もありつつ、なかなかパンチの効いた下ネタ話やオチのない話など様々→

    町田康氏の文章を初めて読んだのだが、「人を食った関西人」みたいな喋り方でとても読みやすかった。
    原文なら読めないだろう古典をこんなに楽しく読めるなんて、ほんと現代語訳最高(笑)
    解説で小峯和明氏も書かれているが、町田康氏には宇治拾遺物語の全訳をお願いしたい。
    もっと読みたい。マジで

    私のお気に入りは

    「利仁将軍が芋粥をご馳走した」
    「楽人である家綱と行綱が兄弟互いに騙しあった」
    「滝口道則が術を習った話」
    「盗跖と孔子の対話」

    あたり。でも全篇通じて肩の力を抜いてダラダラしながら読むのにぴったりなお話ばかりで楽しかった。

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    2024年06月10日
  • 入門 山頭火

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    とても素晴らしく面白い本。「私が携わっていた頃のパンクロックというものは、下手であればあるほど価値がある、」というフレーズを読んで、上手くなることを避けるパンクスピリッツを捨てられないと思っていたけど、いまのパンクは違うのかも、と考え直す。

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    2024年04月09日
  • くっすん大黒

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    ネタバレ

    2024/03/7再読

    くっすん大黒と、河原のアバラ、二篇収録。

    ◾️くっすん大黒
    町田康本人がモデルと思われる男、楠木。
    かつては美男子だったと述懐するが、いまは酒ぶくれで目の下もだるだる、仕事もせず妻に養ってもらっていたが、その妻も先日出て行ったきり帰ってこない。金もないから酒も飲めない。乱雑な自室に、大黒様の置き物が転がっている。バランスが悪く自立できないくせに、にやにやと笑っている。なんやこいつ、腹立つ。捨てたろ。
    捨てに行くが、周囲の目もありなかなかうまくいかない。不法投棄を企てるシーンは、梶井基次郎の檸檬を彷彿させる。しかし結局いろいろあって捨てられない。そうだ、菊池に買い取らせよう。
    菊池は親からの仕送りでぶらぶらしている大学生でふざけた野郎だがその生活ぶりは自分と酷似しており、数少ない友人である。
    菊池の家へ。菊池は大黒はいらないというが、まぁ飲もうぜって飲む。
    2人とも金がない。金策のため菊池の知り合いのバイトへ。しょぼいブティックのようなところで店員をすることになるが、訳の分からん店長のババアと常連のババアにむちゃくちゃにされ、バックレる。
    続いて楠木に仕事の依頼。ある芸術家のドキュメンタリーの聞き手をやってくれと。かつてバンドや映画出演などしたつながりでたまにこういう仕事がくる。渡りに船ってんで、菊池をマネージャーとして従え仕事へ。
    芸術家の名は上田京一。オブジェやら写真やらを作る。上田に心酔する桜井という女、その補助役の椚沢などとともに上田の活動している街へ。しかし上田本人は行方不明だという。関係者へのインタビューをしてまわるが、みな、あいつは詐欺師だのなんだの言って、桜井の求める言葉は出てこない。上田がかつて使っていたというアトリエに行くと、桜井のように上田に心酔する弟子の女たちがおり、彼女らはまさに桜井が求める上田称賛の言葉ばかりを吐いてくれた。いやに盛り上がって、楠木たちはアホらしくなりその場を離れる。
    楠木と菊池は、浜辺を散歩する。ドブに溜まった亀を都合8匹捕まえ、焚き火に焚べてみる。逃げ出すかと思ったら、亀はパンパンと爆発してしまった。亀って爆発するのか、知らなかったとかなんとか言ってる2人。
    そこに上田が現れる。どうやら桜井と弟子たちがケンカをして傷害事件を起こした。上田は桜井を見舞うが、2階から飛び降りて怪我を重ねてしまったとのこと。
    上田は、ここで起きたこととか誰にも言わないでくれという。
    なんでそんなことせなあかんのといいつつ、楠木は、おれらまだギャラ半分しか貰ってないんだけどと言い、菊池の機転でやや多めに上田からギャラをもらい、仕事終了。
    浜辺で木の棒を持って寝転ぶ楠木をみて、菊池は、あんたあの大黒みたいだなと笑う。楠木だからくっすんてあだ名はどうだと進言する。いやだよ馬鹿野郎。そうか。
    ふたりは自立しない大黒の物真似をしつつ帰る。
    相変わらず乱雑な自宅に帰った楠木は、豆屋になろうと思う。どうやったら豆屋なんかになれるのだろうか。彼は鉢巻を巻き大声で叫んだ。豆屋でござい。わたしは豆屋ですよ。なんて。

