山内マリコのレビュー一覧

  • 元カレの名前なんて忘れた

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    タイトルと可愛らしい装丁の通り、終わった恋愛に背中を向けて歩き出すようなお話。

    恋愛は上手くいかないことも沢山あるが、
    恋愛をしている時の自分が、いちばん輝いている。きっとみんなそうだと思う。

    アンソロジーのそれぞれの視点の女の子たちは、とてもかっこよかった。

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    2026年08月30日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    文章量も多くないのでサクッと読める。
    年齢は違うけれど陽子さんに少し自分を重ねてしまった。

    今の時代の女性の自立は大きなテーマなんだなと改めて実感。
    いくつになっても人は変われるし、変わりたいと思って行動することは素敵だ。

    ◾️心に残った文章

    変化や刺激のない日常は心を程よく鈍感にさせる。
    心だってもったりと鈍感になる。
    人と関わる機会が減ると傷つくことも自己嫌悪になることもない。
    安心安全の代わりに日々の喜びも薄い。

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    2026年08月28日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    夫が定年を迎え、陽子さんは積年の恨みを晴らすために大爆発!

    私は小爆発をよくしているからなー。それより定年までもつかしらね?

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    2026年08月26日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    町田そのこの何かの本が好きだったから、表紙を見て読んでみた。

    結果、2作目の一木けいさんの文章が好みだった。
    恋の初期の末期は見間違いで、恋の終わりのはじまりは虚無らしい。
    脚本家という設定に合った感性と語彙で恋の始まりから終わりまでの感情が細かく描かれていた。男に非がある(浮気)のにどうしてここまで傷つかないといけないんだ。その後男が美談として話してたのもふざけんな、と思う感性も自分と一致していた。

    一作目は「姉ちゃん」の用法をうまく使った短編ミステリーみたい。
    三作目は、主人公もアベサチも男性からひどい扱いを経験した2人で、トピックに馴染みがなく(あってはいけないが)受け入れがたかった

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    2026年08月23日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    青山美智子先生が好きで購入。

    「元カレ」という単語がタイトルに入っている分、いつもの青山先生のほんわかした雰囲気をどう表現するんだろう……と思いながら読んだけれど、やっぱり安心する、いつもの青山先生でした。

    4人の先生の中では、一番ふんわりしていて、読み終わったあとも優しい気持ちになれるお話。

    そして、個人的に一番印象に残ったのは町田そのこ先生。

    キレがあって、「こういう考え方ができる女友達、いいよなぁ」と思ってしまった。

    どんな考え方なのかは、ぜひ読んでみてのお楽しみ。

    ヒントは、阿部定。

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    2026年08月21日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    別れた時にその人の本当がわかる。

    元カレってエモーショナルになるけど、恋は盲目なことが多いよね。

    青山美智子さんが元カレについて書くと見て、購入。参加してる作家メンバーが素敵。

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    2026年08月21日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    「眠るまえの、ひそかな習慣」より。

    ああもっと自分自身に忠実に、自分らしく生きればよかった。あんなに一生懸命働かなくてもよかった。もっと家族と過ごせばよかった。
    世間の目を気にせず、自分を出す勇気を持てばよかった。

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    2026年08月19日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    知り合いに この作家さんを薦められて初めて読みました。
    陽子さん、家が大好きで人との出会いなども少し億劫になっていて、定年後嘱託社員の旦那、愛猫あんちゃんと暮らしている。
    ある日独立した息子が彼女を家に連れてくるところから陽子さんの日常が動き始める。

    結果的には とても丸く収まってめでたし て感じなんだけど、佳境に入るまでが少しもったりした感じ…の割にサクッと解決した(ように感じる)
    所々に入るイラストが可愛い。

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    2026年08月16日
  • 一心同体だった

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    山内マリコのフェミニズム、良いけど昭和生まれの人が生きてきた生きづらさで、平成生まれの自分からすると、今はここまでじゃないよねってことが多い
    ちょっと古い本かと思ったら2022年だった
    まあでもそれが彼女が生きてきた時代なんだなと

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    2026年08月14日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    陽子さんは、長年専業主婦として家族のために家事をしてきた。まるで上司とアルバイトのように夫から指示されたり、不平不満をチクチクと指摘されたりしてきた陽子さん。息子の彼女のみやちゃんとの出会いで、そんな日々に疑問を持つようになる。家族の機嫌を損ねないように、自分の思いは出さずに暮らしてきた自分に気がつく。自分の気持ちを押し殺さずに、伝える努力をし始める陽子さん。離婚ではなく、夫婦で変わろうとしていく様子がよかった。

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    2026年08月12日
  • ここは退屈迎えに来て

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    タイトルセンスがばつぐん。迎えに来て、っていう受け身なのが巧いな〜。自分から出て行くというよりは、期待して待っているかんじ。大した夢もなくただ都心に憧れたり、なにも持たないことに焦ったり、周りと足並みが揃わないことを孤独に感じたり、でもそうやってひとりでごちゃごちゃ考えているうちに、まあなんとかなる。昔強烈に憧れた光がほんとうは凡庸だったんだって気がつく瞬間は、自分勝手にさみしくなるよな。

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    2026年08月11日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    自分の母(彼氏の実母)に対する態度を見て、この人とは結婚できないなとジャッジしたって箇所すごく勉強になったわ笑。私はとっくに既婚ではあるけど、息子の教育に関してとてもためになったわ。

