町田康のレビュー一覧

  • 猫のあしあと

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    作者は、猫たちに出会えて本当によかったと思っているだろうし、ぼくはこの本に出会えて本当によかったと思っている。前作の「猫にかまけて」に続いて。

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    2013年02月03日
  • 猫のあしあと

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    町田康先生による猫エッセイの第2弾です。自身の飼い猫に加えて里親となって保護をしている猫たちの存在が出てきます。軽い筆致の中に猫をおもう筆者の想いと、気ままな行動の中に含まれる猫の哲学が印象的でした。

    町田康先生の猫エッセイの第2弾です。何年か前にこのエッセイは読んだことがあるんですが、今回、もう一度読みたくなって再読していました。このころから、里親として猫を保護するようになって、ニゴやトラやシャア。そしてウメチャンの名前が出てくるようになります。

    もともと野良猫だったり、前の飼い主から虐待されていたりしたという経緯もあってか、えさを与えたり、トイレの砂を掃除したりするときに四苦八苦するさ

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    2013年01月22日
  • 猫のあしあと

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    猫とのかけ合いのタッチが好きでした。とってもユーモラスでかわいらしかったです。

    私もペットを飼っているので、読み終えて いつかこの子とのお別れがきたとき、しあわせだったと思って逝ってくれるように これからいっそう大切にしてやりたい と思いました。

    おすすめの一冊です。

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    2013年01月21日
  • 猫のあしあと

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    何年かに一度はこういう本を読みたいなと思った。

    猫そんな好きじゃないけど、この本の影響か、帰省した際、実家の猫をいじり倒してしまった。

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    2013年01月05日
  • 猫にかまけて

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    ・・・同タイトル単行本の文庫化・・・

    パンク歌手にして作家・町田康さんのエッセイ。
    個性豊かすぎる4頭の猫たちに翻弄される町田さんの日常です。
    ゲンゾーの犬疑惑、猿疑惑のくだりは爆笑。
    齢20歳の古参猫・ココア姐さんが良い味だしてます。
    他にも、儚げな拾い猫・ヘッケや、
    神仏にすら喧嘩を売る気の強いお嬢・奈奈が登場します。

    共に暮らした猫たちを看取る場面は辛いですが、
    楽しいだけでない、猫と生きる日々が丁寧に描かれている素晴らしい作品です。

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    2012年11月23日
  • 猫にかまけて

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    号泣必至。キュートなエピソードからお別れまで、全身全力で猫にかまけている日々が愛情いっぱいに綴られています。

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    2012年11月11日
  • 宿屋めぐり

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    宗教と宗教に寄りかかる人間の哀しさがとってもオモロかった。
    「見苦しいなあ、見苦しいんだよ。自分のやったことなんだから諦めて処刑されればいいじゃないか」P632
    このセリフが全てじゃないか。

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    2012年09月19日
  • 宿屋めぐり

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    厚さ4センチぐらい?持って歩くのが大変だったけれど、やっと読み終わった。

    「告白」の流れを汲むムード。
    わけのわからない時代設定、人名、擬音、そいういうのを乗り越えて読んでいくと、後半残り三分の一ぐらいからスピード感が増していき、なんだか自分のことを言われているような錯覚に陥りながら、あるいは自分が主と対話しているような気分になりながら、ラストに向かっていく。ということは、これは引き込まれているということ?

    それにしても、苦しくても辛くても、悲惨極まりなくても、最後には気分上々になれる、不思議な物語でした。

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    2012年09月09日
  • 宿屋めぐり

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    ときに理解を超えるが、しかし読まないわけにはいかない。自我がだだもれになって、主人公と読者の境目すら怪しくなる。主とはつまり・・・。『告白』につづいて傑作を読んでしまった。ああ、しばらく読書したくない気分。

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    2012年09月01日
  • この世のメドレー

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    ネタバレ

    余も超然となってしもた。

    どつぼ超然よりこちらの方がつきぬけ感がおっきい。
    前半は機関銃のような会話の応酬。
    後半、ロック魂は健在にて留まる所を知らない暴走ぶり!
    小説にこういったジャンルあってもヨシ!

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    2012年08月26日
  • この世のメドレー

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    ネタバレ

    超然者の余と、小癪な若者袂君との言葉(屁理屈?)の攻防の旅。 
    超面白い! ロック魂の件も最高!

