稲田豊史のレビュー一覧
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こわされた夫婦 ルポ ぼくたちの離婚
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試し読み
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こわされた夫婦 ルポ ぼくたちの離婚
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Posted by ブクログ
離婚したからこその学びがある。
本人達からしたらたまったものではないし、離婚経験者の私も思い出したくもない。
ここには、離婚した男性からの意見のみで、女性からの言い分は一切ない。
多分、女性側からの意見は全く別のものが出てくるのだろう。
人というものはそんなものだ。
お互いにお互いの言い分や受け取り側の心情があるもの。
メンヘラ妻の話がでてきた。
私もメンヘラ妻だったんじゃないかと、ハッとした。
社会で必死に生きてる分、家庭でうまくいかない自分を自分のせいとは思いたくないから、相手を悪者にする。
とか、いつまでも過去にこだわる、とか。
程度はあるかもしれないけど、少しだけ、過去を受け入れられたと思う。
そう、お互い言い分があるから。
お互いがお互い、別人格の人間で、お互いがお互い別の人生を生きている。
そう思えば、どんな夫婦もそれぞれ、いろんな形があり、別れもそれはそれなんだなあ、と。 -
Posted by ブクログ
男性側へのインタビューから考える離婚の本。
本書にあるように、確かに離婚を男性側の言い分「のみ」に特化した本は珍しいかもしれない。
この本でメインに取り上げられている「メンヘラ妻」。
やっていることは「モラハラ夫」と同じだが、そういえば「モラハラ妻」とは言っても「メンヘラ夫」という言葉は聞かないなぁ、と思ったり。
結婚って、自分が結構ひどい目に遭っていても、そういうものだと思い込まされて我慢する被害者が後を絶たないのだと思う。
日本では昔から、結婚は「忍耐」とかいうイメージが根強くあるが、離婚経験者(男性でも女性でも)が、「自分一人が我慢して、無理してまで継続するものが結婚ではない!」と、もっと発信してほしい。
そうじゃないと、結婚率はどんどん下がるばかりだろう。 -
Posted by ブクログ
インターネットなんて普及しなければ良かったのに。スマホなんて生まれなければ良かったのに…やっぱり改めてそう思ってしまった。
私が一気見したNetflixのあのドラマも、最後まで見させるような構成を考えてつくられたのだなぁと思ったり。
知らず知らずのうちに、民放はつまらないからとNetflixと YouTubeばかりの生活になってしまったし。
なんというか、無駄を省いていかに効率的に生きるか常に考えないといけない世の中なのがしんどいなぁ。
映画も、幼い頃は特に映画館で観るから一回で集中して、頭と心に残す!っていう心構えだったけど。
今は数日前あんなに夢中で観たNetflixのドラマも、登場人物の名前が思い出せない…
今スマホがない時代だったら、自分は毎日何をして過ごしているんだろうと思うと、人として大事なものを失くしていっている気がしてならない。 -
Posted by ブクログ
以前、飛行機に乗ったとき、フライト時間を考えると映画を1本最後まで見るのは難しかったので、早送りしながら見たことがある。意外にも問題なく楽しめたので、それ以来、私も映画は早送りで見るようになった。
話題作などで、「なんとなく内容が分かればいい」という程度の作品であれば、監督が意図した細かな表現や、登場人物の心情まで十分に伝わらなくても、別に構わないのではないかと思う。もちろん、作品をじっくり味わいたい人は普通に見ればいいし、映画の楽しみ方は人それぞれだと思う。
また、本書で紹介されている大学生のように、「映画を見ていないと友達との輪に入れない」と感じている人には、大人になれば、そうした付き合いから自由になれるので、安心してほしいと思った。 -
Posted by ブクログ
主題で察するように、現代の人々が読書をしなくなった原因を「不読」ではなく、「非読」と称して批判する書評だ。
長い文章を読める人はその特殊能力をもっていると揶揄するように、読書をしない人々がなぜしないのか原因を探求するが、おおよそ予想していた内容だ。一方で読書行為について、過去の読書の歴史と重ねて権威や富める者の嗜みと論じるが、この書評そのものが読書によって論じられる体裁をとるためにこの著書の読者が教養や品のある人物であると錯覚する偏見をもたらすことが危惧され、そのように錯覚する読者がいるならば私は皮肉をこめた羨望の眼差しを向けるだろう。
ただし、昭和時代では漫画やテレビばかり見ていたら馬鹿になると言うように、現代においてもショート動画やAI生成ばかり利用していたら馬鹿になるという言説は間違っているという著者の意見には同意する。
少年時代を漫画やテレビに費やした人間は、今や日本経済を支える中核的存在だ。その時代区分で適切な知識を育んでいると捉える事が妥当であるし、この多様性こそが人類の行く末を左右する選択なのだ。