あさのあつこのレビュー一覧

  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    こんなに生々しくて力強い言葉の数々を、一気に読めるのはNO.6だけ!と勝手にキャッチコピーを書きたくなるくらい今回もモノローグがエモーショナルだった。特に紫苑のネズミに向ける感情が本当に怖いくらいまっすぐで、読んでいて気持ちがいい。ただの恋愛小説にはないこの焦燥感にも似た人への憧れ。こんなふうに想われたら嬉しさを通りこして恐怖だろうし、隣りにいて自分を保っていられるかなとすら思う。

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    取り急ぎ。
    #1が14年の空白を埋めるように時間をかけて展開していったのに対して、#2は無印のエピソードを拾いながらぐいっとひとつ先まで展開していくような印象を受けた。本当に面白い。ストーリーも会話も、何よりも彼らの心情を読み進めるのに心が動いて仕方がない。やっぱりあさの先生の言葉たちが大好き…!!
    そしてやっぱり、あなたから紫苑を奪ってもいいか、という台詞。一度本を閉じないと先に進めないくらいの重たい台詞です。無印、beyondまでのネズミは絶対に口にしなかったその類の台詞。心臓が止まりました。しかも火藍もそれを予期していたというのだから。
    だけどやっぱり思うのは、紫苑に近しい人たちにとって

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ああ、この世界観が大好きだ
    再会に歓喜した5月から、こんなにあっという間に#2が読めるなんて!
    紫苑、再会して初めてのお誕生日おめでとう

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ネタバレ

    面白かった!beyondで紫苑がした黒いことがずっと気になっていたので、再会二巻で紫苑が自分のしたことをいけないことだと認めて、自分を批判する相手を排除するんじゃなくて話し合おうとする行動をしていたと知れてほっとした。第三の道があるんじゃないかと言った紫苑の純粋さのようなものが失われていなくてよかった。
    力河さんが頑張ろうとしていることや、楊眠さんがやり直そうと頑張っているところを見られて嬉しかった。
    紫苑からネズミへの感情が沙布から紫苑への感情と同じだと言い切ったことや、誘っていると受け取ってくれて構わないと冗談か本気か判断できないぎりぎりのラインのことを言ったことなど、紫苑からネズミへの感

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    「おれは、あんたにこの世界で生きていてほしい」

    ああほんとうにこの世界観がすき。
    わたしをディストピアの世界へと引き込んだ思い出の物語が再び動き出した。

    再会に歓喜した#1、不穏さをはらみながら動きを見せ始めた#2、今から次が楽しみすぎる。

    自分にできることを判断して、弱さも認めて生きていく彼らが愛おしい。

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    2025年09月06日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    早くも『再会#2』を読め、とてもうれしい。しかし、続きは来春だという。なんということだ。待ち遠しくてたまらないが、再会は約束されている。序章のおもむきであった『#1』から、より作為を感じる事態の勃発へ。不安が募るなか、ここで『beyond』のあの出来事への言及があるのかと歯を食い縛ったりもした。171~172ページにかけての紫苑が語ることばは、だからわたしは物語を望むし小さな画集を開くのだと涙したほど。『#3』で語られることはなんだろう。紫苑のように世界を見て、この肉体で様々なことを感じながら春を待とう。

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    2025年09月05日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ネタバレ

    No.6を瓦解させた正体が現実に存在しないものなのはちょっと悲しいけど、登場人物たちが魅力的すぎるので⭐️5をつけざるを得ない。

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    2025年09月04日
  • 夫婦じまい えにし屋春秋

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    何時も楽しく読んでいます。著者の作品は実に面白い。登場人物の初は実は男性が女装し誰も気付いていない!人と人を結び付ける又は断念させる仕事のえにし屋の主人とはビックリ。そして問題解決していく。数多いる好きな著者のうちの小生のフアンのひとりだ。肩が凝らなく娯楽性にあふれる作品は一気読みです!

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    2025年08月26日
  • かんかん橋の向こう側

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    登場人物の皆に味があって素敵。超美人やイケメンやお金持ちが出てこない。
    和久くんなんかは、ドラマや漫画だと完全に脇役になるキャラだけど、へらへらとしつつも地方の田舎町に戻ってきた彼の心の中は本でしか語れないものだ。何年も前に亡くなった奥さんの秘密の小箱を開けてしまった野々村さんの葛藤も、ドラマや漫画ではきっとサマにならないけれど、読むとほんと良い。やっぱり紙の本はいいなぁってあさのあつこさんの本を読むとじんわり思う。
    それから、ののやに集うお客さんの会話がほんと面白い。軽味があるからこそ、深い話が重くならない。

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    2025年08月17日
  • 闇医者おゑん秘録帖 花冷えて

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    内容(ブックデータベースより)

    竹は女の樹だ。細く、風に容易くしなってしまう。けれど、容易く折れはしない――。江戸の片隅の竹林を背負った家で、「闇医者」として子堕ろしを行うおゑん。彼女は、ひたむきに信じた愛や、幼き日より育んだ友情を失い、怒り、惑う女たちに助けの手を差しのべる。異国から流れ着き薬草に精通する末音と、情を交わした男に殺されかけた過去を持つ見習いのお春とともに。
    いきさつのある女たちの再生を描く、人気シリーズ第二弾。

