あらすじ
これまでどんな厄介な頼みも解決してきたお頭・才蔵が、お初に助力を乞うてきたのは、たやすく割のいい仕事と請け負った、米問屋「御蔵屋」の出戻り娘・お藍のための新たな嫁入り先探しだった。なぜ簡単そうに見える件で才蔵がてこずっているのか。米を扱う大店仲間の「吉井屋」から二年足らずで戻ってきたお藍は、今は実家で幸せだと言いつつ、ふさぎ込み、なにか怯えている様子だという。お初はさっそく動き出し……。親子・夫婦の情愛、怨恨──女着物に身を包んだ〈えにし屋〉お初が手繰りよせる若夫婦離縁の真相とは。結ぶも断ち切るも商いのうち。〈えにし屋春秋〉シリーズ待望の第三作!
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Posted by ブクログ
何時も楽しく読んでいます。著者の作品は実に面白い。登場人物の初は実は男性が女装し誰も気付いていない!人と人を結び付ける又は断念させる仕事のえにし屋の主人とはビックリ。そして問題解決していく。数多いる好きな著者のうちの小生のフアンのひとりだ。肩が凝らなく娯楽性にあふれる作品は一気読みです!
Posted by ブクログ
人と人の縁を結ぶことを生業とするえにし屋シリーズ。
今回は、仲睦まじいはずの夫婦に突然訪れた別れ話から始まる。
この後、おいちシリーズも読んだけど、この時代の事件は本当に残酷で、読んでいて辛くなる。
シリーズものをいくつも並行して書いているあさのあつこさんもすごい。
Posted by ブクログ
えにし屋シリーズ。
この度えにし屋に持ち込まれたのは大店の女の縁談。一度離縁して戻って来た娘の再縁先を探してまとめて欲しいというもの。
才蔵とお初がその娘お藍について調べ始めると、初めの婚家を出た理由、その後のお藍の態度などに腑に落ちないところがあることに気づく。
お初は元夫の重蔵に会おうとするが、彼もまた
離縁の後から体調を崩していた。
二人の縁は何故切れたのか、新しい縁を結ぶことができるのか、お初達は動き始める。
実は男ながら女の形をして調査するお初と、謎めいた才蔵の活躍を描いた作品。
謎を解こうとするとまた新たな謎が出て来て意外な展開になっていく。
読み応えのある1冊。
Posted by ブクログ
「えにし屋」シリーズ第3弾
米問屋「御蔵屋」の出戻り娘・お藍に新しい縁を結んでほしいというもの
当初は簡単な依頼だと思っていたが、やはりこのシリーズ、一筋縄ではなかった
隠された真実はちょっと無理やり感もあるが、作者の力技で読ませるのは流石