稲田豊史のレビュー一覧

  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ネタバレ

    三宅香帆の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』では、仕事に忙殺され過ぎ脳のリソースがなくなってしまい、脳を使わなくても安易に報酬(ドーパミン)が得られる動画やゲームに流れてしまう……という話だったんだが、本書では「時間がない」「忙しい」とかではなく、「そもそも読む能力がない」という結論に達してしまっている。

    彼らは、例え仕事を辞めるなどして時間ができて暇になってもその時間を読書には充てない。
    そもそも、読むスキルがない、らしい。

    もはや、長文読解能力は一部の層の特殊能力になりつつある、というのは驚きだった。

    自分的には、3分で読んで理解できるものを10分の動画で見るタイパの悪さが許容

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    2026年08月06日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ネタバレ

    youtubeで勧められていた、本好きにこそ読んで欲しいと言われていた本を読み終わった。
    中身を読み進めてみると、、なるほど。やはりこれは本を読まない人を卑下し、本好き所謂読書家を褒める本では無い!最初に印象的だったのは、本を読むことができるのは、恵まれた環境にいるという事実。今の自分が恵まれた環境だったなんて…考えもしなかった!
    そして何より読書家イコール地頭が良い、賢いに比例しないということ。私も本が好きだが、エンタメ要素として読んだり、ゼロイチ思考でコスパを考えた読み方をしている経験があり、かなり納得。ちなみに読書エリートは、古典や哲学書を読むとのこと。私は哲学は好きだが古典は読めたため

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    2026年08月05日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    内容がわかりやすく読みやすかった。
    また本書にも述べられてるように、ただ世に溢れてる情報のまとめではなく、実際のヒアリングやアンケートの結果などをもとに、筆者の意見を述べたai時代にも勝る独自性のある内容だった。

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    2026年08月02日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ネタバレ

    本を読めないだけでなく、テキストコンテンツ全般を読めない人が増えている。
    まさかYahoo!ニュースすら読まずにXに流れてきたものだけをニュースとして扱っているだなんて… 仮にYahoo!ニュースを見ていても配信元媒体をチェックしない若者がほとんどだなんて… 
    本を読まないがために書籍の値段が今後も上がり続けるというのは読書家として非常につらいところ。
    (Audibleで視聴)

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    2026年07月31日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    映画を早送りで見る人が増えているのは必然だった。

    作品数自体が多くなり、SNSで人と繋がらないといけない時代。人と共感をするには見ないといけない。人と話題を作るために見ないといけない。
    またSNSでは成功している同年代を見てしまい、自分も何か成さないとと焦ってしまう。
    さらにSNSでは「分からない」ものには「分からない」と簡単にシェアできてしまう。

    こうなると映画を見る人は倍速でもいいから見たことにして、人の話についていく。そしてそのついていける賞味期限は短い。

    SNSを皆んな辞めて。

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    2026年07月29日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ドパガキの生態。効率がー価値がーとか色々言うけど結局時間的、金銭的余裕の無い人がファスト的に欲求を埋めようとしてるだけだと思った。集中力もなければ好奇心、意欲や興味もないなら無理に映画とか観なくていいのに、と思う。そういう人はショート動画をずっと見てればいいけどそこで話題になるから観てみたくなるんだろうね、でも集中力も興味も無いから早送りしてあんまり面白くないなって。趣味にタイパを求めるのはほんとに意味が無いと思う、どうせ死ぬまでの暇つぶしなんだから詰め込んでもしょうがなくない?