    おわり。

    ◾️河原のアバラ
    うどん屋で働く3人。主人公、淀川五郎、天田はま子。主人公と五郎は仲良し。天田は極度の吝嗇で頭がおかしい。
    ある日、天田が猿を連れて出勤する。(ほんまこの人うどんとか猿とか好きやな)どうも出勤前に一目惚れして購入、そのまま持ってきてしまったらしい。邪魔なとこに置いたまま働き始まる天田。いやいや、そんなん飲食店であかんやろと問い詰めるがこれを無視。なんやかんやしてるうちに猿は逃げ出し厨房を飛び回る。主人公がちょっと棒でこづくとあっさり落ちた。うどんの茹で釜に。そして猿は死ぬ。店は猿臭く、うどんなど作れない。
    天田はあろうことか、悲しむ前に猿の代金を請求する。主人公は激昂し、天田を殴り倒す。天田はさらに病院代を請求し、主人公はさらに殴る。
    翌日、五郎から速達が。
    「前略 元気ですか 天ハマが極悪です やべぇから逃げろ レンラクください ゴロー」
    電話で詳細を聞くと、あの後天田は警察を呼び、自分の被害を盛って申告した。主人公は警察に追われることとなる。
    しゃあないので、五郎が紹介してくれた変な格安物件に逃げる。
    そんでまた、五郎の言うところ、その物件にかつて住んでいた男、津山幸男はちょっとした知り合いなのだが、死んでしまったという。そしてその妻?が、死んだ男の部屋の整理および遺骨を実家へ運んで欲しいという。謝礼も出ると言う。っつーことで2人で車で行くか、と。五郎が先輩に借りたシボレーで。
    人気のない、民家もないところで迷い、うーんと唸り、河原で連れションをしているところ、極彩色の刺繍を施したつなぎを着たジジイに遭遇。ちよい話すと、その遺骨男の兄だという。うちへこいと。歩いた方が近いから車は置いてけと。
    行ってみるとしかしこの男は気が狂っており、何らかの内臓肉で焼肉をやろうとし、しかし焼けぬまま上に上に肉を足すので下は丸焦げ上は生という地獄の焼肉で、妙な踊りを踊り、さらには遺骨をまき、焼肉にもふりかけ、供養ですから食ってくださいという。いや食えるかい、と思う2人だがどうも逃げられない。すると男は、酒を買ってくるから待ってろとどこかへ。しかし帰ってこん。様子を見に行くと、シボレーがない。あんにゃろ盗んでったか。
    どうにもならないので歩く。3キロほど歩くと、あら?本来行こうとしていた住所に辿り着いてしまった。しかも目の前の家の表札が津山である。もしかしてあのジジイ、全部嘘か。
    とりあえずその津山宅にすんませーんって入ると男がガラスを切断する作業中。事情を説明すると、ああそうですか、死にましたかと軽い。遺骨ももういいという。それよりおれの仕事ぶりを見てくれと言わんばかりにガラスの加工の続きをやる男。しかし調子に乗っていたら思い切り親指を切ってしまい鮮血が。主人公と五郎は、お暇する。
    なんか食うべってまた歩くと、どうやら色街である。ふたり、それぞれ楽しむ。
    そんでまた歩く2人。拾った新聞には、天田はま子さんが何者かに殺されたという事件の記述が。因果応報だぜ。
    また河原で談笑する2人。五郎が誤って、鮒かなんか腐った魚が積み上げられたところに手を突っ込んでしまう。くせぇ、助けてくれ。対岸ではなにか映画の撮影隊らしきものたち。演技はうまいのに間に下手くそなオペラのようなものを挟み歌う男女。腐った鮒とオペラに挟まれ爆笑する2人。