    令和7年8月11日~15日

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    2025年08月15日
  • 弥勒(みろく)の月

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    このシリーズ、もう一度読み直しということで。ところが内容にほとんど記憶がなく新鮮な気持ちで読み始めました。

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    2025年08月12日
  • バッテリー

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    家庭内でも野球のチーム内でも孤独を感じていた巧。自分の心のうちを語りたくないのに、分かってもらえないと苛立つ姿はまさしく思春期男子という感じ。弟や両親への蟠り、理解者だと思っていた祖父が弟を認めるようなことを言ったことへの苛立ち、一度認めた相手がそうでもないかもしれないと落胆した時の怒り。巧の等身大の姿全てが当時の自分には共感できた。

    そして巧が自分を認めてくれる人との関わりを通じて成長していく姿を見て、わたしは友達に対して巧にとっての豪みたいな存在になりたいと思った。

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    2025年08月11日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

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    紫苑とネズミの話を読むと、また繰り返されるのか?とか不安になってくる。

    きっと止めてくれるんだろうけど。


    歴史が繰り返されそうで怖くなった。

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    2025年08月07日
  • 野火、奔(はし)る

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    シリーズの転換点に来ているのでしょう。
    これまで信次郎は私の中では天知茂がベストでした。
    ニヒルな感じ、知的なものを備えながらなによりも酷薄な感じ。今回は悪い役の阿部寛もありかな、というイメージでした。酷薄、極悪度が薄まったように思います。
    あのひりひりした痛みを伴うような、そんな空気が少なくなって、呼吸しやすくなりました。
    ぐーっと謎解きミステリーに近寄ってきた感じ。
    登場人物を集めておいて謎解きをするのは、本格ミステリーですよねえ。
    しかも、あんなに使い手の信次郎が、ほとんど安楽椅子探偵。これはシリーズの転換点と思えてしようがありません。
    女性の魅力がおのおの増してます。今回はちょっとしか

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    2025年08月06日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    つらい。

    ネズミと紫苑が最初と反対になっていく姿が苦しくなった。

    生きるためには必要なことなのかもしれないけど。
    この子達が笑って安心して過ごせる世界に早くなって欲しい。

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    2025年08月05日
  • 春立つ風

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    「弥勒」シリーズ13冊目。最新作。
    今回も最後まで惹きつけられた。
    一気読みでした。

    主人公二人の人物描写が ありきたりでない。
    尋常じゃない。相反する善と悪?
    それとも真のところは似ている?

    その周りを取り囲む人たちも魅力的に描かれている。ある意味ホッとするような。

    もう次回を楽しみに待っている。

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    2025年08月02日
  • あなただけの物語のために ――どうすれば自分を信頼できる?

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    ネタバレ

    物語を書くために、言葉の点検、さらに今朝、見えたもの、聞こえた音、臭ったもの、味などのスケッチから文章を作っていくというステップが見事である。文章読本よりもよっぽどいい。

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    2025年07月25日
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    内容(ブックデータベースより)

    「生きねばなりません。
      そのお手伝い、
    させていただきます」

    切腹を命じられた武士を
    お梅は療治できるのか?

    読むと身も心もやわらぐ時代小説

    【あらすじ】

    五歳の時に光を失い、
    揉み療治を生業としているお梅。
    市井の人々に大評判で、一年先まで申し込みが
    埋まっている。ところが今すぐ主の腕が動くよう
    療治してほしいという武士が現れた。
    お梅でなければ駄目なのだと。
    武士から「張りつめた者」の気配を
    感じ取ったお梅は、
    三日後、主のものとへ向かう!
    「人は、どこか緩めないと生きていけない」

    令和7年7月7月18日~20日

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    2025年07月21日
  • マウンドの神様

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    もっと早く読めばよかった。タイトルと表紙から、甲子園の話かなと思ったけど。野球って括りね。東川さんのベースボールキャップにまつわる話しが面白かった。

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    2025年07月19日
  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音

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    ネタバレ

    闇医者おゑんシリーズ第4作

     前作で縁のできた吉原の惣名主川口屋から呼び出され、妊娠した遊女が身請けが決まったのに自殺未遂し、様子がおかしいので見てほしいと頼まれて診たところ、呆然としたり「生みたくない」と錯乱したりなので、おゑんは自分の診療所で静養させて様子を見ることにする。
     おゑんがひっかかりを感じていると、身請けした薪炭商の備後屋の番頭が様子を見にくるものの違和感を感じて、監視役の甲三郎に跡をつけさせるが見つからず、翌日死体で発見される。皆目見当がつかないなか、何が出てくるかと薮(備後屋)をつつき、遊女の身元を調べようとすると、出てきた犯人は備後屋の番頭と川口屋の用心棒の一人。さらに

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    2025年07月15日