稲田豊史のレビュー一覧

  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    日本人によるポテトチップスの受容史・需要史はそのまま、日本社会が豊かになり、日本人が食に対してささやかなる欲望をむき出しにしていった過程の映し鏡でもある。

    私はポテチをたくさん食べる方でも無いが、
    全く嫌いではなく、ちょっとヘルシー気味に過ごしたい気持ちがあるからなんとなく避けているだけで。
    この本読みながら何回のり塩を食べたかわからない。
    (九州しょうゆ一択で過ごしてきた自分を殴りたい)

    ポテチは欲望の充足装置であり、流通と安定供給をかなえるカルビーと戦う湖池屋の高級化戦略というブランディング対決の場であり、SNS時代の自己表現ツールである。とても面白かった!

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    2023年05月27日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ネタバレ

    本屋さんでたまたま見つけて思わず購入。
    ポテトチップスが好きなので読んでいてとても面白かったです。
    最近の湖池屋のCMに昔のポテトチップスが出てくるけど、この本の発売に合わせているのかな?と思いました♪

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    2023年05月06日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ジャケ買いして大成功だった。
    日本のポテトチップス史をまとめた壮大な著書。
    ここまで多様化する日本のポテトチップスの変遷について社会背景と共にまとめられた貴重な一冊。
    刺激的で魅力的な本だった。

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    2023年05月01日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップスの歴史と日本人の関係について本気で書かれた一冊!
    今までのポテトチップスが紹介されてて楽しく読み進められます。

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    2023年04月22日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップスの歴史、そしてどのように日本人の間に広がってきたのかよくわかります。各メーカーが試行錯誤して凌ぎを削ってきました。お菓子ではありますが、国民食の一つと言ってもいいのではないでしょうか? 私もポテトチップスは大好きです。カルビーなら「バターしょうゆ」「しあわせバター」、ギザギザ「味わいしお味」が、湖池屋なら「プライドポテト」が好きです。
    ポテトチップスが食べたくなってきました!

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    2023年04月21日
  • 『こち亀』社会論 超一級の文化史料を読み解く

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    1976年から2016年まで約40年間、少年
    ジャンプで連載された「こち亀」。

    ギャク漫画というジャンルでくくられてし
    まいますが、内容はその時代時代の世相が
    反映されていて、当時の流行や生活スタイ
    ルを知ることができる一種の学術的な要素
    も併せ持っています。

    この本では、そんな要素を浮世絵と同格に
    とらえています。

    現代の日本は浮世絵を通して江戸時代の生
    活用式を知ることができます。それと同じ
    です。

    今では「サブカルチャー」でとして地位が
    確立されたアニメなどが、この40年間で
    どのように扱われていったのか、スマホと
    いう小型のコンピューターがどういう歴史
    を経て我々の必需品となっ

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    2021年12月20日
  • ぼくたちの離婚 1

    購入済み

    あーこれなーと思いながら

    男性側視点の離婚語り(一件のみ女性)。パートナー視点だと全く別のストーリーが浮かびあがってくるんだろうな、とは感じましたが…面白かったです。

    #ドロドロ #切ない #怖い

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    2021年10月07日
  • ぼくたちの離婚 1

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    離婚ドキュメントをもとに 雨がっぱ少女群 あらため 雨群 氏が作画を担当しているが、なんとも「ほめ言葉として気持ちの悪い」作品になっている それはおそらく、この人の画が現実逃避的なフィクションとまるきり反対側を向いているせいではないか TVドラマ的な題材でありながら、それらのフィクションではまず描かれないようなエピソードをこの作家が描くと、リアリズムの味気なさとひんやりした空っぽ感がかもしだされてくる

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    2021年04月01日
  • ぼくたちの離婚

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    すべてのケースに人生を感じる。男側にしかインタビューしていないという形式は正直どうかと思ったが、実際に読んでみるとかなりうまく作用している。
    どうみてもクソな男のクソな話も本人の口から語らせると重みが出てくるし、サイコパス男の一方的な言い分もそのまま載っているのでかえって空恐ろしさが出ている。男からみたメンヘラ妻の章などは完全なホラーで、これもすばらしい。
    読んでいる自分も結婚生活を不幸にする言動をしていることがわかり、反省材料になったのも地味によかった。

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    2019年11月26日
  • ぼくたちの離婚

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    離婚経験者へ離婚へ至った顛末をルポルタージュしたもの。類書に例を見ないのが、対象者が全員男性で、夫側の言い分しか載せていないことである。

    離婚といえば、一般的には女性側が被害者というステレオタイプな見方が支配的だと思うが、普通に考えてみれば、男性側が被害者である場合も多々あるはずである。男尊女卑な社会であるこの国では、男性が弱音を吐くことに社会的な抑止力がはたらくせいなのか、なかなかメディアに取り上げられること自体が少ない。

    本書には13例が取り上げられているが、衝撃的だったのはCase#08の、東大卒ITベンチャー企業のCEOの事例である。トライアスロン選手としても優秀な方なので、文武両

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    2019年11月24日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    つまらない映画を見てがっかりしたくないのはすごく分かるが、早送りするよりは20分くらいを限度に諦める。
    面白いものがあったらなるべく長く味わいたいので倍速はもったいないと思ってしまう。
    SNSとサブスクを掛け算したらこういう結果になるのはある種当然だとは思う。

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    2026年02月23日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    読書は探究する人達だけのものとなってしまうのか?

