【感想・ネタバレ】11センチのピンヒールのレビュー

あらすじ

携帯サイトでみんなが泣いた24歳の物語“おしゃれ”と“キャリア”と“恋愛”、どれかひとつだけではクールじゃない。全部手に入れないと意味がない――。里子、24歳。高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。女友達への対抗心から、些細な見栄をはることで積み重なっていく小さな嘘、少しずつ増えていく借金。自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく……。そんな里子が、ある日、恋愛対象にすらならないはずの高校生、タカノと出会って……。 ピンヒールで背伸びした“大人の女の子”が、今、ほんとうの自分を探しはじめた。

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Posted by ブクログ

安室奈美恵さんのSWEET 19 BLUES

「自分だけで精一杯
それでもそれなりにみえる」

「世の中かっこつけてて
それよりかっこよくなきゃいけない」

みたいな、本でした。

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2014年01月29日

Posted by ブクログ

一気に読み終えました。
自分の今の悩みと重なる部分が多く、夢と現実、仕事と恋愛・・・自分は今どうしたいんだろうと、また深く考えるきっかけになりました。
残念ながら主人公のHappy endには共感できるような、できないような。という感じでもやもやは晴れなかったけれど、今描ける自分なりのHappy endに向かって何かしなくちゃ!と改めて感じました。

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2012年03月16日

Posted by ブクログ

誰だって精一杯生きている。
上手くいかなくて足掻いてる。友達にだって話したくない事だってある。上手くいかなくて泣けてくる時も、心が淋しい時も結果が見えなくて自分に腹が立ってどうしようもない時もある。だけどそれを乗り越えられた時に得た幸せは、何物にも変えがたい。
着飾った外見を好きになってもらうのではなく、内面から好きになってもらえた時本当の幸せが訪れると教えてくれた作品である。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

最初の出だしはとっても好き。
ここ東京に住む私はとってもその心境に共感できる。
恋も仕事もファッションもどれもあきらめたくなくて
毎日もがいてちょこっとローンを組んじゃったりもするし、
自分を誇張して人に見せちゃったりもする。

ブランド物を買って人に自慢もしたい。


でもタカノとのからみが出てくるあたりから
ちょっとムリヤリな感じがあってストーリーが嫌だった。

タカノとのやりとりや、からみとかを使わないで
リコがプライドの殻を割って友達の輪に溶け込めるようになるところを
みたかったな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

そんなに、好きではないかな?


まぁ、『LiLy』の小説処女作と考えるならば、まぁまぁかな〜と思うけど・・・。


でも、ストーリーは結構面白いし、キャラクターもしっかりとしている。

ただ、ちょっと文章力が足りない感じ。

すでに、レビューはしていますが、LiLyの小説二作目『パープルレイン』の方が、やっぱり圧倒的に面白い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

タイトルと主人公が今の私と同い年という設定に惹かれて読みました。
2時間あれば十分読み切れます。
小説なので架空の話と思えばそれまでですが、次の点は読んでて気になりました。
・主人公のリコが毎日のように泣いている(泣いている描写が多すぎてまたかとうんざりする)
・上京前の高校生時代に交わす妹の理沙子との会話が標準語(リコは九州出身で、最後の方で出てくる両親と兄は方便なのが余計違和感を感じる)
・登場人物が全ていい人(なんかリアリティさに欠ける)

でも、ハッピーエンドで終わる話は好きなので、読後感は良かったです。

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2012年09月02日

Posted by ブクログ

友人に薦められて読みました。同年代の女の子なだけあって、気持ちは凄く解るし、痛いトコつくなぁと思いました。

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2011年07月27日

Posted by ブクログ

タカノとの恋愛は正直面白くなかったけれど、リコの見栄のために嘘を重ねていってしまう泥沼感がすごく好き。24歳、手取り17万、家賃6万5千円。高いブランドものは持つけれど、タクシーに乗ることに躊躇し、飲食店では1番安いパスタを頼む。生々しいなーって思いました。他人を陥れるためにつく嘘じゃなくて、まわりに自分をカッコよく見せようとしてついていく小さな嘘の積み重ね。その嘘がどれだけ重いのか、すごく伝わってきた。できれば女友達とのやり取りにもっとページを割いてほしかったかな。

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2009年12月18日

Posted by ブクログ

あぁ、折れちゃうそう、私、ポキッと。
この11センチのピンヒールみたいに。
“おしゃれ”と“キャリア”と“恋愛”、どれかひとつだけではクールじゃない。
全部手に入れないと意味がない。
里子、24歳。
高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。
女友達への対抗心から、些細な見栄をはることで積み重なっていく小さな嘘、少しずつ増えていく借金。
自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく。

誰だってかっこよく生きたいもんね。
ささっと読めて面白かったです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

主人公の人間的弱さが切ない

きっと誰しもが感じている孤独感みたいなもの
人と触れることで
成長していく

LiLyさんの本は本当に読みやすくて
心に響きます

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2009年10月04日

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