あさのあつこのレビュー一覧

  • 風を繍う 針と剣 縫箔屋事件帖

    Posted by ブクログ

    おちえの描写が若干鼻につくのが気になるけれど、それも含めて上手いなぁと思わせる。世話物的な話を想像していたが、サブタイトルのとおり捕物帖だった。好みなのでかえってありがたい。

    0
    2023年07月07日
  • ガールズ・ブルー

    Posted by ブクログ

    夏だな、と感じるとなぜ青春に浸りたくなるのだろう。久し振りにあさの先生の本を引っ張り出す。若者であった当時から十代のリアルさが刺さるなと思っていたが、端々に痛みを感じられるから、リアルなんだろうなあと今になって気付かされた。
    夏の気配を感じるところから、初秋に思いを馳せるところまで、本当に読んだ時期がぴったり(例によって記憶が定かではないため偶然の産物)。主観で語られるため、時系列がたまに入り乱れるが、視点や思考が反復横跳びする17歳感があってむしろ自然な描写なんだろうな。理穂と美咲はもちろんのこと、如月や真央やスウちゃんも、個々の人物像が夏の浮き立つ空気の中に鮮やかに立ち上がっていて、ただた

    0
    2023年07月02日
  • 火群のごとく

    Posted by ブクログ

    林弥、透馬、和次郎、源吾それぞれ真っ直ぐで個性ある若者たちの成長物語。「蝉しぐれ」に似てたって良いじゃないか。引き続き「飛雲のごとく」に突入。

    0
    2023年06月30日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

    Posted by ブクログ

    東雲は全国で割と多くある地名で、私も近くに住んだことがある。本来、夜明け前の茜色の空を指し、これから成長していく期待が現れていると思うのである。
    本題名は、さらにその前であろうか、東雲の途ということは東雲に向かっている、夜明けに向かっているのか、まだ東雲の状態の途中なのか、楽しもうと、ページをめくった。

    町人風の男が殺害されるところから始まる。その男は武士だと木暮信次郎が見抜く、そしてその男は遠野屋清之助とどんな関係が・・・。
    清之助の止まっていた時間が動き出す。
    信次郎、清之助、伊佐治がそれぞれの味を出しながら、清之助の過去に迫る。過去を断ち切るには原点に戻ることなのかもしれない。それは心

    0
    2023年06月27日
  • 舞風のごとく

    Posted by ブクログ

    この3人の会話は、痛快というか、読んでいて気持ちが良い。物語の内容は、結構深刻だけど、3人のやり取りがトリオ漫才みたいで、なんかホッとする。

    0
    2023年06月20日
  • バッテリーIV

    Posted by ブクログ

    野球に正面から向き合う永倉を混乱させた瑞垣にムカつく…
    などと登場人物に感情移入しまくりながら、第4巻を読む木陰の向こうからは野球部の練習の掛け声や打球音が聞こえてくる。

    0
    2023年06月17日
  • 夜叉桜

    Posted by ブクログ

    弥勒の次は夜叉、月の次は桜。
    人の心の奥底に潜むもの、「死そのものより、人間の不可思議さ、暗さ、怪奇さに寒気を覚える」と伊佐治が思う場面が、全てを物語っているかのように感じた。

    信次郎と伊佐治が「ほつれ」を解していく。3人の遺体から、読み取る場面は面白い。
    清之助は「死」を呼び込むと信次郎は言うが、信次郎もまた同類なのだろう。清之助の周りも俄かに流れていく。面白くなってきた。

    弥勒にも夜叉にもなれるのが人だ。内に弥勒を育み、夜叉を飼う。腕の立つ者ほど内を感じ取ることができるのだろう。

    清之助の運命が流れるなかで清之助の志は貫けるのか?おりんがなぜ自死したのかが朧げに理解できはじめた。時代

    0
    2023年06月12日
  • 冬天の昴

    Posted by ブクログ

    75 一歩を詰めねば見たいものは見えぬ気がいたします。
    280 身体ならば腐りはてれば土にも還ろうが、心となれば腐りに腐り、ただどこまでも腐っていく。

    人間は一度でも道を踏み外すと、どこまでも落ちてゆくものだということを再認識した。

    自分の保身のためならなんでもできてしまうところが怖かった。

    0
    2023年06月11日
  • ラストラン ランナー4

    Posted by ブクログ

    面白かった。この2人が今後どんな活躍をするのか,知りたくなる。ここで完結だけど,その後の2人はどうなったのか気になるなあ。

    0
    2023年06月10日
  • にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

    Posted by ブクログ

    何も考えずに、あっという間に読んだ。
    とにかくテンポ良く、ラストまでぐいっと引っ張られていった。
    登場人物がみんな魅力的なんだけど、個人的には笑ちゃんが好き。
    その後のお糸と夢之助の事や美由布姫の謎?とか続きが読みたい。

