本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

1,210円 (税込)

6pt

著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
――無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
――無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
――聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
――読者と消費者

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本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    『映画を早送りで観る人たち』の続編。三宅香帆の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』や飯田一史の『この時代に本を売るにはどうすればいいのか』に連なる一冊でもある。本書のターゲットは集中力が続かないといった能力的な要因で長文が読めない人たち。本書は大学生に取材しているが、先に挙げた2冊と合わされば必

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    周りの人に対して「なんで本を読まないの?」とは特段思った事はないし、向こうからすれば「なんで動画を観ないの?」と思われているかもしれず、「なんで野球やらないの?」などとも思われているかもしれないのでそれはそれとして、こと「趣味としての読書」という行為についての理解がぐっと深まった一冊。
    インタビュー

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    確かに、言われてみれば、「無料で情報が得られる」という状況に疑問を感じなくなっていた。
    一旦LINEニュースで情報をとるし、インスタは昔でいう雑誌だと思って見ている。そこにお金を払う感覚がなくなっていた。
    一方で、最近は無料情報の質の低さは正直感じるし、どこかにお金を払って情報をとる必要性は感じてい

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    とっても良い本で今読むべき本で感動もしたけど、全てその通り過ぎて、絶望感がすごい。辛い。幼い頃からの読書好きで、書いて読んでに人生を捧げて仕事の大半もそこである私にとってはキツイ現実。でも助かりました。書いていただいてありがたい。

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    ほんと、読みながら首もげるかと思うほどうなづきながら読んだ。
    最近感じている、読書界隈の哀しみや寂しさ、違和感、ちょっとした絶望感を的確に言語化されていた。
    一番初めに面白いと思ったのは「ふしぎなたけのこ」という絵本だった。そして「エルマーのぼうけん」を読み耽っていて母に「ごはんだよ」と呼ばれた。本

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    ①PVを稼ぐためにメディアも解りやすさを重視する+見る側も疲れやコスパタイパを求める→反知性主義、お客様重視、自分視点

    ②本は「情報を伝える」媒体でしかない→情報が欲しいけど本を無理矢理読んでいた層が、オーディブルや動画に移った

    ③話す力はあっても聴く力がない→興味ない話題はシャットダウン+話し

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    現代の若い人の大半は本どころかテキストを読まない。本から情報を得るのは効率が悪いので動画などその他の手段で知識を得る。そして本を読まないからといって知的でないわけではない。学力が高い学生であっても長文が読めないケースは多々ある。知識を得る手段が本から別のメディアへと変化しつつあるのだ。

    今の若い人

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    本を読むことが経済的・時間的な余裕のバロメーターになる世界こわ…。

    タイパやマルチタスクを求めて脳を疲弊させている現代人の姿は、今の自分にも重なるところがあった。確かに大量の情報を浴びているけれど、すぐ忘れるし、何も身になっていない気分にもなる。

    短文を処理し続けて、溢れる情報を浴びるだけで、本

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    『映画を早送りで見る人たち』の著者の新刊。読書離れは個人の問題というより、社会やメディア環境の変化で読めない体になったという指摘が興味深い。

    文章は無料、つまみ食いで満足できる時 時代と表現されてて、自分もテキストとの向き合い方を見つめ直したいと思った。

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    著者の「映画を早送りで見る人たち」もおもしろく読んだので手に取ってみた。なるほどね〜という感想です。本の情報をネットで得る時代。ネットで得る知性と読書で得る知性は別の種類だという視点が興味深かった。ざっくり一読しただけなのでまた再読したい。

    あとがきに不意を突かれてホロリときてしまった。
    最近流行

    0
    2026年03月12日

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