同シリーズ最終巻。 幾つもの中心人物たちの関係が、急速に1つに収束していくスピード感と展開を、大いに楽しみました! 予定調和ではない急展開もさすが。
ただ、当シリーズを読み終えて、無粋な一言を追加...。
この作品、文庫書下ろしで全8巻構成。 普通なら利益率が薄い?とも聞く文庫本ですが、”あさのあつこ”さん著作で売れないわけが無かろう...。
印刷文字の大きくなった現代の文庫本で、全8巻構成。正直を言って価格的に安くは無い。上手い事、出版社側に乗せられているよなあと思いながらも、結局は全巻購入してしまいましたが。