    0
    2023年06月05日
  • バッテリーII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    くっそ胸糞悪いシーンが多くて多くて

    でも先が気になりすぎて一気読みしてしまいました

    巧や豪はただ野球がしたいだけなのに周りがそうさせてくれないことに本当にもやもやしてしまいます

    この巻で初めて巧と豪が喧嘩してしまいますが、巧の気持ちも豪の気持ちもわかりすぎるくらいわかってしまって終始"いーーー!!!!"とむず痒くなってしまいました

    オトノムライの退院後の対応、小町先生がどう頑張ってくれるのか気になりつつ2巻は終了

    やっとこ吉貞くん登場で次の巻が楽しみです

    とりあえず野球部上級生は本当に反省してほしい!!!!!!心の底から胸糞悪い!!!!!!

    0
    2023年05月29日
  • グリーン・グリーン

    Posted by ブクログ

    グリーン・グリーンこと真緑の成長、受け持った個性的な生徒たち、田舎の暮らしや食事など色んなことが読んでいて清々しく感じられました。

    特に真緑に衝撃を与えたというご飯の描写は、おにぎりを食べたくなります。しかし振り返ると自分もしっかり「食」に感動した最近の記憶っていつだっけ…という感じ。人生観揺るがすほどの食事ってご縁ですね。

    豊福先生も朝日山先生も、それぞれ違った魅力があります。ちょっとだけ喜多川農林にお邪魔して授業を受けてみたいなー。

    0
    2023年05月28日
  • 福音の少年

    Posted by ブクログ

    高校の図書室の雰囲気とか、友だちとの何気ない会話とか、当たり前と思ってた過去のものが描かれてて懐かしくなりました。柏木陽の色気にやられました。かっこいいんだよなあ、声がかっこいい人っていいよね。終わり方もよかったし、『薄桃色の一瞬に』がかなりグッときました

    0
    2023年05月27日
  • バッテリー

    Posted by ブクログ

    北上次郎氏の言葉通りだった。
    少年の心の動きが手に取るように描かれる。
    大人って当人達から見るとホント理不尽でふざけるなって感じなんだろうなぁ。
    続編を早速注文。楽しみ…

    0
    2023年05月17日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    謎に包まれたNo.6が不気味に感じる一方で、登場人物達が生き生きと描かれているのが対照的です‼︎もし4年前のあの嵐の日に戻れたとしても、今までの恵まれた生活を捨てて、ネズミを助ける選択をする、と言い切る姿勢が紫苑の優しさをよく表していると思いました‼︎No.6で今何が起ころうとしているのか…その謎を読者も一緒になって追っていける物語です!

    0
    2025年12月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天真爛漫な紫苑とNo.6の外の厳しい世界を知り尽くしているネズミのどこまでも冷静な感じが対照的で、それぞれのキャラクターがはっきりしていて面白いです‼︎2人がまるで陰と陽のような対極の存在なのに、なんだかんだで気が合っていそうな感じが微笑ましく思えます笑 No.6に対する立場の違い故に「おれたちは、いずれ敵になる」と突き放した言い方をするネズミに対して、「ぼくはきみの敵にならない」と自信を持って言い切る紫苑の言葉からも、2人の関係の深さが窺えます‼︎

    0
    2025年12月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    孤独に1人で生きてきたネズミが紫苑と出会ったことで、他人のために動くように変わっていくのが興味深いです! 西ブロックでの生活の術を全く知らない紫苑をかばうのはリスクが大きいはずなのに、自分へのリスクが大きくなろうとも紫苑の力になりたいと願うネズミが人間らしさを取り戻していく様で嬉しくなりました‼︎

    0
    2025年12月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    矯正施設がどれほど恐ろしい所なのかは仲間達の口ぶりからもひしひしと伝わっているはずなのに、それでも沙布を助けに行きたいと真っ直ぐに突き進む紫苑がとても輝いて見えます「人狩り」と称して無抵抗な人間をまるでゴミのように集めるNo.6のやり口にはおぞましさを感じました。

    0
    2025年12月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    矯正施設の中で文字通り人々を踏み台にして先へと進むネズミと紫苑の姿に「沙布を絶対に助ける」という強い信念を感じると同時に、西ブロックの人々をゴミ以下の存在のように扱うNo.6側がとても残酷に見えます。ネズミと紫苑が沙布を無事助け出して、No.6をぎゃふんと言わせてくれる展開を期待したいです 笑

    0
    2025年12月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今まで全くの謎だったネズミの過去が明らかになる巻ですが、ネズミの普段の達観したような態度は辛い経験によるものなのかと思うと切なくなりました…。ネズミと紫苑はかつてはNo.6の内と外という全く逆の立場だったのに、今では共に手を取り合ってNo.6を倒そうと行動しているのがぐっと来ますね…。

    0
    2025年12月21日