【感想・ネタバレ】つるつるの壺 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2012年01月04日

歌うように物語をつづる。芥川賞作家。町田康がつづるエッセイ集です。こういう本よりもビジネス書を読んだほうがすぐに役に立つと思いますがすぐに役立つものはすぐに役立たなくなります。視点を変えたい方はぜひ。

すでにこのときから『町田節』と呼ばれる独特の文体で語られる筆者のエッセイは笑いのツボからその視...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年11月11日

『そしてたぶん自分は、今日も涙で明日も涙。明後日涙で、明明後日うすら笑い。その後のことはようわからん。』

『拙宅にも猫が二匹いて…、ー 思い切って申し上げると、私としては、これを、匹、と言いたくないのであって、じゃあなんなんだ、と言われても困るのだけれども、うーん。困った。じゃあ、本当の本当の本当...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

巻末の中島らもの解説が、町田康の作品を上手く表現していると思うので抜粋。「何の役にも立たない。意味がない。これはとても重要なことだ。ここに有るのは文体だけであって、それが何のベクトルも持たずに上下左右東西南北と暴れまくる。どこへも辿り着かない。この無意味さが素晴らしい」。う〜む、流石はらもさん、仰る...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

自分のエッセイの好き嫌いの判断基準の一つに文章の勢いがあるのだが、このエッセイはその点では十分に満足のいくものであった。やや落語的であり、随所に散りばめられるユーモアも流れの中でスムーズに現れ、即興要素が強いジャズの演奏のような印象を受けた。
途中、他の作家の作品の解説を集めた部分があったが、やはり...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

解説を中島らもが書いている、というだけで町田康と中島らもの繋がりを感じて嬉しくなってしまう。長野五輪のことが書いてあったりと、なかなか古い作品だが、新鮮な気持ちで読める随筆。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

帯がいいんですよね。
「おめぇら生きててつらいだろ?」
ドキッとくる一言。
でもこの本読んでる時は、あんまりつらくなくなる。
町田康のエッセイは不思議な虚脱かんと厭世感に包まれている。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

クールでキュートな町田節が炸裂!日々の事々から文学までを語った傑作エッセー。
…という帯付きのこの文庫、「日々の事々」の中身には猫もアリ。文学以外にも音楽をも語っておりましてぇ〜音楽音痴の私には大変ありがたいことでございました。ほうほう?にゃるほどぉ?ロックってぇのはぁ〜そういう捉え方なわけね〜パン...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

文庫の帯にヤられました。「おめぇら生きてて辛ぇだろ?」
ハイ!全く以ってその通り!ごもっともでございまス。
小粋で清潔なエッセイでございます。あとがきが中島らもっちうのがまた。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2011年07月06日

いつもはしない頭の中での音声再生を、
知らないうちにやってしまうようなリズム感が非常に面白い。
落語は一度も聴いたことないけど、落語的な音感、
というかテンポに脳内で自然と音楽が響くような感覚に陥る。

INUをまた聴きたくなるようなエッセイでした。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

町田康のつける題は余韻が残る。その奥に深い含蓄を感じるような雰囲気ではあるが、おそらくはそんなものないんだろう。単に、言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想いをむりやり言葉にしたからこうなってしまうんだろう。だから、町田康は町田康であり続けるんだけれども。
彼は因果という言葉をよく使うが、ま...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

妄想に近いたわごと。 言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想い。 ワードプロセッサーの中でのたうち回る私の思念が現実を浸食する。 やめてくれないか。 そういうことは。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2009年10月04日

人生初めてのカラオケ。温泉。そしてスーパーで見た蛍踊り的混乱状態。異様なテンションで綴られる、変な方向に生きる勇気が湧いてくるエッセイ。

このレビューは参考になりましたか?