愛が挟み撃ち

愛が挟み撃ち

小説・文芸
1,223円 (税込)

6pt

劇団・五反田団主宰の劇作家・前田司郎の芥川賞候補作!
愛とは何か? 愛は存在するのだろうか。愛が信じられない男をめぐる三角関係

36歳の京子と、もうすぐ40歳の俊介。
結婚して6年目の夫婦の悩みは、子どもができないことだ。
愛なんてこの世にないかもしれない。
でも、京子に子どもが生まれたならば。

検査の結果、不妊の原因は俊介にあり、しかも治療の余地さえないという。
二人の間に子供が出来ることは永遠にない。
諦めきれない俊介が提案したのは、驚くべき解決策だった。

男二人と女一人。
過去が思いがけない形で未来へと接続される、危うい心理劇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    愛が挟み撃ち
  • タイトルID
    :
    502717
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年02月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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愛が挟み撃ち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルがとても好みで、装丁もインパクトがあったので、つい手に取ってしまいましたが、これはもう、読んでよかったです
    BF*GFという台湾映画の主人公たちの関係性と似ていると思いました、どちらもすきです

    みんな情に薄いような感じがしましたが、最後まで読んで、子どもは愛の結晶、なるほどね、となりました
    いびつでも、それは3人の愛だったと思います
    もう、かなり挟み撃ちにされました
    ところどころ劇作家さんならではかな?というト書きのような文章もあって、頭の中で映像として浮かびやすくてよかったです

    0
    2023年11月11日

    Posted by ブクログ

    前田司郎作品は一通り読んできたけれど、この人がこんな作品も書くのか、と、素直に驚いた。
    まさに「到達点」。

    親子愛、夫婦愛、性愛、友愛、愛にもいろいろあるけれど、どれが最も尊いのだろう?
    ということがこの小説の主題ではないのだろうけれど、「愛」に関する問いやエゴ論というモチーフに、夏目漱石の『こころ』を髣髴した。
    学生時代のエピソードにある憧憬と焦燥感は『三四郎』のそれみたいで、親友との三角関係だとか、親友の愛する人を奪う展開だとか、『それから』を思い浮かべたりもした。

    0
    2018年04月05日

    Posted by ブクログ

    愛という形のない物が、いろいろな現実の出来事の中で表現されている気がしました。「愛を信じられない男」は、誰よりも愛を信じていたのではないかと思います。
    過去の若さからくる自信が年月を経て変化し、それぞれの人生と重なったからこそ、全員が愛を感じて満足いく結果が待っていたんじゃないかと思いました。
    読後感もよく、さらさらと読める物語なのに、さらさらと読んだ後、3人の関係や出来事の意味などずーっと考え続けてしまう深さがありました。読書の楽しさを感じた一冊でした。

    0
    2018年02月17日

    Posted by ブクログ

    学生時代の話が、長いし青いし、ちょっとおっさんには辛いな痛いなあ、なんて感じながら、タイトルの意味がなんだろうと思い、3分の2までは頑張って読んだ感じ。残りで一気にパーンと謎解きしてくれて、個人的には不快感があるけれど、これが今時の文学だよね、と思った。

    0
    2020年03月10日

    Posted by ブクログ

    ログインできずにほったらかしだったー。
    やっと、再登録できたので、改めて、スタート♪
    実に、5年ぶり!!

    0
    2018年06月27日

    Posted by ブクログ

    『かっこよく見えた。自分も何か、葛藤を抱えたかった。俊介の人生には挫折と呼べる出来事も、人生を呪うような悲劇もなかった。』

    『では俺はどうすれば愛と呼べるのだろうか? 愛するには相手を知らないといけない。どうやって知るんだ? 沢山話して? でも、会話によって相手の内面を把握しうると思うのもまた、容姿だけで人を愛するのと同じほど軽薄ではないか。』

    「見た目がちょっと良いからってあんな芝居、気持ち悪いよ」
    「気持ち悪いかどうかはあなたの主観じゃないですか?」
    「俺の主観はあなたにとっての客観だから」

    『水口は時々笑顔を交えながら、それは、自分が真剣になり過ぎていることへの言い訳のように見えて、余計に真剣さが伝わるような言い方だった。』

    『水口は断らない。
    この時間は、自分に言い訳するために必要な時間だ。悩んだ末、押し切られたという体裁が欲しいだけだ。』

    『水口は今でも俊介を愛している。囚われ、視界を狭められ、ただそれを信じ続けることで、それの存在を証明しようとする試みを愛というのなら。』

    『水口は嬉しそうだった。「懐かしいな」と三回くらい言った。俊介も「懐かしいな」と二回くらい言い、京子は一回だけ「懐かしいね」と言った。』

    0
    2018年04月17日

    Posted by ブクログ

    愛なんてこの世にないのかもしれない、なんてちっとも感じなかった。
    歪んでいて、醜くて、今にも消えそうで、でもここにあるのは確かに愛なんだと思った。

    子供ができない夫婦。子供はできない。でも欲しい。あきらめる?どうしたらいい?そこに夫の提案を受けて、場面は溶けるように20年前の回想につながっていく。
    京子と、俊介と、水口と。演劇を通じて出会ったこの3人の関係性がたまらなかった。
    胸がぎゅうっとなる苦しさを久しぶりに味わった気がします。訪れるべくして訪れた破綻。破綻からの真実。どこかホッとしたけれど、よけいに苦しくなった。
    みんな二十年分の歳をとり、そうしてもたらされたものに、どうにかなるはずも無いことに、「こんなの、馬鹿じゃないの」とそりゃ叫んでしまうだろう。叫ばずにはいられない。
    でもそれこそが愛で。
    だから、ふざけてるのかと思うぐらい滑稽で喜劇的なラストの展開にも、むしょうに悲しくなってしまった。

    夫婦が、洗濯物を干しながら口論するシーンは見事だなぁと思いました。深刻なことを話し合いながらも、実際どこまでも日常の生活が営まれている。「何そのパンツ?」「特に意味は無い。良いでしょ?」「良いけど」みたいな唐突で不要なやりとりも然り。それらすべて安らぎだと思った。結婚してるってこういうことだ。

    ストーリー、文体、世界観、まるっと好きな小説でした。

    0
    2018年07月29日

    Posted by ブクログ

    途中まではおもしろく読んだ
    過去の部分は若さ故の感じがリアルだった~
    最後はなんか気分悪くなってしまった、、、

    0
    2024年09月13日

    Posted by ブクログ

    2019.11.22

    タイトルは最後まで読むとぞっとする言葉
    表紙の写真の意図がよくわからない。
    不妊の夫婦が昔の友人の精子で妊娠する計画を(夫が独断で)する。
    酷く狂っている男。普通なはずがない
    結局道具みたいな扱いでできた子供2名付ける名前も名前でひどい
    ひどい暴力暴走の末路を見た
    三角関係の、「過去、現在、未来」それぞれに復讐を施しているようであった。
    なんとも後味の悪い小説か…。

    0
    2019年12月03日

    Posted by ブクログ

    先が気になって最後まで一気に読んじゃいましたけれども…まあ、著者の文章力のおかげなのか分かりませんけれども面白く読めたには読めましたけれども、果たしてこの話を受け入れられるか?? と問われれば答えは微妙ですねぇ…。

    なんか予めプロット?を作って書いたお話のように思いましたねぇ…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    2018年09月15日

愛が挟み撃ち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    愛が挟み撃ち
  • タイトルID
    :
    502717
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年02月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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