LiLyのレビュー一覧

  • 生きるセンス

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    「40歳の壁に効く言葉のギフト集」という帯に惹かれて手に取りましたが、アラフィフの私にも心に響く言葉がたくさん詰まっていました。
    特に印象的だったのは、吉本ばななさんのパート。これまでばななさんの作品を読んだことがなかったのですが、その考え方や表現に強く惹かれ、今後ぜひ著作も読んでみたいと思いました。
    ほかにも、インタビューに登場する方々がとても魅力的で、それぞれの考え方や生き方に多くの刺激をもらいました。

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    2025年06月04日
  • BAD SEX

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    地方から上京して、渋谷と池袋の大学で、色んなはじめての気持ちと戦った親友からおすすめされた本。
    30代向けのお話らしいけど、23歳で出会えてよかった。
    私があの時恋人ごっこの相手にすらなれなかったのは、大人になり切れていなかったから。BADな女性に憧れているのに、清く正しくあり続けるべきという固定概念から抜け出せない私はまだまだお子ちゃまで、かっこ悪い。

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    2022年09月30日
  • 目もと隠して、オトナのはなし

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    それでも、私は、今、息ができている。人は人、自分は自分、と愛をもって一線を引くことができるのは、自分の人生を生きることを全うできている証だと思っている。(P153)

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    2021年08月18日
  • ここからは、オトナのはなし

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    昔はあまり好きじゃなかったLilyさん。でも気づけば本を3冊も買っている。(しかもちゃんと本屋さんで新品を!)
    おそらくこのオトナミューズの連載からだんだんと好きになったんだと思う。

    日本版SATCという感じで、読んでいると女友達とガールズトークをしている気分になる。このコロナ禍でなかなか飲みにも行けないこの頃、こういうのが心の支えにもなる。言葉遣いの悪さはご愛嬌ということで…笑。

    2冊目も読んだけど、1冊目の方が離婚がリアルタイムで書かれている分、濃密な印象。すごく勇気の要ることだと思うことだと思うけど、それをやり遂げたLilyさんの強さに憧れる。

    Lilyさん自身が自家発電と言ってい

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    2021年05月17日
  • 別ればなし TOKYO2020.

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    ぐいぐい引き込まれて読み進めました。
    キリの想いにこちらも苦しくなりつつ、20代の恋愛だなぁ、と目を細めました。
    その頃恋愛をしたことがある方は、共感することがあるのでは、と思います。
    共感し難い登場人物もいるのですが、好きゆえの事なのだと納得はできます。
    コロナ禍が舞台なので、リアルな今の話という感じがあって、臨場感もありました。

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    2021年02月03日
  • オンナ

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    ネタバレ

    痛々しく悲惨な咄。だけどよく見ていると思う面白さがあり、まじめすぎた時、疲れた時に、逆の応援歌になりそう

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    2020年10月02日
  • オトナの保健室

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    共感の嵐。
    初めてオトナミューズで読んだ時には、自分の思いが言語化されていて稲妻が走った。
    番人受けという訳ではない気がするけれど、はまる人にははまると思う。
    人に対する温かさがじんわりと滲んでいる。

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    2020年09月09日
  • ここからは、オトナのはなし

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    こういう風に書ける書き手さんが出てきていること、そしてそれが受け入れられていること。少しづつとはいえ、変わってきているのだな。

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    2017年09月03日
  • me&she.

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    なんでこうもこの人は心理描写がうまいんだろう。
    泣きます。
    色んな設定が自分にリンクして、とにかく泣けます。
    今まで色んな経験を経て大人になってきた女子なら、必ず痛いところをつかれる。

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    2013年11月19日
  • me&she.

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    ネタバレ

    まみちゃんとココちゃん、それぞれのキャラが際立っている。
    特に、ココちゃんの出産と育児、親の自覚ゼロの夫とのかかわりのくだりは、かなりリアル。
    作者の実体験が近かったからかも。

    個人的にはあとがきも面白かった。

    娘と母の関わりって濃くてすごい。

    息子しかいない私はちょっぴり羨ましいのであります。

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    2013年10月18日
  • 空とシュウ

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    ネタバレ

    やばい。たぶんもう読み返すのは五回目だけど、何度読んでも読んでるときに涙が止まらない。涙の理由は自分でもわかんないけどなんだか過去を思い出したり今を思う。のあにとってのくまさんみたいな人にわたしも南国の海で出逢ったんだなぁ *空とシュウ

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    2011年07月27日
  • こぼれそうな唇

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    スタイリスト目指して一生懸命に働く、オシャレで美人で、スマートな彩。
    サバサバした性格で友達は多いけど、そんなキャリア志向の彼女は恋人という存在から見たら冷たくて可愛げのない女。

    キャリア志向の母親を理解せず、夢は専業主婦で、妄想の中でフワフワと生きているエミリ。
    自分に自信がなくて、被害妄想もひどい、女友達は少なく、恋人からは重たいと思われがちな女。

    彩の彼氏だった孝太がエミリと浮気するところから物語は始まって...

