町田康のレビュー一覧

  • 俺の文章修行

    Posted by ブクログ

    私は文章を書くのが好きだとはいえ生業としていない故に自己表現っつーか自己満かしらんって言葉はやはりおもろくて内から沸々と放出される瞬間がなんとも心地良くドーパミン分泌させるドラッグと類似してるよねと公言すればケッコー際どい境遇に追いやられるの必至なので嘘ウソとしらばくれるんんんっむむむっと句読点を打たないのは決して気を衒った振る舞いではなくコンマ何秒の脳内を駆け巡る思考且つ感情のフッテージそれをばエディットする私はダイブしてるのよ。思いっきり腹打ちしてるかしらん。

    0
    2025年02月18日
  • 俺の文章修行

    Posted by ブクログ

    個人的には町田さんの文章が好きなので面白い。

    例のごとく話がそれたり表現が分かりにくい、読みにくい部分も多いので、文章の書き方を手っ取り早く知りたい人なんかは向かないかと(本書内でも説明下手だと言われると言っていた)。

    ただ、文章を書くうえで参考になると思われる箇所はたくさんあるし、突然核心に触れているような事を言っているようなところもあってハッとさせられたりもしたので、読んでよかった。

    とりあえず昔読んだ、いい感じの本を読み返してみたいと思う。

    0
    2025年02月15日
  • 走る?

    Posted by ブクログ

    アンソロジーはいい。
    すごくいい話も、意味不明なのも、色々読めていい。どういう順番で収録するか考える編集さん楽しいだろうなー
    で、一応ランニング好きな私が好きだった話は、1話目の パン、買ってこい と6話目の いびきが月に届くまで 。外の雪が消えたら走ろう。走りたくなっちゃったなー

    0
    2025年02月15日
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断

    Posted by ブクログ

    町田康さんの断酒についてのエッセイ。後半は、私としては自己啓発本に近い感覚があった。
    町田さんの著書は初読みなのだけど、なんともくどくて、おちゃらけてて、最高だった。
    私はお酒が大好きで、断酒まではする気ないけれど、この本にはいろいろ気付かされることがあった。
    そしてそれは、お酒を飲まない人にとっても大事なことだと私は思った。

    0
    2025年01月25日
  • 入門 山頭火

    Posted by ブクログ

    分け入つても分けいつても青い山
    の句と前書きから山頭火を読んでいく。

    町田康の文章の矛盾の描き方が滅茶苦茶すきだ。
    矛盾が煮詰まって煮詰まって主人公が自分自身というものに疲れ切る。その後の現実世界のやりとりのパキッとした場面。癖になる…。


    私へ:政治的な立ち位置などはあまり描かれていなかったので釣られて他の本を読むときは注意したほうがいいかもしれない。思った感じと違うと思われる。

    0
    2025年01月19日
  • くっすん大黒

    Posted by ブクログ

    初めて町田作品に触れましたが、思ったより砕けた口調と次々切り替わる展開に読む手が止まらず面白かったです。
    この作品の場面の切り替えの早さと次々思いがけないことが起こるドタバタ感が、最近観た映画「お引越し」の感じを彷彿とさせられました。

    個人的にタイトルが結構好き

    0
    2025年01月08日
  • くっすん大黒

    Posted by ブクログ

     町田康さんて何者? パンクロッカー、俳優、詩人、小説家、大学特任教授…、更に芥川賞を始め、多くの文学賞を受賞してますね。『告白』に衝撃を受け、デビュー作の本書を手にしました。
     作風や文体はもちろん、『告白』の主人公に似た「あかんやないか」的な登場人物まで、共通点と言うか原点を見た気がします。太宰に通ずる?

     表題作は、怠惰で仕事を辞め、妻にも出て行かれた楠木正行が主人公。部屋にある無用の置物・大黒様、これが不安定で自立困難…。楠木はこれを捨てようと行動(梶井基次郎の『檸檬』?)しますが、登場する人物たちもほぼダメな人たちばかりです。
     終盤の友人のセリフ「楠木だけに"くっすん&

    0
    2024年11月30日
  • 100万分の1回のねこ

    Posted by ブクログ

    どれも読み応えあり!
    特に気になった作品について
    少しだけメモ↓

    「ある古本屋の妻の話」
    曖昧なままグレーなまま
    それでも日々
    何とか誤魔化しつつ
    前に向かって進んでいく

    「博士とねこ」
    短いながらもぴりりとした作品
    佐野洋子さんのエッセンスが
    1番効いてる気がする

    「虎白カップル譚」
    谷川俊太郎さんの作品
    最後の一文がぐっとくる

    0
    2024年11月23日
  • 夫婦茶碗

    Posted by ブクログ


    中篇2作。
    表題作より、『人間の屑』の方が作者の筆が生きていて、作中の人間が滑稽ながらも愛おしい。
    癖のある独特の文体も、慣れるとスラスラ頭に入る。また、意外と推敲と計算をしている人なのではないかと思う。

