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高く、遠く羽ばたけ、見果てぬ明日へ―― 初恋、友情、夢、仕事……幼馴染みの少年少女たちの巣立ちを描く、瑞々しく豊潤な傑作時代小説! 上野不忍池の「花鳥茶屋せせらぎ」は、珍しい鳥や植物を愛でる行楽の苑。いかがわしさとは縁遠く、女子供にも人気だ。 幼い頃、手習い師匠が語る鳥の話を、仲間と共に夢中で聞き入った勝次は、「せせらぎ」で鳥かご職人の修業中だ。 ある日、黒目の双眸が白肌に映える女から注文を受けた勝次は心を奪われ――
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Posted by ブクログ
現代で言い換えると、花や鳥を見せるテーマパークと言えるだろうか。 花鳥茶屋、江戸時代にはこうした場所があったらしい。 園芸も当時の世界レベルでも、ハイレベルだった江戸。 そんな花鳥茶屋で起こる人間模様。 まだ16歳ほどの少年少女の日々の暮らしや悩みなどが、美しい鳥たちの姿を通して描かれる秀作。
今度は「仕事に悩む若手社会人」を題材にしてきたか!宇江佐真理の「髪結…」が迷走?した時に、ちょっとそういう方向に振れたことはあったけど、この作品は首尾一貫そっちの方向で物語を展開させる。 今でいう野鳥園と植物園をミックスしたような娯楽施設「花鳥茶屋せせらぎ」を中心舞台に、とりかご職人の勝次、お茶屋...続きを読むのひなた、眼鏡職人の耕太、小間物屋の清一郎、絵描きを目指すおゆりら、私塾の同窓生らが、それぞれの仕事で苦悩し成長する様を描く。 仕事で苦悩するのはいつの時代も一緒だし、「こんなことではダメだ、もっとなんとかなるはずだ、なんとかしなきゃ」と足掻きたくなる気持ちもいつの若者も共通の物であろう。できれば若い世代に読んでもらいたい。俺みたいなジジイが「こうやって悩んだ時代もあったもんじゃのぉ、結局はいる場所で咲くのが人生じゃというのに…」とか言うて読むには勿体ない気がするぞ! 名脇役が、なんと「南総里見八犬伝」の曲亭馬琴である。偏骨ガンコなご意見役として登場するが、いい味出している。
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花鳥茶屋せせらぎ
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