あさのあつこのレビュー一覧

  • ラスト・イニング

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    ネタバレ

    本作は、6巻まで続いた『バッテリー』の続編である。新田東は横手に勝てたのか? 巧と豪、瑞垣と門脇のその後はどうなったのか? 6巻では明記されなかった試合の行方が気になる人には、ぜひ読んでほしい。

    勝敗を先にいうと、新田東は3対1で横手に勝利する。瑞垣の悪魔のような言動を乗り越えた巧と豪の絆はより強く結びつき、かつて瑞垣自身が「姫さん」と揶揄した相手は、二度とその名で呼べないほどの本物の「怪物」へと、皮肉にも彼自身の手によって仕上がっていたのだ。

    瑞垣の門脇に対する積年のコンプレックスは、目の前で門脇が泣いても晴れることがなかった。それどころか、それさえも新たなトラウマとなり、夜な夜なうなさ

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    2026年07月10日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    世界観もキャラクターも全部好きでした。特に紫苑とネズミの関係性が良い!!

    紫苑はこれから、困難にどう立ち向かっていくんだろう。
    生きるとは、幸せとは、なんなんだろう。
    続きが楽しみです。

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    2026年07月09日
  • バッテリーVI (角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    いよいよ最終巻。巧と豪は、バッテリーとしても一人の人間同士としても、すれ違う気持ちをこじらせながらも、お互いに向き合って本音をぶつけ合うことを諦めない。
    一方で、頭が良すぎるがゆえに本音を素直に出せなくなった瑞垣と、彼を純粋に信じながらも巧との勝負にしか集中できない門脇。こちらは交わす言葉が噛み合っているようで、最後まで気持ちがぶつかり合わずにいた。

    新田東は、横手に勝てるだろうか?
    最終巻にして、その結末は描かれずに終わる。
    私は野球というスポーツにまるで興味がなく、用語もさっぱり分からない。それでも最後まで、続編のラストイニングも読みたくてしかたがなかったのは、このシリーズは勝敗にこだわ

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    2026年07月09日
  • プレデター

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    続きが読みたくなるほどの完成度。近未来の国家を表し、ゾーンを分けることで幸福度を高くする。和がその後、プレデターをどう追い込んでいき、国家の闇に対抗していくのか、続編を期待する。

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    2026年07月05日
  • 神無島のウラ

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    さすが、あさのあつこさん。
    とても、面白かったので、一気に完読。
    大人に傷つけられて、辛く悲しい想いをしている子どもを、村の大人たちが一生懸命考えて皆で守ってくれる。
    その総称が、ウラ己。
    いつも、守ってくれる大人に囲まれた子どもには、絶対に想像できない。辛い思いをした経験のある大人が、その子のことを一生懸命考え、誠実に対応することが、教師や子どもを支える人になってほしい。

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    2026年07月04日
  • バッテリーV (角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    登場人物たちの人間関係が限界まで煮詰まっていく第5巻。巧と豪はつかず離れずの距離感を掴みつつもあるが、いまだお互いの本音を測りきれずにいる。

    1巻では周囲を拒絶しているように見えた巧だが、5巻ともなると意外な一面を見せる。野球へのこだわりはそのままに、他人に対して彼なりの思いやりを発揮するのだ。豪と野球の話をしづらい時には、あえて自ら世間話や恋愛の話題を振る。
    しかし、日頃のストイックさとかけ離れすぎているせいで、豪は「なぜ今その話を?」と困惑するばかり。母親の入院中に弟と買い物をして料理を作るという巧に、豪は驚きを隠せない。巧なりに周囲と馴染もうとしているのだが、その試みは唐突で不器用なせ

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    2026年07月02日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    帰ってきてくれてありがとう
    小さい頃にこの本と出会って、夢中で読んで、でも終わりを見るのが怖くて完結したと聞いても手が出せなかった。今でも覚えている名シーンの再来にドキドキしました。

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    2026年07月02日
  • バッテリー (角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    私はアニメからこのシリーズに入ったが、やはり小説のほうが作品のらしさが強く感じて、とても読み応えがあった。子供らしさと少年らしさと、老若男女に共通した人間らしさが、登場人物の言動とコミュニケーションから読み取ることができる。主人公は孤高の天才ピッチャー原田巧と、巧と出会った長倉豪のふたり。まだ12歳の、中学入学を目前にした小学6年生のふたりだ。

    巧の野球にすべてをかけた姿勢は、自然かつ超然としていて、それに誰もが追いつくことはできないのかもしれない。しかし、巧自身はそれに深く悩むのではなく、それに追いつけないと、お前を理解できないとこぼす他者との関わり方に悩んでいるように見える。
    巧の生い立

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    2026年07月01日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    小学生の頃、知らない前には戻れないと感じるほどに影響を受けた本。再開編が始まったので再読。なんなら8巻以降は終わりが近くなっていくことや主人公たちの行く末が怖くて読めていなかったなと思い出し今更になって読み切った。壊してそれからの2人の話がまた読めるようになったなんて、本当に嬉しいです。

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    2026年06月27日
  • バッテリーVI

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    素晴らしかった。
    ラストシーンのたった一球のための6冊に渡る話だった。
    その一球にかけた周りのキャラクターのそれぞれの想いを、丁寧に丁寧に掘り下げて物凄くリアルに描写していた。
    どのキャラクターも本当にリアリティがあって魅力的だった。
    本当に実在してるんじゃないかってくらいリアルで生々しかった。
    キャラ本人も気がついていない思春期の複雑で簡単に言葉で表せない感情が丁寧に描かれていて、凄く共感出来た。
    匂いとか音がしてきそうな生々しい空気感を閉じ込めた本だった。

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    2026年06月24日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    以前、バッテリーを読んで面白かったので、
    あさのあつこさんの他の作品も読んでみようと思い
    購入したのがキッカケでした。

    ストーリーのテンポも丁度いいので読みやすいですし、No.6という都市の真実を少しずつ解明していくドキドキ感がたまらないです

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    2026年06月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    NO.3 #再会 シリーズ第三弾!
    発売待ってました!!