    おわり。


    こう書くと、ほんまに無茶苦茶やな。
    しかしだいたいこの通りである。それでもこの本がおもろいのは、町田康の文章がすごいからである。あらすじだけ読んでおもしろがれるものではない。とにかく読むしかない。

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    2024年03月07日
  • ギケイキ③ 不滅の滅び

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    引き続き町田節炸裂! 擬古文から自由闊達な現代語、そして極めて現代的な口語、砕けまくりのめっさ関西弁、果ては英語まで駆使して、古典を訳すか! 超絶技巧。そして、原文の隙間を独自の解釈とノリで埋めていく凄さよ。町田康こそ日本語の天才。いよいよ次巻で終了か。

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    2024年03月05日
  • 入門 山頭火

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    「老パンクロッカーで物書き」である町田康さんによる、俳句界のパンクともいえる山頭火の評伝。
    山頭火入門、ではなく、『入門 山頭火』である。
    町田さんは、山頭火のことはよく知らない、と、言いつつ、村上護さんの著書『山頭火 漂泊の生涯』を主なガイドに、小説家の想像力で、山頭火と併走し、山頭火に潜る。
    脱線したり、山頭火や、自己にツッコミを入れたり、はたまた世間に吠えたりしながら、山頭火に共鳴していく町田さん。
    その姿は真摯で、例えば、こういう評伝とか読むと、この人はアンタなのかいっ!と言ったものも多いけれど、町田さんは「〜と、俺なんかは思う」と、謙虚。
    そこが好きである。

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    2024年03月02日
  • ギケイキ2 奈落への飛翔

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    面白い、だけでなく分かりやすい
    登場人物のキャラが良い、今まで堅苦しいかった人達に急に親しみが湧いた

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    2024年02月16日
  • 実録・外道の条件

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    題名に「実録」とあって、更にあとがきでもデフォルメされ、また解説の松尾スズキも「これはほとんど実話をアレンジしたものであろうと推測される。」と指摘している通り、作者≒主人公が出くわしたエンタメ業界に巣くい善人に群がる外道たちの記録ともとれる傑作短編小説集。表面上は穏やかだが心の内では怨讐を露わに呪詛をパンキッシュに叫び続けるようなその独特且つ滑らかな文体にひたすら読み進むことができ、爆笑。このシニカルなユーモアのセンスがたまらないし、とにかく正しく弱き善人である主人公≒作者はそのエネルギッシュさを失うことなくこれからも戦ってほしい。

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    2024年02月03日
  • 入門 山頭火

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    山頭火が詠うブルースを町田康のパンク的フィルターを通して綴った評伝。著者独特の文体ながら、するりと頭に入ってくるポップな快作でした。

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    2024年10月24日
  • ギケイキ③ 不滅の滅び

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    3巻も面白かった。
    義経達が追い込まれていって辛いけど、笑いながら読みました。
    早く続きが読みたいけど、結末が辛いから読みたくないような。でもきっと笑いながら読んでしまう。

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    2024年01月12日
  • 私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?

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    小学生の時に早く歴史の授業が始まらないかと低学年の頃から考えていたの同感。
    そして特にこの中で気になったのは、北杜夫さんの本に関する事が書いてあった辺り。
    影響されて、思わず『船乗りクプクプの冒険』を電子に入れちゃったぐらいだ。

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    2023年11月07日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    2023年39冊目。
    読書って、おもしろい。
    今悩んでいる事の答えに導くような言葉に出会える。

    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざ。実るから謙虚にするのではなく、謙虚にするから実るのである。このことわざの本当の意味を知ることができた。

    「気づきをありがとう」…世の中というところは気づきに満ちており、いくらでも感謝できる。まさしく、最近そんな思いをした。考え方一つで生き方が楽になると思えた言葉。

    最後の「珍回答してくれた先生方」の紹介までも面白かった一冊。

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    2023年09月09日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    ネタバレ

