【感想・ネタバレ】東京23話のレビュー

あらすじ

学級委員タイプの千代田区が、ザ・ビートルズが来日した時の思い出を振り返ったり、女子高生風の渋谷区が、恋文横丁の甘酸っぱい成り立ちを語ったり……。 東京23区それぞれが、自身の歴史や街の様子、そこで生まれた悲喜こもごものドラマを「自分語り」する、思わずくすりとさせられたり、ほろりとさせられたりする小説集。

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Posted by ブクログ

なるほどなるほど‥‥わかります
と言いながらわからないこともあるけれど。
それぞれの区のことを知ることができます。
こうだったああだったということが面白いです。

区自身が語っているのがいいですね。
もっと現在のこともこういう風な本にならないかなと期待します。

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2024年12月10日

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「新宿生まれ新宿育ちの私は、よく周囲から"シティーガールでいいね〜!"と言われる。でも、そんなシティーガールも生まれ育った街から飛び出さなければ、井の中の蛙なんだ。だから、知らなくてはならない。自分が住む東京全てのことを。」

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2024年09月14日

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面白かった!約30年東京に住んでいますが、それぞれの土地の有名な観光地以外は知らない所が多く行ってみたいと思いました。その地区の歴史や由来なんかも書かれていて面白いです☻

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2023年07月22日

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中野区が再開発されてると知って読み返すと、まじで佐藤春夫「東京はフェニックスの都市だ」なんだよなぁ(遠い目)東京の全区、何を目指して発展してくのか定まりきらずにでもそのままなんやかんや独自の色を発見していって楽しみ出す。練馬区の章は『大泉サロン』について、萩尾望都らの名前出さずに書いてて(笑)叩かれないように対策してたのかな(邪推)(笑)

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2025年12月16日

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ネタバレ

山内マリ子作品を読み漁ってみるキャンペーン。
東京に住んで20年。15年くらい前に山手線ゲームで23区全部言えたときも感慨深かったけど、今回この本が面白くてしかたなかった今もなかなかなかこみあげる思いがある。
足を踏み入れたことない区はいくつかあれど、知らない区はさすがにない。
知ってる区はもちろん、知らない区の話も面白い。
豊島区の「大泉サロン」の話とか初耳だったけど、ひきこまれたー。
江東区は豊洲を語ると思ったのに、幻の万博の話で興味深かった。
だからお台場ってあんな不思議な開拓のされ方なんだなー。

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2021年02月28日

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東京23区(と、武蔵野市)がそれぞれ一人称で町の歴史を語る。もともと2013年から2年にわたりどこかの雑誌で連載されていたものだそうで、当時の流行やニュースも存分に盛り込まれている。2015年の単行本化から2017年の文庫化までの2年間でも、東京事情は目まぐるしく変化しており、作者によるあとがきでのフォローも2019年の今となってはまたもアップデートを要する状態に。

しかしこれが東京。

本編の各区のお話も、本当にどれもひとつひとつとっくり語り合いたいくらい面白かったが、『いまむかし東京町歩き』の著者(とかいって私は未読ですが面白そう)川本三郎さんによる解説も良かった。

『京都や奈良のように何百年も前の風景が残っている町では「歴史」が語りやすいが、東京のように変化の激しい町では「思い出」を語りたくなる。』

これよこれ。(思い出ってキーワードに私は弱い気がする。)

エピローグ的な「東京都」の巻では、家康以前、遠浅の海に向かって流れるいくつもの川が氾濫の度にその間の地形を変えてきた湿地帯時代の頃から、この地は諸行無常を体現するかのように、変化を繰り返してきた場所であることを描き出す。そしてそこには、江戸の火事、関東大震災、戦争…ですべてを失うたびに、いつも淡々と町を再建してきた人々の営みがあった。(ま、巨視的にみればね。)

東京で歴史散歩なんていったって、近畿圏(もっといえばヨーロッパとか)に比べたらそうそう大したものは残っていなくて、それが残念だなあというふうにも感じるけれど。形あるものはいつかはなくなるし、記憶だって薄れたり変わったりしていくもの。残すことばかりにあんまりこだわっても、しかたないのかもしれない。
それでも、昔こんなことがあったとか、あった"らしい"とかいう話にふれ、へ~なんて思って心動かされることは、自覚はなくても自分にそして周りに何らかの変化をもたらすだろう。
じーちゃんやばーちゃんや親父さんやお袋さんや近所のおじさんやガッコの先生の、「耳にタコ」な思い出話も、そう考えると捨てたもんじゃない。なんて言う自分も、くどい思い出話をする大人にすでになっていると思う。


■備忘メモ
・首都高はほとんど、元「川」(っていうか堀)
・六本木は元々軍隊の町。その後米兵がきてアメリカ文化を持ち込む
・新宿がビル街になったのは1970年代からか~
・1995年青島都知事、世界都市博東京開催中止
・羽田空港、穴守稲荷大鳥居の祟り
・渋谷の恋文横丁とは、ここに朝鮮戦争進駐軍の米兵と恋に落ちた女の子たちのために恋文(英文)を代筆する将校さんがいた、という場所
・明治末期に、荒川放水路建設を指揮した青山士という人がかっこいい
・足立区のお化け煙突の話って、むかし映画かなにかで聞いたことがあるような…

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2019年02月10日

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おもしろかった!東京に長く住んでいる人もあまりご縁がない人も、流行りのお店は知っていてもこんな風に特徴を理解する機会ってあまりないのではないかと思った。