    私はあまり察しの良い方ではありませんが、臨場感ある会話のやりとりや描写から、ほどよく先を予想しながら読むことができました。「まさか〇〇か……!?」と思ったことがちゃんと合っていて、登場人物たちとともに迫る危機についてハラハラしながら考えられました。
    それにしても、NO.6シリーズ本編では名前および沙布の留学先としてしか出てこなかった、NO.6以外の都市国家についてがよく出てくる続編ですね。独裁と階級がきつかったNO.6以外も何かしら問題はありそうで、社会を築き為政すると、何かしらの歪みや影はあるものなのだなぁと感じます。作中では人類滅

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    2026年06月21日
  • 地に巣くう

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    弥勒シリーズ第6作目。
    やはり、面白い。
    清之助と信次郎のやりとりに伊佐治の存在は絶対に欠かせないとこのシリーズを読む度に思っているな。

    ミステリーとしての要素の中、それぞれの人としての生きざまにはヒヤヒヤしたり、ホッとしたりしながらどんどん話の中に引きずりこまれて行った。
    時折描かれる景色の様も、清々しかったり不穏だったりするけど、その後の展開は想像できなかった。
    ただこの謎の解き方、少し急いだのか?と思ったけど、それもよしと思えるほど、入り込んでいたな・・。

    今回は、解説もじっくり読んでみた。
    解説もとても面白い。
    今まで解説は読んでいなかったのか?と、自問自答したけれど思い出せない・

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    2026年06月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    新しく何かを始めるとき、全てが円滑に進むわけじゃない。そこには人の思いがあってそれぞれの願いがあって、そして諦めがあるから。夢や理想の中じゃなく、現実を生きているから。

    不穏な空気が漂い始めた「NO.6」と紫苑はどこに向かって、何を選びながら歩みを進めていくのか。その道を信じるためにもやっぱり紫苑の隣にはネズミが必要だ。この先も、固唾を固唾を飲んで見守ろう

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    2026年06月14日
  • 八州の風手控え帳

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    とても面白く、あっという間に読み終わってしまいました。主人公のキャラクターがユニークで魅力的です。続編を早く読みたいです。

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    2026年06月13日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    昔、多分読んだと思うのどけど、自信がない。
    なぜならアニメも観ていたから。
    でも、多分本も読んだよねー。
    と、何とも情けないのです。
    『再会』が出たからもう一度読みたいと思っていたら電子書籍が合本を出してくれてたので。飛びつきました。
    まとネズミと紫苑に会えました。
    楽しみです。

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    2026年06月11日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    考えるって大事なんだなって思った。
    「仕方ない」とか「どうしようもできない」とかで自分を納得させて思考を放棄したら、気づいた頃には誰かの作ったレールの上で戻れない場所にたどり着いちゃっているのかなって。
    考えるって簡単そうだけれど、ちゃんとできる人は少ないかも。

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    2026年06月07日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    なんとなくヒューマンドラマ系の作品なのかと思ってスルーしていたのですが、ダブルカバーの絵が好みで、あらすじを読んでみたら、まさかのディストピアもののファンタジー。

    1冊が薄いのもあって、1時間のアニメを見ているような感覚で、スルスルと最後まで読むことができました。

    物語はまだまだ始まったばかり。

    少しずつ読んでいきたいと思います。

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    2026年06月05日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    ネタバレ

    ネズミが旅での話を語るシーンが多かった。
    ネズミの鮮やかなアクションシーン、お見事。でも悲しい話も。

    また、<再会>シリーズは、元のYA!シリーズの「NO.6」より”都市”や”国家”についての話がしっかりメインになっていると思った。平和についての物語が描かれていると感じた。やはり紫苑が委員長だし、濃い部分になっている。
    そして紫苑が自分の役割をどう務めるのか、個人としての紫苑と委員長としての紫苑の揺らぎのようなものが今後どうなっていくのか、という話も大きいと思う。最後の方の力河さんの視点は、さすが元敏腕記者だな、おっさん、と見直した。でもイヌカシの見方も、(多分)女性なのでまた違った感覚で紫

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    2026年06月01日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

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    ネタバレ

    紫苑とネズミどちらも極端な考えの持ち主だなと思った。今回は紫苑が西ブロックの現実を目の当たりにする部分が相当だった。そこから2人の普段の考えの違いがよくわかる。でも最後ネズミが紫苑に繋がりを感じ始めている兆候があってびっくりしたと同時に何だか嬉しかった。
    あとNo.6の目的や何を目指しているのか動向が気になる。

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    2026年05月31日