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「パリ」という街はもはやただの地名を超えて、色々な意味を持っていると思う。
元祖・オシャレな憧れの街。
けれど、実際に行ったことがある人はそう多くはない。
だからこそ、イメージはどんどん膨らんでしまう。
そんな理想のパリが、本当はただの海外の一都市だとみんなが微かに気づいている。
オムニバス形式で綴られる、パリではない場所にいる人々たちの、パリに行かない言い訳めいた理由と現実。
そして彼女たちが最終的にたどり着く理想の土地は、とある意外な場所で…。
『ここは退屈迎えに来て』で地方都市のリアルを描いた著者が巧みに切り取る、
女性たちが抱える、はち切れそうなパリへの憧れ。
旅行好きな人にも、嫌いない人にも、読んでほしい1冊です。
Posted by ブクログ
10人の女性のパリにまつわる短編集、
そして最後の章で1つにまとまる、てやつです。
山内マリコ✖︎パリ、読まざるを得ないでしょう。
どの話もそれぞれが悩んで
人間味があって悪くない。
そして最後にそれぞれがいろんな気持ちを持ってフランスに集まり、
その中で過ごす気持ち良いバカンスの描写がなんとも言えない幸せな気分になります。
ラベンダーが香って
心地よい風が吹く中で
皆んなでワイワイ長机でたっぷり時間をかけて味わいながら途切れないおしゃべりに興じながら…
そんな光景を感じる。
私はフランスにも住んだことも友人もいないのに
なぜにフランスの生き方に魅了されるんだろう。
でもきっとそんな人が多いからこそ
この世の中にはフランスを題材にした本がやたらめったらあるんだろう。
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