山内マリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
町田そのこの何かの本が好きだったから、表紙を見て読んでみた。
結果、2作目の一木けいさんの文章が好みだった。
恋の初期の末期は見間違いで、恋の終わりのはじまりは虚無らしい。
脚本家という設定に合った感性と語彙で恋の始まりから終わりまでの感情が細かく描かれていた。男に非がある(浮気)のにどうしてここまで傷つかないといけないんだ。その後男が美談として話してたのもふざけんな、と思う感性も自分と一致していた。
一作目は「姉ちゃん」の用法をうまく使った短編ミステリーみたい。
三作目は、主人公もアベサチも男性からひどい扱いを経験した2人で、トピックに馴染みがなく(あってはいけないが)受け入れがたかった -
Posted by ブクログ
とてもほのぼのとした感じで始まって、家庭のことをすることが大好きな陽子さんのアラ還の話、かと思いきや、ヴィーガン、フェミニスト、昭和の亭主関白、モラハラと社会問題多めで驚いた…一章ごとが短く、読みやすい文体であっという間に読めた。令和でも、家庭環境?で自分を下に見るだんなが生まれるのか…?!驚いた。(陽子さんの息子)
またずーーーーっと自分を殺して生きてきた陽子さんが、嫌いな友人に打ち明けたことから、突然旦那に意見しブチギレし、(離婚して下さいと)言いたいことを言って、夫婦やり直ししましょうが、驚く速さで展開され、夫も驚く速さで改心したのがちょっと急すぎた。
最終的に好きなことを活かして、ホ -
Posted by ブクログ
積読してた本。
ついに自分もこういうの刺さっちゃう年齢になったなぁという感じ。
お金持ちの世界と地方から成り上がった人の世界が溶け込む狭間みたいな世界観の作品だった。
自立していく女性と、女性の自立を拒む女性という、結局男女の対立じゃなくて女性の対立という印象を受けた。
そこらへんの男よりも稼いじゃってるし、でも可愛がられたい乙女さも捨てられないジレンマと、結婚が当然な閉塞的な価値観とか、いろんなところで悩んでいた自分にドンピシャで刺さった。
積読して放置してたけど、本は自ずと向こうから読むべきとき時に来るのだなと思った。
結婚感と女性の社会進出の過渡期に苦しむ、全ての女性に捧げたい作品 -
Posted by ブクログ
山内マリコさんが結婚前の同棲生活から結婚生活までを綴ったエッセイ。
「あのこは貴族」のイメージが強くて、凪のような文章を書かれる方と思いきや、ですます調でありながら毒舌なので面白くてサクサク読めてしまった。
「あのこは〜」が苦手だったので、苦手な作家さんかもしれないと思っていたから、なんだとっても面白いじゃん!!と嬉しくなって、あちこちで「わかるよ〜????」と思いながら読んだ。
ただ、ちょっと終盤微妙に感じてしまった箇所が。80代のご夫婦のドキュメンタリーを見て「〜してやがる」という言葉を使われていたこと。「(なかなか家に帰れない夫の友人の夫婦と比べて)うちの方が仲がいい」と謎の比較 -
Posted by ブクログ
読みやすくてイラストがかわいくてよかった。
買い物って、つきつめると老若男女が一個人でできる取引で、こちらが差し出すものと同じ価値のものを対価としてもらう、というすごく原始的なものゆえに懐が広く自由なので、そのスタイルはその人の個性を反映する。
買い物という行為そのものが歴史なっていて、社会の世相を反映するから、買い物に対する常識、みたいなものはその時代によって共通する何かがあって、それを感じるエッセイだったな〜と思った。
今の時代の買い物って、通販のようにすごくプライベートなものにできるし、買うものもお店も多様化を極めているから、時代共通の常識(このブランドのこのバッグが流行っている、など)