桜舞う おいち不思議がたり

桜舞う おいち不思議がたり

709円 (税込)

3pt

「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。本書は、この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、岡っ引の仙五朗とともに、複雑に絡んだ因縁の糸を解きほぐしていく好評「おいち不思議がたり」シリーズ待望の新作。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らすことができるのか。悩みながらも強く生きたいと願う主人公を書いてきた作家・あさのあつこの青春「時代」ミステリー第二弾! 解説は、作家の小松エメル氏。

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桜舞う おいち不思議がたり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    おいち 不思議がたりの第二弾です。
    面白かったです♪
    江戸時代に17歳の女性が医師になるという強い志しを持って頑張っています。
    更には、おいちの出生の秘密も明らかになりました。
    次回作に期待をしてしまいます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月18日

    おいち 不思議がたり シリーズ第二弾
    第一弾を読む前に読んでしまったが、それでも十分楽しめた。
    おいちはこれからどんな風に生きていくのだろう。
    その生きざまを見たいと思わざるをえないつくりになっているからさすがです。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月02日

    おいちの不思議語りの2作目。
    17歳になったおいちの親友お松とおふね。それぞれが自分の夢を追いかける。おふねは桜を見て怖いと言う。不思議な表現が瞼の奥に残った。
    飾職人の新吉やならず者の与造、吉助の登場も布石を打つ。

    そのおふねに事件が起こる。おいちは自分が医者と言えないもどかしさを感じる。女医の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月21日

    再読
    4作目を読んでから読み直したら、おいちの出生の秘密が明かされていた。6年も経つと、すっかり忘れてしまったことに驚く。血が繋がっていない父と伯母とのやり取りは本当の子供以上。他のシリーズも次々と出版されているので難しいとは思うが、間を開けずに書いて欲しいと思うシリーズだ。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月12日

    おふねちゃんがあまりにも哀れ。
    あんなにいい子なのに、そんな目にあうなんて。
    犯人なんて、地獄に落ちろって思う。
    おいちの出生の秘密、まさかの事実。
    そうだったのか。でも、納得いく部分も。
    新登場のあの人、かっこいい。
    再登場を期待。
    女性が医者になるなんて、とんでもないと思われる時代。
    おいちが望...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年11月17日

    おいちの若く一生懸命な姿がとても清々しいお話です。
    ちょっと急ぎ足気味なところもあって、展開早すぎ!
    とても読みやすいし、面白いので、もっとゆっくりと、色んな人の話を聞きたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月05日

    「桜舞う」
    これは、少し前に読んだ「おいち不思議かたり」の続編。

    江戸の長屋に住むおいちは医者である父の助手として日々働きいつかは父のような立派な医者になることを夢見ている女の子。

    今回は親友の死をきっかけに自身の出生の秘密が明らかになったり、それを機に更に医者への道を邁進していく姿があらわれて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年03月21日

    あえて人と違う道を選ぶことを望む若い人と、その若い人がより苦労せずに幸せになると思われる別の道を勧める大人たちの対話が好きだ。

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月17日

    2015.8.17
    おいち不思議語りの2作目。
    1作目よりも話が複雑で面白かった。
    田澄との関係は、途中読めてしまったのが残念。
    日本語が綺麗な作品。

    0

    Posted by ブクログ 2015年07月09日

    児玉清氏が推奨する「弥勒」シリーズで、著者の時代小説に魅了されたが、このシリーズも期待にそぐわぬ出来栄えとなっている。
    しかし、シリーズものと知らず、1作目を読まぬうちに2作目を読んでしまったのはちと残念(笑)
    解説でいう「暖かな部屋でぬくぬくしていたら、いきなり寒風が吹く外に放り出されたというよう...続きを読む

    0

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