あさのあつこのレビュー一覧

  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    ただただ平和を望むだけなのに、どうして。
    苦しくて読み進めるのが辛くなる。早く先を知りたいけれど、わざとペースを落とし、ゆっくりと、紡がれる言葉を噛み締める。
    非道かどうか、正しいかどうか、立場が違えば表裏一体。治めることの難しさ。考え続けないといけない。

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    2026年08月02日
  • 飛燕

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    さわやかなストーリーで、
    あっと言う間に読み終えた。
    3人姉妹それぞれが、
    強くて優しくて聡明であこがれる。
    淡い恋物語も切ない(けど、こんなシチュエーション好き♡)。

    一瞬で情景が浮かんだ一文。素敵すぎる。
    「ついさっき、目の前を燕がよぎり、その飛翔を追うともなく追った目が空を捉えた。
    一朶の雲もなく、どこまでも晴れ渡っていた。碧空に燕だけが黒く刻印される。」


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    2026年08月01日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    ネタバレ


    泣いた。
    許せない、悲しい、悔やまれる。
    イヌカシの気持ちも分かる、やり返したい!
    その気持ちも分かるけど力河が正しい。

    死んだから終わり、紫苑やネズミが帰るために
    仕事をしなくちゃいけない分かるよ、分かるけど
    悔しいだろうな…。

    一気に物語が進んで頭と感情がグチャグチャ。

    紫苑も仕方ない。やるか、やられるかだった。
    傍にネズミがいてくれたのが救いだと思う。

    いよいよ、沙布に会う。
    ここまで長がった、ようやく会える。
    No.6がどんな最期、もしくは生まれ変わるのか
    楽しみと不安でいっぱいです。

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    2026年07月27日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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    ネタバレ

    読み進めて後半、ネズミの生い立ちが分かってから
    何故だか紫苑と同じく涙が出てしまった。
    ネズミって一体何者だ?という謎が少し解け老という人物が火藍とも繋がりがあって、イヌカシと莉莉の義父がまさか月薬だったなんて…繋がってきた。

    繋がってきて楽しい気持ちもあるけれど
    読んでいて後半とても怖かった。

    この本を読んでいく度に今の日本とも繋がるじゃないけど政治的な事も含めて考えてしまう自分がいます。

    次巻では沙布を助けられるかな??
    老の言う通りたくさんの死者が出てしまうのかな…。
    イヌカシや力河、月薬、ネズミ、紫苑、生きるよね?
    大丈夫だよね?

    このまま次もう読み始めます( ; ; )

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    2026年07月26日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    政治の難しさ、人民の望み、豊かさとは。便利で発達している状態が、イコール平和で最適、ではない。その土地の人たちが、どんな状態を求めているのか、それをどう維持していくのか。いわゆる途上国支援も国内問題も、自立支援とは、を考え続けないといけない。簡単に解決しないから、難しいからと、考えることすら逃げている自分を自覚。
    最後の最後はドキドキしてしまった…。展開を期待するような、でもこのままでいてほしいような…複雑!

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    2026年07月26日
  • 雲の果(はたて)

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    山繭から作られる鶯色の帯
    普通の蚕より 大きな繭で 量産はできない

    この帯が 亡くなった遠野屋の番頭
    火事で焼けたあとで見つかった若い女の遺体
    浮世絵で描かれた女
    阿波屋のお芳という女房
    いろんな人を繋げていく。

    お芳は 遠野屋で開かれた小間物や着物 帯などには 関心を示さない

    なりは女だけど 心は男
    死んだ娘とは 深い関係があった。

    山繭の帯は 東北の羽馬藩で作られていた。
    羽馬藩の出のものが 事件に関わっていた。

    そしてお芳は 問題をもみ消す殺し屋の役目があった。
    遠野屋にも 襲いかかる。

    貧しい災害ばかり起こる東北の藩に
    野蚕からとった 太い絹糸で織った帯が産まれていた。

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    2026年07月21日
  • 冬天の昴

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    弥勒シリーズで まだ読んでなかった本を読んでみました。
    相変わらず ビターチョコレートのような本です。
    清之介や 信次郎の中にある深い侍の部分
    でてくる女たちの深い女の心持ち

    だけど 真面目な同心が女郎と心中した事件で
    本当のホシの狙いは 信次郎の上司の転覆が狙いだなんて
    そんなこと よく考えましたね!

