山内マリコのレビュー一覧

  • かわいい結婚

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    世代のギャップを感じた結婚感で娘が感じるであろう内容だった。
    それでも適齢期で感じる結婚に対する気持ちや専業準備になってから感じる気持ち、は普遍的なものもあるんだなぁと思った。
    今や必ず結婚しなくてはならないということもなく、独身でいるという選択もある。だからこそ運命的な自分に合った人と出会えた時のチャンスを逃さないで欲しい。

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    2020年02月05日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    山内マリコさんなので購入。今まではそんな印象なかったけど、舞城王太郎ぽさを感じた。福井と富山、北陸という共通点のせいもあるかも。あと文体と展開の非現実感。

    すごく感銘を受けたとか、展開がどうとか、そういう感想はあまりないけど、好き。文章を読んでて楽しい。
    女の子をエンカレッジしてくれるというか、女の子が強い。

    山内マリコさんの作品、残りは単行本。買おうかどうしようか。

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    2020年01月24日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    一緒に住むことによって起こる摩擦の愚痴エッセイ。
    恋人と同棲するって大変なんだなーと思いつつ、私も皿洗いは大嫌いなんでその辺の憤りは理解できる。
    けど料理作ったのが女なら皿洗いは男がして、料理作ったのが男なら皿洗いは女がすべきだろうよ。
    エッセイだけ読むとなんで別れないの?と思うけどエッセイ中にある通り、別れたり離婚するほどでは無い、一緒にいる楽しさの方が大きい、程度の憤りらしい。けど読んでる方としては「なんで別れない?」と疑問に思ってしまうあたり、発信者と受け取り側にだいぶ差が出るんだなぁと思いました。twitterで流れてくる愚痴ツイートも時々うんざりするんだけど(そういう人はものすごいR

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    2019年02月09日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    家庭内男女平等を意識した婚活〜同棲、結婚の話。
    エッセイ的な本なので面白くデフォルメされている部分もある。
    旦那さんの反論ページがあるのも面白い。
    複数あるエピソードのうちのいくつかは、共感できる女性も多いのでは。

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    2019年01月01日
  • パリ行ったことないの(フィガロブックス)

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    淡くて可愛い雰囲気の、タイトル通りの状態の短編が沢山と、最後にそれらより長めの、それぞれの登場人物が揃う舞台をパリに移したお話がひとつ。サクサクしたクッキーみたいに軽やかでお洒落だった。パリ行きを決意するきっかけになった映画に、偶然パリの映画館で出会うところがロマンチックだった。

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    2018年10月09日
  • 東京23話

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    23区が擬人化されていて、それぞれ違う口調のキャラクターとなって1人称で語るという手法。
    懐かしい話もあれば「そうだったの?!」という話もあり、サラリと楽しめた。
    私は千代田区出身で、現在は港区民だけど、
    なるほど、ちょっとお高くとまってる口調で気取ってる感じは分かるな~。(笑)
    他人からそんな風に思われてたらやだな、なんて心配になってしまったけどw。
    ずっと東京に住んでいるので、容易に映像が想像できて面白かった。
    これは小説と言うより、文章のアルバムのような感じだった。

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    2018年10月08日
  • 東京23話

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    生真面目な千代田区が思い出すビートルズが皇居を歩いた日のこと、洒落者の港区が語る魅力的な若者たち、文学を愛する杉並区が明かすある女性との出会い・・・
    23区23様のドラマチックなストーリーが踊りだす。

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    2018年08月15日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    結婚されたマリコ女史の同棲からの結婚生活のエッセイ。世の女性が旦那に持つ不満って結局おんなじなんだな、と思う。旦那の一言もあり、男の気持ちも少しわかる。

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    2018年07月19日
  • 東京23話

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    東京23区それぞれが一人称で語り出す、自分という街の歴史とドラマ。世にもユニークな小説集。
    誰もが憧れる東京の街。区という括りで語るというのが新鮮に感じる。区は名字で街が名前と考えると面白い。

