稲田豊史のレビュー一覧

  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    親に呆れられるくらいポテトチップス好きとしては読んでみたいと思った本。
    ポテトチップスの成り立ちから現在まで細かいデータと沢山の方の取材とで書かれた本。
    カルビーって広島が創業の地だったんだ? ということを最近知ったばかりの、カルビーにも湖池屋にも全然詳しくない人間だけれども、だからこそ? とても面白く読めた。

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    2025年09月06日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    倍速視聴や過度な説明セリフが広がっている要因はいくつかあって、一つ目は視聴者の変なプライドが邪魔をしており、作品を理解できていない自分というのを認めたくないから、過度な説明を求める。そしてコンテンツが溢れかえった今日、話についていくために試聴したという実績が必要であるという観念に囚われている状況。
    日本全体で湧き上がる作品が今後生まれる可能性は限りなく低いのかな。あるとしたら、深くまで味わなくても楽しめる、かつテーマや演技を重くして、どちらの層にも刺さるような作品でないといけないのか。なんとも難易度が高そうな、、
    時代のせいにはしたくないけど、明らかにこれらの現象の一因にはなっているのは間違い

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    2025年08月30日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    タイパという言葉が流行っているように、内容を楽しみたいのではなく結果を知りたいから映画を見るように変化しているとのこと、時代が。

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    2025年08月16日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    私すでに「早送りで観る人」だわ…スローライフを発信するYouTubeチャンネルを2倍速にしたり、ホラー映画の一番恐いシーンを何十秒分もスキップしたりと、めちゃ矛盾した使い方をしている…。

    本書で取材を受けた若者たちも、当たり前のように倍速視聴していた。(中には60代の方も…!) 私も倍速ユーザー(?)だから、利用率の高さについては別に驚かなかった。
    時間もお金もない。その割に、見たい動画(あるいは周囲からゴリ押しされた見ておくべき動画)が山のように溜まっているし、これからも溜まっていく…。
    何だか頷ける状況だし、もはや「良い」「悪い」を飛び越えて、開き直りそうである。

    1974年生まれの著

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    2025年07月29日
  • セーラームーン世代の社会論

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    『ムーンライト伝説』を聞けば、たちまち少女の頃に立ち戻り、今でも大きく胸を高鳴らせることができるほどに、どっぷりと「世代」だった私。
    セーラームーンによって、幼少期のうちに無意識に築かれていた、今の私に繋がる価値観を解明していくことで、自分のルーツを辿っているような感覚にさえなりました。

    そう、"メイクアップ"は"変身"なんだよ!笑
    身だしなみでも、誰かのためにするものでもなく、ありのままの自分をほんのちょっと変身させるもの。

    今日も私は"変身"して、仲間と一緒に社会の手強い奴らと格闘して、時々男性の手助けを借りたりしながらも、最

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    2025年07月27日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    映画を早送りで見ること自体は、自分にはない感覚だし、共感と言うよりは、そうかー、と思う程度。それよりも、それに至る今の環境の分析の方が腹落ち感が強かった。映画のみならず、今の全てのマーケティングにおける前提になるなと、痛感。

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    2025年07月15日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ファスト映画する価値観はたぶん一生わからないけど、なんでするのかはちょっとわかった気がする。
    教室という閉鎖的空間にスマホがあるって本当にしんどいとおもう。
    話題についていけないと仲間の輪からもおいていかれる、無情。
    でも大人になると好きなものを好きなだけ楽しめるから気にしないでほしいとも思ってしまう。

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    2025年07月14日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    時代に飲み込まれるアナログ文化。現代人、令和キッズの生態について書かれている。次の時代に適応するために、覇権を取るために文化学習は必要だ。

    評論家が息しずらい世の中について語っていた。本当にいい評論をいいエンタメ性で届ければ確実に有名になるだろうに、批評ばかりで己の能力不足については記述が無かった。自分を変えない者に時代は任せられない。

    おわりに当たりに本書のまとめが書かれていた。
    「昔は、倍速視聴にいちいち目くじらを立てる人がいたんだって」
    百科騒乱の地雷を踏み抜くパンドラの箱を開いてしまった、それに憧れはする。

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    2025年06月27日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    「シャレード」
    -間接表現
    -見てわかることならわざわざセリフにしなくていいというシナリオ法
    TVをおいてある空間とキッチンダイニングルームが一体化している、雑音混ざる
    -TV番組でテロップが多いわけ
    -説明の多さに慣れてしまった一因
    「個性的じゃなきゃダメだ」という呪縛
    普遍的な好みがないので(みんなが好きな芸能人やドラマなど)自分の個性を探さないとと焦燥に駆られる
    趣味がある状態が目的。中身以前に
    オタクにはなれないので推しという言葉が生まれる、萎縮した気分に当てはまる言葉
    p151自分の上位互換を目視できてしまう地獄
    p193「エンタメに心の豊かさでなくストレス解消を求める」
    体系的に作

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    2025年06月21日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップス、好きにはなかなかたまらない一冊ではないでしょうか
    いかにしてポテトチップスが生まれ、そして日本に根付いていったのかがわかりやすく書かれています

    ポテトチップスショック、あったなぁ
    カルビーも湖池屋も好きなんだけど、ロイズのポテトチップチョコレートが大好きな私
    まさに甘じょっぱいのが良いんです!

