あさのあつこのレビュー一覧

  • 神無島のウラ

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    自分の生まれた島に教師として戻ってきた主人公。なぜ戻ってきたのか?なぜ島を去らなければいけなかったのか?ミステリーの要素が強いので一気読み。
    現場の教師たちの声がリアルで、あさのあつこさんらしいと思った。子どもがどう育つかというのは、周囲の大人次第だと痛感させられる小説だった。

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    2023年05月06日
  • えにし屋春秋

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    探偵小説みたいで、一人の人の言動を多角的に見ていくのが面白かったです。そして、花曇りのおまいちゃんがかっこよくて好きです!寂しさ侘しさ辛さを自分のものとして、排除しないで受け入れて生きて行くっていうのがいいですよね~。

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    2023年05月05日
  • 飛雲のごとく

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    本の帯には「友情と成長」なんて、簡単に書かれているけれど、その実、深いし重いし、そうかと思えば、爽やかで温かい感じもあるので、その貴重さがいつ消えてなくなるのか、喪失に怯えながら読みました(笑)。

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    2023年05月05日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

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    ネタバレ

    再会を必ず


    NO.6を読み終えた後、この言葉を信じてきっといつか2人はまた再会すると信じてた。評価は知ってたからBeyondは読まないと決めてたけど読みたくなってしまった。

    もう二度と会えない。2人は交わらない。どこかでそんな予感はしてたけど、
    こんなにもお互いが相手のいない日常の中で思い出して、懐かしんで、求め合う。切なさに涙が出そうになった。

    今離れてる日常からの一緒にいた頃の日常シーンはしんどい。かなり来る。

    紫苑はきっと変わって行く。ネズミが恐れていた方向へ。でもきっとネズミが現れたら、またあの時の紫苑に戻ってしまうくらい、紫苑はネズミが全てなんだろう。

    また1から読み返す

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    2023年05月01日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    あさのさんの本は57冊目。青春物と時代物を交互に読んでいる。
    このシリーズも5作目、弥勒シリーズと同じようにミステリー仕立てだが、主人公のおいちが霊能力のように犯罪の影を見ることが違う。岡っ引きの親分と協力して事件を解決して行くところが同じ。霊能力は朧げながら感じるところがミソで、真相に辿り着くまで紆余曲折があって巻き込まれて危険な目に遭う。
    今回も最後に危機一髪の状態。犯人は二転三転して行き、最後は霧の中・・
    一緒に危機を乗り越えてきた新吉とも結婚が決まったようで、次作が楽しみとなる。

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    2023年04月29日
  • スポットライトをぼくらに

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    地方都市の夜のお店も経営する屈指の実業家の子どもで中学2年生の秋庭樹は、吉谷美鈴と雨宮達彦と幼なじみのクラスメイトです。進路指導調査書を白紙で提出した樹は、思い描く将来のことがよくわからない状態です。樹は父親の経営する「フラワーヘブン」というトップレスバーで、スポットライトを浴びて踊るフィリピンから来たダンサーのナンシーに惹かれます。悩み成長していく主人公たちを描いた青春小説です。20歳になった樹たちの物語も掲載されています。
    中学生が主人公の青春小説ですが、夜の街を知っている大人に読んでもらいたいお話です。

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    2023年04月23日
  • 神無島のウラ

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    都会でも島でも、
    子供たちの抱える闇はあり、
    そうした子供たちを守ろうと奮闘する教師がいる。

    時には間違えることも嘘をつくこともあるけど、
    ここぞという時に手を離さない。
    そんな教師に私もなりたいもんだ。

    方言がいいアクセントになってる。
    ゴールデンカムイ読んでたから、
    馴染みのある言葉がいっぱい。

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    2023年04月20日
  • おいち不思議がたり

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    今回は、生薬屋鵜野屋の嫁、お加世の非道な殺し。

    なおすけ

    鵜野屋の若旦那直助と女中お梅は恋人同士だったが、大旦那に反対され、お店のためにお加世と結婚する。きがふれたお加世はお梅を殺し、直助まで殺そうと企む。

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    2023年04月17日
  • バッテリーVI

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    とうとう、最終巻。
    大好きな巧と豪、二人のバッテリーのお話が終わってしまいました…。
    これはスポーツ小説ではなく
    少年達の出逢いと挫折と変化の物語。
    成長というより変化をより感じました!!!
    どうしても至高を感じてしまうのが
    “すれ違い”なので大大大ピークは過ぎてしまったけど
    巧を取り囲む周りの人たちが掻き乱してくれた!
    巧という少年の葛藤を描くためのストーリーに野球があるのであって、この作品においての注目すべきは結果でなくて過程なんだよ!!!!をずっと唱えながら読んでました…
    だからこそのこの終わり方、大納得!!
    正直、正直めっちゃくちゃその後が気になるから
    ラストイニング読みますね、すぐ読

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    2023年04月09日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 あさのあつこ 特別授業『マクベス』

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    あさのあつこさんが特別授業として真っ先に思い浮かべたのは『マクベス』だった。2018年10月、東京のちょっと優秀な中学生(桜修館中学)相手に、いっしょに読もうと選んだ古典である。おかげで、年末に『マクベス』を再読したけど、再々々読した気分になった。古典の内容を、あれやこれやこねくり回すって、楽しい。

    先ずは予習で読んでいるはずの生徒に向かい先生(あさのあつこは作家になる前は小学校の先生だった)は、「印象に残ったセリフ」を聞く。生徒の返事は見事に重ならない。次に「色で表すとしたら『マクベス』は何色ですか?」と聞く。直感でいいから。
    ー暗い紫。ー濁った赤色。ー暗い赤。ー真っ黒。ー緑で物語が進むご

