あさのあつこのレビュー一覧

  • 春立つ風

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    弥勒の月 シリーズ13

    深川元町の油屋「出羽屋」の放蕩息子・一郎太が、短刀で喉を突き、自ら命を絶ったという。
    定町廻同心・木暮信次郎と、岡っ引き・伊佐治は、探索を始める。

    一方、小間物屋・遠野屋清之介は、研ぎ澄まされた刃を封印し、揺るぎない商いの未来に情熱を注いでいる。

    その清之介を獲物ととらえ、執拗に、絡む信次郎。
    間に入って、ヤキモキする伊佐治。

    今回も、目が離せなく、面白かった。

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    2025年05月21日
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    初出2022〜24年の「読楽」

     盲目の揉み治療師のお梅は、(異世界から転生してきたチート治癒師かと思うほどの指の術で)体と心をほぐすことができ、寝たきりの老女を歩けるようにしたという評判をとって何か月先まで予約が埋まっているが、武家から「30分でいいから手を使えるようにしてほしい」という強引な依頼を受けて連れて行かれる。
     その家では17歳の当主が遊女と心中未遂を起こしたとして切腹を命じられたが、痛みで体が動かず切腹できなくなっていた。お梅は、人からは犬に見える十丸と、鼠に見える先生と念話ができるので(異世界からのチート霊獣?)、その協力を得て証拠物件を手に入れ、心中未遂は遊女屋の仕組んだ

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    2025年05月17日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

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    過酷な本編とは違い少し柔らかい印象。
    過酷な日々の中にある優しい日常を描いているように感じました。
    決して優しい日々を描いているわけではないけれど、どこか愛おしくなる、そんな番外編です。

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    2025年05月04日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    おいちシリーズを全6巻読み終わりました。
    死者の言葉が聞こえたり、これから起こることが見えたりと不思議な能力を持つおいち。
    医師を目指しながら、新吉との新たな夫婦生活が始まると、おいちの体には異変が・・・。
    そして、おいちの力により下手人を捕えることができました。
    おいちは新たな局面を迎えます。
    医師として、母親として一生懸命に生きてほしい^_^

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    2025年04月29日
  • 風を紡ぐ

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    うっかり 又 同じ本を読んでしまいました。
    新鮮な気持ちで。
    やれやれです。
    おちえの武術のかん
    一居の武術のかん
    それを上回る 賊の正体
    武術の経験もないのに おちえを見初めて道場にやってきた陽太郎
    なぜか メキメキと上達する。
    みんなからんで面白い物語になりました。
    又 忘れた頃 読んでしまいそうです。

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    2025年04月27日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ネタバレ

    ミュージカルがきっかけで再読したシリーズが読み終わりました。
    来月には続編も出るということで、待ちきれません。

    ネズミの戦いは終わり、紫苑の戦いが始まる。
    ネズミは去り、紫苑は留まる。
    対照的な2人が一緒にいる物語でしたが、その2人の未来はやはり対照的なのですね。

    No.6そのものは今の人類も向かう可能性がある未来だと思っています。
    徹底した管理社会というのは理想を追い求めた先にあるものなのでしょう。
    理想を追い求めるが故に人を忘れ、人を管理することを追い求める。
    現実の未来にもありそうな話だと思っています。
    それを止めるにはどうすれば良いか、そう作者に問われている気がします。
    初めて読ん

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    2025年04月22日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8

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    生とはなにか、死とはなにか、を問う巻とかんじた。
    沙布は生きていたのか、既に死んでいたのか。
    この死生観はこれからますます科学技術が発展していく現実世界の私たちに問われているではないでしょうか。
    自分がどう生きるか、どう他人を生かすか。
    考え込んでしまうような巻でした。

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    2025年04月15日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    ネタバレ

    紫苑とネズミの変化が大きく分かる。
    大切なものを見つけて少し弱くなったネズミと、同じく大切なものを見つけて冷酷さが現れる紫苑。
    紫苑にそのままできて欲しいネズミの気持ちが痛いほど分かります。

    ネズミは紫苑に対し、「お前自体がNo.6だ」と物語の序盤に告げましたが、No.6とは全く違う紫苑に信じて縋っているのでしょう。
    その紫苑が徐々にNo.6と、ネズミの敵と、同質のものになっていく。
    自分が唯一信じたものが、信じられない憎むべき敵となっていく姿をどうすることもなく近くで見つめ続けなければならない。
    おそらく、これほどネズミにとってこれほど怖いことはないのではないでしょうか。
    物語の序盤、紫苑

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    2025年04月09日
  • グリーン・グリーン

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    ネタバレ

    あさのあつこさんの文章って読みやすい。
    そして何だか、学生時代のことを懐かしく思い出す。
    豚と会話出来るところが凄い!
    美味しいお米食べると元気でるよね!
    それぞれのキャラクターが個性ある。
    裕二君の変化の描写が好き。
    会話が多くてその場に一緒にいるみたいな気持ちになった。

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    2025年03月28日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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    ネタバレ

    ネズミの過去が明らかになりつつある巻。
    紫苑がサソリに「魔である」と言われるけれど、最終的にサソリにも好意的ととれる感情を抱かせる。
    紫苑の人たらしぶりは、えげつないほどだな。
    読み返しだから感じる紫苑の「魔」と「ひとたらし」の両極端な面。
    紫苑はこれからどうなってしまうのだろう。

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    2025年03月26日
  • 野火、奔(はし)る

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    怖い怖い(꒪⌓︎꒪)
    信次郎の恐ろしさに磨きがかかったわ!
    そんな信次郎が益々好きになりました♡

    今作は遠野屋に事件が相次ぎ清之介が窮地に。
    女中の拐かし、荷船の行方不明…

    ほんのちょっとの綻びを信次郎が見過ごすはずがない。追い詰め方にも容赦ない。ここに来て更にパワーアップしてます(꒪⌓︎꒪)
    親分がこの作品のお約束どうり、最初から最後まで新次郎の恐ろしさを心の内で語ってくれてます笑
    清之介も背筋が寒くなるほどでした。

    ラストで信次郎が不穏な動きを…
    気になるとこで次巻に続く!!






