あさのあつこのレビュー一覧

  • 夜叉桜

    Posted by ブクログ

    メイン3人共が切れ者で推し。
    やり取りと心理描写が主だったキャラミスっぽい。殺しや苦界の話の割に爽やか。

    0
    2023年10月13日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

    Posted by ブクログ

    理想郷とその闇を描いた作品で
    舞台はSFながら
    今現代のさまざまな課題が取り上げられた作品でした。
    児童小説?になるのかな、文体も凝ったものでなくてとても読みやすくまた面白かった。
    紫苑とネズミ、他登場人物も魅力あるキャラクターなので全9巻、最後まで読みたいと思います。

    0
    2023年10月12日
  • 夜叉桜

    Posted by ブクログ

    やっぱり清之介がかっこいい。剣を握る清之介が見たくなるけど、そうなるとこの物語は終わってしまう。しかし菊乃の中に夜叉がいるというところは納得がいかない。菊乃の描き方が不足していると感じた。

    0
    2023年10月08日
  • バッテリーIV

    Posted by ブクログ

    停滞する心の動きの中に、道筋が、いつ見えるのか、、、と探りながら読む回。光を期待したのだけど、リアルの世界でもきっとそんな分かりやすく光や回答は出てこないだろうな、多分。

    0
    2023年10月08日
  • I love letter アイラブレター

    Posted by ブクログ

    文通業者というのが面白い。確かに誰かと手紙のやり取りをしたくなる時がある。
    お客さんと文通する中で、各話で事件に巻き込まれるが、意外と重い事件が多くてちょっとびっくりした。あと、むうちゃんが万能すぎる笑

    0
    2023年10月08日
  • 乱鴉(らんあ)の空

    Posted by ブクログ

    キーワードは金。人の世というのは、ルールこそあれど、金で融通が効くようになる。ジョジョのストーンオーシャンみたいな場面がちょいちょいあった笑

    小暮家、遠野屋、梅屋、それぞれの屋敷にいる登場人物が勢揃いで内容が濃かった。ただ、話の内容が政にも発展していて、難しい。

    0
    2023年10月08日
  • ぼくがきみを殺すまで

    Posted by ブクログ

    今年の10月1日、あさのあつこさんの講演を聞いた。司会者がこの文庫本を示して「どういう気持ちで書かれたのですか?」。と聞いた。

    あさのさんはゆっくりと語り出した。
    「2015年、朝日新聞に連載していたの。少年少女をテーマに道尾秀介さん、わたし、吉本バナナさん、の順に書き継ぎました。テーマは少年少女以外には何の縛りもなかった。〈少年兵士のことを書こう〉と、パッと浮かびました。私はいつも「誰を書こう」ということが最初。自分が生きている世界のきな臭さがあり、子供が銃を取るのがファンタジーで無くなってきている。それで生まれたんです。
    さらに言えば、
    私のお母さんや舅のお父さんが「戦前に似ている」と言ったのがきっかけ。母が倉敷の軍需工場に動員されて、最近話をしてくれた。お腹が空いて、肉汁が出ると聞いて喜んだら、猫汁だった。気持ち悪いな、と晩年ずっと言っていました。舅は92-3歳でなくなりましたが、屋根の上で屋根瓦を直していた「美作の怪物」とも呼ばれるどちらかというと保守の人でした。89歳の時に、シベリア抑留経験の話をふとしたんです。ある時、「戦争知らんもんは、きょうてーわ(恐ろしいわ)」と言ったことがありました。あの真意をもっと聞くべきだった。なんか、危うい匂いを感じ取っていたのでは」
    「日常は揺らがないとみんな信じているのではないか。信じたいから信じる、というところがある。自分が後何十年生きるのか?私が生きている時は大丈夫、根拠のない「信じている」はあるのではないか。」

    最近の情勢ではない。
    もっと根本のところから、この作品が出来上がったのである。

    講演の次の日に急いで文庫本を買い求めた。読んでみたらわかるけれども、本当にウクライナ・ドンパス地方の、長い長いウクライナ住民とロシア系住民の交流と対立を踏まえたような背景が描かれていてビックリした。これが作家的第六感というのでしょうか?

