稲田豊史のレビュー一覧

  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテチを食べた事がない人はいないだろう。それくらい日本人にはなくてはならないお菓子である。だがその歴史を知る人は少ない。本書では開発や発売の経緯、海外における事例など様々な観点からポテチを語る。とても真面目でやや「堅め」な味わいの本だ。

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    2026年08月22日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    浜松駅のリアル書店にて。
    本書では、テキストを無料でいくらでも読める、という価値観が社会に蔓延してしまっていることを過大視し、執筆・出版・書店業界の観点から考察している。
    さらに、長い文章を読むこと自体は特殊能力になりつつあり、書店で本を選ぶことは時間的経済的余裕のある一部の人にのみ許された特権階級の趣味という考え方が紹介されていた。
    実際、私個人の感覚としても、英語などの言語学習やプログラミング同様、情報を収集する目的においてはもっと効率的な方法が多数あるなかで、読書(本)にこだわるのは違和感があるし、本が読める時期・書店巡りできる時期は間違いなく余裕がある時期だ。
    その意味で、市場規模とし

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    2026年08月16日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    かつて本が大好きだった自分。気づくと動画コンテンツの消費に時間を割かれている。そんなときにこの本に出会い共感や納得の連続でスルスル読んだ。
    コンテンツとの向き合い方や、自分の置かれている本と読書との付き合い方を再考させられる本でした。

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    2026年08月15日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    本が好き(自称)な自分にとっては耳が痛かったし、目を背けたくなる事実の記載もあった(めちゃくちゃ核心を突かれた、、)
    本がレガシー化してることには気づいていたけど信じたくなかった。でも時代は変わっていくし、古い観念に固執してしまうより脳をアップデートしていかないと、とも思った。
    だけど本という物質的媒体には一定の価値は絶対あると信じたいし、今後も本は買い続けると思う。
    やっぱりデジタルとアナログのバランスが大事だよね!
    今こういった時代の過渡期に生きれて幸せだな、こういうテーマで思索に耽れてとても良い読書体験だった。

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    2026年08月09日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ネタバレ

    「本を読む」という行為が、いつの間にか、多くの人にとって当たり前のことではなくなってしまっているのか・・・

    数千年もの間、情報収集や共有の主流だった書物を中心とするテキストメディアの歴史大きく変わっていってしまうのを感じました。

    私自身は、生きている間は書物に触れ続けていたい。

    内容には関係ないものの、漢字の読み間違いが気になりました。リリース前にぜんぶ細かくはチェックしていないんでしょうね。

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    2026年08月09日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    まず、「え!?本屋に言ってパっと興味を惹かれた紙の本を買って読む人って少数派なの??」と驚きました、、、

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    2026年08月07日
  • このドキュメンタリーはフィクションです

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    最初から最後まで面白く読めました。編集者の意思が入っていないドキュメンタリーは無いのだから、どんな映像作品でも、丸ごと信じちゃだめだと改めて思いました。映像編集者(監督)は、なんらかの物語を作り、視聴者をハマらせようと工夫をこらしています。ドキュメンタリーに限らず、報道やバラエティ番組でも、ルポ(文書)でも、提供する側には何らかのたくらみがあることを、消費者側は常に意識しておきたいものです(面白かったら忘れそうだけど)。

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    2026年08月03日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    『映画を早送りで観る人たち』の続編的な一冊。ずっとテキストに親しんできた人間にとってはとても興味深く、おそろしい内容。文章なら3分で読める内容を、わざわざ動画で観たがる人の生態なども知れた。出版社や書店、ライターなど、すべてお先真っ暗としか言いようがない現実を突きつけられます。必ず再読します。

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    2026年07月27日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    これは衝撃的な内容だったし、興味深くて久しぶりに紙の本を最後まで読むことができた。稲田豊志さんの調査方法や着眼点はすごく興味深い。久しぶりに紙の本を読んだ本が稲田豊史さんの『本を読めなくなった人たち』だったのも何とも皮肉。

    以下、いくつか気になった内容をあげた。
    ・「非読社会」・・・文章を読むことが合理的でないとされる社会
    ・ウェブの記事は、一般的なニュース意外は「他人の不幸」「エロ」「マンガ」「クイズ」しかPV(ページビュー)を取れない
    ・面倒な思考を経ることなく、わかりやすく単純化された一意的な正解を知りたい、ということだ。(p122)

    多くの人がyoutubeなどの動画メディアに移っ

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    2026年07月29日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ネタバレ

    『映画を早送りで観る人たち』の著者による新書。その本は読んだことないが、確かに若者たちは倍速でドラマ見たり動画再生したりするらしいというのは知ってた。本屋さんで冒頭だけ少し読んで、読書もそれに通ずるのか…?とすごく考えさせられて購入。

    若者たちいわく、
    読書はタイパが悪い。
    ながら読書がムリだから、動画を見ているほうが良い。
    長い文章を読まなければならなくなった場合でも、chatGPTに投げれば要約してくれるので、自分で時間と労力をかけて何十万字も読む必要はない。
    などなど…

    衝撃!