    →1章目で紹介される人達が見てる作品が『かぐや様は告らせたい』『るろうに剣心』『東京リベンジャーズ』とか、軒並み

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    2026年07月26日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    Z 世代は アニメや映画をストレス解消のコンテンツとして考えていない。コンテンツは消費するものとなっている。
    大量のコンテンツや情報がある中で仲間のグループからはぐれないためにもタイパ重視で、ものがたりの行間を読む時間さえ惜しい状態になっている。
    個性的でありたいという思いからオタクに憧れるがオタクほどの知識はないので推しという言葉が しっくりくる。
    時代背景からそうなるのは理解できるし、私も倍速視聴をしたこともスキップ見したことも沢山あるが、全てに同意はできない。

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    2026年07月26日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    アルゴリズムで流れてくる縦型動画が主流となり、書籍の無料抜粋で記事が書かれるような世の中では、書籍の購入との相性が悪すぎる。無料抜粋を読む層と紙の本を買う層はあまりにも異なる。本の売り上げを増やすには、動画を好む層に買ってもらうか、本好きにしっかり届けるしかない。その点で、動画WEBメディアは動画を好む層にとって非常に良い案。
    電子書籍はコミックではメリットが多くある一方で、活字には活字ならではの電子書籍のメリットが少ない。本の売り上げは下げ止まり、高貴な文化になっていくのだろうか。

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    2026年07月24日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    もともと私は読書好きではなかった。ただ、「読書が好きな人になりたい」という気持ちはずっとあった。もっといろいろなことを知りたかったし、「本当にお母さんなんだから、知らないんだから」と言われるのが悔しかったからだ。

    そんな私が読書を続けられるようになったきっかけは、Xで読書アカウントを作り、本の感想を語り合える仲間ができたことだった。もし仲間がいなかったら、今ほど本を読んではいなかったと思う。

    紙の本にも良さがあるし、聴く読書にも良さがある。大切なのは、自分に合った形で本とつながり続けることなのだと感じた。

    私にとって読書は、知識を得るだけではない。人とつながる話題になり、自分の考えや価値

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    2026年07月22日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    私は読書が大好きだけど、この本の中で紹介されていた「本を読めなくなった人たち」の意見も共感しかないな。私も一時期、動画の方が何かを知りたいとき、何も考えない娯楽を求めるときに動画は便利だなと思った。「本を読まないと知性が育たない」と言っている人たちに言いたい。本が読めること自体が個人が持っている能力の一つの。本を読まなくて動画を通して自分で物事を考えなるクセや感動などを身につけている人たちだっているんだぞ!と。

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    2026年07月20日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    今、本に携わっているからかもしれないけれど、日頃疑問に思っていたことや不甲斐ない感じ、残念に思っていることなんかを解説していただけたと思った。そうか、Twitterが面白くなくなってしまったこと、紙の本に執着してしまうこと、読めないんではなく読まないのが普通の世の中になってしまったんだ、などちょっと切なくなってしまった。本を読むことが貴重になるなんて思わなかったな。

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    2026年07月14日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ネタバレ

    とにかく、読書の時間で一時期心を救われた自分としては何とも言えない気持ちになった

    10代のなかでも今の圧で落ちてくるネット社会に適合できる
    一定の距離を保てる人は快適にサーフィンをし
    情報のシャワーのなかでノイズを除去し
    池の蓮を渡っていくように生きていけるだろう

    そのような戦略はまったくもって正当だ

    しかし、私のようなそのようなことが苦手な人は
    やはりどこか泥臭くもがいて生きていく
    そのような人間にとって読書時間は優しくそして孤独だ

    もがいている間はわからない
    人生の回収がどこでやってくるかはわからない

    人も世界も変化がある

    精神と肉体にズレが生じる
    若い精神と肉体に親和性のあっ

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    2026年07月14日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    著書の言葉を借りるなら「同意はできないが納得も理解もした」に尽きる。自分だったらZ世代でサバイブできないかも。

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    2026年07月11日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    本は一つのチャンクであり、それが膨大すぎるという指摘。それを否定することはできないが、私には本が合っている。
    ただ祈りと救いのために読んでいるから。
    AIには救われない。人の息遣いがないから。怒りが、悲しみがないからだ。

    この本を読んで怒りを代弁してもらうことも、本を読まない人への秘めがたい見下しを言語化されることも、まさに予定調和の快楽。ラノベで得るそれだ。

    本は私のような病的で懐古的で自意識の肥大した人間のために書かれていき、私はそれを紙で買い続けるだろう。そしてこうして、ファストなライティングによって、快楽を得るのだ。

