あらすじ
居酒屋「だるま」を営むおつやは、姑との確執から13年前に離縁していた。夫のもとに残してきた一人息子のいまの暮らしぶりを耳にし、心が揺れる……(藤原緋沙子「雪よふれ」)。第一線の女性作家それぞれが「家族」をテーマに描く珠玉の6編。文庫オリジナル。
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Posted by ブクログ
どの作品も楽しく読めます。
特に田牧さんは、ちょっとワクワク、
そしてほっと心が温かくなる作品を
書かれる方だなぁと思う。
私の憧れの江戸の町民たちが題材は
楽しいし気持ちが良くて好きだわ。
別(他社かな?)のアンソロジーを読んだ時は
その作家さんの単行本で読んだ作品が
入っていたりしてガッカリしたが
こちらは、幾つも読んだことのある作家さんなのに
作品はお初ばかりで嬉しい。
こういうアンソロジーはもっと読みたいな。
Posted by ブクログ
初めての時代小説ということで、江戸ことばに戸惑ったが、家族という近い存在だからこその関わりの難しさからのほんわか心温まる作品で、面白く読めた。