    確かにAIは便利やけども、、なんでも教えてくれるけども、、
    読書をしないなど私は考えられないので、そのよ

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    2026年07月12日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    2026/07/05
    タイトル買いしました。自分が買った時は特装版みたいな表紙になってたけど、もうタイトルから面白そうで、読んでみたらやっぱり面白かったです。
    あくまでもポテトチップスと日本人というタイトルの通り、じゃがいものことに踏み込みすぎず、あくまでもポテトチップスという観点からなぜポテチが今人々の間で楽しまれるお菓子になっているのかについて分かりやすく解説してくれています。
    この本一冊でポテトチップスについてのある程度のことは網羅できるのではないかと思います。
    この本の分厚さもさることながら決して感想に終始することなくちゃんとデータや歴史をもとに考察されているところから著者のポテトチッ

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    2026年07月05日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    新しい視点の本。
    普通は、知識を取り入れるのは本を読め!読んだがいいよ!という視点の方が多いけどこの本は別に本じゃなくても動画などの媒体で情報を仕入れ賢い人も多いということがわかった。インタビュー形式で情報を仕入れていて、なぜ読まないかの本音というか革新に触れることができたのかなと思った。あとはタイトルの本が読めなくなったというのも意味があったし、作者自身も文章に関わる人なのに文章に値段がつかなくなっているやつ現状が悔しいだろうなと思った。一般大衆はやっぱり無料や安価な方に流れていくし、本はラテン語かしているというのが結構的を得ているなと思った。また、本を読んでいる自分が好きみたいなのは本を好

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    2026年07月05日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    「今どきの若者は……」と言われる行動も、当の若者にとっては、環境に応じて合理的に判断した結果である、というのが私の持論ではあるのだが、映画を早送りで観る人にはどのような(その人なりの)合理的理由があるのを知りたくて読んでみた。
    結果的には、著者と同様に「映画を早送り視聴する習慣を理解はできるか共感はできない」ということに。
    テクノロジーによって可能になったことを人はやってしまうということと、ある種の同調圧力が主要な理由なのかなと思う。
    なお、本書に書いてあるわけではないが、今後は早送り視聴どころではなく、映画もAIを見させて要約と名場面集を吐き出させる、という見方(といえるのか?)をする人も出

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    2026年05月31日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    かつで、映画は「鑑賞」するものだった。
    しかしそれが今、早送りして映画を見る人達の間では「消費」するものとなっている。

    忙しすぎる彼らは、何にでもタイパを求めるようになった。
    ストレスが多すぎる彼らは、娯楽に豊かさを求めるのではなく、快楽を求めるようになった。

    だから、セリフのないシーンに込められた状況から読み取る意味や、
    あえて作られている余韻、間、なんてものはいらない。
    すべて早送りか10秒飛ばし。

    そんな視聴者に合わせて世の中には、まるで漫画のように登場人物が心情をご丁寧にいちいちセリフで説明する作品が増えた。
    「わかりやすい」が正義で「わかりにくい」が悪。

    わかりやすく、簡潔に

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    2026年05月14日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    2022年初版ではあるが、最近わたしが読んだ新書の中で最も好きだった。
    隙自語りだが、わたしは学生時代より媒体やジャンルを変えながら所謂オタクと呼ばれる層で30年以上生活をしており、インターネットや映像作品と共に歩んできた。仕事と推し活とで本文の通り、時間がない。練習まで行い、本の速読と共に動画視聴は最大3.5倍速で聞き取れるまでとなった。なお、他の本で得た、倍速再生は脳の疲労感やキャッシュが溜まりやすい知識は一旦触れないでおく。
    その弊害やデメリットを理解したくて手にとった。筆者の視点はどちらかと言うと否定派ではありながら、事象への理解を目的としながら紐解いているため多角的に納得できた。

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    2026年04月27日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ネタバレ

    おおむね筆者の論と同意見。
    自分も倍速で映画をみるのは不思議というか、そんな発想すらなかったから受け入れられるかというと疑問。けれど、時間もお金もなくて忙しい日本人、特に大学生くらいの方たちは色々と時代も環境も違うなかで生きているから、そうなってくるのも必然かも。理解は一応できたし、そういう人もいる、と知れたのは大きい。

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    2026年04月17日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ▷▶▷×2 のペースで読み進めた○ 細かな本文の構成を追うためには一時停止も時には必要⁷₍⁽՚ᵕ՝⁾₎₇

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    2026年02月26日
  • ぼくたち、親になる

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    子どものいる人、居ない人というような単純な区分けではなく、かなり細かく解像度高くインタビューした本。子どもを持ちたくて持った人、もちたくなくて持ってない人、持ちたいけど諦めた人、持つことに迷って結果、持った人など様々な男性たちの匿名意見が現れる。
    自分は人として、どこに共感するのか、重ねながら読める良本。

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    2026年02月01日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ネタバレ

    最初から最後まで全て面白かった。

    特に1章の実際に早送り、先に結末を知ってから見る人たちの感覚、思考を知れるのは興味が尽きなかった。
    「予告を見れば二人が別れるなんて分かる。結果はどうでもよく、恋愛映画は過程が大事」
    「怖くて見られないホラー作品を、ダイジェストなら見られる」


    「受け手には"作品を誤読する自由"がある」
    というフレーズも印象に残った。
    この本を読んで思ったのは、著者は早送りで見る人たちを批判しているわけではない。
    この実態を調査し、原因を突き止め、理解しようとしているということ。

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    2026年05月18日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテチ大好きな身として、この本は見過ごせませんでした。
    業界の今を見ると、巨人カルビーに独自路線で対抗する湖池屋、という様相を呈していますが、現在に至るまでのポテチの発展(?)の歴史を丹念に紐解き、国民の嗜好の移り変わりなども丁寧に追った痛快な一冊です。
    日本社会の発展とともに、ポテチの姿や扱いも変化を遂げており、生活に密着した国民食としての変遷がとても面白い。
    ある意味では日本の文化史といってもいいかもしれません。

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    2026年01月05日