町田康のレビュー一覧
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読み終わってからしばらく頭ぼーっとして白イルカで何も手につかず寝た。翌日爽やかなクールミントみたいな朝にぬらぬらしてきて、また頭が白イルカ。ほて、とりあえず河内音頭をYouTubeで聴きましたけんども、幼き頃お祭りで踊ってたやつですやん・・ほんま踊りだしたくなる曲ですわ。ってなって、とりあえずこの自分の心?頭?の中で延々と喋ってる独り言・思考を言語化するかあと思って書き始めたんだけれども、インターネットの大海原を漂流するのでは?こんな圧巻の本をプレゼントしてくれた方にこんな文章読まれていいんか? という自意識が芽生えて言葉にできない。あかんではないか。あかんことないか。ということをとりあえず文
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町田さんの猫ちゃんへの愛が伝わって好きなシリーズ、第二弾。
面白いことはとことん面白く、悲しいことは時系列で記録。
町田さんならではの視点と文体がやみつきになる。
本作はまた新たに保護猫家族が増える。
『ヘッケの家族なら預かりたい』という意向を無視してどんどん連れてくるボランティアの方(笑)
最後の解説で動物愛護団体の友森さんが『こいつ濃い目の猫いけるな……と見たら、行き先のない厄介な猫を預けに行く』と書いておられた通り、町田さんはヘッケに似ていないとわかってもどんどん預かりお世話をしていく。
根っからの猫好き、猫愛を感じてたまらなくなる。
町田さんの元に行った猫ちゃんは幸せだろうな。
こ -
購入済み
キチンと理解できれば断酒に向か
自意識過剰の人とか天狗になってる人は刺さるかも。
単純に自分を卑下するようなイメージで読み進めると理解できない本。
個人的には酒は人生の負債という当たり前のことを改めて認識した。 -
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相変わらずめっちゃおもろいやんこれ。2ページに1回ぐらいの頻度でツボにはまる部分があったんじゃないかな。笑いの止まらない変な人やと思われる可能性が高いので、外では読まないほうがいいかもね。自分はやったけど。
メンヘラ弁慶をはじめ登場人物全員、基本やる気が無くてグータラしている奴らばかり。そんな彼らが追いつめられたときの様子が見もので、大爆発する者、絶望にくれる者、そもそもピンチであることを理解できない者など様々なんだけど、いずれも皮肉たっぷりにdisられるさまは痛快の一言。大いに楽しませてもらった。その中でも一番面白かったのは敵側の土佐坊正尊の悲哀っぷり。レ・ミゼラブル、ああ無常とはまさにこの -
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本屋さんで平積されているのを見つけて驚愕。町田康がお酒をやめる!?!?
お酒を飲んで楽しくなる、というのは理性がどこかへ行ってしまった状態。ここまでくるとさらに楽しくなりたいから、どんどん飲むし、どんどん食べる。
ここまでくると次の日の二日酔いは必須。なんとかお酒との付き合い方を考えないと〜と思いつつ、現状維持をしてきた酒徒の私。
酔って楽しい状態はそのときだけだから、酔いが覚めた瞬間にそれはなくなる。そして襲ってくる二日酔い。プラスじゃなくて、むしろマイナス。
そもそも強い刺激を求めすぎるのがいけない。すごく楽しいことなんて滅多にない。それが人生。だからつまらなくても、それをアルコー -
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名作です。町田康さんにハマり20年以上たちますが、1番かもしれません。
難解な印象が強い町田康さんですが、今作はテーマが明確です。「薄っぺらいくせに、さも本物のように表現して多くの国民を洗脳するエセクリエイターども許さん、ちゃんとしろ。性根を叩き直してやる」
文学は読み手の受け取り方次第で、何が正解なのかは分かりません。町田康さんも別にそんなこと思っていないかもしれませんが、私はそう解釈しました。
解説にあった、
?田(?読みも分からんから変換できない笑)の薄汚れた魂の浄化を図るためのもの、という指摘に近かったです。
1、短歌を作れ→創作に真摯に向き合え
2、ラーメンと餃子の人気店をや -
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どうしようもない人間が下降してあちらの世界に落ちていってしまう作品2編。自分ではダメだと分かっていても、心に不安なことが想起されるとその思念に囚われて悩み、酒に手を出しさらに落ちていく。ダメさを自覚しているから立ち直りもするが、また不安が生じてあちらの世界に落ちていく。町田康はどこか作者を思わせる主人公たちを独特の音楽的な、その実しっかりと統制の効いた文章で描き切っている。下降することへの恐怖。普段は当たり前のように日常生活を送っているが、ふと気を抜けばあちらの世界に落ちていってしまうのではないかという恐れ。そのような感性、人間の弱さへの理解があるからこその作品のように思う。表の世界があまりに
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歌手もやっているらしい町田康。
語り口が軽妙で面白く、普通なら流してしまいそうな場面も筆舌を尽くして語るのがいい。
言葉が溢れ出てくる人間なんだろうな。
その生き方はなんとも向こう見ずというか破天荒というか「それで良いんですか!?」と聞きたくなる。
猫を東京の仕事場と自宅で2箇所に飼っているのに急に伊豆に引っ越して猫の世話のために東京に通う羽目になるなどおのずから大変な目に遭っているのが凄すぎる。
私だったら想像しただけで心が折れてしまう。
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「君は何食わぬ顔が上手だなあ。ひょっとして学生時代、何食わぬ部に所属していた?」
ネコ「私は世界の滅亡を願っている」
「市中引き回しのう -
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ネタバレタイトルからしてとても好きです
200326
これは時代小説なんかじゃない。
なんたって、わたしがすらすら読めたのだから。
このタイトルが本当に好き。
ゴロも良いし、『パンク侍』っていうワードが心くすぐられる!
町田康さんの『人生パンク劇場』を読んで、
あっ、これわたしの好きなタイプだ、と思い、
前々から読みたかったこの本を。
実写映画化されてたけど、
これは映画化には本当に向いてない作品だなぁと。
小説としては良いところなんだけど、
映像にしちゃうと冷めちゃうんだろうなぁ…
というキャラクターや物語の進み方だった。
小説としては本当にとても良い。
こんなこと言ってるけど、
クドカン -
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【かつてハルク・ホーガンという人気レスラーが居たが私など、その名を聞くたびにハルク判官と瞬間的に頭の中で変換してしまう。というと、それはおまえが自分に執着しているからだろう。と言う人があるけど、そんなこたあ、ない】(文中より引用)
源義経の一代記として民衆から幅広い支持を得た日本古典の代表作『義経記』。それを現代的に超・超訳することで語り直すことに成功した異色作です。著者は、小説家だけではなくミュージシャンとしての顔も持つ町田康。
これを古典というのか現代小説というのかはよくわかりませんが、ハッキリと言えるのはメチャクチャ面白い一冊だということ。時空を超えて「あ、やっぱり物語の力が強い作品 -