稲田豊史のレビュー一覧
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本書の大枠は当時16-28歳の学生を対象に
実施したヒアリングをもとにされているそう
(概要などに全然記載ないけども)
読めなくなった側の学生たちの主張も
わからんでもないなという感想だった。
学生たちの選択というよりは
社会の仕組み上そうなってるともいえるなと。
かくいう私も5-10年ぐらい
ほとんど本屋行かなかったし実際本は高いし。
でもあまりにネット上の言説が
アテンションエコノミー寄りだったり
乱立しすぎて質が低下しすぎて
結果、個人的には本の価値が上がっているのがいま。
とはいえそれを20代とかに求めるのも酷かなあ。
あとは認知の特性もありそうだなという気がする。
私はむしろ動 -
Posted by ブクログ
正直これが主流とは思わない、思いたくないけど(アンケートやインタビューの相手もそちら側にフォーカスしてる気はするし、著者が反対の立場に立っているのも明らかなのでいずれにせよ偏りのある文章ではある)、でも筋の通った意見なのかもしれない、とおもった
自分の想定外のことが起きてほしくない、娯楽のために見てるから疲れたり辛い思いになりたくない、こんなにもたくさんの映画やら”コンテンツ”があるなかで間違いたくない、正解を選びたい、とか…
新卒とかこれまで学生だった、みたいな人と関わる機会が多く、間違えたくない!の気持ちはたしかに強そうだなあと思うことがある、でもそれはエンタメにも通じる気持ちなのかし -
Posted by ブクログ
最近、本を読むことを負担に感じることが増え、タイトルに惹かれて手に取った。
動画やポッドキャストで情報を摂取する機会が増え、読書のような集中を要するメディアから遠ざかっていた自覚がある。しかし、昨今のAIによる粗製乱造なコンテンツの氾濫を目の当たりにし、改めて読書の有効性を再認識させられた。
本書が強調するのは、「長時間の読書ができる」という状況がいかに恵まれた環境か、という点だ。同時に、若者にとって読書のハードルが想像以上に高いことが、インタビューを通じて明らかにされている。
親の経済力による優先順位の低下や、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する姿勢。現代は、読書をしなければならない必 -
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本を買うという行為が「貴族的ふるまい」になり、読書をしている人がハイステータス化して、独立系書店やセレクト書店が支持され、それが市場を支えている面はあるものの、ビジネスとしてはあまりにもインパクトが小さい、という点については、本が好きで、一方でこの業界を身を置いて生活の糧にしている自分には複雑な気分で同意せざるを得ない。
本が好きな人と、本が好きな自分が好きな人は違っている、読者と消費者と分けて考えるという視点も必要なのもまさにその通り。
本を読まないZ世代が別の方法で知的好奇心を満たし、知性を身につけているというのも頷くしかなかった。
あと10年後、本はどのような存在になってるんだろう。 -
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内容に関しては表題どおりだ。
溢れるくらいのコンテンツをいつでも、どこでも安価で見れるようになった世の中。
でも、見れる時間は限られている。
人間関係を円滑にするためにある程度の話題についていかないといけないけど、分からないものや残酷なシーンは見たくない。
加えて過程より結果を求められる。
そんな流れに生きている若者達には早送りや飛ばし見は必然になってしまうのは自然の流れではないだろうか。
鑑賞というより消費、まさにその通りなのかもしれない。
しかし、結果が分からないと見たくない人が増えてるいう意見にはちょっと疑問だ。
長期間見られているコンテンツ、例えばアニメならあんぱんまんとかサザエさんと -
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国宝を見た時に、この話をしっかりと理解して評価できる人が日本にそんなにはいないと感じ、なぜここまで流行っているか分からない。
と言った感想を持った自分の感覚は、正しかったのかもしれない。ほとんどの人は話題についていくために、情報として処理しているのだと思う。
国宝に散りばめられた心情を理解しているわけではなく、立場が入れ替わりや、横浜流星と錦戸亮がかっこいいと言ったところに惹かれてだけの人も多いのだ。
3時間という時間はオープンワールドとしての映画を作るのに必要だったのかもしれない。
自分も監督に目を向けて体系的に映画を見てみようと想った。 -
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「手っ取り早くオタクになりたい」若者たち
↑身に覚えがありすぎて攻撃力が高い
ベースは理路整然、そこに時々ユーモアも挟まれていて、とても読みやすく興味深かった。ことあるごとに鬼滅の刃(特にアニメ)が槍玉に上がっていてさすがに笑ったけど。
個人的に、YouTubeを倍速で見ることはあっても映画やドラマは作者(原作や監督や演者)に敬意をこめて集中した状態で観ようと思うことが多いから、倍速当たり前側の意見には度肝を抜かれた。が、新しい作品に触れるのは疲れる、お気に入りの作品をつけ流す、といった意見には心当たりがあって、ひやっとした。この時代を生きている誰もが、無自覚のうちに鑑賞者ではなく消費者にな -
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筆者連載のWebメディアの投稿をまとめた作品。登場する男性たちはどの方も自分の考えを持っている方が多く、共感できる人、なかなかに尖った考えを持った人などさまざまだったが、筆者の分析も挟みつつ、楽しく読むことができた。
子供を持つか否かを考えている人は、ある程度自分の考えが固まっているなら読んでもいいかもしれないが、中途半端な状態だと、(尖った意見もあるので)登場する男性の考えに飲まれかねないので注意しつつ読んでほしいかも。子供をもつか、もたないかにしても、自信の信念や考えが固まっていることが重要だと思った。
個人的にはインタビューを受けていた10名ちょっとの男性たちは、比較的家庭にお金の余裕が -
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とても興味深く読めました。面白かった。
まず映画やドラマ、アニメなどの映像を倍速視聴する人達が一定数いる事に驚いた。今の世の中そんな状況になっていたのか。知らなかった。
私は映像観るのが苦手。情報が多すぎるから。すぐ疲れちゃう。なので倍速視聴に対応できる人凄いなって思いました。
わかりやすいものが喜ばれるっていうのは、確かにそうかも。鬼滅の刃の第一話とか具体例出してくれているので分かりやすい。確かにって思えました。
教祖ビジネスって言葉は初めて聞いたけど、確かにこういう人いるなw
快適主義の所は自分も当てはまる部分あります。スマホゲームのストーリーをスキップしちゃってる!いつ頃からスキッ