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    2025年03月14日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4

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    ネタバレ

    紫苑もネズミも大きな内側の変化があった巻。
    自分の知らない紫苑にネズミは狼狽えます。
    読者も一緒にネズミと狼狽え、そして紫苑にそのままでいてくれと物語の行く末を祈る。
    紫苑はこのシリーズが終わるまで人でいられるのでしょうか。
    一度読んだシリーズだけれど、早く先が読みたいです。

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    2025年03月14日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

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    ネタバレ

    進展がないと言われる3巻ですが、私は1番好きです。
    心の動きとしては1番進展がある巻なのではないでしょつか。
    おやすみ(別れ)のキスなど、紫苑とネズミの甘く、それでいて恋愛とも友情ともとれない関係性。
    こんな関係を描くあさのあつこ先生には尊敬の眼差ししかありません。
    うっとりするような美しい物語です。

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    2025年03月06日
  • 光のしるべ えにし屋春秋

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    えにし屋春秋の続編。気持ちよく読めてしまうのは、断片的な違和感をつなぎ合わせて見事に解決に導く鮮やかさと艶やかなお初の所作。そして声をあげづらい大家に嫁いだ嫁や孤児等弱者への暖かな視点があるからかと思う。私のお初イメージは天海祐希さんか歌舞伎の中村七之助さん。おかしらは田中泯さん。

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    2025年03月05日
  • 野火、奔(はし)る

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    僕は、この「弥勒」シリーズが一番好きかもしれない⁉️なんか、ワクワクする。登場人物がみんな魅力的だ。特に、木暮信次郎は、いまだに正体が知れないので、今後、凄く楽しみだ‼️

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    2025年03月03日
  • バッテリー

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    小学生?ぶりに再読
    キャッチャー好きになったの豪くん好きだからか!ってなった
    ピッチャー担いで帰れる系キャッチャー大好き

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    2025年03月01日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

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    だんだんと西ブロックとNo.6の姿が見えて来ました。
    ネズミが紫苑に抱く感情がとても大きくて、「ネズミ、君はもう戻れないよ」という気持ち。
    紫苑がネズミに抱く感情もとても大きいし、紫苑はそれをまっすぐにぶつけるけれど、秘めている感情、自分でも気づいていない感情はネズミの方が大きいのだろうな。
    この先、どこでネズミがこのことに気づくのだろうか。

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    2025年02月27日
  • 野火、奔(はし)る

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    うーん!すごい展開でした。
    よくこんな風に頭がまわるものです。
    最初に 遠野屋の紅餅(口紅の材料)を積んだ船が帰ってこない。
    積荷 乗組員はどうした?
    どこを調べてもわからない。
    路地で男が死んでいる。
    日焼けし 素足 町人のなりだが 侍のよう
    おまけに 手のたこからすると 凄腕のよう

    八千代屋の養女だったおちやが 今は遠野屋で働いている。
    道を歩いていたおちやが 連れ去られそうになる。
    相手は八千代屋

    遠野屋は 何が起きてるのかがわからなくなる。
    木暮進次郎に意見を聞く
    すると この3つの事件が繋がっていることがわかる。

    おくみとおちやが 町で用事を足していると 人相の悪い男たちに お

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    2025年02月25日
  • 乱鴉(らんあ)の空

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    久しぶりに 弥勒シリーズ読みました。
    今回は なんと木暮進次郎がいなくなる。
    それだけではなく 伊佐治が大番屋に引っ張られる。
    そこに 遠野屋の清之介が現れる。
    伊佐治の家族は みな心配している。
    遠野屋も いろんな伝手を頼って 伊佐治の解き放ちに努める。
    手に小さな火傷のあとのある男が 次々に殺される。
    清之助の故郷から まれ吉という男がやってくる。
    手品の名人
    からの箱からうさぎを出して見せる。
    それをみて 清之助は気づく
    誰もいなくなった 見張りのついた 木暮の家

    さて なぜ進次郎が狙われたのか
    姿を隠さなくてはいけなかったのか?
    乳飲み子おこまは 遠野屋で すくすく育っている。
    伊佐

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    2025年02月22日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    子どもの頃、愛してやまなかったシリーズ。
    子供の頃に読んだ本を大人になってから読むと、色褪せて見てることも多々ありますが、No.6は色褪せるどころか、さらに色鮮やかでした。

    この本が舞台化され、その舞台を観に行ったことで、どうしても読みたくなり、全巻購入。
    昔持っていたのですが、なぜ手放してしまったのかと自分を責めています。

    本当に大好きで大好きで仕方がなく、私の読書人生を代表する本です。

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    2025年02月20日