山内マリコのレビュー一覧

  • ここは退屈迎えに来て

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    27歳になり、田舎、地方都市に住んだからこそ、各話の主人公達の気持ちがわかる気がする。
     どの話にも出てくる椎名君は、話を追うごとに若返っていくが変わらない。しかし、その年代ごとの女性達の視点は結婚、恋愛、自立、セックスなど変わっているから椎名君と比べる事ができ面白い。
     学生時代は自分と友達で忙しかった。同じ時女性が考えていた事を少し垣間見て、改めて男は子供だったんだと感じて面白かった。
     解説でも書いてあったが、地方出身で地元を出た人、逆に東京大阪で、田舎に行ったことがある人は読むと面白い本だと思った。

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    2025年05月06日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    本当に短い話だけれどその世界のことがよく分かるというか浸っているようだった。懐かしいなと思うこともあった。

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    2025年04月28日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    愛菜は困ったように笑う。この店での愛菜は年下の道化キャラだから、自分を卑下したり自虐したりはお手のものだった。もちろんあとで、ちょっと死にたくなるけど。

    地元を離れたものの地元の仲間との縁が切れるのが心配で、SNSでしきりに帰省をアピールし同級生と会う約束を取り交わした。連日郊外のファミレスに集い、深夜までぐずぐずとダべった。そのときにユキオは気づいたのだ。つまんねえって。もう賞味期限が切れている人間関係にしがみつこうとしている自分がみっともなくて嫌だった。それっきり地元には帰っていなかった。

    ユキオはあまりに空虚なそのメールを無言で見つめた。自分の便利さを強

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    2025年04月05日
  • 結婚とわたし

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    夫婦喧嘩というか春闘というか…はうちも激しめなので、わかる、わかるよ!!となるところ多々。
    子どもが増えていくに従って、もう分担とか言ってられない!やれる方がやるしか!となって、うちは幸いうまくいっていると思うけど、全部相談したりするとすごく労力がいるよなぁ…

    温泉旅行とか久しくできてない…
    したいけど子どもといくなら温泉に行きたいわけではないし…難しいな…

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    2025年03月30日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    中高生の時こんな感情あったなぁ…というお話目白押しだった。
    今考えれば思春期なんて全部経験になるし、その時しかできないんだから、生死や病気、犯罪に関わらなければ興味があること基本何でもやってみるべきだなと思う。
    自分の子どももこんな時代が来るのか…
    どう関わろうかな、どんな経験するのか楽しみだな、と、想像と期待が膨らんだ。

    あとがきにあるように、自分の感受性も歳をとるんだな…と改めて感じた。
    その瞬間瞬間の感情を文章や動画などで残すことにも意義があるし、やってみたいとも思えた。
    日記…三日坊主だけど…

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    2025年03月28日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    10年前だけど、それほど古く感じない。
    高くても長く着れる質の良いものを、というのはわかるが、太って着れなくなるリスクもある。

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    2025年03月19日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    短編集。
    私が読んだ山内マリコ3作目。
    全編読みやすくて、1ページにも満たない、数行だけのお話?もあって面白かった。

    印象に残ったお話をいくつか記録。

    ▼男子は街から出ない
    子供の頃からつるんでいる友達と大人になっても変わらず惰性で付き合い続けた男の子の話。現状への不満をを誰かの、環境のせいにして、自分が幸せになる方法すら誰かに引っ張ってもらおうとしてる。自分の他責思考に気付かない。なんだか読んでいてドキッとした。

    ▼女の子怖い
    ませた女の子に捕まって流された男子高校生のお話。可愛かったし、こういう子いるだろうな、となんだか微笑ましかった。微笑ましく思えるのは多分自分が女だからだろうな。

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    2025年03月17日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    山内マリコの本は『パリ行ったことないの』に続いて2冊目!
    今回はお買い物エッセイ!
    (それにしても、小説もエッセイもとても分かりやすいかつ読みやすくて万人ウケする文章だなと思う
    他の本も読まなきゃだ)

    お買い物エピソードって面白いよなあ
    私は一緒に遊びに行った友達が買い物するのを見るのが好きだし、SNSでよくある購入品紹介も好き!
    それが本でつらつら語られているわけですからたまらんです

    で、この本は“買い物”ではなく“消費活動”とかしこまって言いたくなるような真面目な内容もありまして…
    買うのは易いが捨てるのは難しい話とか、商品を買う行為はその商品を作っている会社を応援することである、とか

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    2025年03月08日
  • 結婚とわたし

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    初めて読んだ作家さん。旦那さんとのバトルが面白かった。すごい言葉遣いでこんなに言い合いになったら、離婚にならないのかと心配する位だが、仲がとても良いようで安心した。

