あさのあつこのレビュー一覧

  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5
    おもしろいー。
    人狩り。そして、矯正施設へ。
    ネズミと紫苑の関係がまた深まってきました。二人のやりとりが一番読んでいてドキドキして楽しいかな。
    人から頼られる喜びと勇気。いつかわたしも感じてみたい。
  • おいち不思議がたり
    とても面白くて読むのが止まらなかった‼️電車を降りる時に少し悔しかった…(笑)次が早く買いたくなった
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1
    気分転換をしたくて、何気なく読み始めたのですけど、止まらなくなり、一気に読んでしまいました。
    昔、幻魔大戦を読んだ時と同じ感覚かも。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1
    面白かった!近未来的な話は、あまり読まないので、新鮮でした。
    登場人物が少ないので、スッキリ内容が入ってきます。舞台設定がぶれないのはさすがです。読みやすい。
    まだ物語序盤なのに、しっかりネズミがかっこよく描かれていて、アニメか映画を見ているような感覚で読み終えた。

    所々に出てくる海外古典を主人公...続きを読む
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕
    後日談ですね。

    NO,6が消えてしまっても紫苑たちの前に、彼らが求める理想の世界が、ぽん! と都合よくあらわれるわけではない。

    紫苑の苦悩とこれから歩んでいく道を考えると、彼にはたとえそばにいなくてもネズミが必要なんだなと思わずにはいられない。

    この続きを書くかもしれないという作者の言葉に、こ...続きを読む
  • 夜叉桜
    江戸時代の捕物帖。
    シリーズ2作から読んでしまった。
    これは、是非とも最初から読まねばなるまい。

    現代の警察モノも好みではあるが、昔の方が味があっていい。
    足跡が残れど、そこから分かるのは人数とおよそ何があったのかということぐらい。
    足跡を証拠に人物を割り出すなんてことはできない。
    血痕があれど、...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9
    何度目かの再読最終巻。次々と明かされていくNO.6の闇の部分、そしてネズミの過去…。ページをめくる手がとまらず一気に読んでしまいました。生きるということ、今自分が生きている世界のこと、未来のこと、色々なことについて考えさせられた作品でした。この物語の後、紫苑がどのような世界を創っていくのか気になりま...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7
    何度目かの再読7巻目。紫苑が静かに変化するシーンは何度読んでも印象的で、怖くもありちょっぴりゾクゾクもします。
    そして、前巻から二人の関係性に少しずつ変化が現れていましたが、より顕著になった印象。紫苑がネズミに依存していたのではなく、ネズミが紫苑に依存していた。もしかしたら物語の最初からそうだったの...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8
    何度目かの再読8巻目。視点がころころと変わりながら目まぐるしく物語が進んでいきます。沙布については、なんとなくそうだろうなあと思っていたのですが、改めてつきつけられるとつらかったです。次はいよいよ最終巻。紫苑とネズミが起こした「奇跡」の結末を、そして、NO.6の物語を、最後まで見届けたいと思います。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4
    何度目かの再読4巻目。これまで微塵も弱さを見せなかったネズミが紫苑に助けを請うシーンが印象的でした。今後の二人の関係性を暗に示しているように思います。次巻からいよいよ矯正施設。怖くもあり楽しみでもあります。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6
    何度目かの再読6巻目。いよいよNO.6の崩壊が始まる。そして明かされるネズミの過去、NO.6との関係。二人の進む先に何が待っているのか。展開を知っていても早く早くと続きが読みたくなります。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5
    何度目かの再読5巻目。この辺りから紫苑とネズミの関係性の変化が顕著に描かれていきます。紫苑がちょっぴり…いえ、かなり豹変しているのですが、これが人間誰しも持つ闇の部分なのかなと思います。
  • 神々の午睡
    その昔、神と人が共に暮らす世界があった。ある日、雨の神に呼ばれたばかりのシムが降らせた恵みの雨が、止まらなくなってしまう。姉を心配し、彼女のもとへ向かった弟のリュイは、その原因がシムの恋にあることを知る。彼女は人間の若き細工師に一目ぼれしていた・・・。恋愛や友情が人間のものでなかった頃の、優しく切な...続きを読む
  • バッテリーVI
    ・野球の、ピッチャーの細かな描写が瑞々しい。
    ・中学1年生の少年たちが、若くて、もやもやしていて、いろんなものを抱えていて、これまた、瑞々しい。
    ・終わり方に、いろんな希望を感じました。
    ・岡山弁がビューレホー!
     →よって、中学1年生の息子にすすめました。
        42才・岡山出身のサラリーマン
  • バッテリーIII
    巧と豪の関係がより濃くなってきた。巧が考える事が、上手く口に出せないのがもどかしい。もっと上手く伝えられたら、豪や他の人とももう少し上手くやってけるんじゃないかなぁ。と思ったが、巧は巧なので、成長を見守ってます。バッテリーを読んでいると巧と豪がいる世界に入り込んでしまう。この感覚がとても好きだ。試合...続きを読む
  • バッテリーII
    バッテリー二巻目。読みながら、泣きそうになった。巧と豪の喧嘩、先輩達からのリンチ。先生との対立。巧は決して負けない。巧の強さが、自分にも欲しい。豪がもう巧の嫁にしか見えなかった(笑)バッテリーというのは本当に信頼関係で出来てるんだなぁと思った。青波は本当に偉い子。空気が読める。巧も少し協調性がないと...続きを読む
  • 木練柿(こねりがき)
    3作目になったからか、短編集だからか、登場人物に慣れてきたからか、前2作に比べるとスルスル読めて気持ちが良かったです。
    ホッとする感じがありました。
    このシリーズの映像化も難しいだろうなあ。登場人物を演じられる人って、とても上手な人だろうな、と思います。
    主人公二人、けっこう若いんですよね。読んでい...続きを読む
  • 木練柿(こねりがき)
    弥勒の月から、登場人物がお互いに熟れて行くのが分かる。
    ストーリーに唐突感を覚えることもあるが、丁寧で優しい文章に引き込まれる。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9
    まさに、崩壊と再生と“運命”の物語だった。理想都市そのもののような純粋で優しく冷酷さを秘めた紫苑と、野生の獣に似た美しく優雅で用心深いネズミと。嵐の夜の二人の出会いから、いや本当はそのずっと前から、多くのものが壊され失われてこの終焉に辿り着いた。これからどうなっていくのかなあと考えてみたけれど、きっ...続きを読む
  • 復讐プランナー
    いじめについてのお話。難しいテーマだけど、こういった切り口もあったのかと。
    文庫本書き下ろしは、爽快な結末に胸がすく思いだった。
    復讐プランナー、職業としてなりたつかもなぁ。ありだと思う。