東京ってほとんど埋立地なんだなぁ、災害に弱いと言われる理由はこれなんじゃないかなぁと感じながら読んだ。

江戸川区を読むのがちょっと大変だったけどそれはそれで面白い本でした。

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2024年05月05日

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東京23区を擬人化してそれぞれの文体で自分語りをするという、その発想がすでに勝っている(何に?)
なぜ西葛西にインド人が多いのか(荒川にガンジスを想う…)?渋谷の恋文横丁の由来は?など、知っている東京の知らない一面を知ることができる

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2022年03月14日

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東京都の区そのものか、ランドマークとなる建物などに人格を持たせ、それぞれの区について語らせる。そんなちょっと変わった東京を紹介する小説。
解説にも書かれている通り、今の姿に透けて見える過去の姿を中心に語っています。読むと東京の町歩きをしたくなること請け合いですが、決してガイドブックではないです。そう、それぞれの区に興味を持つきっかけを与えてくれる。そんな本です。

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2017年11月08日

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『あのこは貴族』が大好きなので、山内マリコさんの作品はそこそこ読んでいる方。
こういったタイプの作品も書くんだなぁと新鮮だった。
東京在住などある程度の土地勘があって読んだ方が楽しめる気がする。

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2026年01月03日

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ネタバレ

街を擬人化して書かれたオムニバス。
歴史的に知らないことも多く、
軽いタッチで読めるのは面白かった。

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2024年09月12日

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生真面目な千代田区が思い出す、ビートルズが皇居を歩いた日。洒落物の港区が語る魅力的な若者たち……。
23区23様のドラマチックなストーリー。


擬人化された東京23区やその区のランドマークが、自らを語る短編小説集です。
東京新聞のサイトに連載されていたものだとか。

それぞれの区に合わせ、千代田区だったらお堅そうな雰囲気、文京区なら文士風、渋谷区だったらギャル系など、その地のパブリックイメージが感じられるのが面白い。
東京都内に馴染みのある方なら、特に楽しく読めるのではないでしょうか。

それぞれの区ごとに、区や建物の歴史や印象的な出来事などに触れられていて、馴染みのある場所でもそんな成り立ちがあったのかと興味深いです。散歩や知らない街が好きなので、都内はかなりぶらついているほうだと思うのですが、それでも知らない事がたくさんあって新鮮でした。
仲の良い友人が、キャラ変高校デビューだった、とか実は昔かなりやんちゃしてたとか。そんな驚きに近いかも。この本をもって散歩などしてみるのも楽しそうです。

初出が2015年なので、今はもうない店や、逆に新しく完成した建物などもあり、そんな変化もまた東京の移り変わりとして愛おしいなと感じます。

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2024年04月18日

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東京の地名は「駅名」で把握しており、未だに「区名」が覚えられずにいます。としまえんって練馬区だったんですね…!

江戸川区の章では全文の殆どを片仮名で通すので読むのが大変でした笑

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2023年02月10日

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素直で率直でわかる〜〜!って思う山内マリコの言葉遣いがモロに出ている東京擬人化短編集。
足立の控えめなんだかなんだか分からない下町話が笑ってしまった。

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2021年11月19日

Posted by ブクログ

23区を一人称に展開する擬似小説。
23区に住んでいたり、ゆかりのある人にはとてもおもしろいと思う。さくっと読めます。

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2021年02月11日

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一概に「東京」と言っても、各場所によって見える顔は様々だ。ざっくりと東京の23区について把握するのに、とてもためになる本。さくさく読める。

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2020年10月25日

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山内さんの本は2冊目。こちらは、東京23区の歴史が、それぞれの区が語り手となり、綴られた一冊。それぞれの句の特徴を捉えいる。口調も変えていて、ユーモラス。新鮮で面白い。勉強にもなるし。
私はずっと市民だけど、生まれも育ちも東京だし、勤務先はずっと区内。
やっぱりそれぞれの場所に思い入れがあるし、キラキラとした都心は刺激ももらえるし、心も躍る。なんと言ってもこの国の最速の情報発信地だし、日本の文化や芸術がギュッと詰まってる。なんでも揃っていて便利。やっぱり大好きな街です。(と言っても、苦手なエリアもたくさんありますが…)
今年開催される東京オリンピックの記述もあったが、安心できるタイミングで、きっといつか開催できることを祈ってる。

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2020年07月07日

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23区が擬人化されていて、それぞれ違う口調のキャラクターとなって1人称で語るという手法。
懐かしい話もあれば「そうだったの?!」という話もあり、サラリと楽しめた。
私は千代田区出身で、現在は港区民だけど、
なるほど、ちょっとお高くとまってる口調で気取ってる感じは分かるな~。(笑)
他人からそんな風に思われてたらやだな、なんて心配になってしまったけどw。
ずっと東京に住んでいるので、容易に映像が想像できて面白かった。
これは小説と言うより、文章のアルバムのような感じだった。

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2018年10月08日

Posted by ブクログ

生真面目な千代田区が思い出すビートルズが皇居を歩いた日のこと、洒落者の港区が語る魅力的な若者たち、文学を愛する杉並区が明かすある女性との出会い・・・
23区23様のドラマチックなストーリーが踊りだす。

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2018年08月15日

Posted by ブクログ

東京23区それぞれが一人称で語り出す、自分という街の歴史とドラマ。世にもユニークな小説集。
誰もが憧れる東京の街。区という括りで語るというのが新鮮に感じる。区は名字で街が名前と考えると面白い。

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2018年05月25日

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