    その3人、それぞれの思いが描かれている物語。

    私は多分、彩タイプ。
    結婚したからって仕事辞める気も、いつか子供できて仕事辞める気もない。

    だって仕事も愛も子供も手に入

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    2015年03月19日
  • 空とシュウ

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    携帯小説から読んでました
    Lillyさん、だいすき
    切なかった、これ。
    愛ってなんだろう…
    きっとそれぞれ、いろんな愛があって、相手を大事に思う形があろんだろうな
    その人じゃないとどーしても埋められないものってきっとあるんだと思う…

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    2010年04月29日
  • パープルレイン

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    初めて読んでから
    もう1年近く経つ

    この綺麗な紫の表紙に手をかけるのは
    決まって
    何かにつまづいたとき


    きっとこの先何度も開く一冊

    少しずつ
    感じ方が変わっていくから


    Lilyさんの文章
    コラムも大好き(いろいろと学ぶことがあります)ですが
    「フィクションだからこそより伝えられること・伝わること」
    彼女のノベルを読んでいて、はっと気付かされます

    だいすき◎

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    2010年01月01日
  • 空とシュウ

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    web連載で読んでいたものがこうして一冊の本として手元に届いた時の感慨も大切にしたいな、と思った作品





    何か、たりない部分があるからこそ、女であり
    また、その何かを満たすために葛藤するのも、女だからであって
    女≒ひと

    14歳から29歳の15年という長い期間の時系列を追って
    ひとりの少女が成長していく姿をひとりの少年との「愛が存在しない」男女関係を共有する過程を通して見えてくるものたち
    周囲からの期待と本心とのずれを発端に拗れていく現実
    そして行き場を見失い彷徨う「女」としての心情が無機質な冷たい空気を含んだ文章の中で展開され
    環境の変化や時間の持つ大きな癒しと破壊

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    2010年01月01日
  • パープルレイン

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    パープルレイン!


    やっぱLilyさんセンスいいわ。

    だって、この表紙の紫・・・

    やばぃっしょ。

    アタシの大好きカラーだよぉ~

    もちろん、、、

    ストーリーもヤバィってゆーね。

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    2009年12月09日
  • パープルレイン

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    自分を見つめなおす一書になりました。
    Lilyさんの描く一話一話の断片が、自分と重なって正直苦しくもありました。
    章が繋がっていく展開がおもしろいです。

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    2009年10月04日
  • パープルレイン

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    もう、なんか問答無用でLiLyの書籍には5つ☆をつけている気がしますw

    台風が池袋を襲ったある夜。
    その舞台上でいくつものドラマが生まれる。

    全ての作品に、少しづつのつながりを持たせて一つの作品に為すという所謂短編小説ではよく使われる技法ですが、
    よく使われるという事は、それだけ話を纏めやすいという事になります。

    このパープルレインもご多分に漏れず綺麗に纏まった短編集になっています。

    人生を綺麗に生きられない女性達が必死に生きていこうとする様が、まさに真に迫って描かれている気がする。

    きっと、時代とともに忘れ去られる一冊にはなってしまうのでしょうが、清濁混ぜて描けている作品ではないで

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    2009年10月04日
  • me&she.

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    人とは
    良いこと嫌なこと
    いろいろな経験をして
    そこから学んで
    でもまたなにかにつまづいて
    学んで……学びあって……
    その繰り返しである

    子供も
    大人も
    ずっとその繰り返しなんだと思う

    そしてそれぞれのタイミングで自分に素直でいたい、ととても感じた本。

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    2025年07月12日
  • オトナの子守唄

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    久々に読んだlilyさんのオトナシリーズは、
    ・エッセイの執筆連載をやめること
    ・友人と企業したこと
    など、これまでにない人生の節目にあたっているなぁと感じる。まさに、時代とともに「生き方」がどんどん大きく変わっていく。
    「宇宙から見たら、自分なんてホコリみたいなもの」
    だから好きにすれば良い。
    このパンチラインも刺さりました。

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    2024年08月02日