あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子ども達が読みやすい、あんまり暗い事がないストーリー。でもドラマチック。
登場人物たちのセリフの端々に、リアルを感じた。もちろんフィクションだろうけれど。
著者のあさのあつこさんは、どんだけこの当事者たちの解像度を上げる努力をしただろう??と思うくらいにリアルに感じた。
起業ってゆうよりは、引きこもりの方に読んで欲しい。希望なんていらないと思う。
僕個人の感想だけど、サナギみたいなもんだと思う。安心していられる環境さえあれば、自分の中でグルグルできる時間があればきっと蝶になれる。中身がドロドロのサナギの邪魔をしちゃダメなんだと思う。
「諦めなくてもいいと信じられたら、死のうとは思わないもの -
Posted by ブクログ
美しい都市に住む純粋培養の少年と、その都市の外側に住む危険な匂いのする少年が、不思議な巡り合わせで強く結びつく物語。
紫苑とネズミ。当然、無垢で理論的な少年が紫苑であり、薄汚い場所の乱暴者がネズミである。しかしネズミは、粗忽者としか思えない登場の仕方なのにも関わらず、古典や物語に精通した教養を備えており、時折紫苑を小馬鹿にしたように使う敬語も美しく、なんとも途方もなく、魅力的な少年なのである。
紫苑はネズミによってその命を救われる。が、ネズミは紫苑によって、過去すでに命のみならず、その心をも、はからずも救われていたのであった。
「救いの手が奇跡のように差し伸べられることもあるんだって…… -
Posted by ブクログ
「昔、深夜にノイタミナで見て面白かったなーよく覚えてないけど」くらいの記憶しかなかったんですが、どうやら続編がスタートしたとこのことで本屋に積まれていたので「これは読むしかない!」と手に取りました。そしたらこれが面白い面白い!いきすぎた管理社会を描くディストピアものの導入として完璧に近い構成だと思いました。No.6や謎の寄生蜂の謎、主人公2人の関係など、まだまだ本当に触りしか触れられてないですが、今後の展開がとても楽しみです。
※以下、余談
まったくあらすじとか見ずに手に取ったこともあり、主人公2人の関係性が思った以上に湿度高くてちょっとビックリしました。アニメもそんなんだっけ?こっち方面も -
Posted by ブクログ
「贅沢は敵だ 欲しがりません勝つまでは」
そんな厳しい戦時下でも輝きを失わなず前向きに必死に生きようとする少女達の
友情と青春物語。
青春物語が得意なあさのさんならではの
小説。
戦時下でも今と変わらない少女達のおしゃれへの憧れ、美味しいものが食べたい、友人とのおしゃべり、恋ばな、と思春期の女の子の
「好き」の気持ちが良く伝わってくる。
戦時下では大声で笑ってはダメ、服装はモンペだけ、敵性語を口にしたらダメ、などダメなことのフルコース。
そんな中でもささやかな喜びを支えに少女達の明るさが物語を照らしてくれているので戦争ものだけど暗くなく、むしろ眩しく感じるシーンもある。
4人が美しい布で -
Posted by ブクログ
ネタバレ去年の新刊案内で気になっていた『おもみいたします 凍空と日だまりと』(あさのあつこ)。
揉み師の盲目17歳少女と、その患者達の話でしたが…
内容はもちろん、【凝りが解れた人の心理】や【江戸の警備組織】などを知れて面白かったー。
トップが言ってる事は揺らいじゃならないし、全て正しいものとされるという理不尽には今もイラッと来てて、
今が江戸幕府下じゃなくて良かったと思ってしまいます。
本書がキッカケでシーシャのお店のお姉さんと話せたし、『信長のシェフ』(西村ミツル 梶川卓郎)にも【諸白】という日本酒が出てきたと部分的な事を何故か思い出せたので、
嬉しかったー。
こういう繋がりっていい