あさのあつこのレビュー一覧

  • おいち不思議がたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おいちちゃん、いい子だ。
    お父さんもいい医者だし。
    直介の過去があまりにも悲しい。
    それがおいちによってほぐされていく。
    もっとも、加世のことは、いっさい同情できないので、
    彼女がおいちに語るパートは蛇足に思える。
    さて、この後もおばさんはおいちに縁談を持ってくることでしょう。
    不思議な力の謎は、まったく明かされていないから、
    これからが楽しみ。

    0
    2018年07月30日
  • 闇に咲く おいち不思議がたり

    Posted by ブクログ

    おいち不思議語り第3作
    おいちは18才に。
    父親の松庵、伯母のおうた、岡っ引きの仙五郎、新吉らが見守る中、父のような医者になりたいと真っ直ぐに成長している。
    おいちのひたむきな姿の清涼さと、血生臭い事件との対比が際立つ。

    0
    2018年06月30日
  • 闇に咲く おいち不思議がたり

    Posted by ブクログ

    この世に思いを残した人の姿が見えるという、不思議な能力を持つおいちが主人公の時代劇ミステリー第3弾。
    今回は、連続する夜鷹殺しの犯人を捜すため、岡っ引きの仙五朗とともに行動を起こす。
    異能を発揮して事件を解決するおいちの活躍と合わせて、見逃せないのが、おいちの父親松庵と、おいちの伯母おうの、この二人の存在。
    飄々としているが、情に厚く、包み込むような温かさを持った松庵。
    口が達者で、少々やかましいが、おいちを実の娘のように可愛がるおうの。
    そんな彼らの、度々交わされる丁々発止の会話が、このシリーズの欠かせない魅力。人間の闇が繰り広げる事件に対局して、一服の清涼剤ともなっている。

    0
    2018年06月22日
  • 闇に咲く おいち不思議がたり

    Posted by ブクログ

    序/夜鷹の闇/謎の中へ/見えてくるもの/凍える刃

    連続夜鷹殺しの犯人は誰?
    庄之助さんに起こった異変の真相は?

    人の心の良いも悪いも人の故。

    0
    2018年06月18日
  • 復讐プランナー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実際いじめにあったら冷静になるってきっとすごく難しいと思うけどなあ。
    でもたしかに、自分の味方になってくれる章司や、先輩のように復讐計画を導いてくれる仲間がいたら違うのかも。
    希望が持てる。

    0
    2018年06月14日
  • にゃん! 鈴江藩江戸屋敷見聞帳

    Posted by ブクログ

    初出 2014年「てのひら猫語り」、2015〜17年「WEB招き猫文庫」

    鈴江藩の奥勤めに上がった本所深川随一の呉服屋の娘お糸は、不思議なものを察知する能力で正室珠子の正体が猫であることに気づく。しかも、上臈三島をはじめお付きの女中たちの多くが実は鈴江に棲む猫族だとわかるるが、お糸は珠子に惹かれすんなり受け入れ、信頼を得る。
    鈴江には人の姿になれる狐族も棲んでいて、藩の権力争いの形を取って猫族と狐族の戦いが始まる!

    なんという、むちゃくちゃな時代小説めいたファンタジー小説。弥勒シリーズのシリアスな時代小説を書いているあさのあつこが息抜きで素で書いたのか?(笑)。でも最後はうるうるきてしまっ

    0
    2018年06月10日
  • 待ってる 橘屋草子

    Posted by ブクログ

    あさのあつこさんの時代小説を始めて読んだ。
    時代物は宮部みゆきさんの物ばかりで、あまり他の作家さんのは読んだことがなかった。
    宮部さんはのは、悲しい事件があったとしても、そこにほんわかとした人情面が前面に出されている感じがするが、あさのさんのは、江戸に生きる底辺層の人々の生活の厳しさや零落していく様がキッチリと描かれている気がする。
    江戸時代は人情が溢れていていいなぁ、という単純な思いより、厳しくも逞しく生きる人々への尊敬の念を抱かせられる、そんな作品だ。
    2018.6

    0
    2018年06月10日
  • 13歳のシーズン

    Posted by ブクログ

    波乱の展開や、ものすごく大きな出来事は無いのだけど、それぞれに思いや家庭の問題を抱えた13歳、中一の4人の男女の1年間を描く物語。

    確かに普通の中学生に、それほど大きな事件が起こる訳はなく、でも、いろいろな出来事が彼らにとっては大きな意味を持ち、心を揺らし、成長して行く、、、そんな様子がリアルに感じられました。

    今まさに中一の子供は、これを読んでどう感じるのでしょうね。

    0
    2018年06月02日
  • 燦 8 鷹の刃

    Posted by ブクログ

    最終巻と知らずに読んでどうなるかと思っていたら、怒濤の展開!
    息つく間もありませんでした。

    もっともっと読みたかったけれど、無駄なことがなくて良かったのかも。
    面白かった。

    0
    2018年05月19日
  • 地に巣くう

    Posted by ブクログ

    弥勒シリーズ6作目。
    とうとう遠野屋さんが、剣を握ってしまう。
    自身の腹を刺され遠野屋を事件に巻き込もうとする信次郎と、関わってはいけないと分かってはいても、心の奥底では捨てきれない遠野屋。
    その遠野屋さんの心の揺れが、キモ。
    これから益々信次郎は彼の皮を剥がそうとする、どうするのか、どうなって行くのか。

