山内マリコのレビュー一覧

  • さみしくなったら名前を呼んで

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    共感できるページがいくつか…
    自分が経験することになろうシーンがあった
    自分はどうしたいのか、考える

    暦喫茶室にて手に取る

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    2024年07月15日
  • ここは退屈迎えに来て

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    地方のロードサイドから「ここではないどこか」を夢見る女の子たちの物語。
    東京で生まれ育ったわたしには想像でしかないけれど、会おうとしないと会えない学友なんてなかなか少なくて、みんなの近況はうっすら耳に入る距離感で。でもすれ違った時に○○じゃん!って気付いてもらえるほどの存在感を放って生き続けるのってきっとなかなか難しくて。みんな椎名になりたいけど、そんな椎名だって特筆した何かになれるわけでもなく、街を形成する一部に溶け込んでいく。ここではないどこかなんて、ほんとはどこにもないのね。思春期的な夢想と感じるかもしれないけれど、わたしはいまでも退屈なここから連れ出してくれる誰かを待ち望んでる。

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    2024年07月09日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    人は一つの観点からしか物事を見ることができない。A面、B面は共通か、想像は事実とは違うかもしれない。だから人と話した方が良い。あの人たちは、いつも何を思って生きているんだろう。私たちが生きているのは今なのに、過去に縋って妄想してしまうあの現象、何なんだろうね。

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    2024年06月23日
  • あたしたちよくやってる

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    とても好きな話から、へーー、というレベルのものまで幅広くまとめられていた。

    もう二十代ではないことについて
    超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
    この2話が特に好きだった。
    引っ越しのワクワクする気持ちが解像度高く思い出されたり、ミーハーも捨てたもんじゃないと思ったり。

    朝井リョウさんの『発注いただきました!』を読んだ時も思ったが、色んなテーマの書き物がひとまとめになっているのは、パフェみたいで面白い。

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    2024年06月18日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    まさに読者層として設定されている一人として手に取る。消費ではなくて、充足としての「お買い物」を一つでも多く経験したいな、と思う。たとえちょっぴり高くても、いいもの、ときめいたものを大切に長く使うこと。そのほうが、豊かな気がするから。

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    2024年06月01日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    買い物エッセイ。
    読んでいて分かったのは、モノの良さと値段は比例するということ…! 
    年齢を重ねると、確かに金額の高いものが欲しくなるよねというあるある
    とても短いエッセイがたくさん詰まっていた!

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    2024年05月07日
  • 結婚とわたし

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    同棲していた時の話と結婚した後の話
    最初はちゃんと読んだけど後に、気になった題のやつだけを読んだ

    バランス取れてる家庭だなと笑

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    2024年04月28日
  • 結婚とわたし

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    同棲と結婚生活について。どちらも自分が経験したことないことなので、本書で想像を膨らませることができた。筆者はきちんと相手と向き合って暮らせててすごい。読めば読むほど自分は人と暮らせないなと思った。

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    2024年04月25日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    どちらかと言えばファッション寄りの内容。名著の紹介や、このアイテムと言えばこのブランド、と言った紹介(ショップ店員さんと会話した上でのおすすめなど)もあるので、これまでファッションに無頓着だった人間には新鮮な一冊。ただ文春に掲載されていたエッセイ集と言う割にはネットで調べたら即分かるような疑問も書かれていて時折脱力。買うだけではなくて捨て方・寄付の仕方も書かれていた点は良い。

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    2024年04月25日
  • 結婚とわたし

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    一方通行じゃなくて、ちゃんと旦那さんの言い分が載せられているのが良かったです。チチモちゃん可愛い!*「幸せな結婚とは、いつでも離婚できる状態でありながら、離婚しない状態である」*「生活」の才能 *「僕の中敷き返して」

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    2024年04月24日
  • 東京23話

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    生真面目な千代田区が思い出す、ビートルズが皇居を歩いた日。洒落物の港区が語る魅力的な若者たち……。
    23区23様のドラマチックなストーリー。


    擬人化された東京23区やその区のランドマークが、自らを語る短編小説集です。
    東京新聞のサイトに連載されていたものだとか。

    それぞれの区に合わせ、千代田区だったらお堅そうな雰囲気、文京区なら文士風、渋谷区だったらギャル系など、その地のパブリックイメージが感じられるのが面白い。
    東京都内に馴染みのある方なら、特に楽しく読めるのではないでしょうか。

