LiLyのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ここに出てくる女性たちは一昔にはやった言葉で言うところの『プッツン』した方々ばかりです。僕に言わせればどうでもいいことなんですが、世の女性たちはこういうことで悩むのか。ということを教えてくれました。
この本は作者がモデルといわれる表紙の女性の写真に惹かれて読もうと思いました。
内容はというと12の物語が納められた短編小説で、『ちょっと、というかかなり「ぶっ飛んだ」女性たち』のエピソードが手を変え品を変えて紹介されており、
「あぁ、まぁこういう世界もあるんですねぇ。
僕の見える世界とはまるで違っていますが」
という感じであまりにもかけ離れた世界なので、同じ世界に生きている人間の話なん -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わって正直に感じたことは、「うーんなんか想像してたのと違ったなぁ」でした(^◇^;)私は!
表紙もステキでしたし…
もっと個人の体験とか、人生とか、女特有の闇の部分とか…そういうのが描かれているのかなぁと(勝手に)思って読んだので。
なので興味のない芸能人の話や、誰かの話の部分は
結構飛ばして読みました。
共感した部分もあります!
【服は運命を変える】というお話があるのですが、内容とても共感できました!!年齢を重ねていくごとに、今まで着ていた服ってナゼか合わなくなるんですよね…
その「ナゼか」がスッキリしました(^^)納得。
あと家族の話とか。そういうのは共感できましたね。 -
Posted by ブクログ
恋愛が全てのエミリと、キャリアを築くことに燃える彩。対極の2人に、自分はどちらのタイプなんだろう?と自然と考えてしまう。
間違いなく、主人公の設定年齢の頃には彩タイプになりたいと思っていたけど、結婚とキャリアの両方を手に入れるためには並大抵じゃない努力と運が必要だという事は今になってわかる。
”20代。男とは、女とは、恋とは、愛とは、仕事とは、そして、「しあわせ」とは…?答えのない、ものだから、考えても分からない、ことだけど、エンドレスに考え続けずには、いられない。私はどんなヒトで、何を一番に、求めているんだろう。”あとがきより。
まさに、今わたし自身が彷徨っている問題で、それは今までもこ -
Posted by ブクログ
音楽をテーマにしたアンソロジー。
好きな作家の加藤千恵さんが筆者の中に入っていたので手に取りました。
ラブソングとタイトルに入ってますが
それぞれの短編はラブソング以外の曲もテーマになっています。
実在する曲が使われていたり
架空の曲だったりもしたけど
加藤さんの『約束のまだ途中』と
あさのあつこさんの『雨宿りの歌』がよかったな。
加藤さんの作品は、結婚する親友(小学生からの仲良し)との思い出の曲を中心としたストーリー。
自分の状況と結構かぶるところがあり、かなり共感出来ました。
あさのあつこさんの作品は、少しミステリーっぽい側面もあるんだけど、小学生の時にある事件に遭遇し雨にトラウ -
Posted by ブクログ
LILYさんの自叙伝。エッセイでもある。
まだオンナ、しかこの人の本は読んだことがなかったけど、この人こういう略歴なんだ、というのがわかった一冊。
実際ラジオのDJやコラムニストなんて食べて行けるまで大分時間がかかる。
クラブ通いにキャバ嬢、英会話の家庭教師。カフェ勤めや彼氏との同棲。色んな経験がほんの少し私と被ってて共感。
こんなに秒単位で予定詰め込みまくるって凄いと思いながらと留年したってところで、やっぱりそうなんだ、と残念。
しかも上智行けたのも帰国子女枠だし、高校時代留学させてもらえたのも結局家庭環境が良かったからだよね、その割に文章の語彙力や表現力、文体も何だかちょっと安っぽく見える