【感想・ネタバレ】グラウンドの空のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月24日

野球全く詳しくないのですが
楽しく読めました。
透哉につらい過去があったけれど
みんなで楽しくワクワクする野球が
できてよかったと思いました。

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Posted by ブクログ 2015年10月24日

あさのあつこは野球ものが一番おもしろいと思う。この作品は野球のシーンよりも人物の心情描写が多かった気がするけど、面白かった。続編が楽しみ。

【再読】内容ほとんど忘れてた。改めて読み返すと、透哉が一度野球を捨てるまでの物語に心が痛んだ。そして透哉が瑞希に感謝を示すシーンは少し目が潤んだ。

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Posted by ブクログ 2023年11月02日

 人生経験が少ない子供だからこそ、心が繊細で一直線。そんな、子供の一人一人を丁寧にえがいている。
 瑞希の一途さはいいね!!

 次が早く読みたいです。

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Posted by ブクログ 2022年04月24日

初めて読んだあさのあつこさんの作品でした。
表紙やタイトルから、野球についての作品だと思っていましたが、なんと試合シーンは冒頭の序章のみ。野球に詳しくない方でも読みやすい内容だと感じました。
小説内で描かれる3日間は、主人公・瑞希にとって、「甲子園に魅せられたあの日」の次に「運命の日」だったと言って...続きを読むも良いのではないでしょうか。また、3日間しか描かれていないにも関わらず、こんなにも中学生達のそれぞれの野球への想いや情熱が伝わってくる作品は初めてで、彼らが眩しく、心がじんとしました。
続編の「グラウンドの詩」も是非読みたいです。

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Posted by ブクログ 2021年12月31日

野球はあまり興味がないけど、瑞希が、心を閉ざしてしまっている作楽と1対1で野球に目を向けさせていたのがすごいと思いました。瑞希は本当に野球、作楽に対して本気になっていたと言うことが伝わってきた

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Posted by ブクログ 2020年09月21日

前半がややスローペースな印象ですが、やはりあさのあつこさん。期待を裏切りません。

中学生ならではの大人にはなりきれない思考や葛藤と野球への熱い思いが繊細に書かれていました。

グラウンドの詩も手に取ってみようと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年03月14日

良いなぁ~
面白かった
人物描写や情景描写がなんて上手なのでしょう!
頭の回転の速い田上良治くん、単純で見たままの山城瑞希くん、繊細すぎる作楽透哉くん
中学二年生、野球のお話

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Posted by ブクログ 2014年07月12日

あさのあつこWORLDでした。

野球の話なんだけど、
野球はスパイス程度って感じだったかな。
ひとりひとりのキャラがよくて楽しく読めました。

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Posted by ブクログ 2014年02月09日

もう1つの『バッテリー』かな。
ピッチャー透哉とキャッチャー瑞希がいい。
良治のキャラもナイス。
瑞希ママの明るさも素敵。

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Posted by ブクログ 2013年11月19日

「俺が、捕るから。」
かっこよすぎるでしょ。
若干、バッテリーとかぶる部分もあったけど、まず、ピッチャーのキャラクターが全然違う。
あと、グラウンドの空は、全く試合の場面が無くて、少年たちの野球との心の葛藤が中心。個人的にはもう少し試合の場面が欲しい。あと、透哉が野球部に入ってから試合に挑むまで、野...続きを読む球部に入ったことで透哉がどういう風に変わったのか、母親とおばぁちゃんの関係とか気になる。
とにかくみんな野球に対して色々な想いがあって、でもみんな野球に対して真っ直ぐで…キャラクターがキラキラしてた。
私も物事にしっかりと向き合って、後悔しないように自分で行動しなきゃですね。

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Posted by ブクログ 2021年03月02日

野球というより心情
本物のピッチャーは、何があっても
野球を嫌になってもぜったい戻ってくる
っていう監督の言葉が感動しました
こういう葛藤も青春だなぁ
野球をしている場面がほぼないのが
残念だったけどシリーズ物で
続きもあるみたいなので読んでみたい

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Posted by ブクログ 2016年07月24日

「バッテリー」の著者が描く、同じく中学生野球男子達の物語。心を閉ざした元ピッチャーの転校生と、ピッチャーが欲しい球児二人という、少年漫画でよくありそうな設定。そしてやはり、そのピッチャーの腕は確かなものである。祖母や母親がよく登場して関わって来るあたりが、少年漫画には無さそうな要素で、著者らしい点と...続きを読むも言える。出会ってからバッテリーを組むまでの話なので、野球の話というよりも少年達の「始まり」の話。人物達の心の変化を中心に描かれているので、小説の中でのスポーツの魅せ方や、息を呑むような試合展開などを期待すると肩透かしを食らうが、瑞々しい青春小説としては申し分無い。物語では終始、爽やかな青空や風や、独特のミットの音や香り、そういった五感を燻る鮮明な景色が広がっている。読むなら絶対に夏がお勧め。

