あさのあつこのレビュー一覧

  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音

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    闇医師おえんシリーズ第4弾。
    おえんの患者は子を孕んだ女たち。さまざまな事情を抱え、子を産むことを許されない、あるいは諦めた女たちだ。
    今回の話は吉原で働く座敷持ち女郎・桐葉が大店のご主人からの身請け話がでていて妻にしたいという。しかも桐葉はご主人の子を身籠もっている。お互いが好意を持ち、悪い話ではない。なのに桐葉は子を産むことを頑なに拒み、奇妙な行動をする。彼女がそこまでこだわる闇とは何か?
    時代小説ミステリー。
    どの時代も恨み、妬み、勝手な思い込み、強欲から人は壊れていってしまう。信じていた人に裏切られ、心がすさみ最後には悪に手を染める。善と悪との境目は紙一重かもしれない。
    おえんをはじめ

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    2024年08月24日
  • 晩夏のプレイボール

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    途中まで読んでしばらく寝かしてましたが、
    夏の甲子園の開始とともに、
    読みました。

    間を置いてしまったので、
    忘れて再読したり、
    特に最後の「練習球II」は、
    最初の「練習球」と繋がる話なので
    結局最初から読んでしまいました。

    野球をやっていたわけではないのですが、
    熱さが伝わってきます。

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    2024年08月14日
  • おもみいたします

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    序/夜に浮かぶ/日だまりの庭/一人の男/夢の稲穂/
    白い道/かそけき声/小さな真/おもみいたします/
    跋:出逢いの一幕にかえて

    人の体を揉み解すのは心をほぐすことにもなるのですね。心も身体もほぐれれば活力も湧いてくる。

    ふと浮かんだのは「指圧の心母心おせば命の泉わく」。
    何かのコマーシャルだったっけ?

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    2024年08月01日
  • バッテリー

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    投手としての才能がある原田巧、身体の弱い弟の青波、おおらかで面倒見の良い豪。

    少年たちが様々な問題を抱えつつ成長していく様を描く。

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    2024年07月31日
  • 明日へつながる5つの物語

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    さらっと読める短編集。でもしっかり人生の中で真剣に向き合わなければいけないこと、大切にしなければいけない瞬間を教えてくれる一冊です。

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    2024年07月24日
  • グリーン・グリーン

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    農業に興味があったので、手に取った本でしたが"豚と会話ができる"という遊び心含め、登場人物一人一人をしっかり思い浮かべることができ、面白く読みやすい本でした。
    農業高校を出たからといって、農業関係の職につき、食べていけるかというとそういうわけでもない。また、"田舎暮らし"という生活に夢を見て農業を体験程度で来る人もいる。それは現実世界でもその通りだなと思う。
    まだまだ、問題が山積みな日本の農業。人口減少、高齢化、空きや空き地問題、地球温暖化、様々な問題が絡み合う中でなんとか農業衰退に歯止めをかけたい。

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    2024年07月21日
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    続編。
    なぜか勝手に連作短編かと思い込んで読み進めたら長編だった。
    苦味強めな読後感を、裏表紙の画がほぐしてくれた。

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    2024年07月17日
  • 木練柿(こねりがき)

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    小間物問屋遠野屋の主、清之介。北定町廻り同心の小暮信次郎。岡っ引の伊佐治。この3人を中心に江戸で起こった事件を解決していく。
    清之介は暗い過去を持つ、得体の知れない何かを持つ男。小暮信次郎はいけ好かない心がすさんだ男。伊佐治は人の心を持ち、悪を正したいと思うまっとうな男。性格が全く合わない3人の共通点は切れ者であること。切れ者であるが故に何故か心がそそられて繋がっている。
    「木練柿」を最初に読んだ私は「何故、清之介は武士を捨てて町人になったのか?」「何故、過去に敵でも仇でもない人々を斬り殺したのか?」「妻の死の真相は何なのか?」など読後は前シリーズが気になった。
    登場人物が個性豊かでグッと惹き

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    2024年07月12日
  • 神無島のウラ

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    12歳まで暮らした離島に、臨時教師として20年ぶりで戻った男。
    当時と変わらない島の空気、子供たち、そしてガジュマルと神様。

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    2024年07月09日
  • バッテリー

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    思春期!!!!
    って思いながら読んでた

    自分を天才ピッチャーだと思う原田くんの、中学に入る直前の春休みを描いた話
    豪くんはじめ引っ越した先の人たちに揉まれつつ、かといって本人はまったく変わろうとするわけでもなく。でも弟の成長を目の当たりにして、あれ?って自分の変化にも気づき始めてるまじで思春期真っ盛りの少年の話だった

    原田巧の芯の強さ羨ましい

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    2024年07月03日
  • かんかん橋を渡ったら

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    大好きな、あさのあつこさんの かなり古い作品、とっても優しい気持ちにさせてくれる素晴らしい文章です、ののやのようなステキな居場所が有ったらいいですね、羨ましい!

