町田康のレビュー一覧
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腹抱えて涙出るほど笑った箇所があった!
それ以外にも随所に笑いが落ちまくり。電車の中で読んだりしたけど、本読みながらニヤニヤしてるの、絶対誰かに見られてたやろな。
ホテルの支配人の新町と、あっちゃんこと圧岡嬢の2人のことが大好きになった。口は悪いが人間らしくて本当は心の優しい2人。
たまに優秀なホテルマンを忘れて、地の大阪弁が出る瞬間が気持ちいいくてめちゃくちゃオモロイ笑
このホテル、めちゃくちゃ泊まりたい〜
ほんでもまぁほんまに!おもろかったわ、新町がロビーで1人、踊る場面。漫画でなく文章で書いた方がめちゃくちゃオモロくなる所作ってあんねんな
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Posted by ブクログ
「しらふで生きる」「人間小唄」を読んですっかり町田先生の文章の虜になってしまったので、その源流とも言えるデビュー作のこちらを読んでみた。
なるほど、デビュー作の時からこの世界観がすでにあったのか。
大したお話ではないが、次から次に起きる訳のわからない展開から目を話せない。そして笑ってしまう。
「くっすん大黒」の中で、古着屋でバイトするくだりはひたすら笑った。
ただただ堕落して生きているような人をこんなにも面白おかしく表現できるのか、という事に驚く。
この人はどんな題材でも、どこまでも話を広げて面白く表現することができるのだろうな、と感嘆しました。
ただ、この小説から何か感銘を受けるとか感動する -
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自分は断酒をはじめて今日で70日。
断酒について調べると、町田康さんが断酒をした作家という事で名前が出てきてこの本を知った。
酒と幸福についての深い考察が読んでいて楽しい。
新しい視点
町田康さん独特の言い回しや表現で、新しい視点から酒との関係を考える機会を得た。
断酒の違和感
本書では、病気などではなく、突然酒をやめることへの違和感に焦点が当てられている。
酒を常に飲んでいた人が急に飲まなくなる状況は、一種の悟りのように感じられ、自己探求にも繋がるのかと感じた。
酒と幸福
酒を飲むことと幸福について。
人々は幸福になる権利があると信じ、そのために酒を飲むことを理由づけることが多い。
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ネタバレ「夫婦茶碗」と「人間の屑」の2本立て。
そういえば子供の頃の映画って2本立てだったなと思い出した。
なのでこれは2本立てなんだと思った。
帯に又吉の写真が載っていて、そのせいかどっちの主人公も又吉でイメージが浮かんでしまった。
でもそれがまた合ってるな〜と思った。
◎夫婦茶碗
無職。妻と二人暮らし。お金がない。食べるものにも困る。
何か仕事をしなくちゃとは思っている。
各家庭の茶碗洗い業はどうか、脳内で収支計算。
塗装の仕事にありついて順調にお金もたまってきたのに辞めてしまう。
冷蔵庫の卵の並べ替えには笑った。
手前から使って、減ったら新しい卵を手前に補充したら、賞味期限が滅茶苦茶になって -
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これは何かの暗喩なのか?とか、作者による○○論なのか?みたいなお話も、特に深く考えずに(考えないようにして)不条理ナンセンス作品だなーくらいの気持ちで気軽に読みました
面白かった!
個人的には本なんて読んでて本人が楽しければそれでいいじゃんと、ただそれだけ思っているのだけど、こういった町田康のような作品を読んで、んで深く立ち入った巻末解説を読んでしまうと表面でしか楽しめていない自分がもったいないなとも思ってしまう(笑
例えば『文久二年閏八月の怪異』
自分は「もしも時代劇の主人公がハードボイルド小説の登場人物だったら~」みたいなノリを楽しんで読んでいただけなのだけど、巻末解説を読んだら、過去 -
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町田康による自分語りを文学論というか自分がどのように文学と接して来たかに合わせて語られる。
オートマチックな表現への警戒感に満ちあふれていて、それは思考停止というか、わかったふりをして考えるのをやめてしまうことへの警戒感でもある。とはいえ、オートマチックで何となく済ますということの必要性も理解はされていて、そうでないと身が持たないというかしんど過ぎる。なのでバランスが大事で片足はオートマチックな思考に置きながらも、もう片方よ足はそれに疑問を呈するスタンスを取るということなんだと思う。
随筆の章で述べられていたのが印象的で、有名人の日記は何が書かれていても興味の対象が人物の方にあるからそれなりに -
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お酒を飲まずに過ごしてる酒飲みの思ってることや考えてることについて書いてある本。
しかもフォントが岩波文庫の活字か?と思わせるクラシックな字体。
前半は酒飲みの繰り言が延々と続くのだが、
半分くらいのところで突然、自己相対化と幸福感の相対性について語られ、人生は徹底的にこだわりを解かれ相対化されていく。
例えば
人はみな幸福を追求する権利は有しているが、だからといって全員が幸福になることが保証されているわけではない。(わたしもこれには非常に共感する。「人は本来平等である」と言うと「それは理想であって現実的にはあり得ないことだ」と当たり前のことを言って食ってかかってくる人がいるが、その人た -
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「私小説」が何であるか
それは我が身にふりかかった出来事を書くだけでなく
その出来事を通じて
自分が何を考えたかというのを書くのが重要なんだ
…ということでは実はない
むしろ大正から昭和にかけて私小説の代表作とされるものは
作者のいちばん肝心な意見がオミットされていることが多いのだ
書いたほうが野暮で
書かないからこそ含みを持たせられるということはあるし
また何を言っても保身の言い訳にしかならないなら
黙って批判に甘んじるべきだということもあるが
無論、その態度を単なる逃げと捉える向きは多かった
「新生」の主人公を評して老獪な偽善者と呼んだ芥川龍之介など
代表的なところだろう
しかし告白に自