    男に縋りたい病的な願望を持つお登勢は 初めて自分の話しをちゃんと聞いてくれる おうの に心を開く
    自分が欲しかったのは いつも側にいてくれる男だったのか はたまた 自分の話しをちゃんと聞いて受け止めてくれる同性だったのか
    話しを聞いてもらえると 心が落ち着いて 自分の価値もわかるのかもしれ

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    2026年07月20日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    あのシリーズの後の続編。相当な思いで生み出してくれたのだろう著者に最大級の感謝と尊敬の念を贈りたい。やっぱりあとがきが一番ぐっとくる…
    戦争が起こっている現代にこの作品があることの意味を考えたい。
    異性だったらもっと違う関係性になるし、同性だからこそ、と著者が語っていたのをどこかで見た。(あとがきだったか、インタビューだったか…)どうしようもなく惹かれ合う人間はいる。この関係性については、ドキドキしながら、切なく苦しくなりながら、見守っていきたい。

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    2026年07月18日
  • ラスト・イニング

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    ネタバレ

    本作は、6巻まで続いた『バッテリー』の続編である。新田東は横手に勝てたのか? 巧と豪、瑞垣と門脇のその後はどうなったのか? 6巻では明記されなかった試合の行方が気になる人には、ぜひ読んでほしい。

    勝敗を先にいうと、新田東は3対1で横手に勝利する。瑞垣の悪魔のような言動を乗り越えた巧と豪の絆はより強く結びつき、かつて瑞垣自身が「姫さん」と揶揄した相手は、二度とその名で呼べないほどの本物の「怪物」へと、皮肉にも彼自身の手によって仕上がっていたのだ。

    瑞垣の門脇に対する積年のコンプレックスは、目の前で門脇が泣いても晴れることがなかった。それどころか、それさえも新たなトラウマとなり、夜な夜なうなさ

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    2026年07月10日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    世界観もキャラクターも全部好きでした。特に紫苑とネズミの関係性が良い!!

    紫苑はこれから、困難にどう立ち向かっていくんだろう。
    生きるとは、幸せとは、なんなんだろう。
    続きが楽しみです。

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    2026年07月09日
  • バッテリーVI (角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    いよいよ最終巻。巧と豪は、バッテリーとしても一人の人間同士としても、すれ違う気持ちをこじらせながらも、お互いに向き合って本音をぶつけ合うことを諦めない。
    一方で、頭が良すぎるがゆえに本音を素直に出せなくなった瑞垣と、彼を純粋に信じながらも巧との勝負にしか集中できない門脇。こちらは交わす言葉が噛み合っているようで、最後まで気持ちがぶつかり合わずにいた。

    新田東は、横手に勝てるだろうか?
    最終巻にして、その結末は描かれずに終わる。
    私は野球というスポーツにまるで興味がなく、用語もさっぱり分からない。それでも最後まで、続編のラストイニングも読みたくてしかたがなかったのは、このシリーズは勝敗にこだわ

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    2026年07月09日
  • プレデター

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    続きが読みたくなるほどの完成度。近未来の国家を表し、ゾーンを分けることで幸福度を高くする。和がその後、プレデターをどう追い込んでいき、国家の闇に対抗していくのか、続編を期待する。

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    2026年07月05日
  • バッテリーV (角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    登場人物たちの人間関係が限界まで煮詰まっていく第5巻。巧と豪はつかず離れずの距離感を掴みつつもあるが、いまだお互いの本音を測りきれずにいる。

    1巻では周囲を拒絶しているように見えた巧だが、5巻ともなると意外な一面を見せる。野球へのこだわりはそのままに、他人に対して彼なりの思いやりを発揮するのだ。豪と野球の話をしづらい時には、あえて自ら世間話や恋愛の話題を振る。
    しかし、日頃のストイックさとかけ離れすぎているせいで、豪は「なぜ今その話を?」と困惑するばかり。母親の入院中に弟と買い物をして料理を作るという巧に、豪は驚きを隠せない。巧なりに周囲と馴染もうとしているのだが、その試みは唐突で不器用なせ