    ネットで見たら、山内さんキレイな方だった。男前の旦那さんも見てみたい。

    家事の分担は悩ましい。我が家も教育中。子供は成功。夫を教育中だが、お互い得意分野を中心にと考えている。四半世紀やってきた米とぎの仕事を夫に引き渡せて、満足している。米とぎがどうも嫌いだったので、食器洗いを快適にやっている。

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    2025年03月06日
  • マリリン・トールド・ミー

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    マリリンモンローを題材にしたフェミニズム。
    コロナ禍の大学生活はなんだかリアルで体験した世代はすごく刺さるんだろうなと思った。山内さんの実話ですか?って思うくらいリアル

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    2025年02月26日
  • かわいい結婚

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    悪夢じゃなかった?が一番面白かった。
    男尊女卑の主人公が女性になってしまって…という話。テンポも良い。

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    2025年02月11日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    わたしは結婚したくないと思っているけど、喧嘩さえも楽しめるような人となら結婚してみたいかも?と思わせてくれた

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    2025年02月03日
  • ここは退屈迎えに来て

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    山内マリコの短編はひととおり読んだが、どれもとりたてて私の心には残らなかった。しかし、彼女の観察眼とリアルな人物描写、日常の小さな痛みを拾い上げる力はすごい。

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    2025年02月02日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    ショートショートと短編で綴られた22話の作品集。

    昨日、女性の生き辛さを描いた本を読み終えた後、今日は男性の生き辛さの本書。
    「男性もたいへんなんだぞ」と諭されたように感じた。

    昨今は多様性の時代といわれてはいるけど、男性は老年になるまでずっと働き続け、家庭を持てば家計を担う重圧と責任がのしかかる。
    そして女性よりなんか孤独。
    孤独に身をおきたいのか? 
    気づいたら孤独なのか? 

    女性作家:山内マリコ氏が見た男性の数々。
    ぜひ男性読者の意見を伺いたいものだ。『

    男子は街から出ない』『おれが逃がしてやる』が印象的。

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    2025年01月29日
  • マリリン・トールド・ミー

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    コロナ禍の大学生、ゼミの雰囲気、卒論の進め方、何をとってもリアルで、山内マリコさん体験した!?と勘違いしそうだった。4年間を通していろんな会話と経験、そして学びを経て、自分の道を探して行こうとする主人公、杏奈。マリリンがジェンダー観のいいアクセントになっていたり、ゼミでの議論も本格的で、ジェンダー学の本としても優秀。

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    2025年01月07日
  • マリリン・トールド・ミー

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    内容知らずに以前読んだ作品が面白かったので、別の作品も読んでみようとしたところ、マリリンモンローを通してのジェンダー問題。最近ジェンダーの作品多いな。自分が実際の生活している中で疑問にも思わずスルーしていることが、差別につながることもあるなあと、気付きも多くて勉強になった。

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    2025年01月02日
  • マリリン・トールド・ミー

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    人が人を揶揄するとき、その裏側には必ず満たされない自分が
    存在していると思うのです。最近見た事例だと
    ・20歳で子供を産むのは馬鹿すぎる
    →自分が若い時期に恋愛でモテずにいたことへの当てつけ。
    ・あの人は恩義よりも金でチームを選んだ
    →経済的に十分満たされたおらず、稼げる選択をした人への軽蔑。

    もっと私たちは自分を満たすことにもっと集中すべきだと思う。
    それこそが誰にもとやかく言われない過ごしやすい社会になるのかなって。
    その自分を満たすというのも難易度が高いという件はあるのだが、
    たとえ失敗しても向き合って、挑戦し続けて、手を伸ばし続けた先に
    挑戦する前とは違った感情が生まれるのかなって思

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    2024年12月30日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    お買い物エッセイは読んていてホント楽しい。その上この本はイラストも可愛い。気がついたら◯◯を買っていた、というフレーズが好き。ピッピの黒いウッドソールサンダルが素敵。

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    2024年12月23日
  • ラブソングに飽きたら

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    この作品がすごく好き!読んで!とまではいかないけれど、色々感情を動かされる短編集でした。

    自分の言葉では『若気の至り』『今思うと恥ずいしえぐい』みたいな浅くて陳腐な表現にしかならない恋愛にまつわる感情や出来事も、作家さん達の手にかかるとすごく味わい深い表現になるからすごい。過去の恋愛の思い出され方や描かれ方が、気持ちいいものだけではないのがリアルで良い。

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    2024年12月20日
  • 結婚とわたし

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    リアルな同棲、結婚生活が面白かった。自分も体験したら、共感できるところが多いんだろうなぁ。家事の分担や日常の小さなことを、ぶつかりながら話し合いながら二人のルールを作っていくのが、すごいなぁと思った。溜め込まず、不機嫌で相手に察してもらおうなどとせず、真っ直ぐにちゃんと相手に伝えている(受け入れられるかは別として)コミュニケーションの取り方が学びがあって、こういう関係性の二人なら一緒にいることを続けられるんだな、と思った。人と一緒に住む前に読み返したい。

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    2024年12月14日