    それにしても、遠野屋さんの剣さばき、ギャップがたまらん。苦悩する姿もたまらん。

    0
    2018年05月17日
  • かんかん橋の向こう側

    Posted by ブクログ

    あさのあつこさんの作品を初めて読みました。

    ユーモアに富んだストーリーで、飽きることなく最後まで読むことができました。

    ただ主人公が高校生ということと、設定(舞台となっている街やストーリー展開)が架空と現実の間くらいに感じられるということで、年食ってる自分には感情移入はあまりできなかったですが(^_^;)

    前作や続編もぜひ読みたいです。


    0
    2018年05月06日
  • 燦 6 花の刃

    Posted by ブクログ

    どんどん面白くなる。
    圭寿の戯作ではないけれど、個人個人の思惑と自由な動きがたまらない。

    今回はお吉が良かったです。

    0
    2018年04月10日
  • 福音の少年

    Posted by ブクログ

    バッテリーを読み終わり、あさのあつこが読みたいと思って、手に取った1冊!
    きれいにクールな青春ものを想像していた私にはそれはまさに衝撃www
    なんとはなく、本棚の奥にいらっしゃいます……

    0
    2018年04月06日
  • 冬天の昴

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今作のおもしろさは、江戸の世を生きる女性の姿にあると思う。
    おうの、お仙、お登勢など、各々が紆余曲折を苦悩して、もがいて、乗り越えてきた過去があって、それでもまだ何かに悩んでいる姿がある。
    色っぽくて魅力的な女性たちだと思った。
    メインは、信次郎、伊佐冶、遠野屋だけど、毎回スポットライトの色や、当たる角度が少しずつ違うので、読んでいて飽きが来ないのかもしれない。

    0
    2018年03月13日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず登場人物の表現が卓越していて、惹き付けられている。
    個人的には、伊佐冶は、普通の人間なら知らずとも生きていける井戸の底のような暗闇を怖々と覗いている最もまともな一般人。
    遠野屋は、伊佐次がのぞき込む暗闇の真っ只にながらも、たった一筋、細く差し込む光に向かって、必死で足掻いている非凡人。
    私には、この2人が対極のように感じられる。
    そして、もう1人のキーパーソン、信次郎は数学で言うとX軸、Y軸に対するZ軸のような存在。そもそも次元が異なるのだ。
    三者が互いを異なものと認め、どうしても分からない、混ざりあわない部分を持っているのに、どこかで期待し、信頼し、ひとつひとつの事件を通して関わり

    1
    2018年03月09日
  • 地に巣くう

    Posted by ブクログ

    してやられた!!
    ぜひ読んでいただきたい・・・

    信次郎、清之助、伊佐治が推理を楽しむように相手の心を読んでいくところは最高である。

    どこに落ち着かか、わからない展開・・・
    スクリーンになると、きっともっと素晴らしくなるかも・・・

    少しだけ心に残ったところを引用します。

     いつもの高揚が戻ってきた。次々に繰り出される指図を聞いていると心の芯が熱をはらんでくる。弾み脈打つ。本当のことが知りたい。この謎の裏に潜むものをみたい。

    「・・・何が言いてえんだ」
    「木暮さまの本心が知りたいのです。役目などと誤魔化さないでいただきたい。なぜここまでしてお父上の旧悪を暴かねばなりません?それで誰が救わ

    0
    2018年03月09日
  • かんかん橋を渡ったら

    Posted by ブクログ

    ほっと一息つけるかんかん橋のような場所が誰の心にもあるだろう。
    暖かい日も寒い日も、楽しい日も悲しい日も、周りのものすべてが自分の味方に見える日も逆にすべてが自分の敵に見える日も。
    何をしてくれるでもないけれど、いつだって自分のことを見ていてくれているような存在があったことを思い出せた。

    0
    2018年02月17日
  • 地に巣くう

    Posted by ブクログ

    おもしろい!
    おもしろいんだけど、木暮さまってこんなに闇のあるお人だったっけ?
    遠野屋とのぞくぞくするやり取りが良いのだけど、どうか遠野屋が道を誤らないようにと思いながら読んでしまう。
    伊佐治がいる場面だとほっとする。

    0
    2018年02月14日
  • X-01 エックスゼロワン [壱]

    Posted by ブクログ

    前から気になっていたあさのあつこさんの新作。

    2つの国で同時に進む物語がどうこのあと交わるのかが楽しみ。
    まだ、別々に話が進んでいるので全貌が見えないけど、No.6と同じようにわくわくする小説になると期待してます。

    0
    2018年02月14日
  • 燦 5 氷の刃

    Posted by ブクログ

    於ようの過去、良かったです。
    時間的にはほぼ進まない一冊だと思いますが、ストーリーの展開は目を見張るものがあります。
    あと、毒云々のやりとりが可愛い。こういうの入れてくるあさのさん、素敵。
    早く次が読みたい!

    0
    2018年01月15日