映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

990円 (税込)

4pt

なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。なんのために? それで作品を味わったといえるのか? 著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか? いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか? あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

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映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んだけど、今年一番くらったかもしれません。
    タイトルにもある「映画を早送りで観る」だけではなく、様々な形でコンテンツの「消費」が加速していることとその要因について色々な角度から触れられています。
    特に若い人達が取り沙汰されますが、そこに対して相容れないなりに理解しようとするリサー

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    私自身は早送りする/しないを作品により使い分けする派です。するのは主に民放のドラマ(の軽めに見てるやつ)。映画も含めて観たいものが多すぎます!

    本書は、決して早送りに対しての非難を主張しているわけではなく(もちろん問題意識はありつつ)、その背景や実情を丁寧に調べたり聞き取ったりして考察し、さまざま

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    映画を倍速で見るなんて信じらない、、と批判的な考えをもって読み始めた本書。

    ところが批判的な考えと対立する現代の若者(主にz世代)の意見から考察されるそのようにせざるを得ない理由が、なんとも考えさせられる内容だった。

    周囲の環境や時代背景(主にSNSの普及)が昔とは大きく異なること。若者には、彼

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    現代はコンテンツの量が膨大なため、映画などの娯楽は本来楽しむもののはずなのに
    なるべく時間をかけずに消費されてしまう傾向にある。話題についていくためや、自分が”様々な作品を知っている”というステータスさえ手に入れば良いという、目的が手段化してしまっている風潮に本書は警鐘を鳴らしています。 情報自体が

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    映画好きな方には是非読んでもらいたい!多角的な考察から、様々な事象が絡み合って映画を早送りで観る人たちが増えたんだと理解することが出来る。自分も映画を早送りで観ることには否定的。これを読んで、より映画館で映画を観ることの大切さを実感した!映画をより好きになった

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    僕はめちゃくちゃ倍速でネトフリを見てるのでタイトルに惹かれて読みました。
    なぜそうなっちゃってるのかをいろんな角度から紐解いていて面白かった。消費者目線、クリエイター目線での考え等も書かれていて納得感のある内容。
    感想としては、倍速視聴をする人でも自分とは違う理由や考えの人がいて、今の世の中を憂いた

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    私はZ世代の若者ですが、映画を早送りして観たことはありませんし、長い映画が好きです。この本を手に取り初めて、映画を早送りする人がいることを知りました。
    友人に聞いたら、著書で書かれているように、映画やアニメで「退屈なシーン」は飛ばして観ると言っていました。著書では、そのような人の考えがわかりやすく書

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

    国宝を見た時に、この話をしっかりと理解して評価できる人が日本にそんなにはいないと感じ、なぜここまで流行っているか分からない。
    と言った感想を持った自分の感覚は、正しかったのかもしれない。ほとんどの人は話題についていくために、情報として処理しているのだと思う。
    国宝に散りばめられた心情を理解しているわ

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    「手っ取り早くオタクになりたい」若者たち
    ↑身に覚えがありすぎて攻撃力が高い

    ベースは理路整然、そこに時々ユーモアも挟まれていて、とても読みやすく興味深かった。ことあるごとに鬼滅の刃(特にアニメ)が槍玉に上がっていてさすがに笑ったけど。
    個人的に、YouTubeを倍速で見ることはあっても映画やドラ

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    Youtubeを見すぎてしまう、気づいたら時間が溶けているといった経験がある現代人には気づきを得られる本です。
    こういった経験がある人はまずいと思いつつそこまで深堀したことがないのではと思いますが、そこをじっくり深堀できます。中でも、映画が鑑賞物→コンテンツとなってきており、自身にとって今はそのどち

    0
    2025年11月13日

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