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    2024年07月02日
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    このシリーズを読むと、リラクゼーションサロンに行きたくてたまらなくなる。
    梅が体のコリをほぐせば、心もときほぐされる。そして体が軽くなる。読み進めるにつれて、自分もほぐしてほしくなる。
    犬の十丸と天竺鼠の先生、鴨飯とお酒が大好きで、そのためには信念も曲げてしまうところがおもしろい。
    次回も楽しみ。

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    2024年06月30日
  • 桜舞う おいち不思議がたり

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    内容(ブックデータベースより)


    「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。
    本書は、この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、岡っ引の仙五朗とともに、複雑に絡んだ因縁の糸を解きほぐしていく好評「おいち不思議がたり」シリーズ待望の新作。
    江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らす

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    2024年06月23日
  • 福音の少年

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    ネタバレ

    明帆と陽、違和感を感じながらも、擬態して普通の生活を送る2人。お互い自分達が異質な存在であると理解している。心の中に何か暗い部分があると感じている。そんな中で、明帆が陽を、陽が明帆を現実につなぎ止める役割を果たしているように感じた。2人が出会っていなければ、明帆は最後、殺し屋の誘いに応じていたのではないか。

    これからも2人は互いの中の闇を見つめつつ、ともに生きていくのだろうか。ラストは不穏だが、これからも2人は生きていくと信じている。
    続編はなさそうだが、2人の少年がこれからどういう風に生きていくのか、続きを知りたい気持ちになる。

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    2024年06月15日
  • プレデター

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    ネタバレ

    近未来の日本での作り上げられた格差社会。
    闇の子ども。重くて恐ろしいテーマなのに、肥川のチャチャ入れがなんともイライラさせる。そんな進行具合でした。
    続編とかあるのかな?ここで終わる⁉︎という所で終わってしまった。

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    2024年06月13日
  • おいち不思議がたり

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    最後のお加世のくだりは少し蛇足だったかなという気がする。それぞれの人間模様がお見事、まだまだ明かされていない伏線がたくさんあるので、それはこれ以降のシリーズで描かれていくのだと思う。同時期に読んだ宮部みゆきのおそろしのシリーズとの違いは、1巻で全ての伏線が回収されないこと。

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    2024年06月09日
  • おもみいたします

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    ネタバレ

    万年肩こり、腰痛持ちの私σ(^_^;)

    まじめに揉んでほしい! そして、悩むごとも解決してほしいと思いながら読んでました。

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    2024年06月05日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    おいち不思議がたり シリーズ6

    新吉との祝言の日に、ある商家で、毒物混入事件が起こる。

    おいちの懐妊。
    女医者としての道、新吉の妻そして母としての道。
    これからがおいちの正念場。

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    2024年05月28日
  • おもみいたします

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    これは、あさのあつこさんというより、宮部みゆきさん寄りの作品だと感じた、と言ったら、非常に失礼だし生意気な言い方だろう。何か不思議な「もの」が登場するし、完全なミステリーだし。しかし、そんな中でも、不思議と怖い感じじゃなく、温かいのはやっぱり、あさのさんらしいところかな?

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    2024年05月27日
  • The MANZAI 十六歳の章

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    [1]最初の一歩。ぼくは、それをいつ踏み出したんだろう。(p.214)
    [2]会話じたいが漫才になっているこのシリーズ、あさのあつこさんの中でじつはいちばん好きやったりします。また出会えて嬉しいですが高校生編として続くのでしょうか。
    [3]歩のひとり漫才から始まりいつもの面々との漫才に続きついに秋本が帰ってきて少し大人になったように思える彼に歩は少し焦るがロミジュリは再開する。

    ■ロミジュリについての簡単な単語集(十六歳の章のみ)

    【秋本有紗/あきもと・ありさ】秋本母。お好み焼き屋「おたやん」経営。離婚している
    【秋本貴史/あきもと・たかし】歩を理想の相方と見定めて漫才の沼に引きずり込んだ

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    2024年05月24日