    小説内では、ベル・エイドとパウラという2つの小国の歴史と情勢が語られる。国境線はいつも変動する。人も物も交流していた。その間に稀少な金属の鉱脈が見つかったことで、一挙にお互い戦争準備に入る。交流市場は潰され、根拠のない神話本が教科書化され、反戦を唱えていた人たちは捕らわれ、または転向して愛国心を鼓舞する。反戦家族や貧困家庭は、特別武官養成学校に入らされ、戦闘マシーンになってゆく。それでも、前半の主人公L(学校では名前が無くなる)や後半の主人公Kには、未だ美しい心が残っていた。

    「じゃ、もし、言葉を使う者が心を伝えたいと思わなくなれば、伝わらなくても構わないと思いながらしゃべれば、言葉は死ぬのでしょうか」
    (略)
    「言葉が死ねばどうなるか、ファルド、考えたことがあるのか」
    (略)
    「戦いが起こります」(86p)

    武官養成学校の学生たちのほとんどは死んでしまう。最後の最後に、現れたのはファルドが描いたと思われる百合の花だった。最後の最後で、百合の花の絵は、それがまるで最後の希望のように、人を殺すのを厭わなくなった幾人かの少年たちの心を揺り動かすのである。

    0
    2023年10月08日
  • バッテリー

    Posted by ブクログ

    ここのところ、ストーリーに引き込まれて読む本が多かったけれど、この本は登場人物の心を読む本だな、というのが1巻の感想。思いを、心の変化を噛み砕きながら、じっくり読む本。このあとの2巻の途中までは、そんな流れだった。
    実際にありそうな話だけれど、出てくる登場人物は実は特異で、それぞれの性格を突き抜けて書き込んでいるのだなと。

    0
    2023年10月07日
  • 弥勒(みろく)の月

    Posted by ブクログ

    ああ、またシリーズもんに手をだしてしもた。
    これがこの物語の始まりなんやね。
    登場人物のそれぞれの個性が際立ってる。
    特に清之助やな、やっぱし気になるのは。
    おもろいやん。

    0
    2023年10月03日
  • 光のしるべ えにし屋春秋

    Posted by ブクログ

    過ぎ去った歴史、近世の価値観を今さらどうこうならぬものの、どうやらこのシリーズでは物語として当時の男女差別の風潮に灸を据える意がこもっている。相変わらず裏に隠された真相を解明する過程が、いかにもまだるっこいのだけれど、細かで数多な不条理を紐解いて行く面白さ。お初の推察と洞察の鋭さは相変わらず。それでも、甘く見積もったしくじりが他者の命を奪ってしまう。情にほだされそうになる甘さも垣間見える。完璧ではないそこがまたいいっちゃいい。いずれにせよ、舟さん含めてけじめを保ちつつ子どもたちを救うえにし屋を応援したい。

    0
    2023年09月26日
  • 乱鴉(らんあ)の空

    Posted by ブクログ

    伊佐治が大番屋に連れて行かれるところから物語らはまじまる。
    同時に木暮さまが行方不明になる。
    何がどうなってるのかまるでわからず、物語に引き込まれる。
    木暮様とは違った剣呑さの、平倉が登場してますます気になる展開へ。
    ラストはちょっと尻つぼみな気がするけど、それはそれでよし。

    0
    2023年09月16日
  • 乱鴉(らんあ)の空

    Posted by ブクログ

    弥勒シリーズ11冊目。後ろの解説で過去の内容を1冊ずつ簡略化して説明があったので、懐かしく思い出す。
    今回は冒頭から木暮同心が失踪し、岡っ引きの伊佐治が大番屋に引っ張られるという波乱の展開。清之介は伝手を頼って伊佐治を釈放させるが、二人とも理由が分からず。伊佐治は過去を振り返り、幾つかの事件を追い始める。二人の細い糸を繋ぎ合わせ、何とか不明ながらも本筋に近づいてくる。
    あっという場所に潜伏していた木暮同心に会えたのは最後の六章。怒涛の謎解きが始まる。
    清之介の推測も含めて全てが解明されるが、最後の解決は幕閣も絡むので有耶無耶に・・
    あさのさんの作品は青春物も含めて、心理描写、心象風景が非常に多い。印象として3割ぐらい。このシリーズは死体が幾つも出てくるので、非常に暗く感じる。今作では「鴉」が、その象徴として何度も出てくる。

