あらすじ
女性の心の代弁者、人気作家LiLy5年ぶりのエッセイ。いつの間にか周りも自分も変わっていっていることにふと気づく30代。等身大の女性の結婚、恋愛、仕事、夫婦、セックスなど日々起こっている日常が赤裸々に語られています。脚色されたキラキラしたものとは違ったリアルなオトナの女性の姿がここに。
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Posted by ブクログ
昔はあまり好きじゃなかったLilyさん。でも気づけば本を3冊も買っている。(しかもちゃんと本屋さんで新品を!)
おそらくこのオトナミューズの連載からだんだんと好きになったんだと思う。
日本版SATCという感じで、読んでいると女友達とガールズトークをしている気分になる。このコロナ禍でなかなか飲みにも行けないこの頃、こういうのが心の支えにもなる。言葉遣いの悪さはご愛嬌ということで…笑。
2冊目も読んだけど、1冊目の方が離婚がリアルタイムで書かれている分、濃密な印象。すごく勇気の要ることだと思うことだと思うけど、それをやり遂げたLilyさんの強さに憧れる。
Lilyさん自身が自家発電と言っているように、全編通して自分で自分を幸せにすることの大切さをひしひしと感じた。恋愛体質なのと、男に幸せにしてもらうことを求めるのは違う。
自分も自分の足でしっかり立たなきゃと思う。
これこそが平成の、そして令和の女性の生きる道。
Posted by ブクログ
人生経験豊富な筆者の体験談。
読者は男性が対象ではないと思うが、結婚・出産・離婚を経験した女性の心情や実体験がつい笑ってしまうほど赤裸々とストレートに書かれており新鮮だった。
4人の女性の結婚に関するリアルレポートは印象的。
・カリスマとファンが対等になるのが結婚
・母性本能くすぐり男は本物の子ができた瞬間、ただの足手まといになる
・共働き、オス同士の結婚は仕事時間の奪い合い
・関係が自由すぎると夫婦だって疎遠になる
Posted by ブクログ
私はパリピではないけれど、普通にOLやって独身謳歌して、結婚して子供ができたことでがらりと生活が変わる、その過程と気持ちの捉え方がかなり似ていて共感できるところが多々あった。こう思っていたのは私だけじゃないんだ、逆にこうゆう風に捉えればいいんだ、と共感しながらよんだ。言葉の選び方とか、(泣)(焦)など、前半の方はとくに、文末にこうゆう記号めいた言葉があったのがちょっとわずらわしかった。