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Posted by ブクログ 2015年10月09日

あさのあつこさん週間。
バッテリーと比べると少し文章がかたいように感じます。しかし野球を想う男の子達の物語は、読んでいて爽やかな気持ちになれます。

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Posted by ブクログ 2014年08月10日

あさのあつこさんの野球ものの物語を2つ続けて読んだけれど、『敗者たちの季節』のほうが面白かったかな。野球で傷つき、野球を遠ざけたけれど、それでもやっぱり野球が好きな少年が、もう一度、野球に向き合うことを決意するまでのストーリー。ここでおしまいなの?と正直、物足りなさも感じてしまったけれど、試合に向け...続きを読むての練習や試合だけが野球ではないという当たり前のことをテーマにしたと考えれば、なるほどなとも思う。

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Posted by ブクログ 2014年05月08日

しんぶん赤旗日曜版で読む。はあ???お、おわりって…終わりのことなの?透哉が投げるのを待って待って、ここで終わるの?確かに引っ張り過ぎだとは思っていたけど、そうなんだ。佐々木こづえさんの絵も好きだったし、瑞樹と良治のキャラも気に入っていたのに、なんだかかんだか。えっと、著者が伝えたかったのは…何だろ...続きを読むう?野球少年たちにはそれぞれ抱える事情や思いがあって、それを乗り越えてその…友情があって、情熱があれば夢は…どうなんだ?

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Posted by ブクログ 2013年08月31日

山間部にある地方都市の中学校・野球部。3年生が抜け、エースがいなくなった野球部のキャッチャーを務める2年の山城瑞希、。小学5年の時に見た甲子園に魅せられ、将来は自分も甲子園に・・・と夢見ている。だが、2年になり部の中心として野球に打ち込もうと思っていても、肝心な代わりのピッチャーが居らず、幼なじみの...続きを読む田上良治と共にあきらめムード。だがそこに運命の出会いが・・・親元を離れ祖母と暮らすためにやってきた作楽透哉だ。二人が出会い、やっと運命が動き出す。

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Posted by ブクログ 2013年08月25日

いわゆる野球の試合シーンが描かれた完全なる野球物語、というわけではなく、野球を通して人と出会いそして周りの友情を深めていく、そんな少年たちの青春物語。

「諦めるのが癖になる。あっさり諦めた方が楽やからな。楽なことって癖になりやすいで。何でもかんでも、しょうがねーって諦めるのくせになったら、やばいか...続きを読むもって思うて…」

過去のことなんか、どうでもいいんだ。過去ではない。ここから始まる今日が、明日が、明後日こそが自分たちのものだ。これから創りあげていく。

この二つの言葉がかなり印象的で、その部分だけ何度も何度も読み返してしまった。物語自体は大人だけでなく少年少女、幅広い層の読者に読んでもらいやすいわかりやすい物語だし、内容も面白かった。

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Posted by ブクログ 2013年07月12日

単行本みて、文庫化を待ち望んでいたので発売してて嬉しかったです。2日くらいで読み終えました。

「バッテリー」では、ピッチャー目線中心で書かれていましたが、こちらはキャッチャー目線が多くかかれています。

あさのさんらしい心の強い少年が主人公です。主人公の瑞希は整っていない環境のなかで、諦めたり、仕...続きを読む方ないと納得してしまったりすることを嫌だと思える雄気堂々とした心を持っています。そして、ピッチャー透哉は過去にいろいろあり、野球から逃げ、それでも野球を捨てることが出来なかった大人しい子です。私は主人公のキャッチャーよりもピッチャーの方が、個性が強くて好きです。

透哉は、色んな人に影響をあたえる子だなあと思いました。祖母、瑞希、良治、野球部。そんな透哉の辛い過去の回想話は、私達の身近にもありそうリアルな話で胸が痛みます。でも、透哉の気持ちと同様に他の子の気持ちも分からないでもないから、複雑ですね。

個人的には透哉視点で書かれているところが一番好きです。現代の子供たちのような問題を抱えながら、瑞希に、野球に、心動かされる様子がみられます。瑞希視点では、ピッチャーが欲しい、あの球を受けたい、ということが繰り返し言葉を変えて書かれているので、少しくどいです。くどいからこそ、透哉の球を取りたいという気持ちがより伝わるようにしているんですね。

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