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    2026年07月09日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    タイパって良いものなのか?と、ずっと疑問に思っていました。そのため、『映画を早送りで観る人たち』というタイトルが気になり、思わず手に取りました。
    本書の中では、私が日頃から感じていた疑問についても触れられていました。単に早送りで観る人たちを批判するだけでなく、観る側の本音、制作側の思い、そしてエンタメ業界全体の立場など、あらゆる視点から客観的に描かれていて、とても読み応えがありました。

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    2026年07月05日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    私は若者ではないけど、まあまあ倍速視聴をする方だ。誰かとの話題についていこう、みたいなことは少ない。YouTubeなどはほぼ倍速。それから、同じコンテンツを何度も視聴はしないほう。(ドラマではなく)映画だけはなんとなくあまり倍速視聴はしないし、何度か繰り返し視聴もする。何話もあるものはゆっくり見てられないけど、2時間くらいなら、、、ということかと自分では思っていたけど、ドラマやアニメは、制作者側も説明的セリフを増やしたり字幕つけたりと、倍速視聴に対応しているせいだったかもしれない。
    そして、同じように倍速視聴していても、若者の見方とは結構違った。見たいシーンだけ見るとか、サイトで結末見てからじ

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    2026年06月29日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    4.0
    なかなか面白かった。映画やアニメなどを倍速や10秒スキップで観る人が何を考えているのか、どうして現れたのかをインタビューを通して考察する本。前半はやや若者の考えに対して決めつけがあるようにも感じられたが、全部読むとそこそこ中立に書かれているかなと思う。考察や主張は頷けるものが多く、考えさせられるものもあった。欲を言えば、VIVANなどのいつまでも正体を明かさない物語が売れる場合もあるため、作品を掘り下げた考察があると良かった。

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    2026年06月24日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    単に批判だけでなく、現在の社会的背景と絡めて説明されていて、納得しながら読み進めた。
    鑑賞でなく消費。消費というより、情報収集か。

    確かに、ニュースやドキュメンタリーは自分も倍速で見る事もあるから、一概に早送りが悪いことでもない。
    映画を見る時も、事前に評価の良し悪しを調べて作品を選ぶ事も多いので、失敗をしたくないというのは若者特有のことではないだろう。

    この本を読んで、映画を観るときに間やちょっとした仕草なども意識するようになったので、自分は早送りで観ることは無さそうだ。

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    2026年06月21日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    最近、映像の倍速視聴をよく耳にする。
    私自身倍速視聴や飛ばし視聴はした事がないけれど、「あらゆるメディアやサービスがユーザーの可処分時間を奪い合っている」昨今、SNSを始めとして、私達は常に情報の洪水の中にいる。そして、それを取捨選択できる環境にある。
    より多くの情報を短時間で得る事になれると、こうした視聴方法にためらいが無くなるのは必然な気もする。
    しかし情報をゆっくり時間をかけて得る事や、作り手の間や行間を読む事こそ、知識を得る事の醍醐味のような気もしてならない。
    評論家が支持されなくなり、共感が世の利権を得るのが現代。しかしこの流れが強くなり、いつしか倍速、飛ばしが当たり前となっていく世

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    2026年06月17日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ネタバレ

    私自身はファスト映画や倍速視聴、話飛ばしなどはしない(というかできない)けど、完璧に見たいと思うあまり、積み録画がヤバいことになっていて、倍速で見れるなら見たい気持ちもある。

    個人的に、動画というのは活字に比べて非常にタイパの悪いコンテンツだと思っていて、自分の場合は同じ情報量だと活字の方が圧倒的に早いので、例えばドラマ化で存在を知った作品でも、ドラマを見ずに原作を読んだりする。

    一方で、「感情を動かされたくない」というのも非常に共感できる思考で、本書に出てくる若者ほどではないけど、感情の浮き沈みは疲れるので、躊躇してしまうことも増えた。
    それは私が年を取って、それに耐える体力・精神力がな

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    2026年06月17日