山内マリコのレビュー一覧

  • 陽子さんはお元気ですか?

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    chapter7編で構成された連作短編集。
    文字も大きく、177頁と短いので一気に読めた。

    主人公は58歳の専業主婦・陽子。
    家族は男尊女卑的思考を持つ夫と、俺様気質のわがまま息子。

    昭和の価値観そのままのスタイルにウンザリする。

    ある日、陽子の自宅に息子の彼女・雅が訪れた事をきっかけに、陽子は自身の人生へ疑問を抱き始める。

    この雅のキャラがいい。
    思慮深さを持ちながら、思った事を丁寧に伝え、凛として生きている。

    特に大きな出来事は起きないが、陽子の年代に近い方なら共感できる点が多いはず。

    気付きを経て前進する陽子に乾杯!

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    2026年07月16日
  • GOAT Summer 2026

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    食というテーマは書き手にも書きやすくて、かつ読んでいても楽しくなる要素が大きかったんじゃないかなと思いました。
    普通に楽しい1冊でした。
    (たぶん愛とか悪とか美とかは書き手の裁量によるというか、処し方に激しく好みが出る概念だよねって思うので、読み手の好みに合致するとは限らず。かつ本来文筆業でない人には扱いしにくく…みたいな)

    気になっていた話題の『ファイア・ドーム』の特集もあって良かったです。
    ますます読みたくなりました。

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    2026年07月03日
  • 結婚とわたし

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    山内マリコさんが結婚前の同棲生活から結婚生活までを綴ったエッセイ。

    「あのこは貴族」のイメージが強くて、凪のような文章を書かれる方と思いきや、ですます調でありながら毒舌なので面白くてサクサク読めてしまった。

    「あのこは〜」が苦手だったので、苦手な作家さんかもしれないと思っていたから、なんだとっても面白いじゃん!!と嬉しくなって、あちこちで「わかるよ〜??‍??」と思いながら読んだ。

    ただ、ちょっと終盤微妙に感じてしまった箇所が。80代のご夫婦のドキュメンタリーを見て「〜してやがる」という言葉を使われていたこと。「(なかなか家に帰れない夫の友人の夫婦と比べて)うちの方が仲がいい」と謎の比較をされていたこと。この二つがちょっと引っかかったので星は3つ。毒舌は面白いけど、尊敬は失いたくないなと思っている性分なので、少しがっかりしてしまった。

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    2026年07月03日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    ある程度年齢になると、それなりにきちんとした物を持たないといくないという事は判ります。
    しかし収入や将来への不安などの関連で安い物を購入してしまう。 あと、物を増やしたくない、部屋をある程度スッキリさせたい性格でもあります。 となると私の場合は買う必要がある物はないのかと検討した方がいのかも。自分の生活や心を少し豊かにすることを考えてもいいのかもしれません。

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    2026年06月21日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    読みやすくてイラストがかわいくてよかった。
    買い物って、つきつめると老若男女が一個人でできる取引で、こちらが差し出すものと同じ価値のものを対価としてもらう、というすごく原始的なものゆえに懐が広く自由なので、そのスタイルはその人の個性を反映する。
    買い物という行為そのものが歴史なっていて、社会の世相を反映するから、買い物に対する常識、みたいなものはその時代によって共通する何かがあって、それを感じるエッセイだったな〜と思った。
    今の時代の買い物って、通販のようにすごくプライベートなものにできるし、買うものもお店も多様化を極めているから、時代共通の常識(このブランドのこのバッグが流行っている、など)が広まりにくいと思う。広まったとしてもすぐに移り変わってしまうので、著者の自分にとって価値のあるものを探して、それを自分のお金で手に入れる、という行為はけっこう令和の今でもフィットするスタイルなんじゃないかなと思った。

    あとふつうに良いもの教えてくれてありがたい。これよさそう!と思ったものをすぐスマホで調べてみてる。

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    2026年06月21日
  • The Young Women’s Handbook~女の子、どう生きる?~

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    26歳、あと1ヶ月ちょっとで27歳。
    24歳や25歳の頃に出会っていたらきっともっと響く内容なのかなと。自分も若い頃そういうことで悩んでいたなとか思い出しました。

    イラストがとても素敵だった。

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    2026年06月21日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    孤独
    ・ひとりでいる
    ・仲間や身寄りがなくひとりぼっち
    ・心を分かち合う仲間がいない状態

    辞書で引いてしまえば、
    マイナスイメージばかり浮かぶ「孤独」の意味。
    このイメージに一石投じる本。

    これを読んでて思ったのは、
    「孤独」の対義語は「群れ」ではない。
    「孤独」の対義語は「選ばない」なんじゃないかな。
    どこで、どんな孤独を選んでいくかで、
    私達は私達の人生を歩み始める。

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    2026年06月10日
  • GOAT Summer 2026

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    にんじんだったりお茶だったり、紙へのこだわりが面白い。ただ紙とインクが同系色で、色の差があまり無い場合だとちょっと見にくい。

