稲田豊史のレビュー一覧

  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    つまらない映画を見てがっかりしたくないのはすごく分かるが、早送りするよりは20分くらいを限度に諦める。
    面白いものがあったらなるべく長く味わいたいので倍速はもったいないと思ってしまう。
    SNSとサブスクを掛け算したらこういう結果になるのはある種当然だとは思う。

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    2026年02月23日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    現代の若者を象徴した行動を多方面で分析している本
    過去と現在のカルチャーの違いや飽和状態になっている娯楽、エンタメのアクセス容易性から早送りで見る人が必然的に発生していることがわかって面白かった。
    Z世代は〜とか言ってるおっさんがいかに的外れなことを言っているのかわかる本だった。

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    2026年02月15日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    内容に関しては表題どおりだ。
    溢れるくらいのコンテンツをいつでも、どこでも安価で見れるようになった世の中。
    でも、見れる時間は限られている。
    人間関係を円滑にするためにある程度の話題についていかないといけないけど、分からないものや残酷なシーンは見たくない。
    加えて過程より結果を求められる。
    そんな流れに生きている若者達には早送りや飛ばし見は必然になってしまうのは自然の流れではないだろうか。
    鑑賞というより消費、まさにその通りなのかもしれない。
    しかし、結果が分からないと見たくない人が増えてるいう意見にはちょっと疑問だ。
    長期間見られているコンテンツ、例えばアニメならあんぱんまんとかサザエさんと

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    2026年01月22日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    国宝を見た時に、この話をしっかりと理解して評価できる人が日本にそんなにはいないと感じ、なぜここまで流行っているか分からない。
    と言った感想を持った自分の感覚は、正しかったのかもしれない。ほとんどの人は話題についていくために、情報として処理しているのだと思う。
    国宝に散りばめられた心情を理解しているわけではなく、立場が入れ替わりや、横浜流星と錦戸亮がかっこいいと言ったところに惹かれてだけの人も多いのだ。
    3時間という時間はオープンワールドとしての映画を作るのに必要だったのかもしれない。

    自分も監督に目を向けて体系的に映画を見てみようと想った。

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    2025年12月02日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    「手っ取り早くオタクになりたい」若者たち
    ↑身に覚えがありすぎて攻撃力が高い

    ベースは理路整然、そこに時々ユーモアも挟まれていて、とても読みやすく興味深かった。ことあるごとに鬼滅の刃(特にアニメ)が槍玉に上がっていてさすがに笑ったけど。
    個人的に、YouTubeを倍速で見ることはあっても映画やドラマは作者(原作や監督や演者)に敬意をこめて集中した状態で観ようと思うことが多いから、倍速当たり前側の意見には度肝を抜かれた。が、新しい作品に触れるのは疲れる、お気に入りの作品をつけ流す、といった意見には心当たりがあって、ひやっとした。この時代を生きている誰もが、無自覚のうちに鑑賞者ではなく消費者にな

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    2025年11月20日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    Youtubeを見すぎてしまう、気づいたら時間が溶けているといった経験がある現代人には気づきを得られる本です。
    こういった経験がある人はまずいと思いつつそこまで深堀したことがないのではと思いますが、そこをじっくり深堀できます。中でも、映画が鑑賞物→コンテンツとなってきており、自身にとって今はそのどちらかを意図して”選択”する世の中になっているのがしっくり来ました。気づけば時間を溶かしているコンテンツとして消費する行為は私たちは本当に意図して選択した行為か。私はそこに気づきを得ました。

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    2025年11月13日
  • ぼくたちの離婚

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    web連載の記事の書籍版。書籍の書き下ろしあり。普通に読み物として楽しく読めた。それぞれの夫婦にいろんな別れ方があり、その後再び結婚する人、そうじゃない人、いろんなドラマを感じることができた。
    こんな考え方の人もいるんだなぁ、くらいの意識で読むべし。

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    2025年11月11日
  • ぼくたち、親になる

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    筆者連載のWebメディアの投稿をまとめた作品。登場する男性たちはどの方も自分の考えを持っている方が多く、共感できる人、なかなかに尖った考えを持った人などさまざまだったが、筆者の分析も挟みつつ、楽しく読むことができた。
    子供を持つか否かを考えている人は、ある程度自分の考えが固まっているなら読んでもいいかもしれないが、中途半端な状態だと、(尖った意見もあるので)登場する男性の考えに飲まれかねないので注意しつつ読んでほしいかも。子供をもつか、もたないかにしても、自信の信念や考えが固まっていることが重要だと思った。
    個人的にはインタビューを受けていた10名ちょっとの男性たちは、比較的家庭にお金の余裕が

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    2025年11月05日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    映画で描かれた団地から集合住宅の歴史を語る。日本映画の巨匠からアニメ映画までジャンルは幅広い。否定的な見方もあれば、団地で生まれ育った人ならではの視点など多様な解釈。
    本書はライブトークが元ネタという。同好の士が集まったマニアックなおしゃべりから広がった団地の歴史。

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    2025年10月29日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    極論もところどころに含まれていたが、興味深く最後まで読む事ができた。私はTVドラマを見るのが好きだっが、この本を読んでから心理描写をセリフで説明していること、間が意味するものなどを考えるようになった。

