稲田豊史の作品一覧
「稲田豊史」の「ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生」「ぼくたちの離婚」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「稲田豊史」の「ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生」「ぼくたちの離婚」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2022年の「映画を早送りで観る人たち」で衝撃の出会いをして2023年「ポテトチップスと日本人」でさらに驚かされた著者についてのさかのぼり読書です。今度は2020年の「『こち亀』社会論」。今度は両さんか!とその振り幅に戸惑いますが、ある特定のジャンルの歴史から社会の変化をつけ出す、という手法は一貫しています。まさに「社会論」。特に「ポテチ」と「こち亀」については自らの世代である「団塊JR」についての分析として素晴らしいものがあると思いました。学問の世界では、例えば考古学で南極の氷や太平洋の底の堆積物を深く深くボーリングしてその長いサンプルから地球の環境変化を発見する手法があります。それと同じこ
Posted by ブクログ
ときどき動画を倍速再生している人間としては身につまされる本だった。
倍速再生する人たちのインタビューを見ていると、彼らの浅薄な考えや、作り手がガッカリするようなコメント散見されるが、
筆者がそういった人たちを一方的に批判しない姿勢が印象的だった。
また歴史を辿ると、生演奏ではなくレコードでの音楽鑑賞、外国映画の翻訳や吹き替え、映画館でなくテレビでの映画鑑賞など、オリジナルの形でない鑑賞は今に始まったことではないという指摘にはハッとさせられた。
そう思うと、倍速再生も今後当たり前になる可能性もあるが、やはり個人的にはまだ違和感もある。
また倍速再生する人たちが、周りの話題に追いつくためにせ
Posted by ブクログ
z世代はタイパを求める
という一本の筋で話が進みます、筆者はz世代ではないためその生き方のギャップを説明してくれます
書き手としては極力隠しているように見えますが、z世代は考えることが難しく直情型、そのくせSNSのせいで周りと比較してしまう環境にいてしまうのでプライドが高い傾向にある
そんな中、就活などで個性を出すために特技やオタクであることを求めますが結局やっていることは一般的なので個性にはならない
とz世代を腐しましたがそんな私もz世代です、なぜそのようなタイパ重視になってしまったかも書いてあるのでどの世代が読んでも実生活に生きると思われます