    0
    2024年10月24日
  • 夫婦茶碗

    Posted by ブクログ

    文体がなんか前のを少しいじったぐらいかなーと思って読み進めていくが、全然そんなことない、と思う。そんなことよりも水を飲むようにして文章がどんどん入ってくる。んで、マジックリアリズムというのかちょっと現実的でないことが不意に起きて、(例えば頭皮が垂れてきて口の中に入るとか)気づいた時にはってな感じ。何も考えずに、一筆書きのようにビャァーッて書いたような文章で、癖になる。これは適当に書いてできる代物ではない、はず。
    意外とここまで細かく丁寧に描写している小説はないのではないかと思うほどに、細かい、と思いきやいつのまにか場面が変わっていたりなど、とにかく他の作家とは視点が違う。描くポイントが完全に違

    0
    2024年10月06日
  • 100万分の1回のねこ

    Posted by ブクログ

    唯野未歩子さんのあにいもうと
    なんかすごく不気味で怖くて不思議な話。
    全部の話にそれぞれの作家さん感がでてて
    すごく楽しめた一冊
    読めば読むほど、絵本をもう一回読みたくなる。
    大人になって読む絵本ってまた違う意味を持つよね。

    0
    2024年10月03日
  • くっすん大黒

    Posted by ブクログ


    元バンドマンのキャリアを持つ異色の作者による、クレバーなデビュー作。
    物語の展開、掛け合いなどシュールなお笑いが上手で純粋に面白い。
    癖のある語り口と作調は正に野坂昭如のよう。
    チャラついているように見えて、しっかり文学をやっていて満足できた。

    0
    2024年10月02日
  • ギケイキ③ 不滅の滅び

    Posted by ブクログ

    冷房の壊れた老朽化施設で、夏の暑さに耐えること1ヶ月余り。帰宅後は爆睡の毎日だったが、突如ほたえたくなる衝動と共に読み飛ばす。

    0
    2024年09月24日
  • 宇治拾遺物語

    Posted by ブクログ

    わらしべ長者、こぶとりじいさん…まさかここで数十年ぶりに出会うとは。久しぶりの町田康節にやられましたわ〜。

    0
    2024年08月15日
  • 宇治拾遺物語

    Posted by ブクログ

    なんというか、聞いた話などを書き残しているものだから、内容が雑誌に載っている小話の連作、という感じだった。
    なので、何か学びになるとか、含蓄があるとかということはあまりなくて、むしろただそれを楽しむ、という雰囲気のもの。

    町田さんの、『古事記』などで見かけた奇天烈な訳は控えめだったけれど、それでもだいぶ読みやすく楽しく読み通した。

    序文で『宇治大納言物語』の話が出ていたのでそれもぜひ読みたい、と思い検索したが見つけられぶにいたら、どうもそれは散逸し(あるいはそもそも書かれてない?)現代では見つかっていないということが解説にあった。そういう事情も含めて面白い。

    今回200話中30話のみの抜

    0
    2024年08月14日
  • 入門 山頭火

    Posted by ブクログ

    詩人や歌人というのは、文学をやる人たちの中でも、一番不器用で不細工な人が多いような気がする。町田康氏が自身とも重ね合わせながら、時に軽妙に噛み砕いて吐き戻していく様子が、オモロい。

    0
    2024年08月04日
  • くっすん大黒

    Posted by ブクログ

    文体ははじめ苦手かもと思ったけど、引き込まれていった。大黒もいい感じだしストーリー展開も面白い。そして文学的。

    0
    2024年07月25日
  • 宇治拾遺物語

    Posted by ブクログ

    宇治拾遺物語ってこんなんやったんや!有名な瘤とり爺さんや雀の恩返しみたいなもんから、ちん⚪︎んを消してしまう妖術を習う話とか、惚れた女を嫌いになるためにオマルを盗んでくる話とか、和泉式部と寝た坊主がお経を唱えたら道祖神がやってきたとか、女が放屁したので出家を考えたとか、なんか破茶滅茶で、おもろいと云えばおもろい。小中高校生の読書感想文はできたらやめといたほうが(笑)

    0
    2024年07月21日
  • 人生パンク道場

    Posted by ブクログ

    町田さんに人生相談するの?!確かに人生経験豊富そうだけど……ちょっと意外な感じだ。
    とか思いつつ、読んでみると結構いいなあというか、この考え好きだ、と思えるものに出会えてよかった。

    『しらふで生きる』にも通ずる話もあったし、それ以外にも、人ってそういうところがあるよね、と身につまされる話があって、思いの外(失礼)楽しめた。

    どんな質問でも比較的引き延ばして回答していた中、突然、後半の方のお悩みに対して、いいからお前が救ってやれ(意訳)って数行のあっさり回答だったのはなんだか笑ってしまった。

    0
    2024年07月16日
  • 宇治拾遺物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    池澤夏樹の日本文学全集、読むつもりはなかったのですが笑、「宇治拾遺物語」はめっちゃ面白い!と言われたので手に取りました。超訳でゲラゲラ笑っていたけれど、これはどこまで創作が入っているんだ、、?とはずっと気になっていました笑

    一番好きなのは一番最初の「道命が和泉式部の家で経を読んだら五条の道祖神が聴きに来た」。史実では道命と和泉式部は関わりがなさそうらしいですが、和泉式部のイメージに付随するエロさ、みたいなところが私は好きでした。和泉式部が好きなのでこれが一番好き!みたいな感じ。
    「そして、ただいい女というだけではなく、そそる女だった。色気のある女だったのである。それもただの色気ではなく、壮絶

    0
    2024年07月15日