前田司郎の作品一覧

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作品一覧

2021/02/25更新

ユーザーレビュー

  • 愛が挟み撃ち
    タイトルがとても好みで、装丁もインパクトがあったので、つい手に取ってしまいましたが、これはもう、読んでよかったです
    BF*GFという台湾映画の主人公たちの関係性と似ていると思いました、どちらもすきです

    みんな情に薄いような感じがしましたが、最後まで読んで、子どもは愛の結晶、なるほどね、となりました...続きを読む
  • ヒミツのヒミツの猫集会
    色んな猫写真集を眺めてきたけど、後ろ姿の写真に「これいい!」って感じたのはたぶん初めて。
    背表紙になってる草むらに飛び込む茶トラの躍動感ある後ろ姿もいいけど、路地の薄明かりの中で歩く影のような後ろ姿や寄り添いながら歩く二匹の後ろ姿も良き。
    完全に心の栄養剤的な一冊です。
  • 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
    前田司郎らしさが出ていてとても面白かった。主人公感のあたり含め、しつこいほどどうでもいいエピソードを交えてくるところに、北区の滅亡とか愛でもない、とか過去作と同じような既存のフィクションに対するアンチテーゼを感じる。
    新婚だがもう倦怠期の夫婦が地獄旅行を経て、互いのコミュニケーションを見直すことで仲...続きを読む
  • 誰かが手を、握っているような気がしてならない
    よかった!!前田司郎の小説で一番好きかも

    いろんな人の視点で、考えていることがぬるっと境目なく入れ替わっていったりする。
    神様っていうのが本当に気取りなくさり気なく手を握ってくるようにそばにいる存在ぽくて優しくてたまらんくなる
  • 愛が挟み撃ち
    前田司郎作品は一通り読んできたけれど、この人がこんな作品も書くのか、と、素直に驚いた。
    まさに「到達点」。

    親子愛、夫婦愛、性愛、友愛、愛にもいろいろあるけれど、どれが最も尊いのだろう?
    ということがこの小説の主題ではないのだろうけれど、「愛」に関する問いやエゴ論というモチーフに、夏目漱石の『ここ...続きを読む

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