山内マリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごい。
作者女の人よな???一作目のボーリング場のやつ男社会の解像度高すぎんか???バイク事故からのカラオケ熱唱(しかもブラフマン!)とか、ガーターのときの野次とか
隣にきたら嫌な集団、イケてる奴らが無自覚にうるさくてそれにこっちが萎縮してるだけなんだと思ってたけど、「場を支配するような空気を、わざと撒き散らす」それだわ。
同じ男女のイケ集団でも怖くない人たち全然いるわ、なんだよ、あれわざとだったのかよ
2人で話してると優しくて面白いあいつがなぜあんな奴らとつるんでて、そこにいるときはなんとなく嫌なやつになるの、不思議な現象だと思ってたけど、そうだよな、そういう集団では優しさは弱さだし、面白さは大声で掻き消されちゃうんだよな
読み終わってしばらくしてからアコの存在の禍々しさに気づく。アコはその集団の空気の加速装置なのだ。
男っぽい女子、とかでもなく、それこそ女を撒き散らして、誰が一番オスなのか競わせる、男たちも実のところそのメンバーだけだとそんなに面白くないから女を入れて場を持たせる。いやー、とんでもないわ。
↑の話とか仕事ができない男とかで男のままならなさを包摂したかと思ったら、振られた理由がわからない話で蹴っ飛ばしたりして、最終的にニコンに泣かされた。他のも読みたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレコロナ禍に大学入学のために上京し、一人暮らしを始めた女子大生のもとに、ある日マリリン・モンローから電話がかかってきて……というお話。
あらすじを読んだ時点では、もっとマリリンとの交流がメインで描かれるのかなと思っていけど、いい意味で裏切られた!
主人公の杏奈が所属するジェンダー論ゼミでのやりとりがとても解像度が高く描かれていて、一緒に授業に参加してるような気分で読めた。
ゼミの学生もさまざまな性別や年代の人がいて、それぞれの立場からの意見が描かれているのもとてもおもしろく読めた。
私自身はジェンダー論に関心があるほうなのでこの本を手に取ったけれど、知識がない人が読んでも学生たちと一緒に疑問に向かうことができて、とてもいいのではと思った。