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    2026年08月05日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    とてもほのぼのとした感じで始まって、家庭のことをすることが大好きな陽子さんのアラ還の話、かと思いきや、ヴィーガン、フェミニスト、昭和の亭主関白、モラハラと社会問題多めで驚いた…一章ごとが短く、読みやすい文体であっという間に読めた。令和でも、家庭環境?で自分を下に見るだんなが生まれるのか…?!驚いた。(陽子さんの息子)

    またずーーーーっと自分を殺して生きてきた陽子さんが、嫌いな友人に打ち明けたことから、突然旦那に意見しブチギレし、(離婚して下さいと)言いたいことを言って、夫婦やり直ししましょうが、驚く速さで展開され、夫も驚く速さで改心したのがちょっと急すぎた。
    最終的に好きなことを活かして、ホ

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    2026年08月03日
  • あのこは貴族

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    婚活って焦るよな。
    1人の男の人を巡って、2つの女性の視点から描かれていて、
    婚活が題材ではあるんだけど、
    慣れ親しんだテリトリーの中で生活している人(それが都会か田舎は別として)そこから出たくて憧れを持っている人の話でもあるなと。
    自分の狭い範囲内が心地が良い人と、居心地が悪い人。
    そして出たくても出られない人。

    私は出たくてしかたなかった人。
    大学の頃の私大特有の内部生と外部生とか、自分も近しいものを感じたなと思いながら読んだ。

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    2026年07月26日
  • あのこは貴族

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    積読してた本。

    ついに自分もこういうの刺さっちゃう年齢になったなぁという感じ。
    お金持ちの世界と地方から成り上がった人の世界が溶け込む狭間みたいな世界観の作品だった。
    自立していく女性と、女性の自立を拒む女性という、結局男女の対立じゃなくて女性の対立という印象を受けた。

    そこらへんの男よりも稼いじゃってるし、でも可愛がられたい乙女さも捨てられないジレンマと、結婚が当然な閉塞的な価値観とか、いろんなところで悩んでいた自分にドンピシャで刺さった。
    積読して放置してたけど、本は自ずと向こうから読むべきとき時に来るのだなと思った。

    結婚感と女性の社会進出の過渡期に苦しむ、全ての女性に捧げたい作品

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    2026年07月24日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    chapter7編で構成された連作短編集。
    文字も大きく、177頁と短いので一気に読めた。

    主人公は58歳の専業主婦・陽子。
    家族は男尊女卑的思考を持つ夫と、俺様気質のわがまま息子。

    昭和の価値観そのままのスタイルにウンザリする。

    ある日、陽子の自宅に息子の彼女・雅が訪れた事をきっかけに、陽子は自身の人生へ疑問を抱き始める。

    この雅のキャラがいい。
    思慮深さを持ちながら、思った事を丁寧に伝え、凛として生きている。

    特に大きな出来事は起きないが、陽子の年代に近い方なら共感できる点が多いはず。

    気付きを経て前進する陽子に乾杯!

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    2026年07月16日
  • GOAT Summer 2026

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    食というテーマは書き手にも書きやすくて、かつ読んでいても楽しくなる要素が大きかったんじゃないかなと思いました。
    普通に楽しい1冊でした。
    (たぶん愛とか悪とか美とかは書き手の裁量によるというか、処し方に激しく好みが出る概念だよねって思うので、読み手の好みに合致するとは限らず。かつ本来文筆業でない人には扱いしにくく…みたいな)

    気になっていた話題の『ファイア・ドーム』の特集もあって良かったです。
    ますます読みたくなりました。

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    2026年07月03日
  • 結婚とわたし

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    山内マリコさんが結婚前の同棲生活から結婚生活までを綴ったエッセイ。

    「あのこは貴族」のイメージが強くて、凪のような文章を書かれる方と思いきや、ですます調でありながら毒舌なので面白くてサクサク読めてしまった。

    「あのこは〜」が苦手だったので、苦手な作家さんかもしれないと思っていたから、なんだとっても面白いじゃん!!と嬉しくなって、あちこちで「わかるよ〜??‍??」と思いながら読んだ。

    ただ、ちょっと終盤微妙に感じてしまった箇所が。80代のご夫婦のドキュメンタリーを見て「〜してやがる」という言葉を使われていたこと。「(なかなか家に帰れない夫の友人の夫婦と比べて)うちの方が仲がいい」と謎の比較

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    2026年07月03日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    ある程度年齢になると、それなりにきちんとした物を持たないといくないという事は判ります。
    しかし収入や将来への不安などの関連で安い物を購入してしまう。 あと、物を増やしたくない、部屋をある程度スッキリさせたい性格でもあります。 となると私の場合は買う必要がある物はないのかと検討した方がいのかも。自分の生活や心を少し豊かにすることを考えてもいいのかもしれません。

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    2026年06月21日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    読みやすくてイラストがかわいくてよかった。
    買い物って、つきつめると老若男女が一個人でできる取引で、こちらが差し出すものと同じ価値のものを対価としてもらう、というすごく原始的なものゆえに懐が広く自由なので、そのスタイルはその人の個性を反映する。
    買い物という行為そのものが歴史なっていて、社会の世相を反映するから、買い物に対する常識、みたいなものはその時代によって共通する何かがあって、それを感じるエッセイだったな〜と思った。
    今の時代の買い物って、通販のようにすごくプライベートなものにできるし、買うものもお店も多様化を極めているから、時代共通の常識(このブランドのこのバッグが流行っている、など)

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    2026年06月21日