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    2026年07月02日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    帰ってきてくれてありがとう
    小さい頃にこの本と出会って、夢中で読んで、でも終わりを見るのが怖くて完結したと聞いても手が出せなかった。今でも覚えている名シーンの再来にドキドキしました。

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    2026年07月02日
  • バッテリー (角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    私はアニメからこのシリーズに入ったが、やはり小説のほうが作品のらしさが強く感じて、とても読み応えがあった。子供らしさと少年らしさと、老若男女に共通した人間らしさが、登場人物の言動とコミュニケーションから読み取ることができる。主人公は孤高の天才ピッチャー原田巧と、巧と出会った長倉豪のふたり。まだ12歳の、中学入学を目前にした小学6年生のふたりだ。

    巧の野球にすべてをかけた姿勢は、自然かつ超然としていて、それに誰もが追いつくことはできないのかもしれない。しかし、巧自身はそれに深く悩むのではなく、それに追いつけないと、お前を理解できないとこぼす他者との関わり方に悩んでいるように見える。
    巧の生い立

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    2026年07月01日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    小学生の頃、知らない前には戻れないと感じるほどに影響を受けた本。再開編が始まったので再読。なんなら8巻以降は終わりが近くなっていくことや主人公たちの行く末が怖くて読めていなかったなと思い出し今更になって読み切った。壊してそれからの2人の話がまた読めるようになったなんて、本当に嬉しいです。

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    2026年06月27日
  • バッテリーVI

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    素晴らしかった。
    ラストシーンのたった一球のための6冊に渡る話だった。
    その一球にかけた周りのキャラクターのそれぞれの想いを、丁寧に丁寧に掘り下げて物凄くリアルに描写していた。
    どのキャラクターも本当にリアリティがあって魅力的だった。
    本当に実在してるんじゃないかってくらいリアルで生々しかった。
    キャラ本人も気がついていない思春期の複雑で簡単に言葉で表せない感情が丁寧に描かれていて、凄く共感出来た。
    匂いとか音がしてきそうな生々しい空気感を閉じ込めた本だった。

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    2026年06月24日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    以前、バッテリーを読んで面白かったので、
    あさのあつこさんの他の作品も読んでみようと思い
    購入したのがキッカケでした。

    ストーリーのテンポも丁度いいので読みやすいですし、No.6という都市の真実を少しずつ解明していくドキドキ感がたまらないです

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    2026年06月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    NO.3 #再会 シリーズ第三弾!
    発売待ってました!!

    私はあまり察しの良い方ではありませんが、臨場感ある会話のやりとりや描写から、ほどよく先を予想しながら読むことができました。「まさか〇〇か……!?」と思ったことがちゃんと合っていて、登場人物たちとともに迫る危機についてハラハラしながら考えられました。
    それにしても、NO.6シリーズ本編では名前および沙布の留学先としてしか出てこなかった、NO.6以外の都市国家についてがよく出てくる続編ですね。独裁と階級がきつかったNO.6以外も何かしら問題はありそうで、社会を築き為政すると、何かしらの歪みや影はあるものなのだなぁと感じます。作中では人類滅

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    2026年06月21日
  • 地に巣くう

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    弥勒シリーズ第6作目。
    やはり、面白い。
    清之助と信次郎のやりとりに伊佐治の存在は絶対に欠かせないとこのシリーズを読む度に思っているな。

    ミステリーとしての要素の中、それぞれの人としての生きざまにはヒヤヒヤしたり、ホッとしたりしながらどんどん話の中に引きずりこまれて行った。
    時折描かれる景色の様も、清々しかったり不穏だったりするけど、その後の展開は想像できなかった。
    ただこの謎の解き方、少し急いだのか?と思ったけど、それもよしと思えるほど、入り込んでいたな・・。

    今回は、解説もじっくり読んでみた。
    解説もとても面白い。
    今まで解説は読んでいなかったのか?と、自問自答したけれど思い出せない・

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    2026年06月14日