本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
――無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
――無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
――聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
――読者と消費者

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本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『映画を早送りで観る人たち』の著者とは知らずに手に取ったのだが、前作に続いてこちらも素晴らしい内容だった。「ニュースを無料で読む人たち」「本を読まない人たち」「本と出合えない人たち」「本屋に行かない人たち」「紙の本に集う人たち」と、各章が多様な切り口から多角的に分析されていて興味深い。現代の社会構造

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。自分にとって本のある生活は当たり前だが、多くの人にとってそれは異次元の暮らしのようだ。
    活字離れが進んでいるとは耳にしていたが、その実態がここまで進んでいるとは思わなかった。
    自分自身、本を読むことで深い思考力が養われている、と自覚したことはない。長い文章を読むこと自体が特殊技能、

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    浜松駅のリアル書店にて。
    本書では、テキストを無料でいくらでも読める、という価値観が社会に蔓延してしまっていることを過大視し、執筆・出版・書店業界の観点から考察している。
    さらに、長い文章を読むこと自体は特殊能力になりつつあり、書店で本を選ぶことは時間的経済的余裕のある一部の人にのみ許された特権階級

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    かつて本が大好きだった自分。気づくと動画コンテンツの消費に時間を割かれている。そんなときにこの本に出会い共感や納得の連続でスルスル読んだ。
    コンテンツとの向き合い方や、自分の置かれている本と読書との付き合い方を再考させられる本でした。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    本が好き(自称)な自分にとっては耳が痛かったし、目を背けたくなる事実の記載もあった(めちゃくちゃ核心を突かれた、、)
    本がレガシー化してることには気づいていたけど信じたくなかった。でも時代は変わっていくし、古い観念に固執してしまうより脳をアップデートしていかないと、とも思った。
    だけど本という物質的

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    まず、「え!?本屋に言ってパっと興味を惹かれた紙の本を買って読む人って少数派なの??」と驚きました、、、

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    『映画を早送りで観る人たち』の続編的な一冊。ずっとテキストに親しんできた人間にとってはとても興味深く、おそろしい内容。文章なら3分で読める内容を、わざわざ動画で観たがる人の生態なども知れた。出版社や書店、ライターなど、すべてお先真っ暗としか言いようがない現実を突きつけられます。必ず再読します。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    これは衝撃的な内容だったし、興味深くて久しぶりに紙の本を最後まで読むことができた。稲田豊志さんの調査方法や着眼点はすごく興味深い。久しぶりに紙の本を読んだ本が稲田豊史さんの『本を読めなくなった人たち』だったのも何とも皮肉。

    以下、いくつか気になった内容をあげた。
    ・「非読社会」・・・文章を読むこと

    0
    2026年07月29日

    Posted by ブクログ

     本を読む人はえらい、教養がある、読まない人は軽んじられるという考え方自体が、もはや通用しない時代になってきているのか?
    SNSがますます進化していく時代に紙の本はどのような意味を持つものとして生き残っていくのか?
     パラダイムシフトを迫られる読んでおいて損はない作品です。

    0
    2026年09月02日

    Posted by ブクログ

    私はせっかちだ。
    AIに質問するときは必ず「2行以内で回答してください」とお願いする。
    本書を読んでZ世代のほとんどが自分と同じ感覚であると知った。
    200ページある本の内容を
    ・2行で知りたい
    ・5分の動画で知りたい
    同じ知識・情報を得るなら短時間がいいに決まっている。
    小説などから得られる「おも

    0
    2026年08月28日

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