志川節子のレビュー一覧

  • アンサンブル

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    「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「証城寺の狸ばやし」「うさぎのダンス」などを作曲した、近代日本流行歌の父、作曲家中山晋平の小説。

    「大衆なくして芸術なし」

    現代に生きている私でさえ知っている曲を沢山作曲されてて、時代を越えて歌われてきた曲たち。どれもきれいなメロディーの曲で中山晋平の人柄を感じます。
    小説の中山晋平も、曲のイメージと重なるキャラクターでした。

    師の島村抱月と松井須磨子の関係にも触れています。時代から考えると当時はすごいスキャンダルだったと思われます。

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    2026年03月27日
  • 緋あざみ舞う

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    終わり良ければ全て良しとはこの様な作品かも。でも一抹の不安も残る。それは彼女達の過去の事を知っている盗賊の親分が悪人にならなければ良いがと思うと読者としては余計な心配をしてしまった。しかし楽しく読み終えた。と同時にやはり女性著者のなせる技だ!星5つを差し上げよう❗️

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    2024年09月01日
  • 芽吹長屋仕合せ帖 日日是好日(新潮文庫)

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    内容(ブックデータベースより)

    長屋に暮らしながら縁結びの仕事に生きがいを感じているおえん。だが、三十路半ばにして、ふと思案する。私は一人で生きていくのだろうか……。 そんな時、持ち込まれたのは、あろうことか、別れた夫の再婚話、そして自分の見合い話だった。前の夫の再婚話を世話するなんてと思う一方、おえんの見合い相手は問題なさそうなのだが……。 縁が縁を呼び、人と人がつながっていく。焦らず、己れをごまかさず、丁寧に気持ちに向き合う日々の先に出会えたご縁とは……。芽吹長屋仕合せ帖シリーズ最終巻。

    令和6年2月21日~22日

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    2024年02月23日
  • 芽吹長屋仕合せ帖 日照雨(新潮文庫)

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    内容(ブックデータベースより)

    三十代のおえんは独り長屋で暮らしながら〈縁結び〉の仕事をしている。評判はよいが、いささか難しい話も舞い込んで……。息子を一人で育てる女の縁をとりもつ「結び観音」。腕のいい魚売りがなぜか縁談を尻込みする理由とは(「鯛の祝い」)。ある人物の奉公先を世話することになる「神かけて」や、友人のお千恵の夫の行方を探す「夕明かり」。さらに「余寒」から表題作につながる大きな謎の解決。人の営みの陰影を〈ご縁の糸〉が浮かび上がらせ、照る日曇る日の情感を描く時代小説全六編。

    令和6年1月8日~11日

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    2024年01月11日
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

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    どの作品も楽しく読めます。
    特に田牧さんは、ちょっとワクワク、
    そしてほっと心が温かくなる作品を
    書かれる方だなぁと思う。
    私の憧れの江戸の町民たちが題材は
    楽しいし気持ちが良くて好きだわ。
    別(他社かな?)のアンソロジーを読んだ時は
    その作家さんの単行本で読んだ作品が
    入っていたりしてガッカリしたが
    こちらは、幾つも読んだことのある作家さんなのに
    作品はお初ばかりで嬉しい。
    こういうアンソロジーはもっと読みたいな。

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    2023年03月24日
  • 時代小説アンソロジー てしごと

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    ネタバレ

     このアンソロジーに出てくる女性は皆、己の仕事に誇りをもつ人ばかり。

     女のくせに、女だからという心無い言葉に打ち据えられても、負けずに自分の生きる道を開いていく姿が魅力的です。

     とくにあさのあつこさんの『おもみいたします』が好きですね。私もそろそろ整体か、リンパマッサージに行きたい。
    身体ボロボロです(´;ω;`)ウゥゥ

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    2022年11月19日
  • 博覧男爵

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    鳥なき里の蝙蝠か。淡々とつづられる田中芳男の物語。脇役たちが素っ気なく描かれているのが物足りないし、芯が弱い気もするが、十分読み応えあり。

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    2021年07月18日
  • 博覧男爵

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    『激動の幕末・明治:博物館設立に懸けた人生』

    日本初の博物館や動物園設立に深く関わった『博覧男爵』田中芳男の物語。日本の激動期に、如何に欧米の文化が取り入れられきたかがよくわかる。派手さはないけれど、堅実に学ぼうとする芳男の姿勢は見習いたい。

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    2021年07月17日
  • 手のひら、ひらひら 江戸吉原七色彩

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    3つの裏稼業…作者が考えた架空の職業らしいけど、まるで実の仕事のように話にしっくり馴染んでいた。実はこれに似た職業あったのかもね…なんて友達と話してしまったほど笑 連作になっていて読みやすい。各々の主人公も花魁だけでなく商人などもいて、吉原の小さな街に関わる人に満遍なくスポットが当たってる。ちょっとずつ皆が悲しい、寂しい思いをするけれど…。

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    2013年04月05日
  • アンサンブル

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    「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」といった流行歌や「てるてる坊主」「シャボン玉」などの童謡、「東京音頭」などの新民謡など多くの名曲を残した作曲家・中山晋平の半生を描いたお話。

    面白かったです!!

