本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
――無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
――無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
――聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
――読者と消費者

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本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新しい視点の本。
    普通は、知識を取り入れるのは本を読め!読んだがいいよ!という視点の方が多いけどこの本は別に本じゃなくても動画などの媒体で情報を仕入れ賢い人も多いということがわかった。インタビュー形式で情報を仕入れていて、なぜ読まないかの本音というか革新に触れることができたのかなと思った。あとはタイ

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    同時期に読んだので「なぜ働いていると本が読めなくなるか」と比較してレビュー書きます。

    一言で言うと、タイトル詐欺なあちらに比べて、読後に「タイトルはこれしかない」と思える真打ち感がありました。

    また、売文を生業にされている著者の本音の叫びが嫌み無く記述されていて、好感を持ちました。
    応援したい著

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    1995年ウィンドウズ95が発売され、インターネットが市民権を獲得した。2008年にスマートフォンが発売されると、若者を中心に爆発的に普及。様々なSNSの開発も相まって、短文のテキストメディアを閲覧し、紙媒体読む機会が極端に減少した。本書では、長文の本などを読める人を「特殊能力」とし、ましてや本屋で

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    現代人はニュースをXで収集する事が多いという事実。私はそれを本書で知った。衝撃。
    そして、インターネット上の情報は裏でビジネスが絡んでおり、むしろ、ビジネスが絡んでいる情報がほとんどであり、なおかつ、私も気づかないうちに情報が偏っているのではないかと気付いた本書です。実利的ではないけれど、人とのコミ

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

     評判で聞いてはいたものの、衝撃的な本だった。『映画を早送りで観る人たち』も読んだし面白いと思ったが、著者名を覚えていない程度の関心にすぎなかった。しかし今回は、本の未来に対する絶望的な展望に、読んでいて辛くなってきた。あとがきで著者自身が執筆中「精神は著しく疲弊した」と告白している。つらい執筆を続

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    アルゴリズムで流れてくる縦型動画が主流となり、書籍の無料抜粋で記事が書かれるような世の中では、書籍の購入との相性が悪すぎる。無料抜粋を読む層と紙の本を買う層はあまりにも異なる。本の売り上げを増やすには、動画を好む層に買ってもらうか、本好きにしっかり届けるしかない。その点で、動画WEBメディアは動画を

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    もともと私は読書好きではなかった。ただ、「読書が好きな人になりたい」という気持ちはずっとあった。もっといろいろなことを知りたかったし、「本当にお母さんなんだから、知らないんだから」と言われるのが悔しかったからだ。

    そんな私が読書を続けられるようになったきっかけは、Xで読書アカウントを作り、本の感想

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    私は読書が大好きだけど、この本の中で紹介されていた「本を読めなくなった人たち」の意見も共感しかないな。私も一時期、動画の方が何かを知りたいとき、何も考えない娯楽を求めるときに動画は便利だなと思った。「本を読まないと知性が育たない」と言っている人たちに言いたい。本が読めること自体が個人が持っている能力

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    今、本に携わっているからかもしれないけれど、日頃疑問に思っていたことや不甲斐ない感じ、残念に思っていることなんかを解説していただけたと思った。そうか、Twitterが面白くなくなってしまったこと、紙の本に執着してしまうこと、読めないんではなく読まないのが普通の世の中になってしまったんだ、などちょっと

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    本は一つのチャンクであり、それが膨大すぎるという指摘。それを否定することはできないが、私には本が合っている。
    ただ祈りと救いのために読んでいるから。
    AIには救われない。人の息遣いがないから。怒りが、悲しみがないからだ。

    この本を読んで怒りを代弁してもらうことも、本を読まない人への秘めがたい見下し

    0
    2026年07月09日

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