本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

1,210円 (税込)

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著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。

【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
――無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
――無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
――聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
――読者と消費者

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本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んで本当に良かった。活字メディアの分岐点を痛みを伴いながら、取材し、まとめてくれた筆者の手腕に感謝しかない。本の行末、一部のエスタブリッシュのためのメディアになるのだろう。説得力があった。

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    まさにこの本に書かれてたその通りの方法(YouTube岡田斗司夫チャンネル)で知り読みました。
    本に関する情報の間口が広い。出版業界の構造や世代間の時代背景など、本を読まない理由が細分化されている。個々のインタビューも丁寧で憶測がなくリアル。
    自分も本読んでなかった一人として妙に納得しました。
    読書

    0
    2026年05月13日

    Posted by ブクログ

    話題の新書。
    タイパやコスパから若い人たちの本離れが進み、出版物の減少や書店の減少など本を取り巻く環境が厳しいのは知ってはいたが、ここに書かれている内容は想像以上だった。

    本屋に行って買って読む。こういう当たり前だと思っていたことが当たり前じゃなくなる。
    将来、本を読むこと自体が特殊な能力となり、

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    筆者は本書執筆の根底に怒りがあると書いていたが、本文はかなりバランス感覚に優れたフラットな語り口なのでストレスなく読める。問題の整理の仕方も結論も納得できる。特に〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉という二項対立分析は面白かった。

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    「読めなくなった人」であって、「読まなくなった人」
    ではありません。どう言うことでしょうか。

    「読み、書き、そろばん」という人として身につける
    べき最低限のスキルを並べた言葉があります。
    日本の義務教育を受けた人であれば、誰もが身に
    つけているスキルです。

    しかし、大人になるにつれてこのスキルが

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    本というものを通して筆者が感じている問題意識を論理的にひもといてくれて、頭の中が整理された感じ。

    「映画を早送りで〜」も読んでみたい

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    おすすめ動画を見るという受動的情報収集がベースの時代。読書は崇高な趣味(歌舞伎、劇とか)となり執筆は承認欲求の可視化となる。

    そんな事を考えずに本を読めるヒトにポジションを置けている私は幸せなのかもしれない。

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

     「本を読まない人たち」はなぜ本を読まないのか? 「本と出会えない人たち」はなぜ出会うことができないのか? 「本屋に行かない人たち」はどうして行かないのか? それらの「謎」に大学生を中心とした16歳から28歳の男女にグループインタビューすることで迫っていきます。

     その答えは本書を読んでいただくと

    0
    2026年06月17日

    Posted by ブクログ

    「長い文章はChatGPTが要約を返してくれるので本を読む必要はないです」
     あっけらかんとした顔でこちらに返事をする、ゆるい絵柄の女の子が帯に描かれている。私は書店で一目見て腹が立った。まるで読書に興味のない若者を皮肉るような意地の悪さを感じたからだ。
     心の中で悪態を吐きながらページを捲った。筆

    0
    2026年06月17日

    Posted by ブクログ

    自分は読んでいて、現世と来世への悲しみ、絶望を受け取った。
    しかし、あとがきにて、この本が怒りを燃料にして書かれたとあった。文章に対する感謝を文章にしたというこのあとがきによって、自分の感じた絶望は、いくらか何かの燃料になっただろうか。

    0
    2026年06月15日

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