    0
    2023年09月15日
  • 花下(かか)に舞う

    Posted by ブクログ

    徳重が高利貸しをして、榮三郎に罵詈雑言を浴びせているシーンが印象的でした。榮三郎の当時の心境は本当に腑が煮え繰り返る思いだったけど、その場は耐えて、後で巧妙なやり方で復讐しているのが本当に怖かった。人間は怒りが頂点に達した時、「何でも出来てしまう」のだなと改めて感じました。

    百両箱のトリックや、慶達の立ち位置には驚かされました。読んでいて楽しかったです。

    弥勒シリーズの中では、内容がかなり複雑でした。読者も本腰を入れて一気に読まないとついていけなくなります。

    0
    2023年09月09日
  • レーン ランナー3

    Posted by ブクログ

    今回は試合はなく、試合後の主人公達を描いた内容だった。
    走っている所はもちろんあるが、それよりもランナーの周りのサポートする人や新聞部で記事にするための取材。選手、マネージャー、記者との関係などなど、高校生が主人公で読んでいて青春を感じた。
    次巻は、レースがあるかどうか。楽しみだ。

    解説は高橋尚子選手の小出監督。

    0
    2023年08月28日
  • 鬼を待つ

    Posted by ブクログ

    政と商いの癒着問題がテーマの一つになっていると思った。今回は清ノ介が取り乱す場面があって、面白かった。
    改めて、言葉というのは一番恐ろしい武器になるのだなと認識できた。人というのは結局、心で動く。

    0
    2023年08月20日
  • 風を結う

    Posted by ブクログ

    前作、登録してなかった……。

    折り重なった一番下にある真相までの道のりが面白かったです。ありとあらゆる理不尽なしばりのある中で、自分と周囲を考えながら、懸命に生きているおちえちゃんが好きだなーと思います。そして、刺繡の道に進む一居さんがかっこいいです。

    0
    2023年08月19日
  • バッテリーIII

    Posted by ブクログ

    感性豊かな青波からの描写が美しい
    巧と豪のまだ幼さをみながら読んできたが、青波からの視点で読むと新鮮で感動
    巧豪が大きく尊く頼もしく見える

    0
    2023年08月16日
  • 雲の果(はたて)

    Posted by ブクログ

    謎解きメインの内容で、面白い。大人の事情って怖いなと思った。手がかりを残さないためには手段を選ばない描写が印象的だった。

    0
    2023年08月13日
  • 舞風のごとく

    Posted by ブクログ

    災害時の悲惨さ、政の良し悪し、人々の思い、これをまんべんなく経ての真犯人。遣り切れないです。だからこそかもしれませんが、友情が眩し過ぎます。どんな立場、関係になっても、相手を信じる力と敬う心が溢れていて、尊くて苦しい(笑)。大人になったからこそ、しがらみ中で生きて行かなくてはならないのに、それでも、思う通りに進めていく力を、これからも蓄えていくだろう、力強い感じがいいです。

    0
    2023年08月07日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

    Posted by ブクログ

    「決意編」と副題がつく『おいち不思議ものがたり』第5弾は、おいちの一大転機の巻。
    以前から想いを寄せる新吉との仲が進展、ついに・・・。
    一方、医者の仕事では父の手伝いから離れ、女医を育てる医塾へ入塾の運びと。
    そんなおいちが今回、岡っ引きの仙五朗親分と立ち向かうのが連続失踪事件。
    おいちを巡る周りの人たちー叔母のおうたに父の松庵それに新吉ーと、無残な事件との明と暗の差が際立つこの巻。
    おうたと松庵との丁々発止の愉快な会話が、このシリーズの魅力のひとつで、今回も楽しめ、おうたはさらに、おいちと新吉との仲を進ませる粋な役割も果たす。
    一方、事件に対しても「あたしはいつだって正しい者の見方だよ。人さまの命を勝手に弄ぶような輩を許しちゃおけないだろう」と、仙五朗とおいちを事件の解決に駆り立てる。
    おうたも、このシリーズに欠かせないキャラ。
    第6弾もすでに出版されているようで、読まねば。

    0
    2023年08月02日