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    2023年03月27日
  • バッテリーIV

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    回を経るごとに大好きな作品になってくれる。
    眩しすぎて、純粋すぎて見てられないくらい、もどかしくて苦しくて、でも熱くて輝いてる。
    今まで読んだ本の中で、1番巧や豪君達が生きていると感じるのはどうしてなんだろう。

    なんか、鼓動を感じるというか。
    息遣いとか、肌の熱とか、生々しさとも違うんだけど、命の輝きみたいなものを感じる。

    この先も楽しみ、明日読もうと思います。

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    2023年03月26日
  • バッテリーIV

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    まるまる一冊、すれ違いのバッテリー。
    とうとう未知のストーリーに入ったわけですが
    なかなかに、本当なかなかに渋い展開だった…!
    どうしてここまでこじれるのか、
    色々考えたりしたけども
    まだ巧と豪って出会って一年も経ってないし
    むしろあの粋がってた入学当初、
    まだ出会って1ヶ月そこらで
    バッテリーとして試合にも出てなかったのに
    俺の球はあいつしか取れない、あいつの球は俺しか取れないって信じきっちゃうほどにめろめろだったわけですか………
    それが拗れに拗れてここまでくるの、分かりすぎる。
    豪ちゃんといい、ライバルチームの門脇といい、
    あそこまで感情を揺さぶるピッチャー・巧の存在。
    本当にずるい…!ず

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    2023年03月25日
  • バッテリーIII

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    ほぼノンストップ、一気読み!
    中学に入って早々起きた事件、
    そのせいで活動休止中の野球部だったので
    本作3作目にしてやっと野球をしました。
    ほんっとうに悲しいことに、
    中学の部活ってこういうものなんだよ…。
    ただ、海音寺先輩も、展西も、それぞれの
    野球の向き合い方があって最後はそれに正直に判断できたと思えば胸が少し軽くなる、、、それにしても展西達のしたことは許せないけど。
    巧と豪の対立は、リアルで痛々しい。
    どっちの主張もわかってても自分の考えを
    捻じ曲げられないのもこの年齢が故………!
    若干のすれ違いを引き摺りつつの4作目突入で、
    しかもコミック版はここまでの内容までだったので
    次からは未知

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    2023年03月21日
  • バッテリー

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    青春小説の金字塔ですね。
    漫画も映画もアニメでも『バッテリー』は通ってきたけど
    小説はこの1巻までしか読んだことなく、
    漫画が18年の連載に幕が閉じたのを機に
    小説版も全て揃えました!
    第1巻は、物語も序盤の序盤。
    小学校を卒業したばかりの
    まだ中学に入る前の少年の葛藤と、踠きと、
    10代のガラスみたいな心の表現がとにかく上手。
    児童書とは思えないというか、
    大人になっても勉強させられることが多い作品…。
    出会ってしまったピッチャーとキャッチャー。
    最高のボーイミーツボーイをこれから繰り広げられるのかという高揚感と、
    あの中学生独特な嫉妬と焦りを、
    あさのあつこさんの文章で読める嬉しさ!
    大バ

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    2023年03月18日
  • ラストラン ランナー4

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    今回は間をおかずに最終巻を読んだ。
    ラストラン。記録も順位も関係なくただ前に、前に走っていく。こんな走りは今回が最後かもしれない。そんな思いでふたりは走り続けていったのでは。
    実際、大会や体育で走るより、明らかに鬼ごっこや野原を駆け回った時の方が気持ちよく速かったような記憶が私にもある。本能に正直なことが、本当は一番で幸せなのかもしれない。

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    2023年03月14日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    この本を読んでいる最中に、バレーボール男子日本代表のセッターだった藤井直伸選手の訃報がありました。現代も昔も、医者たちは病気の人にどう寄り添うか、大変だったと思います。
    また、おいちにとっては、医者を志すか、信吉と結婚するかの決断の回でした。やはり、決断は慎重になるかと思います。

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    2023年03月13日
  • バッテリーII

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    児童文学というジャンル柄なのか、それともあさのあつこさんの文体がそうなのかは分からないのですが、読んでいて凄く直感的に心が揺さぶられるなと思いました。

    幼い苦悩、純粋でいられない苦しさ、現実と混ざり合うことがまだ出来なくて、押しつぶされそうになる感覚、というか、上手く言葉に出来ないんですが、そういうもどかしさとか、反対に凄く明るくなったりとか、訴えかけ方がどストレート。

    今回もとっても面白く、続きが楽しみです。

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    2023年03月08日
  • かわうそ お江戸恋語り。

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    とても読みやすく、一気に読めました。
    作者の弥勒シリーズが大好きで、楽しみにしていますが、同じ作家が書いたのかと思うくらい、こちらはスラスラと読めます。
    弥勒シリーズのあのくどいくらいの文章ももちろん好きですが。
    あさのさんのもっと色々な作品を読んで見ようと思いました。

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    2023年03月06日
  • 夜叉桜

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    「刀なら躱すことができるが、言葉は否応なく降りかかる。」正にその通り。我々人間社会は結局言葉でコミュニケーションをとることで世の中が動くので、言葉に責任を持たなければと思った。

    身を売って生きている女の人の世間からのイメージがかなり火の玉ストレートで描かれている。

    伊佐次によって、清ノ助と信次郎の関係が絶妙なバランスで保たれている。

    今回は儚さや悲しさもあるが、少し清ノ助に希望の光が見えてきた。

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    2023年03月05日
  • レーン ランナー3

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    風の感触、花の香り、草の匂い。走る事の本質へ立ち戻る碧季。走る事は自分の一部としてピリオドをうちたい貢。それぞれを支える信哉と光喜。際立つ4人の青春。
    気持ちの良い小説で、次回は最終回。今回、出番は少なかったが杏樹の健気さは健在だった。

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    2023年03月04日