    テキストは昔よりも見ているが、長文として読んではいない、動画の隆盛、受動的に流れてくる情報…本書はかつて読んでいた人も含めなぜ本が読まれなくなっているのかを、様々な角度から採り上げている。
    学生達の主張は分からなくはないが、個人的にそれで良いの?と思う感触は、読んでいてどうしても抜けない。一方で長文を読み理解できることが特殊能力の一種であること、本屋の並びに圧を感じるという視点は正直持ったことがなく、そのように思うのかと戸惑ってしまった。

    また偶然に任せてハズレを引くリスクを抱えながら、値段の上がっている紙の本を買うのは厳しいという考えも、

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    2026年02月21日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    著しいスマホの普及、SNS、AI、Chat GPTなど、本に頼らなくても情報が入ってくる世の中、過去と現代での状況違いを目の当たりにしたことで、今一度「読書」について考えさせられた。

    私自身も最近読書スランプから復帰したばかり。
    言葉にするのは難しいが、読書でしか得られないものもきっとあるはずで。

    これからも本を書いてくれる人(と、それに携わってくれる方々)それを売り出してくれる書店に敬意を払いつつ、大事にしていきたいと思った。

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    2026年02月17日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    とても興味深く、面白く、うんうんと頷きながら1日で一気に読みました。

    ショート動画や短文が溢れるSNSの時代、「本を読む」ことがすでにマイノリティなのだと痛感させられます。スマホを開けば膨大な情報に簡単にアクセスできるなか、書籍から情報を得ることは「コスパが悪い」と一蹴されてしまう行為なのかもしれません。

    私は、非効率のなかで得る知識こそが、確実に自分自身の"知肉"になると信じています。ただ一方で、読書量の多さと賢さは必ずしも比例しないとも感じていました。本書で語られる「賢さに寄与する読書と寄与しない読書」という視点には、大いに納得させられました。

    知識や教養を得るた

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    2026年02月16日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    現代の若者を象徴した行動を多方面で分析している本
    過去と現在のカルチャーの違いや飽和状態になっている娯楽、エンタメのアクセス容易性から早送りで見る人が必然的に発生していることがわかって面白かった。
    Z世代は〜とか言ってるおっさんがいかに的外れなことを言っているのかわかる本だった。

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    2026年02月15日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    内容に関しては表題どおりだ。
    溢れるくらいのコンテンツをいつでも、どこでも安価で見れるようになった世の中。
    でも、見れる時間は限られている。
    人間関係を円滑にするためにある程度の話題についていかないといけないけど、分からないものや残酷なシーンは見たくない。
    加えて過程より結果を求められる。
    そんな流れに生きている若者達には早送りや飛ばし見は必然になってしまうのは自然の流れではないだろうか。
    鑑賞というより消費、まさにその通りなのかもしれない。
    しかし、結果が分からないと見たくない人が増えてるいう意見にはちょっと疑問だ。
    長期間見られているコンテンツ、例えばアニメならあんぱんまんとかサザエさんと

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    2026年01月22日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    国宝を見た時に、この話をしっかりと理解して評価できる人が日本にそんなにはいないと感じ、なぜここまで流行っているか分からない。
    と言った感想を持った自分の感覚は、正しかったのかもしれない。ほとんどの人は話題についていくために、情報として処理しているのだと思う。
    国宝に散りばめられた心情を理解しているわけではなく、立場が入れ替わりや、横浜流星と錦戸亮がかっこいいと言ったところに惹かれてだけの人も多いのだ。
    3時間という時間はオープンワールドとしての映画を作るのに必要だったのかもしれない。

    自分も監督に目を向けて体系的に映画を見てみようと想った。

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    2025年12月02日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    「手っ取り早くオタクになりたい」若者たち
    ↑身に覚えがありすぎて攻撃力が高い

    ベースは理路整然、そこに時々ユーモアも挟まれていて、とても読みやすく興味深かった。ことあるごとに鬼滅の刃(特にアニメ)が槍玉に上がっていてさすがに笑ったけど。
    個人的に、YouTubeを倍速で見ることはあっても映画やドラマは作者(原作や監督や演者)に敬意をこめて集中した状態で観ようと思うことが多いから、倍速当たり前側の意見には度肝を抜かれた。が、新しい作品に触れるのは疲れる、お気に入りの作品をつけ流す、といった意見には心当たりがあって、ひやっとした。この時代を生きている誰もが、無自覚のうちに鑑賞者ではなく消費者にな

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    2025年11月20日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    Youtubeを見すぎてしまう、気づいたら時間が溶けているといった経験がある現代人には気づきを得られる本です。
    こういった経験がある人はまずいと思いつつそこまで深堀したことがないのではと思いますが、そこをじっくり深堀できます。中でも、映画が鑑賞物→コンテンツとなってきており、自身にとって今はそのどちらかを意図して”選択”する世の中になっているのがしっくり来ました。気づけば時間を溶かしているコンテンツとして消費する行為は私たちは本当に意図して選択した行為か。私はそこに気づきを得ました。

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    2025年11月13日
  • ぼくたちの離婚

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    web連載の記事の書籍版。書籍の書き下ろしあり。普通に読み物として楽しく読めた。それぞれの夫婦にいろんな別れ方があり、その後再び結婚する人、そうじゃない人、いろんなドラマを感じることができた。
    こんな考え方の人もいるんだなぁ、くらいの意識で読むべし。

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    2025年11月11日