    こんな風に言葉を沢山知ってて、次から次へと使えたら
    どんなに楽しいだろう

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    2013年02月18日
  • 真実真正日記

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    町田氏の作品の中で上位を競う面白さ。
    最初から最後まで、本当か虚なのか判然としない。少なからずとも著者の実体験も混ざっているに違いないが、登場人物の名称が兎に角いつもながら馬鹿馬鹿しく、冷笑してしまう。
    ラスト数行の下りで、えっ?そうだったの?と狐に摘ままれた様な感覚になる。 人を欺く天才だと思う。

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    2012年08月17日
  • 猫にかまけて

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    この人の本、好きですね☆
    猫(私は犬もいますが…)と暮らしていたら、あるある!って感じで、共感できる部分がたくさんあります( ´ ▽ ` )猫ちゃんは一緒に暮らせば暮らす程、奥が深くてハマっちゃいますよw

    それに町田さんの猫を思う気持ちが、すっごく伝わってきます!!
    だからこそ、最後のココアとのことで、「しかしもっとも辛いのはココアがいなくなっても普通の日々が続いているということだ。今日も部屋に日が差し込んで、新聞が届けられ、私は仕事に出掛ける。ココアがいなくなってもココアがいたときと同じように毎日が続いていく。」と言う、文章に更に涙が止まりませんでした。ほんまにその通りだと思います。
    でも

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    2012年07月16日
  • 浄土

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    ネタバレ

    どの短編も意味不明の言葉はない。想像できないような非現実世界もない。質実、洗練された感じ。「きれぎれ」とは隔世の感がある。悲しみとか自嘲とかアイロニーが心の深いところに響いた。しっかり届いた。
    とくに良かったのは「自分の群像」。会社世界が正確克明に描かれている。頂門の一針というべき至言が多々あった。「責任のない立場で正論を唱えるほど気持ちのいいものはない。」これにはただただ反省しきりであった。

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    2012年07月12日
  • 権現の踊り子

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    町田康の短編集。

    表題作も素晴らしいですが(魂のカレーをばっさりと斬り捨てるあたりは痛快至極)、僕は何より『ふくみ笑い』を挙げます。

    例えるならば、X軸にストーリー展開という時間軸、Y軸に不気味さ・気色悪さ・得体の知れなさ・えげつなさなどを取った「Y=3分の1Xの2乗」のグラフを想像していただければいいかな。傾きははじめのうちは緩やかなのですが、X軸が正の方向に進めば進むほど、Y軸の増加具合が著しくなっていくという放物線。すんげえ放物線。

    SM店でバナナを売ってもらえないくだり→スタジオで猿愛児のリハに参加できないくだり→霊派Chバイサンコンクのワゴン車の男にギターを偸まれるくだり→そし

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    2012年04月23日
  • 浄土

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    イノセントなものには美しさとおぞましさが同居しています
    単に美しいだけのイノセントなんてものは幻想
    むしろおぞましさに満ちた幻想というべきかもしれない
    そういう戯画

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    2012年03月08日
  • 笛吹川

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    全体としては淡々としているのに、ぐんぐん読み進んでしまう異様な面白さが凄い!最後のほうの、映像が目に浮かぶような迫力も、物凄い!解説が町田康ですが、思い返せば町田康の『告白』などは、この作品(というか深沢七郎)へのオマージュ(というか影響)のようにも思えてきます。『笛吹川』、素晴らしく面白くて物凄くて、良い作品でした!

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    2012年03月04日
  • 耳そぎ饅頭

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    芥川賞作家でパンク歌手の町田康さんが人に、世間に、社会に溶け込もうと孤軍奮闘する抱腹絶倒のエッセイ集です。『真剣になればなるほどギャグになる』彼のおっしゃる言葉がこの本でよくわかります。

    立て続けに町田康のエッセイを紹介してわかったのは彼の『魂』に共鳴する部分を、僕は生涯抱えていくんだな、ということでした。 僕も筆者同様、やれ『偏屈』だの『変人』だのといまだに揶揄されている始末で、この本を最初に読んだところで、僕も筆者同様に『遊び』といわれるものを『悪い大人』たちに混じって一通り経験したようなしないような。そうこうするうちにまた、もう一度この本を読み返すにあたって、偏屈の谷底で本人言うところ

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    2012年01月04日
  • つるつるの壺

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    歌うように物語をつづる。芥川賞作家。町田康がつづるエッセイ集です。こういう本よりもビジネス書を読んだほうがすぐに役に立つと思いますがすぐに役立つものはすぐに役立たなくなります。視点を変えたい方はぜひ。





    すでにこのときから『町田節』と呼ばれる独特の文体で語られる筆者のエッセイは笑いのツボからその視点にまつわるところまで、自分の感覚に重大な影響を与えてくれました。

    確か、この本を読んだのは大学時代~漂白の時期を送っていたころだと記憶せられますが、今回この本を再読して、当時の気持ちを思い出して
    『もう二度とこんな時期には帰りたくない!』
    というのと
    『いざ、戻ったところでこういう精神が

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    2012年01月04日
  • へらへらぼっちゃん

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    町田康との出会いは高校時代。当時初めて読んだ町田康の小説の印象は正直、意味がよくわからなかった。その独特な文体、独特な言い回しが今ではクセになりそうで。電車の中で読んだら笑いを耐えるのに大変だった。酒を飲みながらならより気持ちよく、爽快に読める本かもしれない。

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    2012年11月10日