山内マリコのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【How old are you?】
「あたしは、〝こんなはずじゃなかった〟って後悔しながら生きたくないの!」
【ライク・ア・ガール】
「女の子らしく走るってどんな意味?」
「できるだけ速く走るって意味」
【さみしくなったら名前を呼んで】
だけど親友とは、どこかのタイミングで行き別れて、それぞれの人生をはじめなくてはいけなくなる。
わたしのデビュー作、『ここは退屈迎えに来て』というタイトルには、親友とはなればなれになったころ、呪文のように唱え合っていた思いがこもっている。あれは、男の子に迎えに来てほしいんじゃなくて、魂の片割れみたいだった親友に、迎えに来てほしかったのだ。もしくは、退屈だ退 -
Posted by ブクログ
おもしろかった〜!ただの男女差論ではなく、マリちゃん家でおこる男女のあれこれをエッセイ風にしてくれているところが秀逸。どんどん読み進めてしまった!面白いし、共感の嵐の一冊でした。
p.37 私の手肌は皿洗いであれ、最近はもっぱらハンドクリームの人工的な花の香りで、どうにか乙女成分を補給し、渇いた心を慰めております。
p.54 夏帆、田辺聖子先生の小説の中に、こんな1節があります。
不機嫌と言うのは、男と女が朝に住んでいる場合、1つきりしかない椅子なのよ。
つまり、どっちかが不機嫌になったら、もう1歩が不機嫌になる権利がなくなってしまうと言うこと。これはどうせ&結婚の、基本ル -
Posted by ブクログ
山内マリコは一貫して、田舎のくすぶってる欲求不満の若者、やるせない倦怠感、反逆する女の人を、あくまでキャッチーに書いてくれる。少女ギャング団、アズミ・ハルコ、どちらの語感も発想も好き。
なんとなく、松田青子の「持続可能な魂の利用」を彷彿させた。時代遅れな固定観念をもつ男性や暴力や性的な男性集団を排除して、女性のみで楽園をつくる。女子高生とおじさんの相性ってバツグンに悪いよな!
いつまでも思春期恋愛を引きずるのは心地いい。自分の青春が、まだ終わっていないような気になるから。恋愛だけじゃなくて、自分の可能性が丸々残されているような気さえするから。(p119)
-
購入済み
あの欲求のことと、純粋さのこと
時々読んで、前の方は忘れてしまったけれど、
ちょっと素敵で、でも平凡な椎名君が
たしか女の子のアドバイスもあって
前より硬い、真面目に取り組める職に就いたな
と思い出す。だんだんセックスの話も多くなって
興味もあった。こんなに簡単にしてしまうのか
と思ったり、性欲とか冷めた気持ちとか
のぞき見してる感じだった。
ピッタリ気持ちが合うというのはなかった
ように思う。
その中で椎名君の妹は
それとは無縁のようだったし、
夢で一番輝いている椎名君を保存している
女の子にとっての椎名君、そういう
汚れてない気持ちも響いた。
文化的に平凡な中で、特にそんなに取り柄がなく