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    2025年10月26日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    著者は「早送りで観る人たち」のことを理解できない立場であるが、しかし理解しようと努めている足跡を示したものでよかった。さらに直近ではどう感じるんだろうか。

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    2025年09月23日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    とても興味深く読めました。面白かった。

    まず映画やドラマ、アニメなどの映像を倍速視聴する人達が一定数いる事に驚いた。今の世の中そんな状況になっていたのか。知らなかった。
    私は映像観るのが苦手。情報が多すぎるから。すぐ疲れちゃう。なので倍速視聴に対応できる人凄いなって思いました。

    わかりやすいものが喜ばれるっていうのは、確かにそうかも。鬼滅の刃の第一話とか具体例出してくれているので分かりやすい。確かにって思えました。
    教祖ビジネスって言葉は初めて聞いたけど、確かにこういう人いるなw

    快適主義の所は自分も当てはまる部分あります。スマホゲームのストーリーをスキップしちゃってる!いつ頃からスキッ

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    2025年09月22日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    親に呆れられるくらいポテトチップス好きとしては読んでみたいと思った本。
    ポテトチップスの成り立ちから現在まで細かいデータと沢山の方の取材とで書かれた本。
    カルビーって広島が創業の地だったんだ? ということを最近知ったばかりの、カルビーにも湖池屋にも全然詳しくない人間だけれども、だからこそ? とても面白く読めた。

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    2025年09月06日
  • セーラームーン世代の社会論

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    『ムーンライト伝説』を聞けば、たちまち少女の頃に立ち戻り、今でも大きく胸を高鳴らせることができるほどに、どっぷりと「世代」だった私。
    セーラームーンによって、幼少期のうちに無意識に築かれていた、今の私に繋がる価値観を解明していくことで、自分のルーツを辿っているような感覚にさえなりました。

    そう、"メイクアップ"は"変身"なんだよ!笑
    身だしなみでも、誰かのためにするものでもなく、ありのままの自分をほんのちょっと変身させるもの。

    今日も私は"変身"して、仲間と一緒に社会の手強い奴らと格闘して、時々男性の手助けを借りたりしながらも、最

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    2025年07月27日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップス、好きにはなかなかたまらない一冊ではないでしょうか
    いかにしてポテトチップスが生まれ、そして日本に根付いていったのかがわかりやすく書かれています

    ポテトチップスショック、あったなぁ
    カルビーも湖池屋も好きなんだけど、ロイズのポテトチップチョコレートが大好きな私
    まさに甘じょっぱいのが良いんです!

    カロリーとか栄養とか関係なく
    食べたいし、美味しいから食べてます笑

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    2025年04月13日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップスに歴史あり。普段何も考えずに食べているものだが、その巨大市場が形成されるまでの悲喜交々が語られている。
    濱田音四郎による日本への導入から湖池屋による商品としての確立、そして巨大企業カルビーの殴り込み、90年代以降の「不健康のレッテル(?)」との戦い、現在における多様化のプロセス…ただの1菓子類にここまでの歴史が詰まっているものかと驚かされる。
    市場シェアの関係で後半はどうしてもカルビーと湖池屋の話によってしまうのは仕方がないが、3番手以下の企業の努力も知る事ができた。
    このような歴史学と社会学の融合ー一種アナール学派的なスポットの歴史書は普段出会えない面白さがあるので広がっていっ

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    2024年12月27日
  • このドキュメンタリーはフィクションです

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    本書で取り扱われるドキュメンタリーの幅の広さにまず驚くし、各章抜かり無く読み応え抜群で面白かった。バラエティ番組、プロレス、そしてフェイクドキュメンタリーまで言い及ぶことによってくっきりと浮かび上がるドキュメンタリーの本質。

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    2024年11月09日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    いやー良かったですね。
    ありそうでなかった本です。ポテチ好きな自分って色々勉強になりました。
    そして開発にも関わってろ自分にはとても有意義な本でした。でもそれが文化史になってるから驚きですね。
    ぜひ皆さんにおすすめしたい本です。
    著者に大あっぱれをあげたいですね。
    ご苦労様でした。

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    2024年03月25日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    19世紀、サラトガ・チップスとして誕生した「料理」が、日本で製造されるようになるのは、終戦後まもなくのこと。
    高級おつまみから、子どものおやつへと次第にポジションを変えていく。
    調理機械や機能的なパッケージの開発に留まらず、販路や配送のことにも目配りされている。
    こういった経緯も、初めて知ることが多く面白い。

    さて、現在は、輸入物から国内の定番商品、期間限定のキワモノ的なもの、そして「サードウェーブ」まで、恐ろしく多様なものとなった。
    どれを選ぶかは、自己表現の一環。
    ポテチが欲求の対象ならぬ、「欲望の装置」となっていく様を描き出す。

    ちょっと細かいところでは、ジャガイモが西洋ではさげすま

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    2023年10月20日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    お菓子も立派な文化であって、それを生み出した人たちは(そんなの当たり前だと言われてしまいそうだけど)すごく本気だし、命をかけてきたんだと気付かされた。戦後日本文化史としても勉強になる内容。

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    2023年10月07日