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Posted by ブクログ 2014年06月02日
今までにも増して、脳味噌をぐぢゃぐぢゃに掻き回されたような読後感。
私の脳が「余」のとりとめのない思考と、洪水のように溢れ出す
訳のわからん言葉に浸食、いや侵略されそうだ。
やばい、やばい。
うかうかしていると町田康に脳を乗っ取られかねない。
中毒性のある麻薬のような言葉は、もはや快感。
ツボすぎて...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月21日
なにしろ、町田さんの文体が好きだから。好き、というのとはちょと違うかな(無論、嫌いではない、ほとんど快感)、ただ引き込まれる、と言うべきか。内容はともかく(もちろん貶してるわけじゃなくて)、文体だけで読ませる作家って、「往年の」にはいるけれど、今では少ないのじゃないかしら。それでこの本。『東京飄然』...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月08日
呆れるほど不毛で、生きる活力の溢れる物語。
冒頭から、自殺を志向するという現代的な悩みを持つ主人公ながら、不可解な出来事(?)にどんどん迷い込んでしまう達人。自意識過剰なあまり300P近くの大作になるまで右往左往を続ける。町田作品の中でも、ここまで意味のなさを追求して、笑えて、力が漲る物語はないかも...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月01日
もーーーなんなんすか、この人ーーーー!!
面白いよ!!
十数年ぶりに町田康さんの文章を読んだ感想です。
「余」の一人勝ち。
私は本書を病院の待合場所やカフェなど、公共の場所で読んだのですが失敗でした。数ページに数回は声をあげて笑いたくなる箇所が訪れるため、笑いをこらえるのに苦労しました。
ひと...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月02日
あえて迷いこもうとする迷路のようであり、脱線ぐるぐる自己完結のオンパレードなのである。その様を眺めるのはたいへん愉快。いちいちげらげら。それは突飛だからウケてしまうのではなくて、なんというか親近感、そう思うわーとか何その捻くれ具合わかるわとか、そういうの。現実ってもんはこんな感じだよね、僕も私も。あ...続きを読む
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