山内マリコのレビュー一覧

  • 結婚とわたし

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    装丁可愛いし好きな山内マリコさんだしでずっと読みたいリストにあった一冊。やっと本を購入できたので勢いで読んだ。
    343ページある日記型エッセイで気楽に読める形式なのがこの頃の私にはありがたい。

    同棲&結婚生活の家事分担の理不尽さがフェミニズム×コミカル調で綴られていて、さらっと読んで普通に面白い。普通に面白いという言い方があまり良くないけど面白い。ふせんぺたぺた貼ってたら前半100ページくらいまでに集中した。
    感情移入しすぎて胃がムカムカしたところもあったくらい。親しみやすさが◎

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    2026年01月08日
  • あたしたちよくやってる

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    短編小説やエッセイ、コラムなど多様なかたちで書かれたお話が詰まった、女性による女性に捧げる本。

    昭和〜令和に生まれ、生きる様々な女性が登場し、「女性とは」という世間からの呪縛を解き放って生き生きと、でも時には悩みながらも前へ進んでいく姿が描かれていてすごくワクワク出来る本だった。

    特に、昔のフランス映画や雑誌などに登場するファッションスターへの憧れをもつ女の子の話が度々出てきて、自分がどうだったかというよりは、そういうキラキラした憧れを胸に秘めている女の子って可愛いな、大人になってもあのトキメキを忘れないでいられたら、きっと前を向くことにビビらずにいられそうだな、と読みながら笑顔になれた。

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    2025年12月24日
  • 逃亡するガール

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    これは中編でもあり、彼女がこれまで描いてきた、地方に住む少女の都会へのあこがれをストレートに表現した映像的な作品のように感じました。後半の、駐車場から車で逃げだす場面がすごく良かったです。最近読んだ『ペーパー・リリー』にも似たような場面があったけれど、女の子としての冒険心と男に対する恐怖心の葛藤の表現の一つのパターンなのかもしれませんね。映画化されたら見てみたい。

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    2025年12月21日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    当事者が書いたかと思うほど怖いリアルな物語たちだった。
    どろっとした生々しさではなく、なんとなくユーモラスさを感じるのが良い。
    特に好きなのは、「男子は街から出ない」「さよなら国立競技場」「ぼくは仕事ができない」「一九八九年から来た男」でした。

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    2025年12月04日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    短編でどれも主人公は男性。
    男性も女性も生きづらさを抱えているが、それを男性側から見た話。

    p179「写真はあればあるだけよい。」
    写真を撮るのも写るのも嫌いな私。
    親しい存在を亡くす前に、知りたかった
    自分の記憶がどれだけ曖昧で、いい加減なものか。
    写真で残すことの重要さを。
    私の家にもニコンがいてくれれば良かったのに…

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    2025年12月04日
  • ここは退屈迎えに来て

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    ロードサイド小説、というものを意識して読んだことがなかったけれど、あまりの解像度の高さにグサグサ刺されながら読んだ。
    地元の、大きな国道に家電量販店やニトリやファミレスが並ぶあの光景が眼前に蘇る。

    少し車を走らせればなんでも揃っている、けれども退屈。じゃあ都会に行けば全てが叶うのかと言われればそうでもなくてみじめな思いをすることもある。自分が生きていく街、生き方を模索しながら24号線に思いを馳せる。

    この本を読まなかったら絶対思い出さなかったであろう記憶がわんさか出てきて、退屈だと感じていたあの頃あの場所も案外悪くなかったな、と思った。地方で育ち東京で働き、これからまた地方都市に戻ろうとし

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    2025年12月02日
  • 一心同体だった

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    『「選ばれる側から選ぶ側」へ廻ろう。』
    女性だからこそ自立することの大切さ。女性ならではの嫌なところもいっぱい詰まってるけど、ハッとさせられる文章もたくさんあった。

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    2025年11月28日
  • New Manual

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    めちゃくちゃオシャレな一冊。目が眩むような。読んでてテンション上がる。アンソロジーとあるけど雑誌みたい。写真も文章も装丁も、完成度高すぎた。

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    2025年11月26日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    山内マリコさんの本初めて読んだけど面白かった!
    全部男性目線で物語が進んでいくけど、著者女性だよね?ってなるほど男性社会の解像度が高くて凄い…

    『心が動いた瞬間、シャッタを切る』好きでした
    あと個人的に最後の一文グサっときた

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    2025年11月23日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    映画で描かれた団地から集合住宅の歴史を語る。日本映画の巨匠からアニメ映画までジャンルは幅広い。否定的な見方もあれば、団地で生まれ育った人ならではの視点など多様な解釈。
    本書はライブトークが元ネタという。同好の士が集まったマニアックなおしゃべりから広がった団地の歴史。

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    2025年10月29日
  • 逃亡するガール

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    「ここは退屈〜」で好きになった山内マリコ氏の作品ということで手に取った。
    地方都市で生きる女子高生の行動範囲や「遊ぶとこがない」リアル感を描き切っているところに何だかしんみりしてしまう。。
    それが現実。