    気に入った話
    ◎霞を食べる 市川紗央

    紹介で気になった本
    ◎ 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず 榎田ユウリ


    「ファイア・ドーム」 辻村深月 
    冒頭の部分だけなのに不穏な空気がすごく出ていて、すでに心に重くのし掛かるものがある。これは分厚い上下巻を読み切るのは辛そうだと思ってしまった。

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    2026年06月08日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    映像に出てくる団地の描かれ方の変遷を辿っていて、興味深い内容でした。
    ドラマ「団地のふたり」を紹介した章で、「いまはむしろスローライフは団地でこそ実現可能な時代になってきている、という筆者の発言に「いいね!」したくなりました。

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    2026年05月28日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    自分も中高生の頃、こんなこと考えてたな〜って思い出すような、昔の自分に会えるような本。
    その当時は必死で悩んだりするけど、後になったらそんなこともあったなあって思えるんだよね。
    特に、「楽しい時間はすぐ終わる」が共感できた。
    親友だから何でも分かり合えるって思ってたけど当たり前に違う人間で、考え方も好きなことも違うって気づくタイミングがくる、そんな経験あったな。
    今自分が辛いと思ってることとか、悩んでることも大人になったらそんなこともあったと思えるのかなあ

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    2026年05月12日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    サラッと読める短編集。
    全部、女性特有の悩みや考え方が繊細に、そしてユニークに描かれている。

    メッセージ性も強い気がして、今の自分の心に刺さる文章がいくつかあった。
    だからこそ、「ああ、自分って少し余裕がなかったのかもな」と思ったり。

    特に「昔の話を聴かせてよ」と「八月三十二日がはじまっちゃった」が好きだった。

    また、もう少し心に余裕ができた頃や、年齢を重ねた頃に読み返したら、きっと今とは違う感じ方をするんだろうな。

    まだ山内マリコさんの積読本が何冊かあるから楽しみ。

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    2026年05月11日
  • あたしたちよくやってる

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    女性の生きづらさや葛藤など、リアルな部分を映し出す短編&エッセイ。

    「楽しい孤独」が印象的だった。結婚した方がいいという価値観は古いという風潮があるなかで、結婚を『ひとりの相手との仲をじっくり深められて、こりゃいい制度』と思う人もいるよね、という視点で書いてるのが珍しかった。

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    2026年05月03日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    良いものを長く使うって素敵な大人。
    いつか伊勢丹でお買い物をしてみたいし、素敵な大人になっていきたいと思った。
    気になる商品もあり、ネットで調べたりした。

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    2026年04月29日
  • 一心同体だった

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    ナツイチのジャケ買い本。

    よかった…
    それぞれの主人公が書き分けられてる感じがすごい。

    自分にとってその子は親友で、大切な思い出があっても、その相手にはまた別に親友がいて、、というのが、何とも切なかった。

    素直になれない女の子がレモン水を飲む話が好き。

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    2026年04月24日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    短編集でサラッと読めた。
    全て男性視点。刺さる人には刺さる作品だなと思う。今の時代だからこそ、色んな人に読んで欲しいなと思う。題名に惹かれて呼んでみたけど、あまり思っていた作品ではなかった。

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    2026年04月09日
  • ここは退屈迎えに来て

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    ネタバレ

    全部に椎名くん出てる(笑)
    どんな顔をしてるんだろう、本編が
    あるけど、外野で椎名くんの人生を知る。(30歳が1番新しい椎名くんか)
    本編よりも椎名!って感じ。

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    2026年04月07日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    色んな女の子たちが出てきて、かつての自分や今の自分、未来どうなりたいのかなどぐるぐると考えた。
    若さゆえの心の繊細さ、歳をとったから感じるかわっていく友達と自分自身。
    自分がどうなりたいのかどうなりたくないのか、そもそもなりたいってなにか、他人を枠にはめてるのは自分でそれが自分にもかえってきてるのかそう考えながらあっという間に読み終えていた。

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    2026年04月02日
  • きもの、どう着てる?――私の「スタイル」探訪記

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    著者の山内マリコさんといろんな人との対談集。

    女性も男性もいて面白い。

    出てくる女性の皆さんのかんざしが素敵で、欲しいものがまた増えてしまった。
    しまった〜(ノ_<)

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    2026年03月07日
  • あたしたちよくやってる

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    小説、エッセイなどが多数収録されている。
    しずかちゃんの秘密の女ともだちが一番好き。そんな世界線があったらいいなぁ。

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    2026年03月02日
  • 一心同体だった

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    うんうん、なーんだみんな同じだったのか!と女性なら思える。いま私は30歳を目前に、理由のわからない寂しさに毎日襲われているけど、多くの女性も同じなのかもしれない。彼氏がいたら満たされるわけでもない。どうやったら満足するのかわからない。

    女性の友情は脆いけど、思い返すと私には2人は信頼できる友達がいる。それはとても幸せなことだし、この先もずっと守っていきたい。
    私も負けず嫌いだから、麗子の様にある瞬間を機に友達と疎遠になってしまうことがある。そんな自分を打破したい。男友達より女友達は、付き合い方の提携がないから本当に難しい。

    結婚を機に離職、、も考えてたけど自由に自分らしく生きるにはやっぱり働くって大事かも。

    読んでてちょっと寂しい気持ちになったので評価は星3で。

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    2026年02月26日