稲田豊史のレビュー一覧

  • ぼくたちの離婚

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    うまくいってる人の方が奇跡じゃないかと思ってしまう
    自分の思い通りにならないと機嫌がわるくなる、怒る人は一緒に生活できない

    壊れている女の人は一定数いるような気がする

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    2026年07月19日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    映画を早送りで見る人の著者である。働いてるとなぜ本がよめなくなるのか、という本から柳の下の2匹目のどじょうをねらうタイトルである。いろいろと取材しているし、ジャーナリズムとしては読ませやすい文章である。学生は卒論には使えないが、読書の自己啓発本としては読めるであろう。

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    2026年07月07日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    ライターを生業とする著作が書いた、本はオワコンになりますという、切ない内容の本
    人類が文明を作り上げ、文字を発明し、印刷を発明し、とうとう辿り着いたのが
    ここなのかと思うと、感慨深いというか
    なんというか
    でもきっと、これは何かを始めるためには必要なことなのだろう

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    2026年07月04日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    「我々の社会では、新しいメディアやデバイスが登場するたび、・・・不快感を示すという歴史が繰り返されてきた。後に「芸術」の属性を勝ち取った映画ですら、登場時は「芸術にはなりえない見世物」という扱いだったし」ラジオもTV放送、PC、インターネット、電子書籍、オーディオブック、配信にもこの種の抵抗感・嫌悪感が"良識的旧来派"からこぞって表明されてきた


    「昔は、レコードなんて本物の音楽を聴いたうちに入らないって目くじらを立てる人がいたんだって」

    「昔は、倍速視聴にいちいち目くじらを立てる人がいたんだって」
    と並べて結んでいます☆

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    2026年06月29日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    読みやすかったが、似たようなことが重ねて書かれている印象もあった
    デプスインタビューについては、へぇ〜と思うようなこともあった
    自分は映画やドラマは倍速にしない
    声のトーンとか、余白とかも含めて作品を楽しみたいから

    倍速にするのは芸人や勉強系のYouTubeくらいからなぁ

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    2026年06月29日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ネタバレ

    第1章 早送りする人たち- 鑑賞から消費へ
    第2章 セリフで全部説明してほしい人たち
    第3章 失敗したくない人たち
    第4章 好きなものを貶されたくない人たち-快適主義という怪物
    第5章 無関心なお客様たち

    最初は、「けしからん!映画を1.5倍速で観る若者が(少なからず)いるなんて!監督に失礼だろ!」と怪現象のごとく驚いていた著者が、突っ込んで調査しているうちに、
    z世代を把握したくなったんだな、きっと。

    主な特徴を列挙してあって(第3章)
    1 SNSを使いこなす
    2 お金を贅沢に使うことには消極的
    3 モノ消費よりコト消費
    4 学校や会社との関係より、友人など個人間のつながりを大切にする

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    2026年06月20日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    映画を、作品として鑑賞するか、コンテンツとして消費するか。映画にもよるし、観る人にもよるし。どっちもありとは思うけど、良質な作品が今後も作られるといいな。

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    2026年06月07日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    映像に出てくる団地の描かれ方の変遷を辿っていて、興味深い内容でした。
    ドラマ「団地のふたり」を紹介した章で、「いまはむしろスローライフは団地でこそ実現可能な時代になってきている、という筆者の発言に「いいね!」したくなりました。

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    2026年05月28日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ネタバレ

    膨大に提供される映像作品は鑑賞するものから消費されるコンテンツへと変化し、タイパ重視の文化の中で効率的に消費されていく。その結果、風景描写や「間」は飛ばされ、説明的なセリフと分かりやすさへの要求が増していく。SNSに常時接続している現代人は同調圧力からコンテンツを消費する必要に迫られ、失敗回避のためにネタバレ消費も既に一般化している。

    すごい時代だと驚きながら、自分もAudibleの倍速再生で聴いている(苦笑。

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    2026年05月13日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    ネタバレ

    クロス・マーケティング「動画の倍速市長に関する調査」(2021年)では、

    倍速で動画を見る人の年代別(20代>)・性別(男性>女性)の割合や、倍速で見たいと思うコンテンツ(1位ドラマ、2位ニュース、…)などの結果がある。全体として倍速視聴傾向が強い、という感じではない(よく倍速で視聴13%)ものの、

    若者に絞るとまあまあ多めということで、主に若者がどのように動画を視聴しているかを探り、論じられています。

    すでにこの調査からも5年たち、倍速やスキップ視聴はもっと普通になっているかと思い、時代はどんどん進んでいるのだなーと思いながら読みました。

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    2026年04月19日
  • 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~

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    自分も早送りするなぁ、ということで。

    早送り派は作品を鑑賞するのではなく消費するだけ。ただ、昨今は早送り派が増えており、サブスクの定額見放題においてはそれが主流。それを制作側も意識するようにもなってきた。

    技術の進化が映像の視聴について、時間的制約の解放としてDVDなどが出現したのに続き、早送りが新たに出現した。

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    2026年04月11日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    副題に「映画のなかの集合住宅70年史」とあり、映画やテレビドラマにおける団地の扱いを語る座談会や評論・コラムなどを収めた本。
    本書で扱われるのは、ほぼ日本と韓国の映画であり集合住宅であって、それ以外の地域の言及は少ない。「団地」という言葉にイメージの合う集合住宅が他の地域にはあまりないということかも知れないが。
    個人的には、私の近辺(松山、高松)にある団地というのが本書で言及される映画等で描かれるものとは違って、極めて貧乏くさく窮屈にして設備が貧相であるのも気になる点で、東京の団地はいいなあ(あんな充実した団地だったら、今から住んでもいいけどなあ)。四国の地方都市にある公営住宅では、小説・映画

