前田司郎の作品一覧 「前田司郎」の「愛が挟み撃ち」「愛でもない青春でもない旅立たない」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 異常探偵 苺さん殺人事件 3.0 小説 / 国内小説 1巻858円 (税込) スーパーのレジ打ち主婦とへっぽこ美青年の捜査劇!? ある夜、禁忌の性癖を抱えた女性「苺さん」の遺体が発見された。警察は自殺と処理する中、異常事件専門のプロ(?)達が動き出す。被害者、犯人、追っ手もみんな〝異端者〟で……笑いと背徳の先に、優しく涙が胸を打つ、新しい探偵物語。『異常探偵 宇宙船』より改題。短篇「街のお墓」収録。 「無職ということですか?」 「無職? バカな。無職の少年探偵なんて居ないでしょ? 少年探偵なんだから、仕事は少年探偵ですよ。だから無職じゃないでしょ?」 (本文より) 試し読み フォロー 園児の血 3.0 小説 / 国内ミステリー 1巻770円 (税込) むき出しの衝動と欲望。子供たちは無邪気で残酷だ。 小学校5年のクラスで、女子生徒が標的となったとある「遊び」。道徳の時間、その犯人捜しが行われるが、小さな嘘によって事態は紛糾し─(「道徳の時間」)。 孤高の幼稚園児タカシは、保育園上がりのコウジとともに、園内で強大な権力を持つクラトに闘いを挑むが…!?(「園児の血」)。 鬼才・前田司郎による、恐るべき子供の世界を描いた2編、待望の文庫化。 少年少女から繰り出されるキラーワード達はたちまち幼少時代の生臭さや、無意識に感じていた羞恥心、心の憤りなどさまざまな感情を呼び起こした。──森山直太朗 試し読み フォロー ヒミツのヒミツの猫集会 4.5 動物 1巻1,100円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 猫集会を知っていますか。 どこからともなく集まってきては、一定の時間一緒にいて、やがて三々五々に帰ってゆくネコたち。 彼らは何のために集まってくるのか。 都市伝説にも似た「猫集会」のほんとうの意味は誰も知らない? そんな不思議な猫たちの世界の秘密に近づくために、いまノリに乗っている猫写真家・沖昌之の写真と、 池澤春菜、いしいしんじ、前田司郎という個性的な作家3人によるちょっと不思議なショートストーリーで、 キッチュでポップでストレンジな猫奇書ができました。 原条令子によるブックデザインもエキセントリックです。 巻末に、動物学者・今泉忠明による解説付き。 おすすめしたい人=猫の不思議な魅力にやられている人、自分のことより猫のことが気になる人、萩原朔太郎の「猫町」が好きな人……。 *本書は「猫集会」をイメージしたコンセプトブックです。生態写真集ではありません。 写真・沖昌之 文(五十音順)・池澤春菜(「化身」)、いしいしんじ(「猫をやめたい」)、前田司郎(「毛玉」) 解説・今泉忠明(「猫集会の科学」) 試し読み フォロー 愛が挟み撃ち 3.8 小説 / 国内小説 1巻1,223円 (税込) 劇団・五反田団主宰の劇作家・前田司郎の芥川賞候補作! 愛とは何か? 愛は存在するのだろうか。愛が信じられない男をめぐる三角関係 36歳の京子と、もうすぐ40歳の俊介。 結婚して6年目の夫婦の悩みは、子どもができないことだ。 愛なんてこの世にないかもしれない。 でも、京子に子どもが生まれたならば。 検査の結果、不妊の原因は俊介にあり、しかも治療の余地さえないという。 二人の間に子供が出来ることは永遠にない。 諦めきれない俊介が提案したのは、驚くべき解決策だった。 男二人と女一人。 過去が思いがけない形で未来へと接続される、危うい心理劇。 試し読み フォロー 高校生が生きやすくなるための演劇教育 - 学術・語学 / 教育 1巻1,650円 (税込) 演劇を通して生徒を生きやすくさせる「ドラマティーチャー」が教える、高校生との向き合い方。 福島の高校で、たった1人で演劇を教えることになった国語の先生。そんな彼女は生徒たちと向き合い、「国語の先生」から「ドラマティーチャー」となります。そして、教育に奮闘する日々を経て、生徒たちと飴屋法水とで作り上げた舞台『ブルーシート』が、「演劇界の芥川賞」、岸田國士戯曲賞を受賞するのです。これは、そんな彼女の活動を追った、真実の物語です。彼女がどうしてドラマティーチャーになり、高校生を教えるようになったのか。生徒と向き合うメソッドから、岸田國士戯曲賞受賞までの歩み、そして現在の取り組みまで、全てを語ります。 ※ドラマティーチャーとは・・・学校で、クラブ活動ではなく、教科として演劇を教える先生のこと。日本には、現在数人しか存在しない。 こんな先生に習いたかった! 演劇業界からも大注目 〈特別対談〉平田オリザ 〈特別寄稿〉前田司郎(五反田団)/藤田貴大(マームとジプシー)/水谷八也(早稲田大学教授)/多田淳之介(東京デスロック)/柴幸男(ままごと) 試し読み フォロー 愛でもない青春でもない旅立たない 3.7 小説 / 国内小説 1巻576円 (税込) 何が愛で何が青春か?そして旅立つと言っても一体どこへ?主人公の「僕」は大学に通い、さしあたって大きな悩みもなく、健康で何不自由のない生活を送っている。しかし一体なんだこの得体の知れない恐怖は。焦燥感はどこから来るのか。寂しさは?東京生まれ東京育ちの著者による初めての青春小説。 試し読み フォロー 恋愛の解体と北区の滅亡 3.7 小説 / 国内小説 1巻1,672円 (税込) ヤバい世界はもう終わった。宇宙人占領下東京の平穏で危険な日常、僕らのぎりぎりの「今」を描く青春長篇小説。傑作短篇「ウンコに代わる次世代排泄物ファナモ」収録! 試し読み フォロー 生きてるものはいないのか 3.8 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本 1巻1,100円 (税込) あやしい都市伝説がささやかれる大学病院で、ケータイ片手に次々と、若者たちが逝く――。