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    2018年05月25日
  • かわいい結婚

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    いまどき女子の本音を、おしゃれにかつ鋭く描く3つの短編集。
    面白かったのは表題作より「悪夢じゃなかった?」のほう。普段の女性の苦労と思ってることがリアルに伝わる分、男として反省すべき点が多数ある。昨今のおネエタレントが人気の理由もここにあるのでは。

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    2018年04月25日
  • 2030年の旅

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    2030年の世界を描いても、作家さんによってこんなに違うものなのか。面白かった。
    2作目の、あの展開はびっくり。
    小路さんのは、あの作品の続編?その後、というとだよね。こういう設定、嬉しくなる。

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    2018年04月08日
  • 2030年の旅

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    SFアンソロジー。2030年がどのような世界になっているか、それぞれの作家が自由に描いているけれど、だいたい同じような進化過程を辿っているのが面白い。予想がつく近未来だからでしょうか。個人でお喋りする小型AIロボットを携帯しているのが羨ましいです。小鳥型とかトカゲ型とか、はたまたコガネムシ型など。欲しい。トカゲいいな。『狼と香辛料』(アニメ視聴済)の支倉凍砂さん初読みでしたが面白い。ラストの坂口恭平氏のエッセイはどうしても文体が合わず放棄しました。

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    2018年04月04日
  • 2030年の旅

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    山内マリコさん目当てで手に取りました。
    東京オリンピックから10年後の世界。きっとあっという間に訪れるんだろうなー…
    中身はちょっと期待はずれ。

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    2018年03月14日
  • かわいい結婚

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    装丁とタイトルに惹かれて購入。
    はじめて山内さんの作品を読みましたが、現代的で独特だなと思いました。この作品の現代女性が抱える憂鬱、気怠さは身近な友達の話のようで、あっというまに読み終えました。面白かったです。
    平日仕事終わりの夜にお風呂で読みたい本です。

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    2018年01月08日
  • 2030年の旅

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    「2030年」をテーマにしたアンソロジー。オススメは瀬名秀明と坂口恭平。

    恩田陸/小路幸也/支倉凍砂/ 山内マリコ/宗田理/喜多喜久。

    宗田氏は2018年で80歳。

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    2018年01月05日
  • かわいい結婚

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    タイトル通りでは全くなく、皮肉もいいとこだけど。読んできた作品が途中まで面白かったのに尻すぼみになってたのに比べると、今回のは一定に面白かったかな。最後の作品は今までの文体、雰囲気に近い。

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    2018年01月02日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    おもしろく読めました。
    ホント男性って気が利かない人多いですよね! 言ったらしてくれるんだけど、こっちは毎回言いたくないんですよね。言わなくても考えて(気をきかせて)やって~みたいな。

    けど、著者も沸点引きすぎ!? だから、気が利かなさそうだけど、おおらかな彼氏(夫)でよかったんじゃないかなーって読んでいて思いました。

    こんだけ文句言っているわりには、すんなり結婚もされたようで。文句を言えるうちが花なのかもしれません。

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    2017年11月27日
  • 2030年の旅

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    【収録作品】「逍遙」恩田陸/「144C」瀬名秀明/「里帰りはUFOで」小路幸也/「AI情表現」支倉凍砂/「五十歳」山内マリコ/「神さまがやってきた」宗田理/「革命のメソッド-2030年のMr.キュリー」喜多喜久/「自殺者ゼロの国」(エッセイ)坂口恭平
     喜多喜久の作品以外は、「小説BOC2」2016年7月(中央公論新社刊)初出とのこと。

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    2017年11月21日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    なんか具体的な解決策とか突破口を求めて読んだけど、そういう本ではなかった。けど、作者の表現とユーモアセンスが独特で、まぁ軽めで読みやすく、ほかの著書も読んでみたいなと思った。

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    2017年08月06日
  • アズミ・ハルコは行方不明

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    さらさらっと読めた。女の強さやしたたかさ、特に集団になって団結した女のこわさ、強さをうまく描いていて、共感する部分もたくさんありました。ただ、少女ギャング団のくだりに関しては、?な部分も多かったかなー。田舎ならではの感じを描くのが相変わらずすごく上手だなぁと思いながら読んでました。映画きになる!

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    2017年07月16日