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    2025年12月31日
  • セーラームーン世代の社会論

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    「アラサー女子は、なぜこれほどまでに、欲張りで、自由奔放で、ワガママなのか?」
    2015年刊なので、ここでの「アラサー女子」は、1982〜93年生まれ…本書で言うところの「セーラームーン世代」(つまり、アニメ版『セーラームーン』に夢中だった世代)にあたる。
    私自身テレビアニメは熱心に観ていなかったけど、「欲張り」「ワガママ」…というのは、聞き捨てならんなー笑

    しかしよくよく紐解いてみると、「欲張り」や「ワガママ」というのは、「ガツガツしている」のとはニュアンスが違っていた。
    自分らしく堂々と生き、大事な瞬間は自分の力でキメる。もちろん、オシャレや友情・恋愛にも一切妥協しない。(バブル期世代は

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    2025年08月24日
  • アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語

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    副タイトルの「破天荒ポテトチップ職人」に惹かれて読みました!
    取材や調査を重ねて書籍の形に仕上げるのは相当大変だったと思います。筆者の丁寧で綿密な仕事ぶりが垣間見えます。全体的に、ビジネスマンとかが好んで手元に置いておくタイプの本だと思いました。

    破天荒の正しい辞書的な意味を再確認しました。タイトルにも意味が込められているらしいです。
    やはり戦争の時代を知っている人たちのバイタリティと熱意は(もちろん人によるが)現代人とは何か質が異なるものがあるのではないかと思いました。清吉のこれまでに培ってきたものを全部使って本気で生きようという精神に圧倒されました。
    人間離れしたハングリー精神の塊を持つ

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    2025年07月02日
  • このドキュメンタリーはフィクションです

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     広辞苑 第七版には、ドキュメンタリー「虚構を用いずに、実際の記録に基づいて作ったもの。記録文学・記録映画の類。実録。」とかかれているそうです。
     しかし、著者はこう言います。「ドキュメンタリーは虚実ないまぜ、意図と作為の産物である。」「ドキュメンタリーは虚実皮膜(だから面白い)、被写体も作り手も本心を隠しているかもしれない(から面白い)。」と。

     広辞苑の説明とはずいぶん異なりますw
     たとえ実際の記録に基づいて作ったものだとしても、切り方、つなぎ方は製作者の意図によるものであり、そこには製作者が視聴者に伝えたいことがデフォルメしてまとめられています。ワイドショーの記者がインタビューをして

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    2024年12月21日
  • このドキュメンタリーはフィクションです

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    ネタバレ

    ドキュメンタリーが、より恣意的である、ということは百も承知。それを、分かりやすく実例を通じて解説してくれている。

    やはり鑑賞済の作品は良く分かる。
    『主戦場』などは、なるほど、と大きく首肯しながら読んだ。

    また、被写体との距離、関係性の濃淡で捉え方が異なってくるという指摘も面白かった。
    確かに、日本人が撮る日本の姿と、他国の人による切り取り方は明らかに異なるだろう。
    それが、何を意図し、結果、何が見る側に伝わるかは、送り手の予想を超えることも、ままあろうかと思うが。

    見る側は、そうした、制作サイドの意図や、被写体との関係性や、見せ方の技巧をよく吟味しつつ作品を理解する必要があるし、結局、

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    2024年10月24日
  • ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生

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    ポテトチップスの製造や販売に関する歴史についてまとめた本です。

    意外と最初に製造販売したのは湖池屋のようです。

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    2024年04月06日
  • オトメゴコロスタディーズ フィクションから学ぶ現代女子事情

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    ネタバレ

    映画、マンガ、小説、歌などのフィクションに描かれた
    女性性(オトメゴコロ)を読み取り、分析を試み、
    文科系中年(男)が学ぶべきエッセンスを示す
    という内容。

    かなり偏っているな、とは感じるものの
    当たっていなくはない、とも思う。

    特に、今まであまり見なかったものとして
    高キャリア女性について、なかなか正確な気がする
    ●キャリア女性がパートナーに望むのは
      キャリア後の孤独を埋めるパーツ
    ●良好な夫婦関係とは良好な雇用関係
      快適な家庭とは快適な職場

    この本から学ぼうとする文科系中年男性は
    学ぶものより、失う希望の方が大きいだろうな・・

    ただ、本、映画、マンガの紹介本として読むと

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    2023年01月22日
  • セーラームーン世代の社会論

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    #本 #読書 #セーラームーン世代の社会論 #美少女戦士セーラームーン
    発売当初、気になっていた本。内容はそれほど重くなく、サクッと読めました。
    私はこの本のセーラームーン世代よりは少し上になりますが、いや、でも私だってセーラームーン世代……

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    2022年02月11日
  • ぼくたちの離婚

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    これまで男性側から離婚の話をじっくり聴く機会なんてなかったので、興味津々で読みました。
    でも、結局のところ経緯や理由には顕著な性差はさほどなくて、やっぱり個々に抱える問題なんだなというのが正直な感想です。
    ただ、こういうインタビューに答えてくれて本にも載せられるくらいだからなかなかのクズ(本人ないしは元配偶者)が集結してるのが、あくまでも他人事としてなので面白かったです。

    個人的には重回帰分析を用いて妻の不貞のスケジュールを炙り出した人の話が一番読みごたえありました。
    あとやっぱり「不倫にはカカオトーク」っていうのは都市伝説(?)ではないのだと変なとこで感心。

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    2021年12月27日