山内マリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人が人を揶揄するとき、その裏側には必ず満たされない自分が
存在していると思うのです。最近見た事例だと
・20歳で子供を産むのは馬鹿すぎる
→自分が若い時期に恋愛でモテずにいたことへの当てつけ。
・あの人は恩義よりも金でチームを選んだ
→経済的に十分満たされたおらず、稼げる選択をした人への軽蔑。
もっと私たちは自分を満たすことにもっと集中すべきだと思う。
それこそが誰にもとやかく言われない過ごしやすい社会になるのかなって。
その自分を満たすというのも難易度が高いという件はあるのだが、
たとえ失敗しても向き合って、挑戦し続けて、手を伸ばし続けた先に
挑戦する前とは違った感情が生まれるのかなって思 -
Posted by ブクログ
友達なし、恋人なし、お金なし。上京直後にコロナ禍に見舞われた大学生・瀬戸杏奈。孤独を募らせる彼女のもとに、ある夜、伝説の大女優から電話がかかってきて――。運命突破系青春小説!
私はコロナ禍が始まったときすでに学生は卒業していたが、ある意味若くて仕事にプライベートに満喫したい場面で職業柄最も我慢を強いられたし緊張の連続でストレスはすごかった。だから杏奈の閉塞感は痛いほど分かるし、ましてや一人暮らしの学生ならなおつらかっただろう。マリリンからの電話というファンタジーから始まるものの、後半は学術論文に着地するので結構硬派だ。もう少し二人の会話を楽しみたかった気持ちもある。フェミニズムに対してどんな -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の大学生、瀬戸杏奈が
コロナ渦に大学生になって上京し、
一人暮らしの部屋に置いていた
電話からなぜかマリリンモンローから
電話がかかってきた。
そこからマリリンモンローに興味が沸き、
論文のテーマにマリリンモンローを起用する話。
フェミニズムとか、いろんなテーマが盛り込まれていて
個人的には少し根本的なストーリー展開が
見えなかった印象。
マリリンモンローは本来は世間に知られているような
セクシー路線?を希望していなかったとのことで
わずか36歳で亡くなっていたんだということも
知らなかった。
芸能人や有名人って、本来の自分の姿をは異なる
偽りの姿を世間に見せているものなんだと思う -
Posted by ブクログ
今はどんなものを買っているか気になった一冊。わたしはケチな方なので、大きい買い物は石橋を叩いて(=調べて)買わないことが多い人間です。だからこそ、みなさんの「好き」ってどこが好きポイントなんだろうと興味があります。1つずつの紹介は短めなのでスキマ時間にちょこちょこ読める本です。ただ、2016年発売の本なので、本書を読んで興味が出ても同じものを買えない可能性があります。今、著者はどんなものを買っているのか気になりました。
■お伊勢丹は意外と出てこない
タイトルから伊勢丹とのコラボエッセイなのかと思ったらそうではありませんでした。「伊勢丹でお買い物」って素敵な雰囲気ワードです。ネットショッピング