    まだ何者にもなっていない晋平が島村抱月の家の書生として、あれこれ振り回されている時代のお話がほとんどなので、中山晋平という一人の人間がなんだかとても身近に感じられる。
    島村抱月と松井須磨子の関係もこのお話の大きな柱になっていて、興味深く読みました。

    よく知っているあの曲もこの曲も中山晋平作曲だったんだーと初めて知ってびっくりもしました。

    抱月から引き継いだ信念
    「大衆なくして芸術なし」
    それを全うした晋平。
    彼にとって島村抱月は生涯の師だったんだなぁと感じました。

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    2026年06月30日
  • 博覧男爵

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    大阪万博開催にちなんで読み始めた。
    博覧会の本来の意義が腑に落ちた。
    今の万博は、その意義を全うしているのだろうか。

    江戸末期生まれの主人公、田中芳男が、
    どんなふうに博物学という果てしない分野に興味を持ち、
    後世に伝えるための仕事に取り組んだか、とてもよくわかる。

    鳥なき里の烏。
    学ばずんば、なんぞ人と為さん。
    いい言葉。

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    2025年05月17日
  • 博覧男爵

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    幕末の動乱の中で、己の信念を貫いた男がいた。

    渋沢栄一らと共に、パリ万博へ参加し、自分が成すべき道を模索し続けた。

    「日本の博物館の父」こと田中芳男が駆け抜けた日々

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    2024年05月15日
  • 芽吹長屋仕合せ帖 ご縁の糸

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    内容(「BOOK」データベースより)

    不貞を疑われて妻の座を追われ、独り住むことになった日本橋の芽吹長屋で、おえんはふとしたことから男女の縁を取り持つことになる。嫁き遅れた一人娘と絵の道をあきらめた男、ひどく毛深い侍と若い娘、老いらくの恋。遠慮のない長屋のつきあいにもなじむ頃、おえんの耳に息子の心配な噂が入ってくる…。人びとの悲しみと幸せを描く時代小説。

    令和6年1月2日~4日

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    2024年01月04日
  • 芽吹長屋仕合せ帖 日日是好日(新潮文庫)

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    このシリーズの完結編。
    10年にわたって書かれたと聞く。
    女性の心理も描き切って、最終話は、どう自分らしく生きるか?という問いに行き着く。
    素敵なシリーズだった。

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    2023年11月24日
  • 煌

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    前編にそれぞれ登場するのは各地域の花火。
    年代、地域が違うそれぞれに生きる人々の心情を綴った短編集。立場身分は違っても一生懸命自分らしく生きる人々の炎が見えてくる。

    前編にわたり詩情豊かに人生が語られる素敵な一冊。

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    2023年02月22日
  • 花鳥茶屋せせらぎ

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    現代で言い換えると、花や鳥を見せるテーマパークと言えるだろうか。
    花鳥茶屋、江戸時代にはこうした場所があったらしい。
    園芸も当時の世界レベルでも、ハイレベルだった江戸。

    そんな花鳥茶屋で起こる人間模様。
    まだ16歳ほどの少年少女の日々の暮らしや悩みなどが、美しい鳥たちの姿を通して描かれる秀作。

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    2023年02月22日
  • 芽吹長屋仕合せ帖 日照雨(新潮文庫)

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    2022年に発行されたこれが「芽吹長屋仕合せ帖」シリーズの第2巻。
    1巻目に続く素敵なお話の続きは大満足の大円団!

    色入りな夫婦、親子、情愛溢れる物語になっている。
    次回作があればたのしみ!

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    2023年01月21日
  • 時代小説アンソロジー てしごと

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    春雀二羽:澤田瞳子/藍の襷:志川節子/
    掌中の天:奥山景布子/姉妹茶屋:西條奈加/
    浮かれの蝶:小松エメル/おもみいたします:あさのあつこ

    薬師、麹造り、根付職人、そば打ち職人、口寄せ、揉み屋

    様々な職を持つおんなたち。
    手の仕事は人の息と想いがほんのり薫るのが良いなぁ

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    2022年12月31日
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

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    初めての時代小説ということで、江戸ことばに戸惑ったが、家族という近い存在だからこその関わりの難しさからのほんわか心温まる作品で、面白く読めた。

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    2022年11月01日
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

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    ネタバレ

     どの作品も好きです。
     家族だからこそ、こじれることもあるし、上手く行くこともある。

     やはりアンソロジーはいいですね♪

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    2022年10月09日