    カロリーとか栄養とか関係なく
    食べたいし、美味しいから食べてます笑

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    2025年04月13日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップスに歴史あり。普段何も考えずに食べているものだが、その巨大市場が形成されるまでの悲喜交々が語られている。
    濱田音四郎による日本への導入から湖池屋による商品としての確立、そして巨大企業カルビーの殴り込み、90年代以降の「不健康のレッテル(?)」との戦い、現在における多様化のプロセス…ただの1菓子類にここまでの歴史が詰まっているものかと驚かされる。
    市場シェアの関係で後半はどうしてもカルビーと湖池屋の話によってしまうのは仕方がないが、3番手以下の企業の努力も知る事ができた。
    このような歴史学と社会学の融合ー一種アナール学派的なスポットの歴史書は普段出会えない面白さがあるので広がっていっ

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    2024年12月27日
  • このドキュメンタリーはフィクションです

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    本書で取り扱われるドキュメンタリーの幅の広さにまず驚くし、各章抜かり無く読み応え抜群で面白かった。バラエティ番組、プロレス、そしてフェイクドキュメンタリーまで言い及ぶことによってくっきりと浮かび上がるドキュメンタリーの本質。

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    2024年11月09日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    いやー良かったですね。
    ありそうでなかった本です。ポテチ好きな自分って色々勉強になりました。
    そして開発にも関わってろ自分にはとても有意義な本でした。でもそれが文化史になってるから驚きですね。
    ぜひ皆さんにおすすめしたい本です。
    著者に大あっぱれをあげたいですね。
    ご苦労様でした。

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    2024年03月25日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    19世紀、サラトガ・チップスとして誕生した「料理」が、日本で製造されるようになるのは、終戦後まもなくのこと。
    高級おつまみから、子どものおやつへと次第にポジションを変えていく。
    調理機械や機能的なパッケージの開発に留まらず、販路や配送のことにも目配りされている。
    こういった経緯も、初めて知ることが多く面白い。

    さて、現在は、輸入物から国内の定番商品、期間限定のキワモノ的なもの、そして「サードウェーブ」まで、恐ろしく多様なものとなった。
    どれを選ぶかは、自己表現の一環。
    ポテチが欲求の対象ならぬ、「欲望の装置」となっていく様を描き出す。

    ちょっと細かいところでは、ジャガイモが西洋ではさげすま

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    2023年10月20日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    お菓子も立派な文化であって、それを生み出した人たちは(そんなの当たり前だと言われてしまいそうだけど)すごく本気だし、命をかけてきたんだと気付かされた。戦後日本文化史としても勉強になる内容。

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    2023年10月07日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    中公新書「サラ金の歴史」を読んでから産業史って社会史であり、生活史であり、人々の欲望の歴史である、と気づかされています。この朝日新書は、それをポテトチップスで実現しています。もう序章で『「国策」が生み、「団塊ジュニア」が育て、「下流社会」が発展させた、ポテトチップス・イン・ジャパン。』と大まかなサマリーを提示しています。この話が早い感じ、さすが光文社新書「映画を早送りで観る人たち」の稲田貴史です。早送り,日本ポテトチップス業界史。それは濱田音二郎の「フラ印」、小池和夫の「湖池屋」、松尾孝の「カルビー」などの国産メーカーのプロジェクトXを集中して観た気分になりました。そういえばちょいちょいアメリ

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    2023年09月03日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    多くの人にとって身近なお菓子であるポテトチップス。しかしその歴史や来歴を知る人はなかなかいない。そんな身近である故に知らなかったことが、緻密なリサーチによって明かされている。本文の後に掲載されている年表や注釈、参考文献から著者の熱量が伝わってくる。

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    2023年08月19日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップスの歴史書
    日本人に一番愛されてるお菓子の物語
    日本人のポテチへの愛が感じられる内容だった

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    2023年08月13日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    現代の国民食ポテトチップス。実は日本流にアレンジされた独自のスナック。1つの文化を産んた菓子の歴史をたどる。

    のり塩、コンソメパンチ、わさビーフ、カラムーチョなCMとともになつかしい味が蘇ってくる。湖池屋、カルビーを中心としたマーケティングの戦いが楽しい、団塊ジュニア世代として実に楽しい1冊てした。

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    2023年08月04日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    「あぁ、ポテチはおいしいな」
    罪悪感を抱きながら、ついつい手が伸びてしまい、気づくと1袋完食している。ポテチチップスを食べる時、いつも思うのはカルビーと湖池屋の戦略。老舗の湖池屋が強力な販売網を持つカルビーにどう対処したのか?自分の見解は「カラムーチョ」「ドンタコス」などの戦術が答えと思っていた。そんな時、本屋でこの本を見つけて読んでみたら、自分の理解は少し違うことが判明。答えは本の中。
    カルビーは広島発祥、ポテチは本当は湖池屋しか使えないフレーズ、などなど。大変楽しい書物です。

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    2023年07月01日