作品一覧
-
4.0人気作家LiLyさんの『otona MUSE』連載「ここからは、オトナのはなし」の書籍化最終巻。 約10年間続いた大人気エッセイの集大成がここに! “もっともっとオトナげなく、「今」を楽しく――” 40代に突入してからも仕事、子育て、恋愛、家族に全力で向き合い、前に進み続けるLiLyさんの共感度100%のエッセイです。 【LiLy(リリィ)プロフィール】 作家。1981年、横浜生まれ。蠍座。N.Y.、フロリダでの海外生活を経て上智大学卒。10歳から1日も欠かさず日記を書き始め、25歳の時に恋愛エッセイでデビュー。小説も含め、ファッション誌に連載を持つスタイルが主。『タバコ片手におとこのはなし』(講談社)などの「おとこ」シリーズがロングセラーを記録し、今作はそのシーズン2にあたる「オトナ」シリーズの最終巻。著書はオリジナル作品のみで30冊を超える。東京在住。2児の母。 HP www.lilylilylily.tokyo Instagram @lilylilylilycom
-
3.0
-
4.0マスクを下ろして、 キスをする。 コロナ禍、猛スピードで変わる世界。 最新恋愛小説。 さようなら2020年。 過去最大に炎上している地獄のようなリプライ欄。キリはスマホを伏せて、 サイとのキスをまた思い返す。 Chapter6.Pandemic. 女って、なんなんだ。すぐに愛が欲しいと叫び出す究極のエゴイスト。 女の「好き」ってなんなんだ。その一瞬は本気なんだよ。そこが一番怖ぇんだ。 Chapter8.Break! 芸能人のセックススキャンダルなんて、人々の暇つぶしの話題としてのみ消費され、 光の速さで過去になる。でも、人は意外と忘れはしない。 死ぬまでそいつらは、ボクの恋の生き証人になってくれる。 Chapter11. Revenge Porn. 時よ、止まれ――。 Chapter13. To Be Continued.
-
4.3
-
5.0
-
3.5レッスン1:女の武器を自分の中に探せ。―もし、シビアなゲームに参戦するなら レッスン2:恋に堕ちるのも落とすのも簡単。―もし、あなたのアイフォンに、音楽さえ、入っていれば レッスン3:するかしないか瞬時に分かれ。―もし、突然始まる恋を逃したくないのなら。 レッスン4:オンナから子猫へ。―もし、ミルクでの溺死が好みなら。 レッスン5:のたうち回れ。―もし、本気ならそうなるの。“あなた”が必ずどこかに見つかる全5編。オンナの欲望と快感、女性の自立と自由を描く傑作官能小説、誕生。「この本が、読んでくださったあなたを少しでも、ほんの一瞬でも「ァ」って、キモチ良くできたなら幸せです。何かピンとくるものを感じて本書に腕を伸ばしてくださったあなたを、きもちよくすることに失敗した本作であったならば、期待したのに失望させられた男を捨てるような感覚で「下手クソッ!!」って床に投げ捨ててくださいね。」(著者あとがきより)
-
4.1
-
3.4女と女と男、3人の視点から描いた揺れる恋。 お嫁さんになることを夢みる大学1年生のエミリ。人気スタイリストのアシスタントとして働く彩。恋人、彩とのマンネリ期にエミリと出会った孝太。三角関係にある3人は、いつも本当に相手に伝えたいことを呑み込んで、唇をかみしめてしまう。互いを思いながら、心はすれ違い、行動は互いを傷つけてしまう。いまを生きる女の子、男の子なら誰でもが体験する恋と仕事、恋と将来の間の葛藤を、3人はどんなふうに克服していくのか? 1章はエミリ、2章は孝太、3章は彩、4章は、またエミリ、5章は孝太・・・というスタイルで、3人の主人公それぞれの立場から、ラブストーリーが語られていきます。同じ出来事も、エミリにとってと孝太にとってでは、まるっきり違う。だからこそ恋ってムズカシイ。ましてや、三角関係ともなると! 若者の夢と現実、焦りといらだちを、さまざまな角度から表現した、きわめて現代的かつユニークな青春群像劇です。若い女性ならば、誰もエミリや彩に自分をだぶらせて、涙を禁じ得ないでしょう。
-
-
-
3.3
-
3.01巻627円 (税込)信じ続けているだけで夢が叶うほど、現実はやさしくなんかない。著者は“夢見る現実主義者”となり、東京で、旅を続けた。人気若手作家、LiLyが夢を叶えるまでの7年間を綴った渾身のドキュメント。
-
3.5携帯サイトでみんなが泣いた24歳の物語“おしゃれ”と“キャリア”と“恋愛”、どれかひとつだけではクールじゃない。全部手に入れないと意味がない――。里子、24歳。高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。女友達への対抗心から、些細な見栄をはることで積み重なっていく小さな嘘、少しずつ増えていく借金。自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく……。そんな里子が、ある日、恋愛対象にすらならないはずの高校生、タカノと出会って……。 ピンヒールで背伸びした“大人の女の子”が、今、ほんとうの自分を探しはじめた。
ユーザーレビュー
-
Posted by ブクログ
昔はあまり好きじゃなかったLilyさん。でも気づけば本を3冊も買っている。(しかもちゃんと本屋さんで新品を!)
おそらくこのオトナミューズの連載からだんだんと好きになったんだと思う。
日本版SATCという感じで、読んでいると女友達とガールズトークをしている気分になる。このコロナ禍でなかなか飲みにも行けないこの頃、こういうのが心の支えにもなる。言葉遣いの悪さはご愛嬌ということで…笑。
2冊目も読んだけど、1冊目の方が離婚がリアルタイムで書かれている分、濃密な印象。すごく勇気の要ることだと思うことだと思うけど、それをやり遂げたLilyさんの強さに憧れる。
Lilyさん自身が自家発電と言ってい