    流れるようにサクッと読める、2人の女子高生たちの青春モノという印象だったけど、
    途中から規模の大きいシリアスな話。

    2024年作品だけど、まだ全然リアリティある話。
    主人公の心の移り変わりが、今どきな感じを保ちつつも、しっかりしてくる様が心地いい。

    富山や地方都市を詳しく知らなくても、読みたいなと思わせてくれるのが、山内マリコ氏の作品の不思議。

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    2025年10月26日
  • ここは退屈迎えに来て

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    ネタバレ

    リア充は地方でも退屈しない
    地方にいて日常に退屈を求める女の子たちの話

    都会にいて仕事していたら
    日本じゃないどこかの国にいきたくなったりするのと同じなのかなあ

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    2025年10月09日
  • 一心同体だった

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    育休中で、ふと昔の友達を思い出す機会があり、そこで出会った本。物語を通して感じたのは女友達って実は自分が思っているよりドライなのかな〜ってこと。
    大学生の頃は「男は一瞬、女友達は一生だよね!」なんて言って、友達と絆を確かめあったりしていたあの日々。その友達とは今はすっかり疎遠…

    でも、本のラストにもあったが、女友達とはその時その時を一緒に乗り越えてきたって事実はある。それは忘れないし、忘れたくない。

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    2025年09月28日
  • ここは退屈迎えに来て

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    8話の短編で各話主人公は違うが、同じ世界で登場人物達が繋がっている。1話進むごとに少しずつ過去に戻る構成が面白い。

    地方で育ち、都会に憧れて出ていった私には他人事と思えない話が多かった。

    「田舎が嫌いだけど、都会にも馴染めなかった」
    この人たちの居場所ってどこなんだろう。自分もどこかで諦めて地元に戻っていたらこうなっていたのかな?と考えさせられた。

    だけど、Uターンすることなく都会で暮らし続ける私からすれば「迎えに来て」と受け身な考えをする人は絶対都会には合わない。そんなモヤモヤがこの作品の面白さだったのかもしれない。


    地方都市で暮らす人達の心情がすごくリアルで刺さった。山内マリコさ

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    2025年09月26日
  • 一心同体だった

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    ネタバレ

    花いちもんめとか体育の時間のペアを組みましょうはすごく苦手だった。だって私も選ぶ側ではなく、選ばれる側だったから。
    学生時代それぞれ楽しかったはずだけど、今でも繋がってる人って片手で数えられるくらい。
    みんなどこに行ったのだろうか。
    小学生の時はフルネームで親に紹介していたな。

    女性は差別される側だと書かれていたけど、それでも自分の人生を諦めたくない。
    仕事も頑張りたいし、子育ても頑張りたい。

    登場人物がリレーのようにお話を紡いでいって、最後元に戻ってきたと分かった時はすごくすかっとした気持ちになった。

    各年代で共感ポイント多すぎるし、年代や人によって書き方が違っているのももっと読みたい

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    2025年09月21日
  • 逃亡するガール

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    固有名詞がたくさん出てきてリアル、富山県に行ったことがなくて土地勘ないのが悔やまれる。
    美羽も比奈もそれぞれ悩みがあり今を生きる人なら共感できる部分がどこかはありそう。

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    2025年09月16日
  • 一心同体だった

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    私たち、なりたいものに全然なれなかった世代だからな、という思いに答えてくれてる感じ。
    1980年代生まれの方に、刺さる内容で、心を整理してくれた。あんまりまとめすぎてないところが、自分の人生を投影できる余白がある感じがして、良かった。

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    2025年09月09日
  • マリリン・トールド・ミー

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    いや、これは素晴らしい!
    思わず読み終わってから本に向かって拍手してしまいました!
    コロナ禍の大学生のドキュメンタリーとしても価値ある一冊!

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    2025年08月27日
  • 一心同体だった

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    短編連作集(ストーリーテラーが、友達→友達に次々とバトンが渡されていく)、初読の作家さん。作家さんは1980年生まれということで、同世代の読者にはもう1段面白く読めると思います。(さらっと入れてくる情報が懐かしく、当時の流行りのブラントやお店、社会現象など鮮やかに)
    友だちって?というお話。当時私は言葉にしなかった、いや、できなかった心理描写も見事だし、そうだったんだと今更発見できたこともあれば、わかるなぁとウンウン頷きながらも読んでました。

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    2025年08月23日
  • 一心同体だった

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    こんな子いたな〜自分もこう思っていたな〜
    子供から大人まで一気に振り返るようで面白かった。

    社会性、身だしなみ、恋愛、就職、結婚、妊娠、子育て。年代ごとに変わっていく悩み。
    今だからこそ読んでよかったって思えるけど、改めて文で読むと女の子の心の成長って目まぐるしい。

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    2025年08月22日