    沈黙に焦る、ありがとうがないと腹が立つ、体育がだるくて嫌い、など普遍的な悩みに作家7名が趣向を凝らして答えた1冊。
    とくにありがとうがない、という悩みに対し、そもそも世界で「ありがとう」をめったに言わない国の人がおり、水くさいと考える人もいるということを初めて知った。自分の考えだけだと決して浮かばない考えなので、興味深い。
    その他にも「結局悩み解決してないじゃん」といったものもあったが、回答の内容が大喜利のようで面白く、こう考えればいいんだな、自分もこういうところあるなぁと楽しく読めた。
    真剣な悩み解決に一役買う本ではないが、小さいコラムを読んでいるようで面白かった。

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    2023年06月04日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    とても面白い。そして大人も人生の訓示として読むべき?ww私は読むべきだと思います。
    肩の力を抜きながら生き抜く術を教えてくれています。
    回答者様達は、こども向けに言葉を選んで優しい言葉で答えてくれていると思うのですが、内容はけっこう辛辣ですし的を得ています。さすが。
    読んで良かった

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    2023年04月24日
  • ギケイキ2 奈落への飛翔

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    引き続き読みました『ギケイキ②』。やはり、『義経記』の原文を一章分位読む。次に原文をチラ見しつつ『ギケイキ』の対応する箇所を読んでみると! その解釈の深さ的確さ、背景知識(勉強)、行間を、そして台詞と台詞の間を埋める想像力に驚嘆するとともに、その想像力が生み出したセリフに抱腹絶倒。読んでいてむちゃくちゃ楽しいぞ。なんど吹き出したことか! あるいはまた、『平家物語』巻七「福原落」にも比すべき「義経都落」の286頁から289頁なんかを原典と対照させて読んで見よ。町田康の文の芸に感動感涙するぞ! しかし最後まで来て、アレ?! これ巻五の初めの二章で終わってるやん(原典は巻八まで)! この分やと『ギケイキ④』まで行かんと完結せんやん。町田康、早く続きを書いてくれ!

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    2023年03月15日
  • 猫のエルは

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    町田康さんの猫愛を、自ら、いろいろな手法で紐解いているようだ。さまざな生き物の視点から見る猫、または、まっすぐに愛らしさを表現する一方で、猫を憎し存在に見立ててみても、やはり、愛の視点に戻ってしまうさま。抑えきれない感情と、もがいているようで、戯れてるようで、猫と遊び遊ばれているようで、やはり、私も猫が好きだと思う。にゃあ。

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    2023年03月04日
  • 猫にかまけて

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    猫派か犬派かと聞かれると「鳥派」と答えていた私が、実家の庭に来た野鳥が野良猫に食べられたトラウマを抱えながらも、町田康作品ならばと読んでみたら一気に猫の愛らしさに心を奪われた、そんな本です。

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    2023年02月15日
  • 猫のあしあと

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    町田さんの猫ちゃんへの愛が伝わって好きなシリーズ、第二弾。
    面白いことはとことん面白く、悲しいことは時系列で記録。
    町田さんならではの視点と文体がやみつきになる。

    本作はまた新たに保護猫家族が増える。
    『ヘッケの家族なら預かりたい』という意向を無視してどんどん連れてくるボランティアの方(笑)
    最後の解説で動物愛護団体の友森さんが『こいつ濃い目の猫いけるな……と見たら、行き先のない厄介な猫を預けに行く』と書いておられた通り、町田さんはヘッケに似ていないとわかってもどんどん預かりお世話をしていく。
    根っからの猫好き、猫愛を感じてたまらなくなる。
    町田さんの元に行った猫ちゃんは幸せだろうな。

    この文庫の単行本は2007年に刊行されており、2022年の今はこの時から15年経っているというのに、保護猫・保護犬の減らない現実……。
    活動も未だにボランティア団体を頼るしかないという事に愕然とする。
    人間のエゴで飼われて捨てられる、勝手に増やされることが本当にもう終わって欲しい。
    猫ちゃん1頭の命を自分の命と同等に、いやそれ以上に扱う町田さんに惚れる一冊。

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    2022年11月14日
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断

    購入済み

    キチンと理解できれば断酒に向か

    自意識過剰の人とか天狗になってる人は刺さるかも。
    単純に自分を卑下するようなイメージで読み進めると理解できない本。
    個人的には酒は人生の負債という当たり前のことを改めて認識した。

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    2022年10月16日