感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スタイリスト目指して一生懸命に働く、オシャレで美人で、スマートな彩。
サバサバした性格で友達は多いけど、そんなキャリア志向の彼女は恋人という存在から見たら冷たくて可愛げのない女。
キャリア志向の母親を理解せず、夢は専業主婦で、妄想の中でフワフワと生きているエミリ。
自分に自信がなくて、被害妄想もひどい、女友達は少なく、恋人からは重たいと思われがちな女。
彩の彼氏だった孝太がエミリと浮気するところから物語は始まって...
その3人、それぞれの思いが描かれている物語。
私は多分、彩タイプ。
結婚したからって仕事辞める気も、いつか子供できて仕事辞める気もない。
だって仕事も愛も子供も手に入れたい欲張りだからw
女子は必ず共感できる部分のあるストーリー。
毎日を、自分をがんばろう。
支えてくれる人に感謝して、大切にしよう。
著者のあとがきが愛に溢れてて好き♥
Posted by ブクログ
恋愛が全てのエミリと、キャリアを築くことに燃える彩。対極の2人に、自分はどちらのタイプなんだろう?と自然と考えてしまう。
間違いなく、主人公の設定年齢の頃には彩タイプになりたいと思っていたけど、結婚とキャリアの両方を手に入れるためには並大抵じゃない努力と運が必要だという事は今になってわかる。
”20代。男とは、女とは、恋とは、愛とは、仕事とは、そして、「しあわせ」とは…?答えのない、ものだから、考えても分からない、ことだけど、エンドレスに考え続けずには、いられない。私はどんなヒトで、何を一番に、求めているんだろう。”あとがきより。
まさに、今わたし自身が彷徨っている問題で、それは今までもこれから先も悩まずにはいられない、どうしようもない問題なのかもしれない。
Lilyさんの物語は、小説だけど、考えさせられるお話が多くて、自己啓発本のようにすっと胸にはいってくる。
エミリに、苛立ちや嫌悪感を感じるけど、まさに今のわたしは同じ気持ちなのかもしれない。
Posted by ブクログ
読んでる途中、エミリに死ぬほど嫌気が差したのは、きっと、アヤの部分が強い自分の嫉妬心だったのかもしれない。
最後、コウちゃんのエミリに対する気持ちに気づいてくれた時は、羨ましささえ感じた。
女の幸せって思っているよりも難しいの。
Posted by ブクログ
彩、エミリ この2人の考えている事って女子ならみんなもってるんじゃないかなぁ。
でも、この本を読んで自分のあり方を考えさせられた。
結婚したいってエミリの気持ちもわかるけどエミリほど恋だけにいきられない。
彩のようにバリバリ仕事をしたい気持ちもあるけど、そこまでできていない。
とりあえず、中途半端な自分に気付きました。。。
Posted by ブクログ
「キャリアvs結婚願望――私が一番欲しいものって、なんだろう。」答えが見つかるかも、と思い手に取り読んでみたけどやはり答えは見つからなかった><とても読みやすかったです。登場人物に接点を持たすのは流行っているのでしょうか、、
Posted by ブクログ
一度目、タイミングがバッチリでかなり共感して読めた。もう一度時間を開けて読んでみると、例えばこころが弱ってるときなんかは、エミリの弱さにのっかってしまうし、なんかだめだったな。基本的に彼女の作品は、女が男にめためたにされて上がってく、みたいなのが多くて、精神的に安定して自分を客観視出来てる状態じゃないとツライ。でも、やっぱりタイミングが合えば、モチベーションはMAXあがるし、最高の作品!