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国を挙げて推進されてきたクールジャパン政策だが、税金の無駄遣いや公的資金投資の失敗が相次いでいる。とりわけ悲惨なのが映画産業で、全く成果を上げられないどころか50億円近い赤字を垂れ流す壊滅的な状況だ。巨匠ヴィム・ヴェンダースからの言葉をきっかけにこの問題を長年追いかけてきた映画プロデューサーが、元凶である官民の癒着と不正を暴くとともに、世界各国の成功例を基に、あるべき政策を提言する。
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Posted by ブクログ
主観的な記述が多いのでウラ取らないとなって印象はあるけど、わかりみはあって、読みごたえもあった。産業消費って観点が自分にはなかったので、勉強になった。プロダクション・インセンティブについても、国際比較とかあんま考えてなかった。映像作品とかゲームは、機械ではなく人が作ってるので、作る人の質と数が増えれ...続きを読むば、適切な値段で仕事は呼び込める。あとプロダクション・インセンティブでも呼び込める。日本はゼロ年代以降、国際的に働けるPを養成しようとかやったけど、そもそも足腰としてのビローザラインを強化しないで、頭だけでどうにかしようとしたってことか。アバブザラインはブルシットジョブの巣窟って直観できるけど、省庁が実経済の監督官庁としてアバブザラインに位置すると考えると、やっぱそうなるかといった感想。
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