    それぞれの区ごとに、区や建物の歴史や印象的な出来事などに触れられていて、馴染みのある場所でもそんな成り立

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    2024年04月18日
  • ここは退屈迎えに来て

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    山内マリコさんらしい本だなと感じた。
    モラトリアムな時期にある?(と思われる)様々な女性の繊細な心の揺れ動きの描写が絶妙。皆多かれ少なかれ共感出来るところはあるのではないかな?

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    2024年04月08日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    結婚に至った状況と結婚後の生活で男女平等を目指して奮闘する記録。夫のコラムが載っているので、一方からでなく双方向から眺められる。

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    2024年03月25日
  • かわいい結婚

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    山内マリコ先生のエッセイ集の後に読んだ。
    1話目と3話目はすらすら読めた。
    2話目は私には合わなくて後半飛ばしてしまった。
    極端な話ばかりなのでこういう事例もあるよな〜という感じでとらえました。

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    2024年03月24日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    ネタバレ

    短編集。特にこれ!ってささったのはなかったかも。
    さよなら国立競技場...盲点!確かに奇跡の優勝の次の年辛そう
    「俺が逃がしてやる」...好き
    心が動いた瞬間、シャッターを切る...ニコン家にいて欲しい

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    2024年03月03日
  • かわいい結婚

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    ネタバレ

    かわいい結婚...表題作だけど弱い。家事できなすぎる主人公に全く共感できない

    悪夢じゃなかった...1番好き!男尊女卑的な男性が彼女に振られた後女になっちゃって、男性の不躾な視線を感じたり、洋服や化粧品を買う喜びに目覚める話。彼女に再会し、よりを戻して結婚、週末は女装を楽しむウルトラハッピーエンド!

    お嬢さんたち気をつけて...んー...仲良し2人が田舎と東京に別れて変わったものの仲良しな話。私は断然、ユリでいたい!プラダ売って手持ちの現金全部あや子に振り込むユリが素敵。

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    2024年03月03日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    『アズミ・ハルコは行方不明』『ここは退屈迎えに来て』『あの子は貴族』についでの4冊目の山内マリコ作品。続けて読んでるから結構好きな作家なのかもしれない。

    高校生から社会人数年目までの女性たち目線のリアルを淡々と描く。なにかが起こるわけでも最後に前向きになれるわけでもない。ただそこにある物語。いろんな媒体に書いた短編を集めたものらしく、似たような話も多い。この当時の作者が手癖で書いてしまうのがこういう話なんだろうか。

    こうしてみてみると、『アズミ・ハルコは行方不明』はこの作者の元々がもっているものと、その当時の社会の雰囲気を切り取ったものを見事に融合させたものだった。

    「人の思い出を盗むな

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    2024年02月20日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    全て男の人目線の短編集で
    読みやすくて面白かった。

    物語の最後は少し切なくなる感じで
    あ、おわりか…ってなる。

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    2023年11月20日
  • ここは退屈迎えに来て

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    ネタバレ

    途中で、
    あれ、これってもしかしてとんでもないクズ男の話?
    と思ったり、
    山下南っていったい全体どんなステキな女性なんだ?
    と思ったり、
    最終的には、
    中学高校時代、どんなに憧れていた人も
    年を取れば普通のおじさんになっちゃうってことだな〜と
    女の子の夢は夢でしかないんだなぁなんて思ったり、、

    おもしろい
    連作小説ってこーいうこと?!
    2節目から止まらなくなって、どんどんシーナに興味が湧いて
    読み進めました

    ひとりの人を、別々の時期に別々の視点から切り取ったお話

    いろんな女の子に読んでもらって、感想を言い合いたい!

    大人になって家族もできたシーナの、目を逸らさなきゃいけないほど胸を締め

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    2023年10月21日
  • ここは退屈迎えに来て

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    タイトルと表紙買い。
    地方出身の女の子たちの話で、あまり人には知られたくない後ろめたい共感性がある。タイトルのセンスが良い。

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    2023年10月19日