志川節子の一覧

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作品一覧

2019/07/05更新

ユーザーレビュー

  • 手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩
    3つの裏稼業…作者が考えた架空の職業らしいけど、まるで実の仕事のように話にしっくり馴染んでいた。実はこれに似た職業あったのかもね…なんて友達と話してしまったほど笑 連作になっていて読みやすい。各々の主人公も花魁だけでなく商人などもいて、吉原の小さな街に関わる人に満遍なくスポットが当たってる。ちょっと...続きを読む
  • 芽吹長屋仕合せ帖 ご縁の糸
    志川節子の市井人情モノ。
    ビターさが甘みを引き立てるように、主人公の境遇が人情味を引き立てる類の話は、匙加減がむつかしいと思うのだが、本作収録の作品はその加減が絶妙。エエバランス感覚してるわ。

    宇江佐真理が書いていてもおかしくない、王道と言えば王道の市井人情モノ。ワンパターンではなく、基本を踏襲し...続きを読む
  • 春はそこまで 風待ち小路の人々
    芝神明宮近くにある風待ち小路で商いを営む人を主人公にした連作短編集…とおもいきや、後半に話がつながって長編になるという展開。直木賞候補作でもあったんだとか(知らずに読んだ)

    市井人情ものの王道を行く、こういうベタな話は好きだなぁ。後半今までの登場人物たちが交差してのクライマックスを盛り上げ、ハッピ...続きを読む
  • 手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩
    「煌」が良かった志川節子。この作品も良いぞ。

    吉原の花魁をめぐる7つの連作短編、女郎を仕立てる「上げゲ屋」、心身に疲れの見える花魁を整え治す「保チ屋」など、ちょっと大人な職業(架空の物です、念のため)の男たちが出てくる。「おぉ、これは官能系」と思いきや、そういうシーンはサラりと躱して吉原独特の世界...続きを読む
  • 煌(きらり)
    共通の小道具は花火。江戸初期から後期までを時系列に、舞台も豊橋から日本のあらゆるところを巡ってまた豊橋に戻ってくるような短編集。

    ベタな市井人情ものの器をしているが、行間を読ませるというか、心の機微を探らせるような文章が良い。ざっと流して「あぁエエ話やねぇ」では終わらせないのだ。

    例えば、長崎の...続きを読む