とぼけた「死に方」が追究されまくる、傑作不条理劇。第52回岸田國士戯曲賞受賞作品。 試し読み フォロー ジ、エクストリーム、スキヤキ 3.8 小説 / 国内小説 1巻1,361円 (税込) フリーターの大川のもとに突然、絶縁状態だった学生時代の友人・洞口が15年ぶりに現れる。「縁切った人と会っちゃったら、縁切れてねぇじゃねぇか」「だからつないだんだよ」――。大川はあきれながらも言いくるめられ、同棲相手・楓と洞口の昔の恋人だった(?)京子を巻き込み海へ行くことに。「今さらなんだよ」「何があったんだろ?」「おみやげ買いたい」どこかちぐはぐな空気と???がうずまく中、一日だけの特別(エクストリーム)な旅が始まる。どうして15年も会わなかったのか? 試し読み フォロー 誰かが手を、握っているような気がしてならない 4.0 小説 / 国内小説 1巻1,672円 (税込) 「五反田団」主宰、前田司郎の最新小説! 愚痴ばかりの"神"の声が聞こえるという牧田家の次女ナオ。ナオの言動から浮かび上がる牧田家の綻び。シニカルにユーモラスに、そして温かに描く家族再生物語。 試し読み フォロー 濡れた太陽 高校演劇の話 3.8 小説 / 国内小説 1~2巻1,699~1,799円 (税込) 高校に入学したての相原太陽は、オリエンテーションで独自の「桃太郎」を演出、上演し、絶賛されたことによって脚本を書きたいと思い始める。そのため演劇部に入るのだが、すでに3年生のチームが独占している。そこで太陽は演劇部の「のっとり」を企てて……。演劇部を軸に、絡み合う恋愛、自意識との葛藤、モテない男子のリアルな会話。誰もが自分の高校時代を思い出さずにはいられない、がんじがらめの青春小説! 試し読み フォロー 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 3.8 小説 / 国内小説 1巻605円 (税込) 映画化の話題作! 長い同棲を経て結婚した大木信義と咲は、占い師にのせられ久しぶりの旅に出る。小さな池を抜け、向かった先は一泊二日の地獄旅行。猫畑、巨大旅館、ビーフシチュー温泉、そして赤と青の地獄人。不思議な出来事ばかりの奇妙な旅路は、馴れ合いになった二人の意識を少しずつ変える―。異世界だから気づく大切なこと。笑えてなぜかせつない物語。 試し読み フォロー 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 前田司郎の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 愛が挟み撃ち 小説 / 国内小説 3.8 (15) カート 試し読み Posted by ブクログ タイトルがとても好みで、装丁もインパクトがあったので、つい手に取ってしまいましたが、これはもう、読んでよかったです BF*GFという台湾映画の主人公たちの関係性と似ていると思いました、どちらもすきです みんな情に薄いような感じがしましたが、最後まで読んで、子どもは愛の結晶、なるほどね、となりました いびつでも、それは3人の愛だったと思います もう、かなり挟み撃ちにされました ところどころ劇作家さんならではかな?というト書きのような文章もあって、頭の中で映像として浮かびやすくてよかったです 0 2023年11月11日 ヒミツのヒミツの猫集会 動物 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 色んな猫写真集を眺めてきたけど、後ろ姿の写真に「これいい!」って感じたのはたぶん初めて。 背表紙になってる草むらに飛び込む茶トラの躍動感ある後ろ姿もいいけど、路地の薄明かりの中で歩く影のような後ろ姿や寄り添いながら歩く二匹の後ろ姿も良き。 完全に心の栄養剤的な一冊です。 0 2022年06月02日 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 小説 / 国内小説 3.8 (16) カート 試し読み Posted by ブクログ 前田司郎らしさが出ていてとても面白かった。主人公感のあたり含め、しつこいほどどうでもいいエピソードを交えてくるところに、北区の滅亡とか愛でもない、とか過去作と同じような既存のフィクションに対するアンチテーゼを感じる。 新婚だがもう倦怠期の夫婦が地獄旅行を経て、互いのコミュニケーションを見直すことで仲良くなる話。カンボジア旅行を思い出した。 敢えて超非日常的な設定を用意することで、日常的な事ごとへの気づきをよりくっきりさせることに成功している 0 2020年12月29日 誰かが手を、握っているような気がしてならない 小説 / 国内小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ よかった!!前田司郎の小説で一番好きかも いろんな人の視点で、考えていることがぬるっと境目なく入れ替わっていったりする。 神様っていうのが本当に気取りなくさり気なく手を握ってくるようにそばにいる存在ぽくて優しくてたまらんくなる 0 2018年11月10日 愛が挟み撃ち 小説 / 国内小説 3.8 (15) カート 試し読み Posted by ブクログ 前田司郎作品は一通り読んできたけれど、この人がこんな作品も書くのか、と、素直に驚いた。 まさに「到達点」。 親子愛、夫婦愛、性愛、友愛、愛にもいろいろあるけれど、どれが最も尊いのだろう? ということがこの小説の主題ではないのだろうけれど、「愛」に関する問いやエゴ論というモチーフに、夏目漱石の『こころ』を髣髴した。 学生時代のエピソードにある憧憬と焦燥感は『三四郎』のそれみたいで、親友との三角関係だとか、親友の愛する人を奪う展開だとか、『それから』を思い浮かべたりもした。 0 2018年04月05日