あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2019/10/20
児童文学作家として有名なあさのあつこさんの作品をはじめて読んでみました。バッテリーがすごく有名だったので、青春系の男の子の描写を書くのが上手いのかなーという印象でしたが、この本の主人公は両方とも女の子です。
あかね色の風の方は、主人公の遠子の近くに千絵が引っ越してきて、二人の仲が徐々に縮まっていく…ような縮まっていかないような…みたいな話です。千絵がお父さんの影響で化石が好きなので新種の化石が出た場所に二人で行こうと山越えしていくのですが…。どこか冷めたような感じの遠子も別にそんなつもりはないと言う絶妙な表現が面白いです。
ラブレターの方は、文字通り、小学五年生の愛美が同 -
Posted by ブクログ
あさのあつこの本を読んだことがなかったかもしれない。こんな話も書くんだ!と、驚き。さわやかな児童文学的な本を書く作家さんだと思っていたが、これはミステリーだ。ひきこもりの少年がひょんなことから叔母さんの「文通会社」を手伝う。その文通相手におこる事件の話。とにかく、話の流れがスムーズで読ませる。ひきこもりの彼の心のほどけ具合も本当にほどよい。どこかで誰かに褒められたり、必要とされているのは誰にとっても嬉しく、必要なことなんだと思う。ただ、おさななじみとの件だけはちょっといただけなかった。それは彼が可哀そう過ぎるだろうと思った。その結果は話として必然性が無いし、ちょっと安易に思わずにはいられなかっ